立憲民主党の岡田幹事長は、次期衆院選で党公認候補として出馬予定の平岡秀夫氏が立候補を表明している新山口2区に関して、前回の補欠選挙で善戦した可能性が高いと述べた。

過去の補欠選挙で全勝した立民に対し、次期選挙では過信はせず、政権交代が必要だと考えられる時期になっていると指摘した。

（要約）

立憲民主党の岡田幹事長 

　立憲民主党の岡田幹事長が18日に岩国市入りし、次期衆院選の党公認候補予定者の元法相・平岡秀夫氏（70）が出馬を表明している新山口2区について「（昨年4月の）前回の補欠選挙も善戦した。勝つ可能性が高い選挙区だ」と語った。 

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　岡田幹事長は党県第2区総支部が市内で開いた有権者との対話集会「オープンミーティング」に参加し、終了後に報道陣の取材に応じた。 

　4月の衆院3補欠選挙では立民が全勝したが、岡田幹事長は「（それは）補選の時の有権者の判断。（次期衆院選については）そんなに甘く考えているわけではない」と強調。自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡る岸田政権の対応に関しては「不十分だ」と指摘し、「政権交代が必要だと考えている人が増えている。次期衆院選は政権を争う選挙になる」と述べた。 

　前回の衆院山口2区補選では、自民新人の岸信千世氏（33）が平岡氏との一騎打ちを制し、初当選した。