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国内敵なし、日立「鉄道売上高」今期1兆円超えへ ドーマー副社長インタビューで判明した全軌跡

東洋経済オンライン 5/13(月) 4:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/70941542666bd8bc36646a97da6577ecdafc53ab

 

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日立製作所の鉄道事業が成長しており、2023年度の売上高が前年比で増加し、海外展開が成長の原動力となっている。

アリステア・ドーマー氏は、日立の鉄道事業が海外展開に成功した経緯や今後の展望について語っている。

日立は英国を成功の舞台とした後、フランスやアメリカなどでもプロジェクトを獲得している。

今後はデジタル関連の強化を図り、中小規模企業の買収を検討するなど成長を続ける方針だ。

(要約)

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インタビューに答える日立製作所のアリステア・ドーマー副社長(撮影:尾形文繁) 

 

 日立製作所の鉄道事業の成長が著しい。4月26日に発表された2023年度の鉄道事業売上高は8561億円。前年度の7360億円から1201億円増えた。2010年度は1502億円だったので13年で約6倍に増えたことになる。 

 

【写真を見る】日立が英国で高評価を得るきっかけとなった鉄道車両「クラス395」 

 

 フランスの防衛・航空宇宙メーカー、タレスの交通システム事業買収も近々完了する見通しで、これを加えると2024年度の鉄道事業売上高は1兆円を超える見通し。東原敏昭会長は8年前に「2020年代の早い時期に売上高1兆円を目指す」と話していたが、実現の日が近づいた。 

 

 国内同業との比較では川崎重工業の鉄道車両事業が売上高1959億円で2位、3位以下は1000億円を下回り、日立は頭1つ抜き出る。成長の原動力は海外。2010年度の鉄道事業売上高に占める海外の比率は400億円に満たなかったが、今や売上高の8割超を稼ぐ。 

 

■副社長が語る鉄道事業発展の足跡 

 

 分野別の売り上げは車両製造が6割、信号システムや保守ビジネスが4割。同業他社は国内向け車両製造が売り上げの大半を占めるので、海外比率、事業構成のどちらを取っても他社とは見ている景色が違う。むしろライバルは海外勢。日立は中国中車、仏アルストム、独シーメンスと並ぶ世界大手の一角を占める。 

 

 そんな日立もかつては国内他社と同様、国内向け車両製造が鉄道事業の中心であった。国内は新規路線の開業が少なく、新たな車両の製造は既存車両の更新需要ばかり。国内向けに安住していてはいずれ尻すぼみ。成長機会は海外にしかない。他社がアメリカやアジア諸国に照準を定めた中、日立が目を付けたのは英国だった。 

 

 蒸気機関車による鉄道が世界で初めて実用化された英国でなぜ成功できたのか。そこにはキーパーソンの存在がある。現地採用社員からスタートして本社副社長に上り詰めたアリステア・ドーマー氏だ。同氏へのインタビューを基に、日立の鉄道事業の歩みを振り返ってみたい。 

 

 

 ドーマー氏が日立の欧州法人に営業マンとして入社したのは2003年。当時の日立といえば1998年から駐在員を英国に派遣して2つの大型案件の入札に挑んだがどちらも失注していた。英国内で日立製の列車が走っているのを見たことがない現地関係者からは「日立の列車が英国で日本と同様に走れるとは限らない。絵に描いた餅。ペーパートレインだ」と揶揄されていた。 

 

 入社時の年齢は39歳。英国海軍を皮切りにブリティッシュ・エアロスペース、アルストムの英国法人に勤務した経歴を持つ。以前から日立の仕事ぶりについては熟知していた。「顧客第一主義の姿勢を尊敬していた」という。日立入社前に勤めていた会社では納期が遅れがちだったことを不満に感じていた。 

 

■「ペーパートレイン」の批判はねのける 

 

 入社してまず感じたのは、日立が行った過去2回の入札案件の内容は「非常に優れていた」ということ。にもかかわらず、なぜ受注できなかったのか。理由は簡単。「日立は英国の鉄道運行の仕組みが日本とまったく違うことを理解していなかった」。英国の鉄道は運行とインフラを分離した上下分離方式で運営されており、さらに運行事業者は自ら車両を保有することはせず、リースで調達する。 

 

 もう1つ付け加えると、日立のスタッフたちの英語力が必ずしも高くなく、PRも下手。技術の仕組みを説明するばかりで、その技術が運行事業者にどのようなメリットをもたらすのかを説明できない。 

 

 ドーマー氏の入社時、日立は英仏海峡トンネルの英国側出口とロンドンを結ぶ高速鉄道路線を走る鉄道車両「クラス395」174両の受注に狙いを定めていた。英語下手の日本人社員に代わり、「顧客と日立をつなぐ橋渡し役として、顧客と話をすることに多くの時間を費やした」。 

 

 ペーパートレインという批判に対しては、本物の車両を日本から持ち込む代わりに英国の中古車両に日立の機器を搭載、実際に線路の上を走らせ、その性能を納得させた。さらに車両工場のある笠戸や鉄道システムの開発・設計などを行う水戸といった日立の国内事業所にも案内し、現場を見せることを徹底した。2005年、クラス395の入札に成功。納期を守ったことが高く評価されるというおまけまで付いた。「納期を必ず守ることも戦略に加えていた」と明かす。かつての勤務先で納期を守れないことに忸怩たる思いを抱いていただけに、納期順守はドーマー氏のこだわりでもあった。 

 

 

 日立がクラス395の開発・製造に取り組んでいた2007年、総事業費1兆円という巨大案件が英国に登場した。「都市間高速鉄道車両置き換え計画(IEP)」と呼ばれる866両の製造案件。27年間にわたる車両の保守もセットだ。規模の大きさだけではない。日本では車両の保守はJRなどの鉄道事業者が行うため、日立は未経験。 

 

 当時、日立本社の会長を務めていた庄山悦彦氏は「リスクが大きすぎる」と難色を示したが、ドーマー氏ら現地スタッフの熱意にほだされ入札参加へのゴーサインを出した。英国国内に車両工場や保守基地を建設し雇用が生まれるというPR戦略も奏功し2012年、受注にこぎつけた。案件の規模からいってシーメンスなどの大手が受注するとみられていただけに、「誰もが驚きましたね」。 

 

 その一方で平然と受け止めた人もいた。当時の社長だった中西宏明氏。受注の成功を報告したところ、「すごいね。それで、次は?」とせかされたという。鉄道事業には大きな成長余地があると見抜いていたのだ。 

 

 IEP向けの車両「クラス800」は高い評価を受け、英国国内の他路線も次々と採用。この成功によってドーマー氏は鉄道現地法人のトップに就いた。 

 

■イタリア企業買収で欧州大陸進出 

 

 次の照準は欧州大陸に定めた。2010年代に入りイタリアのハイテク関連企業フィンメカニカ(現レオナルド)が傘下の大手鉄道システムメーカー・アンサルドSTSと鉄道車両メーカーのアンサルドブレダをセットで売却する方針を固め、日立に買収を打診。日立が欲しいのはSTSが持つ技術力と世界的に広がる販売網。一方、ブレダはトラブル続きで業績が悪化していた。 

 

 ドーマー氏は2012年にイタリアにあるブレダの車両工場を視察した際、買収には値しないと判断した。「工場が十分に活用されていないので固定比率が高い。品質も十分ではない」。 

 

 その後、新たに就任したフィンメカニカのCEOはドーマー氏の助言を受けブレダの業績改善に力を注いだ。ドーマー氏が2014年に再訪すると、「品質を高めようという意欲が感じられた」。日立は方針を改めてSTSとブレダの両方を買収することに決め、2015年に実現した。その年、ドーマー氏は執行役常務として日立本体の経営陣に名を連ね、2019年には副社長に昇格した。 

 

 

 英国では2021年、ロンドンとバーミンガムを結ぶ高速鉄道路線向け車両の製造や保守をアルストムと共同で受注した。アメリカではSTSの技術を活用してハワイ州ホノルルで高架鉄道「スカイライン」が2023年に開業したほか、ワシントンDCでも3000億円規模の地下鉄車両製造を受注した。 

 

 日本流の生産手法を取り入れ生まれ変わったブレダの車両工場も欧州の鉄道製造に不可欠の存在で、イタリアなど欧州大陸向けは元より、英国向けの車両も製造している。「日本で開発し、イタリアで製造し、英国に送り込むという国際分業体制が整った」。 

 

■大型M&Aは今後も続く?  

 

 ブレダは日本流の生産スタイルを持ち込んで復活したが、逆に日本がブレダから学んだこともあった。ドーマー氏が例として挙げたのは電気や通信システムなどの配線を車両に取り付ける作業だ。ケーブルが多数あるため、ミスなく効率的につなぐのが難しいことが多いだけに日本では熟練工の技に頼る。だが、ブレダでは事前に配線をモジュール化して、それを車両に取り付けていた。「非常に賢いやり方」とドーマー氏は賞賛する。 

 

 また、2025年頃の開業を目指す台湾の三鶯(さんいん)線建設プロジェクトでは車両設計をイタリアが行い、日本で製造し、台湾に持ち込むというスタイルを取った。新たな国際分業の形である。 

 

 2021年にはタレスから交通システム事業を買収すると発表した。タレスの鉄道信号システムは世界的にも評価が高く、「長年にわたって買収したいと考えていた」。また、「日立は日本、英国、イタリアに強みを持ち、アメリカでも事業を拡大しているが、タレスはカナダ、ラテンアメリカ、サウスアメリカ、フランス、ドイツ、東欧、シンガポールに強い。両者は強力な補完関係にある」とも話す。 

 

 では、今後も大型M&Aを重ねて成長を続けるのだろうか。タレスの交通システム事業買収に際しては、EUや英国の規制当局が日立の規模が大きくなりすぎることを懸念して一部事業を売却することを求めた。そう考えると今までのような大型のM&Aは困難かもしれない。ドーマー氏も「中小規模企業の買収を検討している」と話す。 

 

 分野的に強化したいのはデジタル関連。日立はIoTプラットフォーム「ルマーダ」を核としたデジタル戦略を進めている。IoT技術を駆使して車両や線路の状態を常時監視することで異常を事前に察知できれば、保守費用が安価になると同時に、運行の安全性も高まる。「たとえば1両に片側2つドアがある車両なら10両編成でドアの数は40。今までは40のドアを毎月点検していたが、ドアにセンサーを付けてデータを蓄積すると、どのドアが動作不良を起こすか事前に察知することができる」。 

 

 

( 169914 )  2024/05/13 17:54:31  
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(まとめ) 

日立の鉄道事業が海外での成功を受けて、世界的な競争力を高めていることが示唆されています。

英国やイタリアでのプロジェクトを通じて、現地のニーズを的確に把握し、グローバル展開を図っている様子がうかがえます。

一方で、日本国内の鉄道産業の現状や課題、日本人の英語力向上の必要性が指摘されています。

また、留学や技術者の報酬など、人材育成や給与体系に関する意見も多く見られました。

今後も、日立が成功を続けるためには、世界市場での競争力を維持し、技術革新や人材育成に注力することが重要であると言えるでしょう。

( 169916 )  2024/05/13 17:54:31  
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・語学も必要であったが、イギリスのニーズを的確に掴んだことが成功のカギだと思う。車両はリース契約でメンテナンス作業も含み、軌道は専門会社の管理となるなど、日本とはだいぶ勝手が違った。また、納期を守るという、日本企業の誠実さが認められた結果だと思う。国をもまたぐ分業で得意とする分野の裾野を広げ、時代の最先端の技術を取り入れることが可能となる。 

日立の活躍は、世界の場で日本の鉄道車両の高い評価につながると思う 

 

 

・日立とは直接関係ないかもしれないが台湾新幹線でも欧州システムの上で走らせるのに苦労したはずです。しかし今や日立もイタリア企業も買収し完全に自分のモノにしたはず。鉄道は中国はもちろん韓国企業も進出狙っている分野。ぜひとも世界で日立の車両を走らせて欲しいですね。 

 

 

・欧州の「モーダルシフト」の波に、上手く乗っかったのだと思っている。 

欧州の「モーダルシフト」は二酸化炭素排出削減のために、交通・貨物輸送・モビリティを、再生可能エネルギー資源を使用した持続可能な輸送に転換する大きな動き。「短距離航空⇒高速鉄道」がトレンドとなっており、短距離航空が猛烈に批判されている。しかし、欧州の高速鉄道は専用線ではないため、衝突安全などの基準が厳しく、中国製は未だに、この基準をクリアできていない。 

日立は、この基準をクリアしていた「イタリアの鉄道メーカー、アンサルドブレダ」を買収し、クリアした車台を基本に、日立のテクノロジーと融合させた低燃費の高速列車を次々と受注している。 

最近開発したのは、既存のディーゼル車両と比べてCO2の排出量を50%削減できるトライブリッド車両。電気、バッテリー、ディーゼルエンジンの三つの動力源を搭載した車両で、エコのニーズを的確に捉えている。 

 

 

・記事によると日立車両部門の成功はこの英国人副社長の功績によること大であるとのことですが、多くの人は彼のネイテイブとしての英語力がこの成績をもたらしたものとして、英語力の必要性を力説しておられますが、それよりも彼の成功は英語力よりも英国人ら欧米人を感心させるだけの現状把握力・想像力・計画力・説得力が優れていたことが第一だと思います。自分の経験では、中学校英語に業界専門用語、オフィス用語、会計・法務・人事関連の専門用語さえ熟知していれば、それに何よりも仕事を知っていれば株主総会・取締役会・主要株主らの欧米人とのコミニュケーションはほぼ問題はありませんでした。それにきっとなによりもこのこの副社長さんは現場を含め仕事をよく知っておられるんでしょうね。現場の細かいことは任せているので自分は知らないといってすましている人はどんなに英語ができても経営者、管理者としては外国では評価されないのです。 

 

 

・こういった記事をみるにつけ何百億、何千億円の契約を結んでくる優秀な営業マンは日本人、外国人問わず 相応の高い報酬を払わないと日本企業には居着かないですよね 

 

技術職もしかりで、特許を取ればその特許は会社に帰属するのですがお陰で会社の売上が飛躍的にあがるのであればやはり相応の報酬を以て技術者に報いるべきかと 

本人の努力で会社を大きく発展させられたのなら上司より高い給与を貰っても何ら問題はないでしょう 

 

社員同士の横並びの意識が強い社会ではあるけれど、そういった面が無いと会社は大きく成長しないし、また優秀な人材は集まりません 

その代わり薄給でも会社にしがみつき、遅刻だけはしないイエスマンの私みたいな駄目社員が大勢救われるのです 

 

 

・この記事を読んで思ったのは、日立の躍進が決して日本だけが潤うのでは無く、取引先の国でも雇用などの面で利益を生んでいる、ウィンウィンの関係だからこそ上手く行ったのではないかと言う事です。 

かつて世界を席巻した半導体や自動車がアメリカの圧力によって潰されてしまった事を忘れずに、日本企業が積極的に海外企業と手を結んで新しい日本の繁栄を作ってくれる事を期待しています。 

 

 

・アメリカでもボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンをつなぐアセラという高速鉄道はかなりのドル箱路線ながら車両の古さ、揺れの大きさなど日本の新幹線と比べ物にならないくらいの鉄道だった。 

 

しかも遅い。 

 

ぜひアメリカにも日本の鉄道技術を提供してもらいたい。自動車大国とはいえ場所によっては鉄道が便利な場所はまだまだあるし、日本の鉄道の乗り心地の素晴らしさを知らないアメリカ人は多い。 

 

日本での鉄道拡張は難しいが、世界には鉄道を必要とする地域は多い。 

 

 

・完全に狙ったわけじゃないだろうけど、欧州市場の鉄道投資のタイミングで英国とイタリア起点に参入成功。欧州の電力網投資のタイミングでスイス起点に変電設備参入成功。グローバルロジックを買収してLumadaを盤石にして様々な事業に応用し…。 

日立は、大赤字からの再起の流れで、そのままものすごくいいタイミングで事業が進められている感じがする。 

 

 

・鉄道は、運用とシステムのソフト面と合わせて日本の大きな輸出品になっています。特に高速鉄道、新幹線ですね。競合国の追い上げもすさまじい。それゆえにリニアの実用運転は日本の急務なのです。 

工事を感情的に止めたあの人による経済的損失に加えて工期を守れなかった信用損失は莫大です。 

 

 

・この際言いたいが、中国のような巨大な市場でも、中国北車と中国南車は合併した。 

日本も国際市場で闘う必要があり、川重が世界のどこにもないような技術を持っていないのなら、鉄道部門の合併を目指すべきだと思う。 

 

もちろん、独占禁止法の問題もあるだろうけど、これだけグローバル経済が発達した時代には、国際市場での独占かどうかを判断すべきだと思う。 

日本国内だけで暢気に営業している企業は危機感を持たないといけないと思う。 

 

 

 

・>分野別の売り上げは車両製造が6割、信号システムや保守ビジネスが4割 

 

これ、売り上げではなく、利幅で見ると、信号システムや保守ビジネスの方が大きいのでしょうね。一度、導入すると変えにくいものだから、価格交渉は売り手の方が有利になりやすい。どうしても鉄道事業の可否は車両に目が向きがちだけど、ビジネス上の成功は後者が取れるか、取れないかが大きいようにも思う。 

日立のヨーロッパでの成功以外で、日本の鉄道メーカーは、車両は受注できても保安システムが取れていない例が多いような気もする。 

 

 

・現地採用のドーマー副社長の功績が光ってる。 

いかに顧客さんのニーズを理解するか、顧客さんへの利益供与がどこまで有利になるのか、納期を守る等をハッキリ示した姿勢が素晴らしい。 

セールスマンの鏡でしょう。 

 

日立は茨城県民、日立、水戸市民の誇りです。 

 

 

・鉄道関連インフラ・システム・車体を全て構築できる企業ですので 

新規開拓以外でも存在感あります。 

 

電気水道交通インフラ、生活に関わる事業は網羅しているので 

1社で街を全部作れる数少ない企業ですね。 

 

 

・日立は研ぎに研ぎ澄ました刀。利益あげれない事業部は即切って子会社か別会社。20年前に末端の営業やってたけど当時から鉄道は利益よく出てた。というか日立じゃないと出来ないだろうなと思うこと多かった。お客さんに入ってるシステムはずっと日立が面倒みてるパターン多いし。 

 

 

・日立には、日本企業として、グローバルでなんとか、頑張ってほしいですね。 

日本がこれからシュリンクしていく中、先行き暗いニュースばかりですが、日本の技術力、信頼と実績、経済力で、まだまだ世界に貢献できるはず。 

圧倒的な資金力とスピードでドミノ倒しなIT業界での貢献は、残念ながらイメージしにくいけど、重工業界だと、まだまだ、貢献できるのでは?、と。 

 

 

・今でも日立といえば?と聞かれると「白物家電」と言われる、それも記事にある宣伝ベタの一端だと思います。 

 

IT(Lumada)と鉄道、発電あたりが大きな柱なことをもっとアピールしていけば良い。 

 

ただ、旧ジャニーズのタレントを起用してみたり、色々変わろうと模索していること自体は垣間見えます。 

 

ハワイの鉄道は空港まで延長できたタイミングでもっと日本向けにアピールしていくと良いと思います 

 

 

・東芝とは真逆だね。 

経営陣の椅子取りゲームと自己保身をしている内に、多くの事業を売却して、さらには株式市場からいなくなることになった。 

企業成長は人材戦略と挑戦しかないよね。 

 

 

・この人が入社しなかったらここまで成功してないだろうし、この人も昔の職場では芽が出なかっただろうから、互いにwin-win関係を築けたことは両者にとって素晴らしい結果となった。 

理想の雇用関係だと思う。 

 

 

・日立の鉄道事業の成功自体は歓迎すべきであろう。 

しかし、国内の鉄道関係の日立の工場の生産状況はどうなのだろう。 

鉄道に関する笠戸・水戸事業所での生産を活性化させないと日本の経済は衰退する。少なくと、日立の企業城下町はどこも衰退傾向である。鉄道はともかく 

日本の製造業を活性化しないと日本経済は衰退する。 

岸田政権は外資の呼び込みをし日本の企業を安売りしようとしている。 

是非、中国に行った企業の工場を2兆円くらい補助して日本に呼び戻す 

政策が必要だ。 

 

 

・イギリスで投入された日立のAzuma(ディーゼル発電機機能を搭載したデュアルモードの高速鉄道用車両)があれば、軌道幅さえあっていればどこでも走れる。 

 

50Hz/60Hzの周波数の違いなど無視できるので、東海道新幹線と東北新幹線の直通だって(線路さえ接続すれば)走行可能。 

 

 

 

・鉄道メーカーは、中国の中国中車がブッちぎりで強いんだが、その次に仏アルストム、独ジーメンスが続く。日立はその下で、今は世界4位ということになるのかな。 

だが、伸びは一番のはず。 

国内の旺盛な需要を取り込める中国中車にはなかなか及ばないが、アルストム、ジーメンスを抜いて世界2位は射程圏に入ってきた。 

期待したい。 

 

 

・2位の川重の2010年頃の売上は1500億程度で日立とほぼ同じだったが 

現在では5倍以上もの大差がある。 

僅か10年程でここまでの売上差がつくのは 

新幹線の台車の重大インシデントや中国の新幹線への技術流出などで国内外の信頼を失った事にも起因するのではないだろうか? 

 

 

・素晴らしいサクセス・ストーリー。やっていて、先々でどんないいことが待っているか、わからないものですね。 

ところで2016年に英国に行きパディントン駅で電車に乗りオックスフォードに向かったことがある。乗り心地が最高に良く、英国の電車はなんてスゴイんだろうと感じたことがある。けど、それは日立製だった可能性もあるんだろうね。 

 

 

・納期を守るために多くの技術者がギリギリの状態でした。朝方まで仕事をすることもあり、残業が100時間を超える月も珍しくはなかった。当然、うつ病で休職する方も多くいました。当時の鉄道部門は日立社内でも超ブラックで有名でした。輝かしいビジネス展開の一方でこれも事実です。 

 

 

・国鉄の民営化から暫らくは、JR貨物の新型機関車の開発に深く係わっていたが、ED500の試作で揉めてからきっぱり手を引いてしまった。 

現在は国内は電車、海外は加えて新動力や運行システムとのセット販売に注力ですね。 

 

 

・老朽化著しい、九州旅客鉄道の783系特急電車。 

更新する気がいまだに無いみたいなので、日立さんから積極的に 

『更新車の売り込み』をしていただきたく、お願いしますよ。 

 

佐世保線は817系普通電車も不足気味で、架線下をYC-1が走っている。 

電車を増備し、それで捻出されるYC-1で、長崎線の老朽化著しい老兵 

青・白塗色のキハ47×2連×5本の更新・廃車を進めるべき。 

長崎線・江北ー諫早間で運用するYC-1の送り込みは、佐世保線・江北側 

からでなく、大村線での運用を兼ねて、諫早側から行えば済む話である。 

 

 

・もう20年ぐらい前になりますか、とても立派なヨークの鉄道博物館に0系の先頭車を含む新幹線の展示コーナーがあって、大英帝国の懐の深さみたいなことと、日本国の売り込み態勢?みたいなものを感じたことがあります。 

 

 

・稀有な人材ですね。ヘッドハンティングされないように、しっかり報酬を出すべきですよね。中西さん亡くなられても、なお彼の凄さは伝わりますね。見えてる景色が違うというかなんというか...さすが経団連会長をされるだけはある。 

 

 

・競争相手が少なかった高度成長期は、ただ造っていれば世界に物が売れた。これからはますます現地に溶け込んだ開発・製造・営業体制を強化しないと国際市場で生き残れない。 

 

 

・正直、海外諸国にお金をばらまくなら 

そのお金で日本国内の全高校生が 

少なくとも1か月以上は海外留学することができる 

支援制度があればと思います 

 

高校生に必要なのは修学旅行とかではなく英語研修旅行だと思う 

日本が潤沢な資産であふれていたバブル期の数十年前から 

本格的な英語留学教育に力を入れていれば 

今の時代はもっと変わっていたはず 

政治家の怠慢、私利私欲ですよね 

昔からですよね国民に還元しないの 

 

中国や韓国の企業が台頭してきた理由って英語力も大きい 

韓国の人とか英語や日本語、中国語などの外国語力がめちゃくちゃ高い 

そこは素直に尊敬しないといけないと思う 

本当に日本だけだよ、こんなに外国語力低い国 

 

 

 

・英国の鉄道事業は民営化されているから破綻すると日立が損害を被ることになる。ド-バ-海峡の地下を貫くトンネル会社ユーロスタ-は破綻して融資に参加した日本の金融機関は多大なる損害を被った。英米の資本は信用できない。東芝が買って1兆円の損害を出して破綻の原因になったWHは英国資本からだった。 

 

 

・要するに英語べたな日本人が交渉するよりも、現地の人を雇って交渉する方が良い、との事ですね。日本人の英語べたは今に始まったことではありませんよ。日本の教育の仕方が間違いなのでは。先ずは教育委員や先生方への英語指導からはじめてはどうか。 

 

 

・海外勢に比べれば日立も小さすぎた。でもこのドーマさんをはじめ欧州スタッフ、更に国内関係部署、下松の笠戸事業所関係者も連動して頑張り、海外メーカーの買収も重ねてここまで大きくなってくれた。主流だったシステム部門からは古い形態の事業だと白い目で見られた時期もあったと聞く。よくぞ頑張ってくれました。これからも目先の利益によらず基本と正道で成長して欲しい。古い小株主より。 

 

 

・鉄道事業で今期1兆円越えって、1両1編成の単価は高いけど台数が限られているのでそんなもんかなって思うけど。如何にトヨタの売り上げが凄いかが分かるよね。鉄道製造はやはり工業機械的になるのでしょうか? 

 

 

・グローバル企業の上層部だけでなく皇族政治家だって英語力が必要な時代 大きなステージで活躍したいと考える若い方々 運と才能あっても英語力がバツだと頂上まで登れませんよ がんばってください 

 

 

・売上、売上って何の物差しなのかわからん。 

結局1兆円と言っても、赤字かもしれない。業種によっても、純利益率が全然違うのに、何の意味あるのか毎回疑問に思う。 

それだけ分かってない人、気にもしてない人が多いって事。 

経営者なら利益率や純利益に目が行くと思うが。 

 

 

・鉄道製造事業、単価は大きいだろうが需要数は限定的で、しかもコスト面ではまだ中国などには適うまい。”技術を売り”にしての販売、売り上げで競うなか、これも独仏もライバルで、そういう中”アッパレ”と言うべきなのだろう。 

 

今後も頑張ってほしいものだ。もちろん技術スパイを警戒して。 

 

 

・日立は既存事業の再編、外国人の登用、ジョブ型採用とヤフコメではいかにも嫌われる改革をドラスティックに成し遂げたからここまで立ち直った。グローバル展開を望む日本企業がしなければいけないことが何か、よく考える必要がある。 

 

 

・安倍政権が「オールジャパン体制による鉄道インフラ輸出」をアベノミクスの目玉の一つにしていました 

ところが、車両メーカーはアベノミクスを無視して独自に海外販路を増やしました2位の川重も2010年代に事業規模が倍増しています 

オールジャパン体制は新幹線システムの輸出ありきなのですが、世界の高速鉄道は在来線と線路共有です 

権利主張が大人しい日本ですら静岡や京都など新幹線反対運動で行き詰まっています 

権利主張が激しい海外で新幹線を作ったら用地買収が膨大になり飛行機に太刀打ちできません 

 

日立や川重は日本で言うところの在来線特急をバシバシ売ったのです 

記事の通りJRの下請けから脱し車両メーカーが独自に運行システムを開発できるようになった以上、オールジャパンの必要は無いのです 

 

捨てられたJRは東海と西日本は未だ新幹線輸出に固執していますが、東日本は国内外鉄道会社のM&Aに路線変更しています 

 

 

・ 

不景気だとか過去最高の倒産件数だとか言いつつ 

大企業はこぞって過去最高利益を記録し 

対外純資産も420兆に迫り32年世界一 

 

政府は期限を過ぎた政府の持つ2800億ドルの米国債は償還されずさらに買い増し 

他国に無駄にバラマキ、景気の良い国の債権を支え実質借金を肩代わりしてる始末 

 

政治は元より日銀や経団連の無能さ 

大企業への忖度や経営陣との癒着 

特定の場所ばかりにコミットさせた結果 

 

トヨタの純利益3兆5千億 

しかし下請け3万5千社も同じように潤ってる? 

 

GAFAやアリババ、テンセントみたいな 

新しい産業や技術を生み出せなかった事で失われた30年はさらに長引き 

超高齢化社会でも高齢者の個人金融資産残高は 

1200兆円もあるのに 

それが全く投資や消費、新しい未来に向かわず 

ひたすら溜め込んであの世まで持ってく勢い 

 

 

 

・英語が下手なのは日本に限らず。下手でも会話が成立すれば問題ない。 

 

ただ、日本はプレゼンが圧倒的に下手。メリットを控えめに言いデメリットを強調する保身的な思考で海外ではまったく刺さらない。 

 

相手は「できます」と言ってほしいだけだ、ということがわかっていない。 

 

 

・彼は現地の実情と現地の人達の弱点、強みを知り、日立の優位さを理解して商売を非常に有利に進めたということだね。日立は有名大学の大学院出が多くてアタマ良いけど、結局こういう取引ができる人材がいなかったんだな。 

 

 

・日本で製造している訳ではないだろうから、どれだけ日本の技術が入っていて、どのくらいの日本人が関わっているんだろうか!! 

設計・製造は全部海外で銘板だけ日立って機種も有ったりするのかなぁ!? 

 

 

・>>日立のスタッフたちの英語力が必ずしも高くなく、PRも下手。技術の仕組みを説明するばかりで、その技術が運行事業者にどのようなメリットをもたらすのかを説明できない。 

 

結局、日本が世界で中々通用しない根底にあるのはココなんだよな。 

最近では英語でコミニケーションを取る政治家も多少は現れたが、世界を相手にするには物づくりよりは英語力の様だな。 

 

 

・中国に盗られた新幹線技術と市場分取れ返せたんですかね、、、トップラインの上昇は海外買収が大きいんでしょうけど、現地生産の食い込みは十分凄いですね。 

 

 

・日本では語学力については焦点が当たってきませんでしたが、こんな基本的なところで海外企業に負け続けてた面が意外に大きいのかなと思いますね。 

 

 

・鉄道はその国の社会インフラとして重要基盤。ハードとソフトを両面で抑える鉄道ビジネスは日本企業にとって非常に可能性を秘めたビジネスエリア。 

 

 

・「日立のスタッフたちの英語力が必ずしも高くなく、PRも下手。技術の仕組みを説明するばかりで、その技術が運行事業者にどのようなメリットをもたらすのかを説明できない」 

もう、「いかにも」な理由笑 日本企業が世界で勝てないテンプレみたいなもん。 

つくづく日本の英語学習の無意味さを感じるね。 

 

 

・明治時代にイギリスから鉄道技術者を招聘し一つづつ学びながら鉄道を敷いたことを思うと、感慨深いですな。 

横浜山手墓地などに、技術者のお墓などもありますし。 

 

 

・提灯記事ってやつなのかな? 

 

後発と言っていいいかわからないが、明らかに格下だった中国中車(CRRC)の売上高が4兆9000億円(2023年12月決算)になっていることを記事には書くべきだったと思いますよ、比較対象として。 

 

 

 

・中国が鉄道輸出とかモヤモヤ感ハンパ無い。世界的には人命よりもコストが優先する国のが多いんだろうな… ところでボンバルディアの鉄道部門はどうなった? 

 

 

・イギリスで成功しても、富士通みたいに足元を掬われることもある。政府が救ってくれるのは日本国内だけと引き締めて頑張ってください。 

 

 

・戦後、日本の重厚長大の一角を支えてきた日立。 

日本のお家芸で戦い続ける姿は素晴らしいです。 

 

 

・車両設計をイタリアが担当し、製造を日本が行う 

素晴らしい 

 

昔、日本がデザインしてイタリアが製造する 

尻あなみたいな名前の車があったっけかな 

 

 

・日本人には見えない日本企業の強みを外国人の方が理解していて、外国に売り込むならそういう人の力を借りた方が良いってことだね。 

 

 

・納期を守るって、現場の方々がデスマを決行させられ、ブラック企業化したのは想像に難しくないなw 

納期を守れない過去の会社に不満って、単に自分のマネージメント不足やろ。現場部下のせいにするな。 

 

 

・日立と東芝はかつて日本の重電をけん引した企業だけど 

明暗はっきりしたね。経営者の能力は大事だ。 

 

 

・お膝元の茨城県日立市にあった日立電鉄は廃線になった。あそこに技術の粋を集めて欲しかった。 

 

 

・その日立発祥の地は今や錆びれて高齢化が進み若者が居なく将来的には無くなるかもしれんと危惧される 

 

 

・米国コロラド州デンバーの市内鉄道。韓国の企業が入札し走行しているが、 

信号システムなど散々な状況(時には人力で遮断機を調整)。。。 

何とかしてくれませんかね? 

 

 

 

・日立は総合電気から脱してまた成長路線にのり始めた。子会社の株を売ってスリムになった。東芝とはえらい違いだ。 

 

 

・川重が中国に新幹線技術を中国に流してJR東海から出入り禁止になり、その分が日立に製造依頼されることになり国内敵なし状態になった。 

 

 

・日立は防衛大卒がいたりするから優秀な戦略ができてるんだろうね。 

素晴らしい。 

 

 

・タイトル見て日本の鉄道が1兆円の売り上げに近づいたのかと思いました。 

インバウンドで多くの外国人が、鉄道使うからなぁ。 

 

あってもおかしくない。 

 

 

・「車両システム屋さん」になる為に、これまで販売した製品のメンテナンス保守を放棄して、やりたい事だけをやって儲けられるようになっただけだからな。怨嗟の思いを持っている顧客を舐めんなよ。 

 

 

・NHKで番組を見た努力苦労は認めるが1兆前後の売り上げではせめて10兆円 

純利益4兆円の企業になってほしい、日立さん。 

 

 

・例の車両の不具合の件は無事に解決したのであろうか。メディアは事件の時に騒ぐが、その後、どうなったか言わないので困る。 

 

 

・ドーマーさんは優秀だ。 

とても読み応えのある記事でした。 

ありがとうございます。 

 

 

・リニアでも日本がトップを走れればよかったけど、どっかの知事のせいで大幅に遅れを取ってしまったからね・・・。 

リニアは雲行き怪しくなってきた。 

 

 

・日立は頑張ってますねぇ。 

日本のトップ企業としても頑張って頂きたい。 

嘘をつきまくって潰れた東芝とは大違いですよ。 

 

 

 

・これなので、毎日使う家電は基本HITACHIにしている。強固、アフタサービスも良い。ちょっとゴツいですけど。 

 

 

・>日立のスタッフたちの英語力が必ずしも高くなく、PRも下手。 

 

全ての分野でものすごい損してると思う 

 

 

・結構なことですね。法人税たくさん払って貧乏人助けて下さい。ありがとうございます。 

 

 

・全て人材。上に立つ人材も当然。どこかの経団連会長みたいなところはいくら社員が優秀でもアウト。 

 

 

・鉄道事業で儲かったなら次は創業の地日立の駅をなんとかしてやれよ。 

駅前なんてヨーカドーなくなって悲惨なもんだぞ。。。 

 

 

・民主党の頃にここの株買って今まで持ってりゃ10倍か 

流石にその前に売るかもだろうけど 

 

 

・20年前に買った日立の洗濯機が今も、まったく正常な働き。感動もの。日立スゲー。 

 

 

・東芝の衰退とは、まったく逆に日立は業績は良い。 

やはり経営者の責任か? 

 

 

・本当に上手く行っているのか。ドーマー氏はいったん退任して復帰したりしている。その説明が良くわからない。 

 

 

・日本国内は衰退なので、日本を見捨てて、海外で販路拡大しかない。 

 

 

 

・日本国内は衰退なので、日本を見捨てて、海外で販路拡大しかない。 

 

 

・売り上げが伸びても利益がいくらかを重視しないといけない。 

 

 

・畑が違うから異論もあろうが三菱航空機に欠けてたのはこれじゃねえかなあ 

 

 

・顧客の価値向上ね。 

商売の全てに言えることかもしれないな。 

 

 

・おかげさまで日立市は人口流出の日本1位になるほど衰退いたしました。 

 

 

・世界の日立になりました。株を購入しておけば、良かったなあ? 

 

 

・たぶん 社長より副社長さんの報酬のほうが多いんだろうなぁ。 

 

 

・ソニーとパナソニック、東芝と日立、途方も無い差がついたよなぁ 

 

 

・以前、報じられた車体にヒビが入るトラブルは解決したのだろうか? 

 

 

・ドル換算なら去年と比べて落ちていると思います。 

 

 

 

 
 

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