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政治団体「つばさの党」の代表ら3人が公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件で、代表らが、支援者によるSNSのグループを作って他の陣営の居場所などの情報を募り、妨害に駆けつけていたことが新たにわかりました。 

【画像】「つばさの党」めぐる公職選挙法違反事件　SNSで他陣営の場所募る　今年4月の東京15区補欠選挙で 

政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者（45）、幹事長の根本良輔容疑者（29）、幹部の杉田勇人容疑者（39）は、先月行われた衆議院東京15区の補欠選挙の期間中に、出馬していた乙武洋匡氏の演説を妨害した疑いがもたれています。 

「つばさの党」による妨害を恐れた他の陣営は、街頭演説の場所などを事前に告知しなくなっていましたが、その後の捜査関係者への取材で、黒川容疑者ら3人がSNS上で支援者によるグループを作って他の陣営が演説している場所などの情報を募り、妨害に向かっていたことが新たにわかりました。 

警視庁によりますと、3人が関与した演説の妨害などは少なくとも15回確認されていて、演説の中断に追い込まれた陣営もあるということです。 

TBSテレビ