( 170115 )  2024/05/14 02:42:30  
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新NISAでオルカン買うと円安進む? 

 

 新NISAがスタートし、「オルカン」に代表される投資信託を通じた外国株の購入が増えている。 

 

【映像】投資信託による円売りの“規模”が一目でわかるグラフ 

 

 財務省の最新の資料によると、4月の買い越し額は9032億円で、1月からの合計は4兆円を超えた。2023年の同じ時期と比べると差は一目瞭然で、これは毎月約1兆円の円が売られていることを意味する。 

 

 巨大な外為市場で1兆円程度の円売りの影響は限定的と考えられるが、専門家は通常の為替取引とは異なる点に着目している。 

 

「NISA経由の外国株を買うというのは基本的に長期投資だろうから、円買いという取引が起きにくい。一方向に円売りが続いている。簡単に投資行動が大きく変わるということは考えにくく、じわじわと円安圧力にはなると思う」(ニッセイ基礎研究所・井出真吾主席研究員) 

 

(『ABEMAヒルズ』より) 

 

ABEMA TIMES編集部 

 

 

 
 

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