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「先生が壊れる」 若手教員に病休者が多い深刻事情 失われる意欲、なぜ教員は追いつめられるのか

東洋経済オンライン 5/5(日) 15:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/99d86729f420d9350756b9938c98c58a1e3f518a

 

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学校教員が仕事にやりがいを感じながらも、長時間の業務により疲弊しているケースが増えている。

若手教員がクラス担任を引き受けた際、過労によって体調を崩し休職するケースや、ベテラン教員も疲れ果て休職するケースが報告されている。

仕事量の過多やコミュニケーション不足などが原因で、心の健康を失う教員が増えている。

教員同士のサポートや適切な休養が必要とされており、働き方改革の取り組みが求められている。

(要約)

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仕事にやりがいを感じていても、日々の業務に忙殺され、疲弊する教員が増えています(写真:マハロ / PIXTA) 

 

たびたび話題になっている学校教員の「働きすぎ」問題。朝日新聞の連載をもとにした書籍『何が教師を壊すのか 追いつめられる先生たちのリアル』から一部を抜粋、再編集し、今、学校で何が起きているのかを見つめます。 

 

【画像で見る】若い先生が追いつめられていることを示すグラフはこちら 

 

■増加する「心の病」による休職 

 

 若手の教員が追い詰められている。 

 

 関東地方の公立小学校に勤める30代前半の女性教諭は2022年度、ある学年でクラス担任を務めてほしいと管理職から頼まれた。 

 

 この学年は以前から、暴力をふるう子や授業中に座っていられない子が少なくない。このため担当する教員が対応に苦慮してきた。体調を崩して休む教員もいた。 

 

 不安を感じたが、管理職から頭を下げられ、引き受けた。まずは子どもとの信頼関係を築く。新年度が始まる際、そんな目標を立てた。プレッシャーを感じていた。 

 

 担任としての日々が始まった。子どもたちから目を離せばすぐ、けんかやトラブルが起きた。自分がいない間に何かあったら、と思うと、休み時間も教室を離れられなかった。 

 

 昼休みも校庭などで見守った。子どもがいる間はトイレに行くことや水分補給も我慢した。 

 

 子どもたちが下校すると、行事の準備や事務作業に追われた。長い会議もよくあった。 

 

 午後7時ごろになってようやく、提出物のチェックや授業準備といった「自分の仕事」に取りかかれる。退勤は毎日、午後10時ごろになった。 

 

 連日、在校時間は15時間ほどに上った。注意して見守っていたからか、幸い大きなトラブルは起こらなかった。次は子ども同士の関係を深めてもらおうと考え始めた矢先、体に異変が起こり始めた。 

 

 胸が痛み、息が苦しい。帰宅途中、しゃがんで動けなくなることもあった。クラスをよくしたい、子どもを導きたい。そんな意欲も失われていた。 

 

 ある朝、いつものように支度を終え、出勤しようとしたが、体がまったく動かなかった。涙がとまらず、学校には行けなかった。病院で精神疾患との診断を受け、当面、休職することになった。 

 

 休み始めると、罪悪感に苦しんだ。子どもに申し訳ない。クラス担任の自分が不在になったことで、同僚にも負担がかかっているだろう……。保護者からの信頼がどうなるかも心配だった。 

 

 教員として、忙しいながらも成長する子どもの姿にやりがいを感じてきたし、仕事は楽しい面もあった。休まざるを得ないのは不本意で、つらかった。 

 

 

 なぜこうなってしまったのか。 

 

 振り返ると、クラスを1人で抱え込み、孤立していたのかもしれない。学校では病気などで休む教員が数人いて、欠員の補充もされなかった。校長や教頭といった管理職も授業を受け持たざるを得ない状況だった。 

 

 ほかの教員もほぼ全員が学級担任。それぞれが手いっぱいだった。クラスをどうするか、相談できる人はいなかった。管理職は、支援する人材をクラスに入れるなどの配慮はしてくれなかった。 

 

 「もっとサポートが欲しかった。仕事が必要かどうか考え、量をもっと絞って欲しかった」。振り返って、そう思う。 

 

■ベテラン教師が倒れるケースも 

 

 若手が孤立する学校がある一方で、ベテラン教員が疲れ果てて倒れるケースもある。 

 

 中部地方の公立小の50代男性教諭は、教務主任だった21年12月、学校に行けなくなった。 

 

 学級担任ではなかったが、特別な支援が必要な子をサポートしたり、コロナで休んだ教員の代わりに教壇に立ったりと、日中はほとんど職員室にいられない。合間には、ほかの教員から様々な報告や相談を受けた。 

 

 午後5時を過ぎてから、教務主任としてのデスクワークにとりかかる。教育委員会や文科省への提出書類の山をさばき、退勤は遅いと日付が変わる頃に。 

 

 出勤から退勤まで、ほぼ休憩はなかった。周到な準備が必要な研究発表を任されたため、自宅でもパソコンに向かった。 

 

■教員同士でゆっくり話す余裕がなくなった 

 

 職場には大学を出たばかりの新人教員もいた。教え方などを指導する立場でもあるが、自身の仕事に忙殺されてほとんど気にかけてあげられなかった。 

 

 経験が浅い間は、子どもに言い過ぎてしまったり、よかれと思ってしたことが裏目に出たり、どうしても失敗が多い。 

 

 かつては放課後、教員同士でゆっくり話すことがよくあった。若手は先輩に様々なことを質問し、助言をもらっていた。いまはそれぞれ抱える仕事が多すぎて、その時間をつくるのが難しくなった。 

 

 男性教諭の21年10月の時間外勤務は、仕事を持ち帰って自宅で仕事をした時間も含めて140時間に上った。 

 

 2019年に文科省が出したガイドラインで、教員の時間外労働は「月45時間、年間360時間」と上限が決まった。繁忙期でも、連続する月の平均が80時間を超えてはならないとされる。 

 

 

 21年12月中旬の土日の両方に長時間勤務したあと、学校に行けなくなった。うつ病との診断を受け、休職した。 

 

 男性教諭はいま、文科省の姿勢に疑問を感じている。 

 

 20年度からの小学校の学習指導要領では、英語の授業時数が増えたうえ、プログラミング教育や探究学習など、新しい要素も加わった。情報端末の導入やコロナの健康報告などやることはどんどん増える。 

 

 一方、この仕事をやめてよい、という指示はほぼない。やることを減らさないまま時間外勤務の削減は現場に押しつける。文科省の姿勢について、男性教諭にはそうみえる。「学習指導要領の改訂で授業時数を減らすなど、抜本的な対策が必要ではないか」と話す。 

 

■心の健康を失う教員が増えるのはなぜ 

 

 教員の働き方改革を支援するNPO法人「共育の杜」の藤川伸治理事長は、若手教員のなかで病休者の割合が高くなっていることについて「気安く相談に乗ってもらえる中堅が少ないうえ、若手教員の面倒を見たり相談に乗ったりする職場全体の空気が薄くなり、若手にしわ寄せがきている」とみる。 

 

 1971~74年に生まれた第2次ベビーブーム世代が成長するのに合わせて大量採用された教員が近年、一斉に退職し、それを補う形で職場に若手が増えた。 

 

 現在の40代が新卒のころは特に採用が少なく、支え手が不足している状況だ。このため、若手に対して指導役になる中堅教員が少なくなっており、さらに多忙のためコミュニケーションの機会も減っているという指摘だ。 

 

 どうすればよいのか。 

 

 藤川さんは、教職員が信頼できる相談窓口を都道府県教委が設けたり、市町村教委が各学校に、教職員の健康について話し合う「衛生委員会」をつくるよう促したりといった取り組みが有効だという。 

 

 国には、病休者の割合が高い自治体と低い自治体との格差がなぜ生まれているのかや、なぜ若手教員に病休者が多いか、調査と分析が求められるだろう。 

 

 また、「各学校での、安全衛生に関する地道で優れた取り組みも掘り起こし、広めて欲しい」と話す。 

 

 長時間労働の問題に起因する「教職の敬遠」、つまり教員の「なり手の減少」は、教員不足という子どもの学びの危機につながり、特に若手で心の病に倒れる教員が増える背景にもなっている。 

 

朝日新聞取材班 

 

 

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(まとめ) 

教員たちの声からは、教育現場におけるさまざまな課題や過酷な状況が浮かび上がります。

例えば、人手不足や仕事量の過多、保護者や社会からのプレッシャー、精神的な負担、残業時間の長さ、権限や責任の不均衡、学校と家庭の連携不足、生徒の多様性への対応などが挙げられます。

教員自身が疲弊し、精神疾患や過労症候群に陥るケースもあります。

一方で、管理職や文科省の対応不足、教職に対する社会的な誤解や無理解も問題視されています。

教員の指導や教育環境に対して、より適切かつ人間らしいサポート体制が求められていることが示されています。

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・ベテランだろうが、若手だろうかメンタルが強くなければ教壇に立てない時代です。私も3年前に教諭をやめました。22年勤め限界になり、転職しました。給料1.2倍になり、土日休み、残業ありますが教師に比べたら10分の1以下です。 

保護者対応に授業や行事準備、休む暇ありません。友だちの子どもが教育学部進学して免許だけ取得し民間企業で働く選択して偉いと感じました。 

先生は素晴らしい仕事ですが、一方で何でもかんでも学校に押し付けるのは間違いな事はやく世間が気づいてもらいたい 

 

 

・言葉で説明しても理解できる、理解するまでに時間がかかり、説明して数分や同じ授業コマ内では理解出来ていないような児童生徒は年々増えていると思いますが、これは幼児期の子供達の反応や様子でも似たように感じます。幼児期に自分で手足を動かしてやってみる、触ってみる体験が少ないようにも想像します。その上で小学生の時期に少しずつ何をどうやるのか体験や学校行事、地域スポーツなどとの関わりのなかで体験を広げて理解を深められるといいのですが、保護者や近くの大人の方の協力は必要だと思います。 

 

 

・公立高校の教師です。うちの学校には、毎月の残業時間が100時間越えの人が15人程度、200時間超えが5人程度いるらしいです。私は毎月60時間越え程度なので、その先生たちに比べればまだマシなのかもしれません…。 

このような状況であることを、管理職が毎月県の教育委員会に報告をしているそうです。ですが、上からの一切指示は無いそうです。教員の誰かが実際に亡くなって、その家族が訴訟を起こさない限り、県の教育委員会が動くことはないだろうと言っていました...。 

現場は誰がいつ亡くなってもおかしくない状況です。それなのに、文科省も教育委員会もなぜ早急に手を打とうとしないのでしょうか…。 

 

 

・教員は普通の働く人です。就業時間を超えた労働に100%残業代を支払うのは当然です。そして業務分掌と決済権限を明確化し、普通にガバナンスを確立した組織としての学校において、生徒への教育に注力できる環境を醸成していくことが必要です。 

担任の先生は朝の会と帰りの会のおよそ20分間生徒と接します。その20分に家庭教育の不足分を押し付ける構造など、社会から要請されている業務量、領域の広さはカオスです。 

ゼロから設計し直す必要があります。それも早急にです。 

子供を育てた経験のない大人の割合が8割を超えた現在、元大学の研究者も元官僚もいわゆる有識者などという現実と乖離したところに住まう怪人は不要。例えば、20歳の大学生、30歳の教員、それらの親を集めてブレストする方が、真の問題解決には早いのでは。 

いま働いている教員と、同様に追い詰められている子供たちを救うための時間は無限にはありません。急ぎましょう。 

 

 

・良いか悪いかは別にして昭和〜平成の初めはとにかく「忍耐と調和」。「個」なんて主張出来ない時代だった。だから大人や指導者の管理も絶対的でやりやすかった 

 

いまはそれぞれのニーズがあって落とし所を見つけるのが難しい 

多様性は「何も決めない」に近くなってきている 

 

それは悪くは無いのだけど、それを一人の先生が担ってまとめるのは無理難題 

 

保護者が学校というもの、そして先生の指導の主旨をよく考えて協力する姿勢が大事 

 

 

・個々の教師に業務改善を求めるのではなく、校長、教頭、PTAが率先して「やらなくて良い仕事」を見つけだしていかなければ改善は実現しない。もしいじめや暴力が顕在化している学級があるなら生活指導の教師とともに対応するなど、「一人で抱え込まない」体制を作らなければならない。他の些末な業務、たとえば自治体が郵便代をけちって子どもを伝書鳩代わりに使う「通知業務」などを止めさせるべきだ。心当たりのある自治体は多いと思いますが。 

 

 

・「精神疾患」 

それだと心の問題だと捉えられそうですが… 

 

実際にはトイレに行けない、水分補給もままならないことに加え、トラブル対応や提出物点検のために喫食(給食)の時間もない、放課後も会議や研修、保護者対応、校務分掌などのために、授業準備を含めたクラスのことは定時を過ぎてから。 

休日は休日ではなく、平日にできていない仕事に追われ、何ヶ月先の研究授業や学校行事のための準備。そして人間関係… 

 

過労とストレスで、眠れない、食べられない、飲めない、、、 

自律神経がやられていたことはもちろん、免疫力が落ちて、メニエール病、胃逆流性食道症、帯状疱疹に結膜炎など、様々な疾患を併発。 

体重は落ちに落ちて、体脂肪も10%程度、身長167cmで40kgを切りました。意欲喪失とかの問題ではなく、生命維持が大変なレベルで希死念慮に苛まれました。それでも泣きながら出勤する。異常な世界でした。 

 

 

・定年まで勤め上げた元中学校教員ですが、臨時採用でも、生まれ変わっても教員にはなりたくありません。在職中2度うつ病を発症して回復するのにそれぞれ10ヶ月かかりました。365日休み無し、土日も部活、遠征があり、我が子を可愛がって自分で育てた感が残っていません。人生の忘れ物は我が子の子育てをゼロからやり直してたくさん愛してあげたいです。私などはまだ退勤時間としては早い方だったかもしれないです。8時か9時には帰りましたから、その代わりたくさんの仕事を持って、子供が寝てからやりました。異常だと思います。こんなに大変な仕事でも3月の人事発表を見れば新採がたくさんいらっしゃる。凄いなぁと感心します。どうか国は、現場の先生方の負担を軽くして、生徒や児童と一緒にいられる時間を与えてあげてください 

 

 

・精神科分野より。一昔前に比べて共働き家庭が圧倒的に増え、家庭と担任との連携不足は否めない。それに加え残念ながら愛着障害を抱えているであろう子供も増えた。教員同士のコミュニケーションが希薄となり十分なフィードバックをもらえず手探りの中、もともと責任感が強い傾向の先生が問題を一人で抱え、ついに心の病に陥るパターンが多いな、と思う。 

医療現場もスタッフの精神疾患やバーンアウトは深刻な問題であるが、それでも教育現場よりは何とか他職種連携や業務分担の整備を始めている。 

古き良き公的な大組織ということが、大きな改革に取り組めない要因ともなっているようであるが、過労死問題が頻発してからでは遅いのだと声を大にして言いたい。 

昔は〇〇だったという夢物語や武勇伝は何も意味をなさない。もっと働く人にとって優しい改革をと願う。そのことがひいては未来ある子供たちの成長につながっていくのだと思う。畑違いの現場より。 

 

 

・現場は未だに体育会系気質と年功序列の空気が支配する。できないことがあると、先輩教員の当たりは結構キツイ。まぁ、それぞれがクラスや教科指導、生徒指導を任せられているから『できません』は許されない。しかし、実際に生徒指導は保護者対応とセットと言ってもいい。さらに、教科指導は若手にとっては膨大な教材研究と教材作成、指導案作成。そして、授業技術が求められる。そんなスーパーマンはいない。中学校3年の担任にでもなれば進路指導がある。進路指導って世間が思っているほど単純じゃないからね。しかも、進路事務は大変な書類作成と確認作業。今春、出願ミスが話題になったけど、慣れていない教員は高い確率でミスをする。そんなプレッシャーとストレスとの戦いでもある。これも任された以上、できて当たり前という無理筋。そりゃ潰れるさ。 

 

 

 

・今は直ぐに体罰だのと騒がれて教員の権限が低すぎると思う。私はアラフォーなので30年前が小学生だったがゲンコツする先生とかいた世代。 

 

3年生の時にイジメがあって、加害生徒、見て見ぬふりをしていた生徒が放課後集められて、「お前らは卑怯だ。そんなクラスで良いのか?先生はお前らと楽しいクラスを作りたい。」とゲンコツされてイジメはなくなった。 

 

本当に良い先生で夏休みとかは家に招待してくれて子ども科学博物館とかに連れていってくれてみんなに慕われる先生だったが、怒るとゲンコツもあり怖かった。でもみんな大好きな先生だった。 

 

もちろん今の時代だとアウトだろう。 

 

でも小学生、中学生の悪ガキに口先だけで注意しても何も響かないし、誰も聞く耳を持たないだろう。 

 

もちろん安易な暴力はいけないと思うが、何でもかんでも体罰と騒ぎ立てるのもどうなのかと思う。 

 

 

・働く現場は違いますが、年々子供たちが幼くなり年齢相応の保育が出来なくなりつつあります。 

確かに毎年子どものカラーは違うので、同じ保育が出来るとは思っていません。ただ、周りの助けや労いの言葉があれば先生も心を病むことは無いのではと思います。 

見てわかっているのに、結果論で攻める上司。どうしてその時に言ってくれないのか、上司に恵まれてないなと感じた事が何度もあります。 

それと、家庭の協力も必要です。生活の為に働かざるえないのはわかります、でもこの先の子どもの人生を考えたら、このままでは取り返しがつかないのに。全て保育園に丸投げする家庭が増えているのも本当です。 

 

 

・私も若い時に学校を異動になっていきなり3年生の担任になり、今までの指導が通じなくて苦しんだことがありました。前の学校では当たり前に指導していたことが新しい学校では生徒たちの反発にあう。今にして思えば、学校の実態に合わせて柔軟に指導を変えればよかったんでしょうが、その当時は正しいと思うことを真っ正直にしていたのでうまく対応できなかったと思います。半年ぐらいで朝起きても体が熱っぽく、学校に向かうのが嫌で気が重くなったのを覚えています。幸い私は何とかそこを乗り切り、生徒とのコミュニケーションもそこそこ上手くいくようになったので事なきを得ましたが、多分人によってはあそこで倒れていたんだと思います。 

根本対策は付け焼き刃のものではなく、仕事量を減らせないのなら人員を増やすしかないです。 

 

 

・長年教員を続けてきて感じていることを述べます。 

まず教師としての仕事には「ここまでやっておけば良い」という終わりがありません。授業にしても担任業務にしても,真面目な先生ほどもっと良くしたいと願うあまり,つい仕事時間が延びてしまいます。私も若い頃はほとんど帰宅は深夜。時には日付が変わることもしばしばありました。 

しかしそれでも健康を保つことができたのは,保護者や地域からの苦情などが今よりも少なかったこともありますが,何かあっても管理職がかばってくれていたのです。そのため安心して仕事に取り組むことができました。それが現在は管理職は年度初めの職員会で「自分の身は自分で守りましょう」などと言う始末。しかも保護者が怒鳴り込んできても対応は担任のみに任せて先に帰宅。翌日に「報告をしろ」だけです。これでは担任はつぶれてしまいます。 

担任のなり手が少ないため再雇用の教員が担任をしています。これが現状です。 

 

 

・学校は躾を行う場ではない。 

マナーや社会的ルールを教えるのは家庭。 

それができない状態では入学させない学校制度にする。 

学校にそのようなサービス(教育ではない)を行わせることを希望するのなら、義務教育外として料金を支払わせるべき。それが受益者負担というもの。 

 

受験指導や進学・就職も行わない。 

学校が個人の人生に大きく影響を与えすぎている。卒業してから個人がやればいい。 

小→中、中→高校、高校→大学・就職のそれぞれの間、様々な準備や心的負担が大きく、適応できない人を産む結果になっている。 

 

文科はいつまで学校に、教員にいろいろやらせようとするんだ? 学校が何でも屋に成り下がっている。そうしているのは文科。教科教育に絞ればいい。現行の学校制度でないと文科の仕事がなくなるからこだわっているのか? 

 

 

・今後30年は働けないと判断した教職忌避、若年教員の離職は多発しているため、採用人数は多くなり、倍率が下がる→フリーパスに近く色々な方が採用という悪循環に陥っています。開示資料を見ると、全国的にかなり低得点での採用となっています。調べて見てください。 

 

小学校の教員は翌日の5~6時間の準備が必要であり、部活動に悩む中高教員とは違った大変さがあります。 

 

余裕なく準備不足のまま向かう授業、児童生徒保護者対応でストレスを貯める毎日が続きます。45分の授業のために1時間以上の準備が必要な場合もあり、それが翌日の5教科分必要です。学習指導要領には授業準備の時間は当然、設定なし。給特法下による17時以降、無賃残業での授業準備。 

 

適切な労務管理もなく、児童生徒のために教員が力を発揮し働く環境ではない。 

 

若い世代の教職忌避は、文科省の目指す「主体的、対話的」教育で、主体的に考えた1つの結果でしょう。 

 

 

・教育環境の改善は多岐に渡っていますが,まずは1クラスの生徒人数をせめて20人以下としてはいかがでしょう。 

少子化のために空き教室が増えていると聞きますし,教員確保については当面定年延長(給料ダダ下がりの再任用ではなく)や一旦退職された教員の協力で凌いでいく。 

4,5年後には,それによって改善された学校現場に新卒の教員が希望するようになるのではないでしょうか。 

 

すでに,給料で何とかなるレベルではなくなっています。地域によっては難しい場合もあるかもしれませんが,特に地方都市では可能だと思います。 

 

 

・やることを減らさないまま時間外勤務の削減は現場に押しつける。文科省の姿勢について、男性教諭にはそうみえる。「学習指導要領の改訂で授業時数を減らすなど、抜本的な対策が必要ではないか」と話す。 

 

文科省や教育委員会は教員に研修を求める。 

文科省や教育委員会にも研修が必要だろう。 

なぜ、希望者が減り、離職者が増えるのか自ら研修を行い理解を深めるべきだろう。 

 

 

・元中学校の英語教員です。コロナの時に教育委員会から声を出してはいけない、生徒同士を近づけてはいけないと指示が出てプリント学習をしていました。生徒からは「プリントばっかりでつまらない。」と心無い言葉をかけられ続けました。40人を前に声を出さない英語の授業は地獄でした。部活動の再開も重なり、月の残業時間は190時間を超えました。次第にうつ病になり、死にたいと思うようになりました。薬を飲みながら卒業式までなんとか耐えて、3年生を見送った後、現在は別の職業で食べています。 

たまに卒業生と会って話をしますが、教員の給料の低さに驚いていました。今の若者は定時出勤、定時退勤をして、残った時間で資格取得の勉強やアルバイトをしているそうです。アルバイトだけで結構、稼いでいます。次は会社の補助で簿記2級に挑戦するそうです。教員は残業代なし、アルバイト禁止、研修は実費、土日は部活、キャリアの積み重ねはゼロです。 

 

 

・現職です。中学校です。 

そりゃあ辞められるなら、今すぐ辞めたいですよ。 

しかし、当方田舎で、年齢的にも転職は難しく、生きていくためにはお金が必要です。 なので辞められません。 

寄り添ってる風を演出して、生徒が入学してから卒業していくまでの3年間をやりすごすだけです。とんでもない生徒や保護者に出会っても「あたりが悪かった〜、、、まぁ、最大3年の付き合いだし」と割り切るしかない。その繰り返し。 割り切らないと、自分がつぶれます。 

管理職も、3年ほどで転勤していく。相談しても、まさに寄り添ってる風ですからね。 

自分の身は自分で守るしかありません。 

 

 

 

・保護者対応に取られる時間は結構長いと思います。それが悪いことだとは思わないのですが、保護者対応を学生時代に学ぶ機会はほとんど無いように感じます。また、教育実習でも保護者対応について実習することはありません。 

ですが、実際に担任になると重くのしかかる業務となります。そこへのサポートができないと潰れる人はどんどん増えてくように感じます。 

そして、人不足は深刻です。補欠体制は当初の学校への教員配分人数に含まれないのに、休暇は充実しているので、休暇をとった時に周りへのしわ寄せがかなり大きくなります。業務量は減らせないのであれば、せめて配分人数の見直しと、激務でも働きたいと思える労働条件を提示できなければ、人は減るばかりだと思います。 

 

 

・学校現場は、理想の子ども像を追いかけるようにシステムが構築されていく。理想とする子ども像に近づけることができる教員と理想に近い子どもが高い評価を受ける。これだけ、多様性と言われても旧体制の価値観が強い。 

教員もそれぞれ得意とすることが違う。理想的とされる指導ができないかもしれない。そんな状況であっても認め合う風土が必要なのではないか? 

最近、部活動終了後、家で1時間の学習を毎日求めることが適切な指導なのか悩んでいる。子ども一人一人やれる日もあれば、習い事がありできない日もある。自分で調整して取り組めるように支援していくシステムに切り替えられないものなのか? 

ただ、今のように1時間しっかり家庭学習取り組ませることができる教員が評価を受けているうちはダメだと思う。 

 

 

・まず、「学校は何をするところなのか」という認識がずれてきている(特に家庭)のが今の教員を取り巻く問題を生んでいる気がします。 

知り合いに教員がいますが、授業や部活動での取組方に問題のある生徒に指導をした際に保護者からクレームが入る。理由を説明しても学校の指導の方法に問題があるの一点張りで、根底にある生徒の課題について共通理解をして双方向で解決していこうという体制が作れずこの繰り返しで、結局休職してしまいました。 

学校側の指導にも課題はあったかもしれませんが、学校は授業や集団生活を通して「人格の完成を目指す場」であるはずなのに「子どもが快適に過ごせる環境を提供する場」と思われてしまうと、不満のある子どもの言ったもん勝ちになってしまう危険性があるのではないかと不安になります。 

仕事量の多さの見直しも含め、家庭のご機嫌とりに神経を費やさなくてはいけなくなったら一層教員離れが進みそうに感じます。 

 

 

・高校教員です。休日開催の3年生の模試監督が終わりましたが、今年度から平日の放課後も模試が行われています。それは何故か? 

共通テストの数学など一部で解答時間が増え、情報が新たに追加されたため、1日では模試が終わらなくなったからです。文部科学省は現在の現場を知っているのでしょうか?あれもこれも増やし何も減らさず、子供達と現場教員の負荷を増やし病んで学校に来ることができなくなる生徒と教員の実態を。ここ何年かで生徒は変わりました。原因は分かりませんが、大人しく真面目な生徒が増えた一方で、発達障がいに苦しむ生徒や、勉学に着いてこれないと、簡単に学校を休む生徒。毎日担任は家庭と連絡をとり業務が進まず、部活もやり夜遅くまで仕事をして疲弊していく。管理職は早く帰れと言うだけで何も打開してくれない。おそらく誰かが亡くなり、訴えられないと変わらないのでしょうね。 

 

 

・元教師です。学校、特に小学校は、低学年から中学年にかけてとてもわんぱくになります。そしていじめも出てきて一人の教師ではとても面倒は見られません。ましてや一学級30人前後の人数です。家庭で一人の子供を見るのも大変なのに30人ですよ!若い教師はバカにされることもあり本当に精神的にやられます。それが毎日続くのです。昔の(60年前ぐらい)ならよいかもしれませんが、現代はSNSもあって一つ失敗するとあっという間に広がります。教師という職業は生半可な気持ちではとてもとてもやれません。辞めていく気持ちもよくわかります。 

 

 

・昨年度3ヶ月、精神のバランスを崩して病休をもらいました。 

ここで職場を離れなければ、もっと悪くなると思い、心療内科を受診して病休を取得しました。出勤しても地獄だし、休んでも地獄の療養でした。病休中、代替教員は来ませんでした。代替は管理職がやってくださいました。管理職の仕事をやりながらの代替だったので、当然授業時数は下回りました。 

完治しての職場復帰ではないので、未だに精神の状態が安定していないです。10分で歩ける距離を30分以上かかる。通勤経路を遠回りしての出勤。周りの声や音が耳障りで、長時間職員室にはいられない。呼ばれてもわからない時もあります。時間割に全く余裕がありません。ほぼ空き時間はゼロです。周りの職員は治ったと思っているようですが、毎日毎日疲れ果てています。病休を取得しても地獄ですし、代替教員は来ないのが現実です。若手教員が離れていくのはわかります。教職はやらない方がいいです。 

 

 

・教員になって大分たちますが、過酷な勤務状況であることが表に出るようになって世の中の他の職場を知らない自分には「そんなに過酷だったのか」と自覚したり、共感してくださる方々がいる事で何とかがんばろうと思えたりしています。行政の方、国のお役人、クレームを言ってくる保護者の方にはまず一緒に働いてみてからご意見をいただきたいと思っています。今のところ状況の変化は皆無です。何かが代わる希望すらありません。とりあえず病気にならないように日々を過ごすことを心がけています。 

 

 

・『なぜ教員は追いつめられるのか』、単純な話です。クラスの生徒数が多すぎるのです。公立の学校であれば入学時に選抜試験がないので、いろいろな生徒がいます。生徒が10人いれば10通りの対応が必要、20人いれば20通り。これぐらいだったらまだ対応可能かもしれないですが、40通りの対応をするのは一人の教員にとって不可能です。 

一クラスの生徒数を今の半分にして、教員の数を今の2.5倍にしてみると、一人ひとりの教員の負担も減るし、その結果として教員志望者も増えるだろうし、生徒にとっても質のいい教育が受けられて、全てがうまくいくと思うのですが。 

なぜ国はここに予算をつけないの?私学や塾に通える人たちはいいんだけど、公教育が国の根幹ではないのでしょうか? 

 

 

・確かに、トイレは気がつくと行けてなく、次の授業が〜で、膀胱炎になりました。 

教員はチームプレーでやらないと、壊れます。 

親対応が大変。 

先生は神様でも完璧ロボットでも何でもない、悩んだり傷ついたりする人間です。保護者の方は、無理難題を言うのはやめていただきたい。自分の子供が帰宅してから色々話すことは話半分に聞いて、まずは一呼吸してから、担任に電話屋連絡帳で質問するにも、一方的に責めたりしないでもらいたい。 

 

 

・うちの子供の中学の担任の先生も新卒で先生になって2年目の方と30代の中堅の方が辞められました。 

表向きはそんなに大変そうな印象を受けませんでしたが、実際にはいろいろあったのでしょう。 

うちの子は教室に馴染めなくてなかなか授業に出られなくて相談室登校が多かったのですが、放置されている感じも受けました。 

ただ今考えると、不登校の子が増えている中、すべての生徒の対応をするのは大変だったと思います。 

プログラミングなど新しく教えることも増えてますし、先生だけに頼るのではなく、民間から専門的な知識を持った人が教えられるような仕組みを作るべきだと思います。 

 

 

 

・長女が先月より公立小学校で働いています。大量の書類を渡され、いろんな係(教科書の発注など)をたくさん担当にされて、もちろん最初から担任を持っています。ついて教えてくれる先生はいないので、こちらからわからないところを聞きにいくという状況です。あまりにも書類関係(紙)が多く、子供達のことと関係ない仕事があまりにも多いそうです。ネットや新聞などで働き方を問題にされていますが、なぜかいまだに例年通りのことが多く、変えようとするトップの先生方はいません。もちろん教育委員会も。検討をする、検討をするといいながら何年もたっているのが現状です。他の先生方もそうですが、毎日21時すぎに帰宅、土日も学校にいきます。月45時間以上働いてるのは当たり前ですが、提出する書類に書く時は45時間以内に変えて提出してほしいと、上の先生から言われました。愛知県教育委員会、先生達の現状が本当はどうなのか早急に調べてください。 

 

 

・小学生と中学生の親です。 

ここ数年でやっと先生達の働き方改革が進んで来ました。 

今からの若い先生達は、多少は改善の方向へ向かうかもしれませんが、昔から続けて来られた先生達は本当に苦労の連続だった事でしょう。 

先生だって人間です。 

神様ではありません。出来ること出来ない事があります。 

確かに昔の先生達は平日は勿論授業があり、休日は部活動で練習や試合に来られていました。 

休む時有りませんね。子どもの頃は何も考えていませんでしたが、先生達は物凄いストレスと戦いながら日々私達に接してくれていたのですね。 

大人になって始めて先生達の偉大さが分かりました。 

 

 

・高校教師です。 

高校だけかもしれませんが、教員の激務は 

①保護者対応、行事計画運営、校内委員会、授業準備、進路指導、生徒指導、部活動などの業務 

②手を抜く教員のフォロー 

がセットになった時に訪れると思います。 

①が忙しくとも学校の教員が団結して取り組めればなんとかこなせます。 

世の中、楽な仕事はないと思いますし、忙しさがないと仕事は面白くないと感じます。命の危険を伴うとんでもない忙しさはともかく、個人的には②を解消してもらえる仕組みがあると大変ありがたいです。 

 

 

・中学校の教師です。昼休みは問題が起きないように教室を見て回ったり、生徒の対応で休み時間はありません。昼休みは休憩時間なんですが、職員室にいる先生はほぼいません。他の職業なら昼休みはしっかり休めるはずなんですが、教員は休んで、もし生徒に問題が起きた時には学校の責任になります。労働時間に昼休みは加算してませんが、実質1ヶ月まるまる働いてます。学校行事で朝早くから学校に行き、仕事をするようなことがあった時に管理職から「早くお帰りください。」と言っているが、実質勤務時間の前に帰る人は誰もいません。学校の先生って大変な仕事です。子供が4人いるけど、誰にも学校の教師になってほしいとは言ってません。別の仕事に着くように言ってます。。 

 

 

・50年前、30年前の現場ってどうだったのでしょう。 

 

躾を学校に任せたり理不尽な要求をする親、配慮が必要な特別支援学級の子供の増加、すぐに暴力だの暴言だのと言われる気を使う状況もありますが、正直今のゆとり世代?Z世代?は叱られ慣れてなくて打たれ弱い人も多いように思えて、いろんなことが悪循環に働いている結果ではないのかと思います。 

 

約30年前に小学生でぎりぎりゆとり世代でかつ、しっかり怒鳴られる時は怒鳴って叱られる時代でしたが、当時のことを思い出しても、育休やヘルニアなどの病休の先生はいても、メンタルでお休みしていた先生はいなかったように思います。 

 

 

・給特法を理由にして人件費を出し渋っている間は何も解決しないだろう。採用試験を簡単にしたり前倒しで実施したり,免許状をばらまいたりしても,結局現場の労働環境や処遇がまったく改善されていないことは誰の目にも明らかなので,なり手不足の状況は今後もしばらくは続くと思われる。文科省はこれまで長期にわたって調査と検討を繰り返してきたのだから,現場の状況は十分理解しているはず。また,「教師のバトン」によって学校現場のブラックな点が明るみになってしまった今,現場の問題を早急に解決していかなければならない。 

 

 

・特給法、残業代などを指摘する声も 

よく聞かれるようになってきましたが 

私は教員の仕事内容を精選し 

新しいものを導入するならば 

今している仕事の中から同程度の負担がかかるものを削除していかないといけないと思います。 

英語や道徳の教科化やプログラミングなど 

教育内容は増えたのに 

準備する時間は会議や書類仕事の隙間時間に 

なる業務量では、子ども一人ひとりを 

丁寧にみたくても無理な話です。 

本当は同僚と子どもの話を共有して 

丁寧に向き合いたい。 

業務量が減らないのに特給法が廃止になれば 

残業することがいけないという風潮に 

なりかねないことも危惧しています。 

メンタルをやられながら何とか 

踏ん張ってきましたが限界を感じています。 

 

 

・小学校で働いています。 

1週間あたりの授業の持ち時間を減らすことで、教員にゆとりが生まれ、病休者も減ると思います。 

まずは週の持ち時間を20時間以下(1日4時間)を目指し、ゆくゆくは、15時間以下(1日3時間)を目指す。 

持ち時間を減らすために、文科相が教科担任として推奨している算数、理科、外国語、体育の教科担任を各学校に配置する。 

文科省さんには、「教員特別手当10%も1つですが、現場に人を増やしてください。働き方改革を本気で考えないと、日本の教育が崩壊しますよ!」と言いたいです。 

 

 

・2人出産し、自分の子はできるだけ自分で見たくて6年育休をいただきました。正直別の道があるなら別の道に進みたかったですが、自分が休んだ分たくさんの方にご負担、ご迷惑をおかけしただろうし、現場で力になることが恩返しなのかなと、少しでも力になれればと、この4月に7年ぶりに現場にフルタイムで戻りました。久しぶりの現場に不安いっぱいの中、人事については副担任、授業時間数もかなり配慮していただき安心していたのですが、、、配属された学年の学年主任がとんでもないパワハラ主任でした。フルタイムなのを良いことに、仕事はどんどん振ってくる、高圧的で人使いが荒く、その教師が原因で不登校になる生徒も多数。令和のこの時代にこんな教師まだいるんだなと。生徒が落ち着いている学校では、しんどい教師が集まるのはあるあるで。 

復帰して2日目ぐらいでこの世界に戻ったことを後悔しました。誰か良い転職先があれば教えていただきたい。泣 

 

 

・現職教員です。 

教員免許がないとできない仕事(子供の指導)よりも、 

免許なくてもできる雑務が多すぎます。 

例えば、タブレット端末の管理とか、給食費や教材費の会計とか… 

他にも言い出したらキリがないくらい、たくさんあります。 

うちの自治体は、電話番も門のインターホンのやり取りも教員の仕事。 

その対応で、空き時間があってもろくに授業準備や子供のワークシートのチェックなど、 

教員として本来優先されるべき仕事が進まないです。 

教員のなり手が足りないなら、せめてそういう教員免許なくてもできる雑務をやってくれる人を増やしてほしいです。 

教員には、教育に集中させてほしい。 

 

 

 

・私は教員ではないけど学校で働いています。子どももまだ義務教育中…だから親の立場と学校側の立場で違いがわかる。私の職場はいわゆる教育困難校なので子どもの問題は大変だけど…職場としてはみんな仲良く助け合わないといけないのでとても雰囲気がとても良い。足りてない事をあげたらキリがないけど、働く環境としてはありがたい空気感。子どもの学校は問題ありの教員が多くて…なんで良い先生が来てくれないのかな?と感じる。まぁ親も私の職場の教育困難校とは違った面倒くささがあるのもわかるから仕方ないのかもしれないけど… 

今の子ども達を取り巻く環境は決して良いとは感じない。うちは歳が10年離れていたので上の子の時とは明らかに何かが違う。学校で働くのも10年ぶりだったけど…これもまた違うから社会が明らかに変わっている。それって何⁈が今回の記事の事なんだろうけど…何から変えたら教育環境は良くなるのかな?と悩ましく感じる。 

 

 

・私も教員です。生徒の対応、教材研究などなど、色々大変です。働き方改革と言いながら、定額働き放題です。教師は真面目で生徒のために頑張ってます。私は体調が悪く、休みがちでしたが、管理職の休んだことに対して、迷惑と言われ、代わりがいないから休むことが許されず、精神崩壊して結局、病休をとりました。今、復帰して思うことは、仕事量はともかく、管理職の考え方で職場環境が変わります。教育委員会も働き改革と言いながら仕事は減らず、その様子を伺いながら働く管理職、現場は変わらないと思います。自論です。 

 

 

・多忙化も大変ですが、子ども対応、保護者対応の難しいケースは精神的に大きなプレッシャーがかかります。若手の先生もそれに追い詰められるケースが多いのではないでしょうか。 

大抵校長はベテランの先生の所に持ってきますが…。 

 

しかし、ベテランだから解決出来る、みんなが支援・相談して解決出来る、と言うケースはほとんどないように思います。指導に反感を持つ保護者は相手が誰でも同じだし、学級担任でない立場からの支援は限定的です。学年・教頭・分掌委員会と相談にかける時間で疲れてしまう事もよくあります。 

結局解決に至らないまま、何とか3月を迎えられれば…と指折り数える事の方が多いです。 

 

地教委に教員が相談するよりも、奈良県天理市が試みているように保護者の相談窓口を地教委にするとか、スクールロイヤーの支援から法的にはっきりとした対応をしていく方が、より教員の悩み解決に近づくように思います。 

 

 

・若手の教員が病んでしまうのは、仕事を忙しくして職員が疲弊し、病休の職員が出ても、管理職の評価に関係ないからです。国や都道府県が同仕組みを整えても、「長い時間働くことが評価を高める」環境で働き今の地位を築いた校長は、職員に長い時間働くことを求め、早く仕事が終わっているようなら、新しい取り組みを始め、仕事を増やします。病休になった職員がいる学校は管理職の評価が下がる。労働時間が長い学校は校長の評価が下がる。と決めれば管理職は仕事を減らし、労働環境はよくなります。 

 

 

・今の教師は、児童や生徒と向き合うよりも余計な仕事にかかる時間の方が多いと思います。特に特別支援学校では、やれ支援計画だ指導計画だ、さらに3観点は、とどうでもいいことに時間を費やされます。若手にとっては教育実習で経験しない訳のわからない仕事や人間関係に幻滅すると思います。いっそうのこと教育実習で経験しない仕事は現場の仕事からもなくしていけばいいのかもしれません。 

 

 

・こういう記事には、「教員の仕事は大変だ」「もっと負担を軽くしないといけない」「若い人たちが教員の仕事を選ばなくなるのは問題だ」と、教員の過重労働に理解を示してくれる人もたくさんいるように思えるけど、ひとたびいじめや校内暴力、非行などの問題が起これば、「学校は何をやっているんだ!」「こんなことになるなんて、教師失格だ!」と一斉に批判される。 

もちろん、中には体罰など、教員に非があることもあるだろうけど、教員が真面目に子供たちに向き合っていれば、いじめや非行などの問題が全て防げるかと言うとそうでもない。 

結局、そんなときに、全部教員の責任になって、世間的に非難されてしまうことは、相当なプレッシャーでしょう。 

国や文科省、教育委員会だけの問題じゃなく、一人ひとりが、学校との関わり方を考えないといけないのだと思う。 

 

 

・教員の働き方について報道される際、あまり取り上げられないのが保護者対応。 

仕事の負担感の中で保護者対応はかなりのウェイトです。自分の子の非を認めず学校、担任に逆ギレしたり、学校に非協力的であったり。イジメにしても、確かに担任や学校がきちんと対応すべきではあるものの、いじめている側の保護者が厄介者でありこじれるケースも多々ある。 

教員は子供の未来を預かる仕事なので、厳しい視線にさらされるのも、求められるものが多いのも仕方ない。 

ただ、教員も1人の人間なのにあまりにも多くのことを押し付けられすぎている。 

子どもの人格を形成する責任者の1人として、もう少し保護者の責任も問われるべき。そういう声があるだけで教員の心の負担も少しは軽くなる。 

 

 

・私も精神疾患で中学校教員を早期退職しました。この記事とまったく同じような経験をしてきました。私は2つの府県、5つの市町で教員を経験しましたが、どこも一緒です。常に追い詰められた精神状態で、苦痛に満ちた日々でした。未だに心療内科に通院していて教員になったことを後悔する日々です。無理だと思ったら早めに辞めた方がいいと思います。一生後悔しますよ。 

 

 

・元小中教員です。 

 

現場で仕事をしていた時は、息継ぎなしで泳ぎ続けているような感覚でした。 

 

かつてILO(国際労働機関)が教員は最前線の兵士なみのストレスに晒されていると警告しましたが、少なくとも日本の公立校は当時から状況は改善どころか悪化している一方にみえます。 

 

保護者の無理難題・過剰な要求・罵詈雑言にさらされても、翌日は子どもたちと何事もなかったかのように接しなければなりませんし、学校は関係ない地域や家庭で起きたトラブル対応で授業準備ができず、ぶっつけ本番同然で教壇に立つこともザラにあります。 

 

仕事の量を減らそうにも、学習始動要領は分厚くなり続け、ICTをはじめとした●●教育は増えても研修はわずかで機器や教材管理は丸投げ、「特殊な仕事」「子どものため」を言い訳としてまともな労務管理はされません。 

 

今後数年内に人手不足での合同授業・複式学級・休校などが頻発するでしょう。 

 

 

・息子の中学も先生がすぐ休職します。そしてそのまま辞めていかれます。代わりの先生もなかなか見つからず、何教科か授業もなく、ワークの自習だけで半年ほど過ごしてました。この場合、塾に行ける子と行けない子で大きく差がついてきます。 

自分が大学へ進学する頃、教育学部には行くなと言われました。狭き門で倍率高すぎて採用されないから。それで、教員を断念した友達がたくさんいます。 

お国は、団塊の世代がある時定年で一気に辞めていくことを想定してなかったのか?コンスタントに教員を採用していかないと、不足が生じることを。今まさに若い教員たちがその皺寄せに苦しんでいるのでは? 

 

 

 

・企業なら、「1年目から20年、30年努めた先輩と同じ力量を求められることはない」「本業務に支障をきたすぐらい雑務をすることはない」 

 

それでも昔はやったこれたのは、教師に対する尊敬があったから。でも親が高学歴になってしまったらもはや昔のモデルは成り立たない。 

 

ベテランの先生がオンライン授業を作成して、入って5年程度はサポートに徹するとか、雑務は先生以外にやったもらうとか、あらたなモデルをつくる必要がある。 

 

 

・教員です。とにかく仕事が多すぎて間に合いません。子どもが朝きて夕方帰るまで授業。休み時間は宿題や連絡帳、子どもの対応。休み時間なんてありません。下校したら毎日会議や研修や学年会などで勤務時間終了。授業準備は勤務時間終了後にできればいい方です。それも1日6時間の授業分です。途方に暮れます。教育委員会は研修しろだの研鑽しろだのずっと言ってますが、支援がいる子どもも多いこの状況で、日常ですら回りません。口でいろいろ指導するより、勤務時間内に仕事が回るものならお手本を見せてほしいものです。周りも含めて病休にならない方が不思議です。担任は毎日一人で多いと40人もの子どもの対応をしているのです。定期的な授業参観は開かれた学校の一環といいますが、教員にとっては負担です。特に土日参観や月一参観などやめてほしい。私達にも家庭があります。家族と過ごせる土日に行うのはやめてほしい。教員にも休息を下さい。 

 

 

・私は3月まで医療系の教育機関で教員をしていました。学生の倫理観の欠如、ルールを守れないことも目立ち、それに対して指導したら、すぐに親が出てきました。学生の中で、自分が怒られたり気に入らなかったら親にクレームを言って貰えば何とかなる、という風土ができていました。学校側も親の言いなりです。医療職に限りませんが、嘘をついたり、無断欠席をしたりするような人間が、どうやって他者を支援するのでしょうか。そのことを指導して、なぜパワハラと言われなければならないのでしょうか。学校は事なかれ主義の教員が残っているのが現状です。学生、保護者対応、犯罪者を育成しているような環境に疲弊し、退職しました。 

教育は、未来への投資です。親御さんは、過度のクレームは自分達が歳をとった時に首を絞めることになるということを今一度考えていただきたいです。 

 

 

・私も正教員を16年で辞めました。働き甲斐はあるのですが、それに見合うインセンティブを感じられませんでした。給与は安定していますが、それを使う、また心を休めるような休暇もない。私は学級崩壊をさせたことはないですが、毎年周りにそのような学級ができます、それによる精神的な負担は計り知れません。 

この記事も、この先生はかなり力があるように思いますが、それまでに壊してきた学級を立て直すのは、はっきり言って一人では無理です。 

これからは学級崩壊の原因になる児童生徒や教員を早期に取り除くような評価体制も必要かと思います。そうでなければ、できる先生が精神的に病んで辞めていくことになるでしょう。 

 

 

・教員です。 

今の親は何でもかんでも学校に頼りすぎ。 

登下校中に起きたトラブルも学校、帰宅後の公園でのトラブルも学校、子どもが帰ってこないなどの相談も学校。はっきり言って知りませんよそんなこと。 

学校の中で起きたことは学校で対処しますが、学校から一歩外へ出たらそこはもう家庭の責任です。知らない方が多すぎます。 

校長が年度はじめに保護者に文書を出すか、説明するかして欲しいです。やっている学校もあるみたいですけど。ここは校長次第ですね。 

 

 

・初任の先生にすぐ担任を持たせる制度を辞めればいい。 

 

1年間は色々な学年のクラスに入って、沢山の先生達の指導を見て勉強するのが良いよ。ある程度勝手が分かってから担任を持った方が、先生、生徒、保護者それぞにとって良いと思います。 

 

 

・わたしも初任が1人目の方と似たような状況で、休職→退職しました。 

 

子供がいる間、トイレは1回行ければ良い方でした。 

休み時間にトイレ行って戻ったら子ども同士で喧嘩していて、「なぜ教師が見ていなかったんだ」と責めてくるようなことがありえるから。 

 

毎日のように連絡帳の見開き1ページにわたってクレームを書く保護者もいました。 

上も余裕がないんだと思いますが、休職直前は膀胱炎になっていたし、通勤時は毎日酷い腹痛に襲われ、最寄り駅のトイレの個室に入ってお腹を下して。30分ほど泣いてから無理矢理出勤。 

人前に立って話そうとすると、耳がこもってよく聞こえなくなる。そんな状態でした。 

 

当時から10年経たないぐらいですが、復職したいとは思えません。 

 

いろんなことが限界なんだと思いますよ。 

 

 

・教師の業務が大変というよりも、社会的な教師に対する意識変化の方が教師を追い詰めているのでしょう。昔は気に入らない生徒に手を挙げてもそれほど問題にはならなかったし、いわば教師は絶対権を持っていた。言うこと聞かない生徒はどうにでもできたわけだ。現在はどうかというと、ちょっとのことで親からはクレームが入るし、言うこと聞かない生徒は全く言うこと聞かないし、現場でのコントロール権が一切ない状態で、現場管理をしなければいけない状態。これじゃあ、病気になるのが普通でしょう。 

 

 

・中学校現場も同じ。担任や教科担当だけで指導するのは厳しい。生徒にとって意欲のある部活動での指導は1番入りやすい。様々な角度から生徒を見て指導していくことが大切だと思う。元気のある子たちの部活動を大人が奪ったことで、そのエネルギーが別の形で発散されている。働き方改革によって部活動を削り、見せかけだけの形をとったことで結局現場が様々なマイナスな形へと変わり、結局教員に負担がかかっている。 

 

 

・もっと、教師というよりも学校側に権力を持たせるべきだ。 

 

子供が問題を起こす、イジメられた、イジメた、学校行事、部活動。その全てが教師の責任にされる。 

それら問題対応も教師がやらなければならない。 

どれだけ生徒側に非があったとしても、強く叱責しただけでハラスメントとなる。 

今の教師に、いったいなんの希望があるだろうか。 

 

学校での問題は、校長が責任を取るべきである。 

そして、教師に責任を求められるのは、校長や教育委員会側であり、保護者や見ず知らずの世間ではない。 

保護者が個人的かつ自由に教師を直接責める事ができてしまうから、PTAと保護者会の存在意義が薄れている。 

 

 

 

・何度でも言います。教員の処遇改善が早急に必要です。業務を減らして人手を増やす、給与を増やす、権限を取り戻す。学習指導要領の見直し。やるべきことははっきりしています。 

学校現場の実態は正にこの通りです。 

この1〜2年が勝負ではないでしょうか。 

適性があり意欲もある若者が、実際に教職に就き、教員ってこんなにやりがいのある良い職業なんだと実感し発信しない限り、希望者は増えません。 

今現在還暦間近のベテランが退職してしまった後は、現場が持ち堪えることは難しいと思います。 

 

 

・貴重だと言われる中堅教員です。 

 

「もっとサポートが欲しかった。仕事が必要かどうか考え、量をもっと絞って欲しかった」 

とありますが、それを誰かに頼っている時点で教職を続けるのは厳しいかと思います。 

 

サポートも、量の軽減もない、というスタートから受け入れて、その上でいかにサボるか。教委も文科も管理職も、仕事を増やすだけの無能な組織だと割り切ること。いかに手を抜くかを考えて。保護者や子どもの評価を下げない努力をしつつ。元々、真面目ではないので、自然とそうなってしまいますが。 

 

結局は教員だろうが、仕事は仕事。仕事なんかで心を潰されては人生もったいなすぎる。 

 

私はこう考えて、仕事を「楽しいか、楽しくないか」で判断して、選び取っていくようにしています。 

 

図太く鈍感に。 

 

 

・学校を巡る法律・規則は、多くが形骸化し、教員の活動の足かせになっています。例えば、学校で犯罪行為があった場合に、教員を守ってくれるもの皆無といってよいほど何もありません。教室で盗難があっても、「生徒の人権を尊重する」という観点から、持ち物検査もできず、「プライバシーへの配慮」という観点から監視カメラも簡単に設置できません。もちろん、警察のような強制捜査権もありません。世間で批判が多い「いじめ対応」には、丸腰で立ち向かいますので、膨大な労力と時間を費やしても解決せず、モンペ対応も、刑事事件として学校が保護者を訴えるということも事実上ほとんどありません。しかも、文科省は次々と膨大な新規の業務を雪だるま式に増やしていきますので、教員が追い詰められずにいられるわけはないのです。 

 

 

・教師の過重労働は今に始まったことではないし、相当な残業を強いられていながら、残業手当が付かないという実態も昔から変わっていない。 

 

ただ、そこまでのブラックな状態であったということが伏せられていたという実態があるというか、教師自身が自分の働き方の状態に疑問すら感じることなく、やってきてしまったことが今になって拗れてきたという感じかと。 

 

後は昔は教師は、そこそこ児童生徒や保護者からも敬われる存在だったのよね。ところが今の子供や保護者は「教育といったサービスを受けている利用者」という意識であり、立場も逆転しており、それが益々、教員を追い詰める要因になっているのだと思う。 

 

 

・この記事にある人たちは、きっと仕事ができた人だと思います。教員、特に小学校の世界はできる人に仕事が集まり、仕事ができない人は仕事からひたすら逃げまくる世界です。低学年しかもてない、運動会の担当はできない、英語ができない、パソコンは苦手、などなど、とにかく言い訳をして他人任せの人がかなりいるのが事実です。こんな世界では、できる人が嫌になるのは当たり前。給料を同額ではなく、仕事量が多い人に多く支払われるべきだと思います。総括教諭など名ばかりの人が多々いるのも事実。総括なら金をもらってるんだから仕事しろ!と言いたい人は数多くいるでしょう。 

 

 

・相談窓口や衛生委員会などの設置で本質的な解決になるとは思えません。何よりも人を増やして一人一人の先生方の負担を減らすことが先決です。給料を上げるよりも人を増やして先生方が定時に帰れるようにすることが教員志望者を増やすことにつながると思います。 

 

 

・うちの娘の小学校でも、先生が鬱で辞めてしまうというのがありましたね。親の一部で色々と言う人が居たそうです。 

公務員なので、そこそこ給料は貰えるのでしょうが、サービス残業が多すぎますね。あとは公立なら転勤が多いこと。もう学校の先生になるなんて人は稀少な気がします。会社員なら土日休めるところが多いし、部活も無いですから。 

 

県職員も鬱で突然現場を離れる人が激増。現代病なのか、食べ物が悪いのか、それとも子供の頃から優しく育てられ過ぎたのか。 

 

まあ少子化になるから、学校も随分再編されていますけどね。 

 

子育て支援とか言いながら、小学校のキャパが少なくなってるのだから、いきなり生まれる子供の数が倍になることはない、なっても受け入れるところも無くなってます。 

 

日本は何処に向かうのですかね。 

 

 

・文科省の責任も大きい。様々、カリキュラム始め、学校でやるべきことを増やした。教員の考える時間を減らした。「こなす」ことで精一杯どころか、器からあふれかえっているのが現状。それから、家庭教育力が落ちた。10年以上も前のアンケートで、保護者が学校に求めていることが、特に小学校では躾だということ。それから社会が学校に求めることも増えてきた。処遇や待遇改善とかという言葉では言い表せない大きな負担が教職を避けてしまっている。教員というのは、子供の成長という対価が教職のやりがいとして目指す職業だったが、いつの間にか膨大過ぎる要求をこなす職業になってしまった。だから、働き方改革や定額働き放題なんていう目に見えることの待遇改善という問題がクローズアップされてしまった。そこが問題の本丸ではないのに。 

 

 

・自分も現職ではありますが、若手に病休が多いのは決してこの業界だけではないと思います。その他の業界で病休になれば単に次の年度から解雇対象ですけど、この業界では一度採用されてしまえば病休しても身分は保証され、復帰も簡単にできます。(本人のやる気次第ですけど) 

 

だから辞職ではなく、病休を取る人が多いのではと思ってます。公務員だから身分が保証されやすい分、一旦なったら意地でもやめない人もいます。適性がなければ辞めたり解雇できたりすればこの数はもっと少なくなるはずですけどね。 

 

 

・著名な方、教育関係者と言われる方が同じような事を言っているが、現場感覚がわかっていない。現場教職員のことがわかっていない。 

教育内容も教科も授業時数も担任ひとりでこなすことは不可能な程大幅に増やしてきたからではないか。ただでさえブラックな状況の中、道徳・外国語などの新学習指導要領、学カテスト、能力評価などをバンバン入れてきた文科省への批判なしに衛生推進体判の充実だけ言うのは、弱者の味方のふりをしているだけと受け取られても仕方ないだろう。 

こんな言い方をせざるを得ないほど、キツイのです。 

 

 

 

・今の時代、小学校で1つのクラスを1人で担任するのは現実的ではないと思う。最近話題になる「学校の問題」の多くは、人を増やせばかなり解決する。調整手当を10%に増やす予算があるなら、手当は4%のまま人員を増やす方が問題解決に近づくと思う。 

 

 

・責任感のあるまじめな人ほど抱え込む 

低学年のころから、友達と楽しく過ごすには、ルールを守り、自分のわがままを我慢する必要があること、お互いに尊重し合うことが大切だと学ぶ機会がなかった子たちはやはりいる。 

時間はかかるが、 

集団で生活に必要なこと、 

頑張ると自分が成長することを 

一生懸命教え、支え、心を育てていく必要がある 

しかし、 

衝動性が強いなど特性が強い子が複数いる場合、 

担任一人で対応することは難しい 

給食や朝読書の時間、ほかの教員が担当する時間などトラブルが起こりやすい時間に管理職に一人いてもらうこと 

誰かが怒って暴れ出したとき 

ヘルプの電話で管理職にすぐ駆けつけてもらうこと 

その場から離してクールダウンできるまでそばにいてもらうことなど 

いろいろな人の手を借りて、その学級の子の学ぶ権利を守る 

どんなにベテランの先生でも一人では難しい 

管理職が担任を全力で守るべき 

 

 

・ブラック中のブラックの現場です。勤務時間超過だけではなく、学級担任は、非行児童、問題児、クレーマーを起点に学級崩壊だったり、解決不可能な複雑なイジメ問題だったり、勉強にやる気のない児童、先生を全く舐めている児童、保護者、勉強が出来ない事、学級がつまらない事、あらゆる責任を担任のせいにする、職場環境があります。 

それは、時間の超過勤務以上に深刻な問題です。ベテラン先生のような授業のノウハウも、長年積み上げた教材などもなく、一から作るしかないが、隣りのクラスと比較されて子どもから不満がでたりする。 

それを乗り越えて行くには、時間をかけて授業を考え、遅くまで頑張るしかないが、本当に大変なクラスを持つと、バタンキューで次の日の授業準備は全くできないまま、翌朝を迎え、悪循環が始まる。 

そんな現状がありながら、子どもの為の教育を合言葉にして、全く業務削減が進まないばかりか、新たな仕事が増えている。 

 

 

・中部地方の50歳代男性教諭が指摘する通りです。教師にとって1番のアドバイスは放課後の職員室での会話。同じ児童生徒と接している同僚教師との些細な会話に勇気と希望を見つけるのです。教育委員会などが押し付けてくる研修など、ほぼほぼ役に立たないし、時間のムダ遣いです。教師に時間の余裕を与えること、すなわち教師の人数を増やすことが最優先事項かと。 

 

 

・もう社会人になった子供が中高生の頃でも病欠/休職→病名は色々だけど結局心因系で先生は結構いて後に退職していたり。 

自分がその年代だった時には先生が休職する主な理由は出産だったような。 

やっぱり業務範囲を広げ過ぎなんだろう。 

語学やIT系と部活指導は外部講師とか、 

生徒だけでなく教師の相談とメンタルケア、 

親のクレーム処理、校内の危機管理には専門の担当者/部門を設置した方が良い。 

別の記事では女性の教職志望者が減っているとか。 

教職も3K労働認定されてんだろうな。 

つくづく“人”を大切に出来ない国になったよ 

 

 

・今年の学年を組むメンバーは自分を含む3人が子育て世代。そこに1人大学ストレートの若手だ。子育て世代は、家事との両立のため、とにかく仕事に追われる。一方、若手は経験がないがために授業にしても事務処理にしても要領を得られず日々忙殺されていく。 

少し話をしようと若手に声をかけると山のように出てくる悩みの数々。そりゃそうだよなぁ初めてだらけだもんなぁと申し訳なく感じる。働き方改革でとにかく勤務時間を減らす方向になっていることはよいが、子どもにしても若手にしても人を育てることは時間がとてもかかる。やることは減らず、勤務時間を短くすることは、教育の逆行ではないかと思うこの頃です。みなさんは、どう考えますか? 

 

 

・部活動の地域移行をとにかく早く進めてほしいです。 

 

こちらは国が動いている訳ではなく学校に丸投げ状態です。外部指導者はみつからずほったらかしです。当初R5年度に移行という話でしたよね?何も変わっておらず失望しています。 

 

今は子育てや介護で部活ができない先生ばかりです。8:00前に出勤して部活して18:30に生徒の下校を見送ります。定時は16:30なのでその時点で2時間残業してます。その後保護者への電話連絡や膨大な事務作業が待っています。そして週末も部活。生徒の為にやるしかないですが、正直キツいです。ゆるくやることもできますが、保護者からの期待や他校と比較されることもあり、若い先生ほど声をあげにくいです。 

 

採用試験の倍率も教科によってはすでに1倍代です。国が大きな改革をしなければ、そのうち1倍を切るかもしれませんね。人手不足でどこの学校も困っています。公教育は破綻寸前です。 

 

 

・よく現場の実態を理解していらっしゃる記事でありがたく感じました。 

私は、教務主任と学級担任を兼任して、うつ病になり、休職寸前でしたが、何とか踏み止まり、定年退職までたどり着きました。 

再任用地域もハーフ勤務でやっと人間らしい生活が出来るようになりました。 

うつ病のときは、記事と全く同じ症状です。 

さて、多忙化の解決方法は、教員を大幅に増やすか、学校業務(部活動も含む)を大幅に削減するしかありません。 

教員の増加は、将来の児童生徒数の減少が分かっていますから、財務省が許さないでしょう。 

学校業務の削減が一番現実的ですが、校長は教育委員会に、教育委員会は文科省に目が向いていますから、現場での改革は絶対に無理です。 

ピラミッド構造の最上階にある文科省が、「学校業務の○割削減を現場で検討して、実施計画書を提出せよ」という通知を出せば、一気に解決します。保護者も地域も文句は言えないでしょう。 

 

 

・本来なら、残業代がかかるから、コスパタイパが悪いからやめようとブレーキがかかるはずが、特給法があるために、子どものためにやりましょう、指導力向上のためにやりましょうとなるわけです。 

しかも、弱い立場の人や、優しい人にしわ寄せが行きます。パワハラやイジメの構造と似ています。 

管理職が自分のメンツのために教員の仕事を増やすのを止めるか、特給法をやめるかしないと、仕事はどんどんビルドアンドビルドで増え、教師は追い詰められていくのです。 

 

 

・本当につらいことが多いですね。私は元教員ですが、本当に共感します。 

しかし、文科省が抜本的な改革を進めることはないと思います。これまでの政府は自身の安泰を図るために、教職員の自由を奪い、愚民化政策を進めてしました。そうして、それが成功しているのです。最近、統一教会問題や裏金問題でやや窮地に立たされていますが、国民の健全な思考を奪う教育をすれば乗り越えられるのです。 

国民の皆さん、健全な教育への支援をお願いします。 

 

 

 

・教職に限らずどんな仕事でも知らぬ存ぜぬ、それは私の仕事ではないとつっぱねることが大事。 

 

残業なりはやる気があって出世したい奴が勝手にやればいい。周りにそれを押しつけてはいけない。 

 

教職も子供のためにと何でもやってたら身が持たない。授業さえやってりゃいい。 

 

万引きだろうが、暴力だろうが、知ったことではない。関わる義理はない。もちろん児童や保護者からの相談があれば対応すべきだが必要以上に関わるべきではない。 

 

 

・2019年に文科省が出したガイドラインで、教員の時間外労働は「月45時間、年間360時間」と上限が決まった。繁忙期でも、連続する月の平均が80時間を超えてはならないとされる。 

 

妻が教員ですが、こんなの全く守られていない。 

聞く限りですが、現場は各人のマンパワー頼みに終始し、管理者側が根本的な問題点を認識したり、改善策を検討したりしているとは到底思えない。 

どんどん仕事は降ってくるが、管理者は「長時間勤務はするな」のお達しがあるのみという。問題解決の方法を知らないのか、あるいはそもそも問題と認識していないのか・・・ 

 

 

・ある県は市採用と県採用とある。受験する人も双方働く教師も県採用より市採用がよいと考える人は意外と多いと思う。なぜか?あまりに県採用の方が多忙だからだ。形骸化した組織運営をし続け、担当となった教員は懸命によりよくしようと様々な取組を企画し実践しようとする。当然会議も仕事も増え続ける。今までやっていたことだからやれると力量のない組織の中枢の教員、その多忙とその内容を学校全体に浸透させようとするあまり、しわ寄せは若い教員に向かう。県採用は大変と思うのは当然である。実際、現場の管理職も力量不足である。40代の頃は上にたくさんの先輩教員がいたから自分のことだけしたら実績が残せた。管理職自体も経験不足。 

市と県の学校の違いはしなくてよいことをしない。私は両方の学校で勤務したから言えます。県の管理職は勇気を出して、市の学校を参考にして、しなくてよいことをしないように。教育委員会が変わらなきゃ無理かな。 

 

 

・教員も明確に区分して採用なり配置した方が良いと思うわ。特性として学力方面の指導に優れてる教員もいれば、生活指導面で優れてる教員もいるのだから、わざわざ不得意な所をやらせる必要ない。全部できるような人材確保できるような待遇を準備できるような余力ないのだから、適材適所を進めた方がお互い利益になると思う。 

 

 

・小学校にも副担任が必要と思う。皆担任だと病欠等で年度途中に欠員が出た時、講師は見つからないし全ての先生方に負荷がかかる。 

副担を各学校2名くらいは入れて欲しい。 

担任補佐だけでなく、印刷業務や校務補佐等、負担になってる仕事を振りやすいと思う。 

 

 

・他の方も書かれているように文科省は、仕事は増やしても、減らすことはない。働き方改革は、現場任せで一向に進まない。現場が会議のペーパレス化や校務支援システムの地域内統一などで無駄をなくそうと言っても、まず委員会が賛同してくれない。教育現場ってそんなところだ。 

 

40代後半以上の教員は、自身が学生時代、体罰を受けて無くとも見聞きしてきた。体罰は良いことではないが、いろいろ耐性ができたし、我慢やうまくごまかすことも覚えた。簡単に言うと世渡りの仕方を、学んだ。 

 

しかし今の学生は、嫌なことがあれば、すぐにくじける。くじけるのは仕方ないし、元気になればそれで良いのだが、親子で教員批判をする。自分の思い通りにならないとイジメられたと不登校をちらつかせられる。改めて言うが体罰はダメだが、常に大人に守られている今の子は、社会に出て、すぐくじけるのではないか。教員だけではないのでは… 

 

 

・うちの子供が通う小学校(都内の公立)では教師の負担軽減のために、遠足がなくなったり、学校への電話の時間が厳しく定められていたり、教育現場が疲弊しないように色々改革されています。 

「必ず定時で帰ってもらい、教師が家族の行事で休むことも推奨している、教師ファーストが子供たちのためにもなる」と言う校長先生のお話もありました。実際担任の先生(男性)はお子さんの用事でよく休まれるので口だけではないと思います。 

周りにはこれらのことで文句を言う親御さんは誰もいません。 

本気で改善しようとすれば出来るのではと思います。 

 

 

・この4月から校長になりました。当時、地元の採用枠があまりなく、年齢制限もありましたので、他県の採用試験を受験し、教諭として5年間勤務をした後、採用試験を受け直して地元に戻りました。その後、県や市教委に勤務しましたが、率直に感じるのは元々の教員定数が昭和55年以降、中学校ではほとんど変わっていない。仕事量だけでなく様々な問題を抱えているにも関わらず、加配で誤魔化し、それに伴う報告書は提出する。昭和のプラットフォームに令和の日本型教育を文科省は進めるものだから、当然、教員は疲弊する。給与ではなく、定数を増やすことを国を挙げてやらないと日本の義務教育、学校教育は間違いなく破綻します。 

ちなみに、校長になったものの、基本給は40万程度。となると、一般教員は年齢にも寄りますが、同等かそれ以外の賃金です。都道府県、政令市によって異なりますが。 

 

 

・子供の頃ドイツで学校通ってたけど、学校の外の事に関して教師は一切関与しないよ。 

教師は勉強教えるための存在で、学校の外は各家庭で責任持つのが当たり前だと思うんだけど。 

問題ある生徒は容赦なく転校させるし、それでも修正されないなら登校禁止だよ。 

日本みたいに何でもかんでも教師に責任負わせれば、そりゃなる人いなくなるわ。 

 

 

・妻が30代教員です。 

 

夢叶った職に就けたまではよかったですが、 

受け持ったクラスのことに手が回らないという現実がありました。 

 

担任は児童からも保護者からみても責任ある立場だからこそクラスのことを第一に考えて教鞭にあたりたい。  

しかし記事のように 

「子どもたちが下校すると、行事の準備や事務作業に追われた。長い会議もよくあった。」  

他にも教員の教育プログラムのために他校へ赴き研究会に参加、もしくは研究会の準備…など、 

クラスに費やせる時間を捻出する時間=勤務時間外 

というのが現実に近いということでした。 

 

教員や多くの保護者が望んでいるのは受け持ったクラスに対して精一杯取り組むことだと思います。 

 

人員増加も必須ですがこの御時世の教員の働き方を変える為に、不要なものをやらないという抜本的な改革や勇気(公務員はなかなかやりたがらないですが…)こそ問題解決の一手になるかと思います。 

 

 

 

 
 

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