( 171270 )  2024/05/17 03:20:02  
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同僚だった森福允彦(左)とキャバクラから出てくる坂本勇人。その費用も“経費”だったのか!?(’18年) 

 

プロ野球・巨人の坂本勇人に“巨額申告漏れ”報道が飛び出した。 

 

5月16日発売の「週刊新潮」によると、坂本は毎年の確定申告で銀座や六本木の高級クラブなどの飲食費を必要経費として計上。直近5年をさかのぼって調べたところ、年間約2000万円、総額で1億円もの経費計上が確認されたという。 

 

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税務署から指摘を受けた坂本サイドは 

 

「これまで飲食費は認められてきた」 

 

と主張。支払いに難色を示したそうだが、同誌の取材に読売巨人軍広報部は 

 

「税務申告に関し、管轄の税務署と協議を続けているところですが、税務署の指導に従い、適正な申告、納税を行う所存です」 

 

と回答。悪質な申告漏れや所得隠しではないと強調している。 

 

坂本の税務申告は親族が代表を務める個人事務所が主体で行っていた。本業に直接関わってくるものなら経費計上も理解できるが、銀座や六本木の高級クラブでの飲み食いが、それに該当するかは疑問だ。 

 

実際、夜の街で飲食する坂本を目撃した男性も次のように証言する。 

 

「港区にあるお肉系の高級料理店に坂本さんが女性を伴ってやって来たことがあります。その女性が恋人なのか、それとも野球に関わる仕事をしているかは定かではありません。 

 

ただ、見ていると、坂本さんは女性とは一切話さず黙々と肉をほおばるだけ。女性もずっとケータイをイジっていました。はたから見たら異様な光景でしたね。野球の話? 全くしていません」 

 

そしてお会計になると、坂本は伝票をレジに持って行き、こう指示するのだ。 

 

「領収書、坂本で」 

 

前出の男性によると 

 

「女性と2人でお会計は3万円ほどだったと思います。普通に『6億円プレイヤーでも領収書切るんだ』と思いましたね」 

 

という。坂本は同店の常連で、たびたびやって来ては領収書をもらっていたという。 

 

一方、坂本は今回“狙われた”側面もある。 

 

新潮でも取りあげているように、高額納税者が多く住む東京・渋谷区は昨年夏ごろから、区内在住のスポーツ選手を中心に、納税が適正であるか調査していたという。そこで浮上したのが坂本だったというわけだ。 

 

「坂本さんはある意味、“見せしめ”にされた部分もあると思います。天下の巨人軍のスター選手。 

 

プロ野球ファンなら誰でも知っているし、世間やほかのスポーツ選手への波及効果も抜群。事実、球界では『坂本が(税務署に)やられた』と騒然となっています」(スポーツ紙野球担当記者) 

 

坂本サイドが「これまでは大丈夫だった」と言うように、飲食費の経費計上はグレーだった。球界関係者は 

 

「坂本がアウトなら、他の人もみんな引っかかると思います。国会議員の政務活動費と同じで、長年ブラックボックスでしたから。 

 

ポイントはやはり税務署が高所得者を念入りに調べ始めたこと。スポーツ選手は真っ先に目をつけられたはずです」 

 

と指摘する。 

 

修正申告に応じた場合、追徴課税が発生するケースがある。金額にもよるが、過少申告加算税の場合、納付すべき税金に対して10%または15%(期限内に提出された申告書に係る税額と50万円とのどちらか多い金額を超える部分)の税率で課される。 

 

坂本の場合は5年さかのぼられて請求される可能性もあり、6億円プレイヤーだとしても相当痛い出費になることは間違いない。 

 

「著名人に対する国税からの警告のようなものでしょう。今ごろ戦々恐々としている人は多いのでは?」(前出・スポーツ紙記者) 

 

夜の街でも有名人だった坂本。これを機にめっきり姿を見かけなくなったら、それはそれで悲しいが……。 

 

FRIDAYデジタル 

 

 

 
 

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