( 172347 )  2024/05/20 16:17:30  
00

北海道新幹線「札幌延伸延期」で泣く人、笑う人 工事で死亡事故多発、安全とスピードの両立を

東洋経済オンライン 5/20(月) 4:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/0009fb7a672204be0336e6036d8031be35333f2f

 

( 172348 )  2024/05/20 16:17:30  
00

北海道新幹線のトンネル工事が遅れ、2030年度の札幌延伸開業が延期に追い込まれた。

工事の影響で工事費用が膨らみ、特に渡島トンネルや比羅夫工区での問題が浮き彫りになった。

開業目標の達成が極めて困難とされ、新たな開業時期は不透明となっている。

工事の遅れにより安全事故も発生しており、安全を確保しながら工事を進めることが求められている。

(要約)

( 172350 )  2024/05/20 16:17:30  
00

北海道新幹線のトンネル工事現場で、貫通の瞬間を見守る作業員や関係者たち(記者撮影) 

 

 「トンネル工事に遅れはつきもの。掘ってみないとわからない」――。トンネル工事に従事する鉄道関係者に話を聞くと一様にこんな答えが返ってくる。 

 

【写真を見る】2022年10月に貫通した北海道新幹線・国縫トンネルの長万部側坑口、2023年3月の豊野トンネル貫通の瞬間 

 

 トンネル掘削に伴う大井川の水資源や南アルプスの生物多様性に与える影響を理由に工事が始まらず、2027年の開業を断念したリニア中央新幹線に続き、北海道新幹線もトンネル工事の遅れを理由に、2030年度札幌延伸の延期に追い込まれた。北海道新幹線の整備を行う鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下、鉄道・運輸機構)の藤田耕三理事長が「2030年度の札幌開業が困難である」と5月8日、斉藤鉄夫国土交通大臣に報告した。 

 

■「開業前倒し」が一転 

 

 新函館北斗―札幌間の着工は2012年。このときの計画では2035年度の完成・開業を目指していた。しかし、早期開業を熱望する地元の声を受け、2015年の政府・与党申し合わせで開業を5年前倒しして2030年度(最長で2031年3月)とすることが決まった。 

 

 このころ札幌市は2026年冬季オリンピック・パラリンピックの招致を表明していたが、2018年平昌、2022年北京に続けて3大会連続してアジアで開催するのは難しいという判断から招致目標を2030年に切り替えた。地元の間では、「新幹線開業をさらに1年前倒しして、オリンピックに間に合わせてはどうか」という威勢のいい意見すら上がっていた。 

 

 ところが、2020年10月に風向きが変わった。北陸新幹線・金沢―敦賀間の工事が計画よりおよそ1年半遅れており、2022年度末の開業には間に合わないことが明らかになったのだ。 

 

 その後の調査で、2019年10月の時点で工事現場サイドが「遅延回復は困難」と報告していたものの、鉄道・運輸機構の大阪支社は本社に対し、「開業に間に合う」と報告していたなど、機構内の連絡やチェック体制に不備があったことが明らかになった。結局、北陸新幹線の敦賀開業は1年遅れの2024年3月となった。開業が間近に迫った段階での工事遅れの発表は地元の盛り上がりに冷水を浴びせた。 

 

 

 北陸新幹線の反省を生かし、北海道新幹線は早い段階で精査の作業を行うべく、国は北海道新幹線・新函館北斗―札幌間の整備に関する有識者会議を2022年9月に立ち上げた。 

 

 会議を重ねるにつれ、北海道新幹線でも工事が遅れ、工事費用が膨らんでいる実態が明らかになってきた。渡島トンネルでは掘削に伴い発生する土砂の受け入れ先の確保が難航しているほか、地質的に軟弱な区間が多く追加のトンネル補強工事が必要になり、現状で3~4年の遅れが発生しているというのだ。 

 

■「5年前倒し」無理はなかったか 

 

 一方で、羊蹄トンネルの比羅夫工区では、軟弱な地質とは逆の事象が起きていた。シールドマシンの前方に10m四方に及ぶ巨大な岩塊が出現し、撤去作業に2年半を要したほか、シールドマシンの刃の交換などにより現時点で4年程度の遅延が発生しているという。 

 

 有識者会議は工程の工夫などにより工事の遅れを少しでも軽減すべしという方向性を2022年12月にまとめたが、鉄道・運輸機構は「有識者会議で議論されたさまざまな工程短縮策をもってしても一定程度の短縮にとどまる」と結論づけた。そして5月8日、「2030年度末完成・開業の目標達成は極めて困難」と国に報告した。新たな開業時期については「現時点で具体的な時期を示すことは技術的に困難」としている。 

 

 5月10日の定例記者会見で斉藤大臣は、鉄道・運輸機構から報告を受けたことに対して「この報告内容が合理的なのか、講じることができる方策がないか、有識者会議を開催しながら精査を進めていく」と話した。 

 

 その日の午後、有識者会議が開催された。今後の工程短縮策を検証したほか、新たな開業目標をどのように設定するかについても話し合われた。また、遅れの大きな要因となっているトンネル難工事の対策を進めるため、大手ゼネコンなどとワーキングチームを立ち上げたことも報告された。 

 

 会議後、国交省鉄道局と鉄道・運輸機構の担当者が取材に応じた。まず気になったのは、4年程度遅れるということは、そもそも2035年度の開業目標を5年前倒しする計画に無理があったのではないかということだ。この点について国交省は「できるという判断だった」。また、鉄道・運輸機構は「発生土の受け入れ体制などの条件が整えば5年前倒しはできると判断した。巨大な岩塊については当時想定していなかった」と述べた。 

 

■新たな開業時期は「幅を持たせた設定」?  

 

 

 比羅夫工区では、今回のシールドマシンの停止中に人工的な振動を用いて地質を調査する弾性波探査を行ったところ、進路上に9カ所で岩塊が確認された。これらをボーリング調査すると6カ所は規模的に掘削可能だが、3カ所はシールドマシンが停止するおそれがあり、除去の必要があることも判明した。ルート選定前にこのような状況がわかっていればルート変更などの手段も取れたはずだ。 

 

 着工前の地質調査ではわからなかったのだろうか。この点について鉄道・運輸機構の担当者は「ボーリングをきめ細かく行えば技術的には可能」と述べた。だがきめ細かく調査を行えばその分だけコストは跳ね上がる。要は現実的な地質調査としては取りうるべき方法ではなかったということだ。 

 

 新たな開業時期について早期に示してほしいとの声が地元自治体や経済界から上がっている点については、国交省の担当者は「次の目標は何年度と決めるかどうかも含め、今後ご議論いただく」と説明。「○年度」ではなく「○~○年」と幅を持たせた目標設定となる可能性も示唆した。 

 

 開業の遅れは多方面に影響を及ぼす。JR北海道は2030年度末の北海道新幹線延伸開業を機に経営自立することを目指し、それまでの間は国がJR北海道に対して支援を行っている。このスキームはどうなるのか。斉藤大臣は「2031年度以降の対応については、JR北海道の経営改善の状況や北海道新幹線の状況を踏まえつつ今後検討していく」と述べるにとどまった。 

 

 また、北海道新幹線の札幌延伸開業に伴い、函館本線の函館―長万部間が並行在来線として切り離される。同区間の貨物輸送維持の方策についても現在、協議が続いている。JR貨物の犬飼新社長は「(並行在来線切り離しが先送りになったことで)貨物輸送存続の議論をしっかりしていく時間が増えた」と話す。JR貨物にとっては結論を先延ばしできるというプラス要素のほうが大きいといえる。 

 

 次世代新幹線の開発を行うJR東日本はどうか。札幌延伸の延期は新型車両の開発計画にも影響を及ぼしかねないが、東北新幹線で現在主力のE5系は2011年から営業線への導入が始まり、耐用年数的には数年延期しても問題なさそうだ。 

 

 

■工事急いでも「安全」は維持を 

 

 札幌市は新幹線開業を契機に交通結節点としての機能強化を進めており、駅前の再開発やバスターミナルの整備などに取り組んでいる。新幹線を前提にホテルやオフィスなどの民間投資も進んでいる。秋元克広市長は、「開業時期の変更となれば影響が少なからずあるかもしれないと危惧している」。また、「見通しが立たないという状況がいちばん困る」として、鉄道・運輸機構に対して「どれくらい遅れるのかという見通しを知りたい」とも要望した。 

 

 地元の「見通しを知りたい」という意見はまったくそのとおりである。一方で、「トンネルは掘ってみないとわからない」。そのような状況を踏まえると正確なスケジュールを示すのは難しい。 

 

 秋元市長は「1日も早く開業していかなくてはいけない状況には変わりない」とも述べた。これもまったくそのとおりなのだが、スピードを優先すると安全が疎かになりかねない。鉄道・運輸機構に確認したところ、新函館北斗―札幌間の工事ではトンネル坑内を中心に死亡事故が6件起きていることが判明した。作業中に後退した重機に轢かれた、作業中に重機と支保工の間に挟まれたなど、安全を十分に意識していれば防げた事故ばかりだ。また、これ以外に札幌駅の工事でも警備員がバックしてきたトラックに轢かれて死亡している。今後、拙速に走ることなく安全には十分配慮のうえ工事を進めてもらいたい。 

 

大坂 直樹 :東洋経済 記者 

 

 

( 172349 )  2024/05/20 16:17:30  
00

(まとめ) 

記事のコメントからは、北海道新幹線の工事に関するさまざまな論点が浮かび上がっています。

一つは安全性や死亡事故への懸念があり、工事の難しさやリスクについての議論があります。

また、工事の遅れや費用増加、トンネル掘削の難しさなどから、計画の見直しや中止の必要性も指摘されています。

さらに、新幹線の必要性や経済的効果に関する疑問や批判も見られます。

新幹線の開通に向けては、安全を最優先にしつつ、経済的な観点や必要性を総合的に考える必要があるようです。

( 172351 )  2024/05/20 16:17:30  
00

・元々2035年度の開業予定が、札幌オリンピックの誘致で盛り上がり、前倒し開業が決まっていましたが、元に戻っただけだと思いますけど。北海道の知事や札幌市長を含めて、現場を見た事があるのか?どれだけ過酷な状況の中で命がけで、日々工事を行っていることを 

わかっているのか?国交省に陳情に行き大臣との写真撮影が報道されてます。 

並行在来線問題も開業が伸びたわけですから、函館本線の山線についても見直しが必要でしょう。代替バスの確保の見通しが立たないのに一方的に廃止を決定しています。 

札幌オリンピックの誘致もなくなりました。北海道にとって厳しい内容ばかりです。札幌駅周辺の再開発問題など、いったんゼロベースで考え直すべきです。 

 

 

・開業遅れにクレームを言う人たちはトンネルの掘削現場に行ってみるがいい 

現場では施工スピードが利益に直結するからベストの工法、ベストの作業段取りを常に求めて監督者・作業員が一致団結して取り組んでいる 

それでも危険と隣り合わせであり死亡事故は後を絶たない 

地山の地質は超固いものから超柔らかいものまで複雑に絡み合い、その地質ごとに工法と作業機械は変えなければならない 

その現場を知ってみれば、とても早期開通なんてものを言い出すことはできない 

早期開業には寝る時間を惜しんで作業するしかないのだが、事故のリスクは増すばかり 

政治家は軽々に口を挟むべきではなく、機構とJRは政治家の干渉を排除するべきなのである 

 

 

・新幹線の早期の開通は、地元にとっても大変に期待の大きいものだと思うが、遅れればそれだけコストが増えるもので、これらの費用は、半端な額ではないことも、周知の事実です。 

リニアにしても、今の日本の経済力を考えれば、なにがなんでもやり続けることが果たして正解だろうか。 

自然豊かな北海道において、そのリスクも考えれば、少し立ち止まって考え直す必要があるように思う。 

リニアもそうだが、新幹線網の構想はバブル期の発想から継がれているもので、それから経済の状況は大きく変化している。 

これらは、間違いなく将来に禍根を残すようなことになないか心配である。日本においては、インフラの整備や福祉の環境なども大変に厳しい様子になっており、後退が始まっている。そんななかで大型の公共事業をそのまま進めていいものか、国民が考え直す時期ではないだろうか。 

今の、子供たちや若い者にしわ寄せが来ることが、明らかなように思う。 

 

 

・青函トンネル建設中に、本州~北海道の旅客輸送の主流が、鉄道から航空機に変わった。正直、首都圏から札幌へ新幹線を利用する需要がどのくらいあるのか現時点ですでに疑問で、JR北海道の救世主になるとはとても思えない(補助金で乗り切る気か?)。おまけに、駅が町の中心部から離れている、八雲・小樽がどうなるか、非常に興味深い。 

 

 

・北海道新幹線は一刻も早く札幌まで開業した方がメリットが大きいでしょう。 

道民は乗る人がいるのかと思うかもしれないが、首都圏、東北地方などのニーズは想像以上に高い。 

道民は飛行機の方が時間的に早いし圧倒的に便利と思うかも知れないが、それは新幹線がないから。 

東京から鹿児島まで鉄道で行く人は殆どいないが、博多まで新幹線で行く人は一定数存在する。 

ずばり、東京ー札幌間が5時間なら相当数の人が新幹線を利用するようになる。 

保安検査も荷物預かりもなく、車両毎に乗り降りでき、いつでもトイレに行け、発車のベルが鳴り終わるまでに乗車すればよい新幹線と飛行機は比較にならない。 

 

 

・トンネル工事っていまだに死亡事故が発生してしまうんですね。これだけ死亡事故がおきるってことは、ケガをするようなことは日常茶飯事のことかもしれません。あってはならないことで、死亡事故が起きうるような事業は可能な限りすべきではないと思います。 

 

 

・東海道新幹線開業は東京オリンピック開会式に間に合わせるため突貫工事の連続で、黒部ダムの171人を超える210名の方が亡くなられている。 

浜名湖のほとりに慰霊碑があることを知り、通るたびにしばし瞑目するようになった。 

今後の札幌延伸工事では、どうか無理な計画で犠牲者が出ないよう細心の注意を払い安全に進めて頂きたいと思う。 

 

 

・結果的には、札幌オリンピックが招致失敗したから、今回白旗をあげることができたのかと。30年オリンピック実施ということであれば絶対にリスケはできず、大きなプレッシャーの中で事故が起きる可能性も高かったのではと思う。 

 

札幌市としては新幹線の有無で大規模なコンベンション誘致に影響を及ぼすので早くに開通してほしいのでしょうが、平時は新千歳空港が機能していれば十分に客は来る。 

 

安全を第一にした計画で、新幹線工事を進めていただきたいものですし、むしろひとまずはJR北海道には札幌駅まわりの開発や必要なバスターミナル整備などを早急に進めてほしいものです。 

 

 

・ボーリング調査なとで地質調査は必ず行うものですが、判るのは所詮ボーリングをしたその地点だけ。 

 

掘ってみないと分からないというのは本当の事です。岩盤掘削なんて想定外と隣り合わせの作業で、難しいんですよ。 

 

都度発注者を呼んで確認して貰い、場合によっては設計変更を迫られて、工程や手順の見直しになる。下手したらそれが要因で、新しい工事が発生することも。 

 

土木の技術がいかに進もうが、相手は地球。技術力だけで立ち向かうのにも限界が有ります。 

 

 

・道路や鉄道の建設では予期しない難題に突き当たってきた。特にトンネル建設では多量の湧き水でトンネルが水没したり軟弱層にぶち当たり掘削機や重機が埋まるなどの事故も起きている。現場では英知と技術をつぎ込みこのような困難を乗り越えて今日が有る。困難に立ち向かうからこそ新たな技術が生まれる。 

 

 

 

・当初予定通り難工事が進捗していれば、将来“新プロジェクトX”で取り上げられるかも知れないが、そもそも工事前倒しに無理があったということに加え、働き方改革の影響もあるのではないかな。 

地元からの様々な期待の声が飛び交うなかではあるものの、無理の無い工事計画を再度練り直す必要があるのだろうね。 

 

 

・工事はあまり急かしちゃならないと思う。 

人命を危険にさらしてまで急ぐ必要などないのだから。 

実際に掘ってみなければわからないのはどうしようもないこと。 

周囲が期待を寄せるのは十分わかるが、現場はけっしてのんびりやってるわけではない。一つひとつのプロセスをショートカットせず、着実に進めて欲しい。 

 

 

・自動車道路や鉄道の建設は計画時にあまり根拠もなく開通時期を決める。実際に着手すると、用地、地元、あるいは技術的な問題が多く発生する。到底間に合わないと分かっていても面子のために、最後まで手を挙げない。そのため施工業者は無理な工程重視で作業を進めなければならない。それに伴い安全性は低下していく。工程短縮なんて安全の犠牲の上に成り立つ部分が非常に多いのが現実だ。 

 

 

・新幹線やリニアなど、高速鉄道をトンネルで走らせるというやり方は 

工事や環境に大きな負担になるとわかってきましたね。 

まっすぐ走らせるためには、 

地質などを無視したルートにならざるを得ない。 

たとえば一つの岩塊をよけるために、そこだけ迂回ルート、ではすまない。 

九州新幹線やリニア工事では、すでに多くの水涸れが発生している 

そこまでして作る意味が本当にあるのかよく考えるべき。  

実際、高速在来線があるところに新幹線を作るくらいなら 

陸上風力最適地である北海道から電力を送る直流送電を整備した方が 

はるかに経済的恩恵が大きいのではないかと思いますが。 

 

 

・記事を読んで、開通時期の設定は技術論よりも、政財界の思惑に左右されがちなのだと感じました。35年からの前倒しなどはその典型例に思えます。 

札幌延伸にあわせて対応したいという地元の要望はよくわかります。しかし、トンネル工事の難易度や残土処理場所が未確定という状況を見ると、延伸見通しにあわせた開発はリスクの高いかけではないでしょうか。 

 

 

・札幌延伸工事で、どれだけ過酷な状況の中で命がけで働いている職員・作業員がいるか、知って頂きたい。 

昼夜体制で、吹雪の中、施工を進めている場所もあります。 

事故を起こせば、未然に防げるとか書いてるけど、人間のやる事です。 

過酷な条件で作業をしていればミスを起こすでしょう!! 

代わりの作業員を確保するのは非常に困難です。 

私は道民ではありませんが札幌延伸工事に携わっています。 

本当に、新幹線が開通してJR北海道が業績回復するのか???? 

と思っています。 

新幹線より割引の効く、飛行機を優先して利用するのは私だけ?? 

赤字のJR北海道が新幹線の路線維持により、さらに赤字企業になるのでは 

ないでしょうか? 

 

 

・トンネルは掘ってみないと分からない 

100歩譲って、山岳地帯はそれでもよいが、市街地の地下で建設されるシールドトンネルは、そうはいかない。 

府中や広島などシールドトンネル事故で工事が止まっているが、これは地質調査が不十分であったり、そもそもの設計に無理があるのだと思う。 

市街地を通らず、地下鉄のように道路下を通るようにするか、地上を買収するかしないと、工事が進まないと思う。今からでも手稲~札幌間のシールドトンネルをやめ、高架橋にした方が安上がりではないか。工事による地盤沈下などの被害補償が甚大になり、工期も延びる。 

地質調査も細かく実施されていない状況で、泥炭地にシールドトンネルは無理なような気がする。 

 

JRも民営化されているのだから、国策で新幹線を作るのではなく、利益が出るのか否かで新幹線を作るか否か判断すべき時代ではないのか。こんな杜撰な計画に血税を注ぎ込んで欲しくない。 

 

 

・他の場所からの意見も取り入れ、可能な限り早急ではあって欲しいけど、現場が無理なら無理。 

安全第一。人命第一。 

 

オリンピックで潤うはずだった収入は、一部分だけでも、今の円安を利用して取り返す案で動き出したらいいと思う。 

 

 

・行政機関や公的機関が施工する全ての工事、計画は旧日本陸海軍の大本営の発表と同じで、大風に灰を蒔いた様に景気の良い発信【ウソの発信】をするが実際は現実を反映していない作戦を強行した過去の失敗を反省していない実際の状況、情報を適宜周知して関係者に現状を認識してもらうべきだ。 

 

 

・しばらく前までは山岳トンネルと言えばNATM工法一押し(火薬を使い、発破、掘削を進める)でしたが、軟弱地盤や堆積層(=都市部、平野部)に強いシールド工法が山岳部に良い意味で浸食し始めました。この工法はわかりやすく言えば茶筒の先に刃がついていて、それを回転掘削しながら、茶筒を後ろからジャッキで前へ進めるというものです。記事によると、支障が出てたぶん弾性波探査(火薬を爆発させて小さな地震を起こしその地震波で地盤を推定する方法)をしたと書いてありますが、この探査方法は簡易かつ精度があるので、着手前にいくつも実施しているはずです。ただ、地表面から深くなるほど精度は落ちますが・・・。茶筒は前にしか進めないので途中での取り換えや刃の交換は非常に困難、そもそもシールドで掘れると判断した根拠など決定経緯を知りたいところです。NATMであれば火薬の量を変えるだけなので対応できたと思います。 

 

 

 

・新幹線の整備には国民に聞かせてはいけない本音があると思う。  

 

もはや国の隅々まで鉄道や道路を整備するという列島改造論のようなことはあくまでも建前であり、本音としては全国の津々浦々の過疎地はむしろ静かに徹底的に過疎を加速させ札幌などの地方都市と東京など大都市間だけを重点的に整備して効率的な行政に力点を置こうとしているのだろう。 

 

国はそのつもりでも、都道府県はしっかりと市町村との連携を綿密に取りコンパクトであっても国土の隅々まで有効に使い切る政策を新たに打ち立ててほしいと思う。 

 

地方の特異性の中で生まれる質的創造力が大都市での大量生産の背骨を支えていく形であってほしいと願う 

 

 

・今回の北海道新幹線開業延期は、札幌オリンピック招致失敗の影響も大きいと思います。 

政治的判断で前倒しにされた中、誰もが正当な理由を求めていた中でのオリンピック招致。 

これなら市民を巻き込んだ形での前倒しが正当化できる。 

でも、そこまで無理してまで前倒し開業する理由がなくなった今、安全重視の開業へと判断したのは当然なことなのかもしれません。 

(ラピダスなどで人や建機が優先されていたり、円安などの影響もあるかもしれませんが…) 

 

 

・最初の開業見込が正しかったわけですね。 

商業目的の素人が自分たちの都合で前倒しを希望し、 

努力して開業見込の前倒しを受け入れたはいいが 

いつの間にか前倒ししたスケジュールがマストとなり、 

なぜ出来ないんだ!と詰められているという絵ずらですね。 

札幌冬季五輪誘致が無理そうだ、と分かった時点で 

スケジュールを戻していれば、周囲の影響も最小限で済んだはず。 

人間の集団は、なぜこんなに融通が利かないものなのかなと思います。 

 

 

・こんな状況では、35年どころか30年代にもできるかどうか。 

いまさらの話だが、トンネルの少ない太平洋側の南周りルートになっていれば、コスト的にも安くなりもっと早く開業出来ていたのではないかと思う。札幌駅も結局現駅の東側だし、洞爺支笏等の道内観光地や、新千歳空港との連係も取れただろう。当時、何故最終的に山地が多く豪雪地帯で人口密度も低い北回りになったのか不思議だった。有珠山や樽前山の噴火リスクが理由だったという話があるが、そんな事をいえば南海地震や駿河沖、富士箱根のリスクのある東海道新幹線はどうなるのか。 

結局最終的には当時の政治力の綱引きによる結果だったのでは?という印象が拭えない。 

 

 

・飛行機だと冬場は新千歳等に着陸できずに引き返したり運休はあるけど、新幹線になったら、それ(運休)が減ったりすることはできる。 

冬場に北海道に行かないといけない時は、新幹線を利用することで飛行機を利用するよりも時間はかかるけど予定が立てやすくなると思う。 

まぁ新幹線も大雪で運休することはあるんだけどね。 

 

 

・確かに技術的、工事のトンネル掘りは作業が大変です。ただ思うけど新函館北斗駅から札幌まで、トンネルはどこまで何でしょうか?札幌市内のトンネルならまあわかるのですが、他のところ平地ばっかじゃないかと。それならとは思います。 

 

トンネル掘りが大変だからこそ延期はやはりおかしいです。それに都会や南アルプスみたいなところなら、ともかく北海道ならいくらでもトンネル回避はできるんじゃないかと思うんです。 

 

それをしないでしょうがない、延期は違うと思います。むしろトンネルにするなが反対の争点になってもおかしくない更に、人数不足やお金ケチってるとかそういうところもみないで、トンネル作業大変、仕方ない、延期しょうがないは全体が見えてないです。この5年の延期で中国やロシアにどれだけ土地取られるかわかりますか? 

 

 

・> 3カ所はシールドマシンが停止するおそれがあり、除去の必要があることも判明した。 

 

これどうするのだろう? 

 

羊蹄トンネルの岩塊は横穴を掘って粉砕に2.5年 

同じ工法をとるにはシールドで近くまで掘り進める必要がある、上から開削で取り除くのは重機搬入、残土の処理で難しい、今更工法の変更は難しいだろうし、現実的なのは岩塊を避けるルート変更、大きな迂回ができないので速度制限をつける必要が出る可能性あり 

 

このまま誰も責任取らないで現状維持で進めると 

対策できるのは精々歯がかけないように慎重に掘り進めるくらい。2年 x 3でプラス6年くらい工期が伸びるということかな。 

 

そもそもなぜシールド工法で掘ると決めたのだろう? 

 

 

・延期せざるを得ないほど難工事であるなら無理に進める費用ある? 

当然工事費も当初からは大きく増えていくだろうし立ち止まって必要性を 

よく吟味して計画を見直すべき。 

札幌へは関東以南からなら圧倒的に飛行機だろうし東北からの利用客は 

大した数じゃないと思われる。 

工事で命を落とした方もおられるようだしこれからも難工事で増える。 

リニアもそうだが人口も経済もシュリンクして行く日本に新たな高速 

交通網はもういらない。 

新しいものを作るより災害に備えた老朽化インフラの修復など国民の 

日常生活を守ることに公費を当てるべき。 

 

 

・リニアの静岡工区は静岡県知事の交代で進みそうだが、 

岐阜工区での水源等で問題が出て、 

工事を中断する事態になっている。 

 

リニア開通は重要だと思うが、 

鉄道工事の安全性と環境保全を軽んじる様に 

ならない様にして欲しいと思う。 

 

 

・JR北海道は、在来線の秘境区間が業績の足を引っ張ってると思われがちだが、実は違う。 

 

北海道新幹線が100億以上の赤字を垂れ流しており、一番足を引っ張ってる。 

 

青森と函館の移動は乗り換えが2回必須になった上に、値段が倍になったので、 

ほとんどその区間の移動需要はフェリーが担うようになった。車も載せれるしね。 

 

札幌開業したとしても、大きく黒字になる見込みはないと思われる。山陽新幹線や九州州新幹線みたく、広島や岡山、熊本のような主要都市もないしね。 

 

仙台から札幌も飛行機のほうが安くなるはず。 

東海道山陽と違って、特急料金の通算がないからな。 

 

青森まででよかったんじゃないすか? 

新幹線は。 

 

 

 

・北海道新幹線札幌延伸は、当初は2035年だと言われていた。  

しかし千歳市の国策半導体工場建設が優先されるから、 間違いなく2035年以降になるよ。  

 

>事業費は資材の高騰などで、当初より6450億円増えて2兆3150億円に膨らむ試算も公表  

 

北海道新幹線延伸工期延長に伴う追加負担増の試算が現在6500億円ほどなら  

完了時に精算したなら1兆円を超えると見るのが妥当。  

 

2.6兆円もの巨費を費やして  

せいぜい年間最大20日間程度しかない新千歳空港封鎖の際の代替輸送手段を整備して  

貨物輸送問題もさらに抱えて  

なおかつ赤字は必至の北海道新幹線。  

 

日本人の劣化の象徴よな。 

 

 

・そもそも北海道新幹線は必要だったのだろうか? 

函館~札幌は航空路線もあるし東京から札幌への移動も9割が新幹線を利用しないとのデータもある。東北から札幌圏へのビジネス需要も弱そうだし・・ 

道内の駅間需要は一定数いると思うがこの難工事で当然コストもかさんでくる。難工事・開業延期でコストも嵩むし当然運賃にも反映されるはず。 

長万部~函館の貨物線問題、2000人越えの輸送密度がある区間を含む山線の廃止問題、沿線自治体の人口減少など負の遺産を後世に残すようなものではないだろうか? 

 

 

・函館北斗ー札幌間の開通で盛り上がってるだけでその他の北海道の各地方ではさほど盛り上がっていないよね結局は新幹線開通の駅だけでしょうね。でも何故旭川まで行かないのでしょうかね旭川までは計画に入っているのでしょうか。せめて旭川までは延伸でなければ意味が無いのでは無いでしょうか。 

 

 

・こんなに死亡事故が発生しているのなら、岩塊とかどうとかの以前に一度工事を止めて体制を整え直すべき!開発だの経済の影響だのって、早期開通が人の命より大切なんですか?労災を軽く見すぎです。そして、期日なんか出したところでまた延期は十分にありえますよね。トンネルを掘る山のすべてを数100メートル単位でボーリングなんか無理なんですし。無理に出してまた延期になれば文句ばかり。 

 

 

・工事の足を止めていた巨大な岩塊はようやく撤去されたものの、また新たな岩塊が9つも見つかったとのこと。しかもそのうち3つは再びシールドマシンを止めてしまう可能性が高い。 

となれば、前倒しする前の当初の工期だった35年度の開業すら難しくなったのではないか?今後ますます深刻化する人手不足もあり、さらに工期の見通しが立たない状況になっていくとも考えられる。 

もう決まったことだからと予定どおり強引に進めるのではなく、ルート変更や事業そのものの中止も含めて一度計画を白紙にして見直すべきではないか? 

北海道新幹線延伸の事業中止だけは避けたいが、あまりにも巨額の費用がかかったり工期が長引きすぎるようであれば費用対効果が見合わなくなってしまうので、どこかで撤退の決断をしなければならなくなる。それは国の政治レベルの判断になるだろう。 

 

 

・「安全第一」は何よりも優先されるから、その前提で開業時期を計画してほしい、というのは大多数の人が思っているし、自分もそのとおりだと思っている。 

 

一方で「一度でも現場を見たことがあるのか!」「まずは現場の状況を見てから要望しろ!」というコメントがあるが、そういう人に限って、「んじゃ、そういうあなたは実際現地に行って直接見たことある?」と聞くと、「ネットで見た」「報道で見た」「知らんけど」が殆どじゃないかなと、ちょっと違う角度から思ってみたりした。 

少なくとも知事は機構から直接説明を受けたそうで。 

北海道や札幌市をはじめとする自治体は少なくない額の建設費を負担している。工事期間が延びることは負担が増える=住民の負担が増えることになるので、文句を言うのは全く見当違いだとも言いきれない。 

 

ドラマ「不適切には…」ではないが、「たぶん…に違いない」ってんで、強く言ってしたり顔ってのは何だかなぁと。 

 

 

・オリンピックの誘致はしなくてもいいのでは? 

赤字、税金補填が目に見えているはず。一部の広告業者と国会議員がいい目を見るだけで、国民は税金を払って泣き寝入りするだけ。 

JR東日本もそろそろJR北海道を合併または吸収する時期ではないのか。 

市場規模が小さいところは大手が引き受けてやらなければ公共交通の存続が出来ないと思う。 

JR四国も西日本と一緒になったほうがいい。 

 

 

・たとえ大枚をかけ、人々が苦労して多くの難工事の末北海道新幹線が開業したとしても、東京〜札幌間の交通手段は飛行機のほうが安く、多くの人がそちらの方へ流れることになるだろう。また、北海道新幹線が全線開通したら、函館本線の長万部〜小樽間が廃線になるという前提で動いているが、長万部〜ニセコの間は代替バスも運行しないかもしれない。北海道への新幹線延伸が果たしてよかったのかどうか、開通したらより問題提起されそうな感じがする。 

 

 

・いきなり5年も前倒しって普通に考えたら無理そうですが、上司(国)は思いつきで物を言った感がありますね。 

 

掘削に伴い発生する土砂の受け入れ先の確保が難航→素人考えだと海には捨てたらだめなのか?と思ってしまったのですが、だめだから困ってるんでしょうね···。 

開業に併せて事業の計画を立てている方も多いでしょうから、無理矢理に横槍を入れてくる人がこれ以上増えないといいですね。 

 

 

・鉄道・運輸機構はルート、工期に決定権は無い、政治家の言われるままに、と言う気の毒な存在です。新幹線に期待している人もいるけど、札幌まで延伸しても、大して、今と変わらないと思う。まずは、ご安全に。 

 

 

 

・工事の規模が大きくなればなるほど、想定外のことが起きた場合の振れ幅が大きくなるのは仕方のないこと。余裕を持って工期は組んでいると思いますが、関連自治体などは、先が見えないのは困りますよね。 

 

 

・この記者さん、説明がとてもわかりやすいですね。 

最近読んだ記事の中で一番話の仕方がうまい。(というと、なんか上からですが) 

 

具体何が起きているのか、どう対処しないといけないのかが伝わる。 

投資家にとってはリスクの高い話だと思いますが、一般の人にとっては、これは仕方ないかもな…と思えるところまで理解しやすい話にまとめてくれている。 

 

開業遅れの現場で何が起きているのか。 

こういう話聞けば、一般からの理解得られると思う。 

政府は、この記者さんに説明能力を学んでほしい。 

 

 

・現在、日本は円安超過で資材が高騰している上に国内情勢として、資材不足と大型建築の人員不足で建設費が高騰しています。 

 

そんな中で札幌市として冬季オリンピックも流れたので目安とするゴールもなく、優先順位を上げる大義名分もない中で高騰中の今、やる必要性が無いのが実情。 

 

 

・既に労災で6件の死亡事故が発生しているのは重く受け止めるべきだと思います。 

予算をおかわりして工期短縮するのは実質無理だと言うことなのだと思います。 

政治家もその票田も、早く作れ予算を付けろと言うのでしょうが、こういった事象には知らず存ぜぬ、施工を担当した独立行政法人のせい、くらいの認識なのが救いようがない 

 

 

・鉄道・運輸機構に確認したところ、新函館北斗―札幌間の工事ではトンネル坑内を中心に死亡事故が6件起きていることが判明した。作業中に後退した重機に轢かれた、作業中に重機と支保工の間に挟まれたなど、安全を十分に意識していれば防げた事故ばかりだ。 

 

 

現場では安全は全てにおいて優先する。 

 

トンネル工事の死亡事故はニュースで見たことないんですけど、自分だけ? 

 

 

・JR北海道はキハ285という高性能な気動車を開発していたので、一旦、新幹線事業は凍結して、在来線の線路を改良してキハ285を実用化するべきでは。北海道新幹線は次世代にお願いするしかない。 

 

 

・人口がどんどん減ってるんだから新幹線なんてこれ以上いらないよ。飛行機と在来線があれば十分だよ。新幹線作ってるカネがあるなら地方の生活路線を保つことに使うべきだよ。そもそもこのような基本的なインフラを民間に丸投げしているのが間違いで、もっと国策としてのバランスを重視してください。 

 

 

・健さんの「海峡」が好きでよく見るが、フィクションではあるが京大で地質をやった健さんが何年もかけて津軽の海の石を集め分析して、トンネル掘削が可能か調べるシーンが続く。今は技術力も上がり当時とはくらべものにならないと思うが、実際に自然と向き合うには人間の力は小さいなと思う。「有識者に・・」なんて簡単に言っているが、東京にいるとどこか慢心してしまうのか、実際に現地へ足を運び、一緒に作業してみるとよい。知事も市長もね。 

 

 

・最後にサラッと書かれてるいるけど「安全を十分に意識していれば防げた事故ばかりで死亡事故が6件」なんて本当に悲しい。 

これからの日本でそこまして新幹線を延伸しても将来的な需要がない。日本はまだまだ人口が多いが高齢者ばかりだし、高齢者はそれほど移動しない。さらに言えば今の高齢者はともかく将来の高齢者は今の高齢者よりずっと貧しくなるのが確実。外国人観光客を当てにしているのかもしれないが、日本を取り巻く経済・社会情勢によっては今のように外国人観光客が来るとも限らない。 

延期ではなく工事中止もsh屋に入れて考えるべきと思います。 

 

 

・札幌まで延伸すれば便利だろうなぁと思うが、需要は1時間に1本程度だろう。 

だったら単線でいいような気がする。 

複線にするのなら海峡トンネルと同じように貨物列車と共用にすればいい。 

 

 

 

・開通式などで、背広スーツを着た高齢のお偉いさんばかりが、祝辞挨拶やテープカット、くす玉割り・・・などを行っている。 

その方々は、開通するまで、どんな仕事をしていたのだろう? 

祝辞でよく「御多忙とご尽力を尽くされ・・・」と必ず聞くが、この人、 

何をしたのか? 

それで絶対に、工事中の死亡事故などには一切触れない。それでは遺族が 

浮かばれない。開通式で犠牲になった方々への感謝がない。 

犠牲になった方が1番のご尽力を尽くされたと思う。 

その配慮が全くない。 

そんな気持ちでいるから、工事の延長や事故が起きる。 

開通式は、担当した工事会社全社員と沿線自治体首長、資材納入会社社長、 

工事発注責任者、神事の神主、沿線住民だけでいい。 

 

 

・事故は誰一人起こしたくて起こしているわけでない。起こしたら現場の労力は異常値になる。2024年の働き方改革に、発注者からは、少しでも工期短縮を言われ続け現場は疲弊している。この現状は、現場にしかわからない。すべてにおいて、政治家の思惑で公務員はyesマンで現場にしわ寄せがくる。新幹線なんて3年前から間に合う訳がないのにプレス発表しない。みんな、責任取りたくないから。そんな現場の意見です。 

 

 

・東京から札幌は飛行機でいくものでしょう。すぐ着く。けど、新千歳から札幌までの電車の時間がかかり過ぎる。北海道新幹線「札幌延伸延期」はどうでもよいので、新千歳から札幌までリニアモータカーにしていただきたい。 

 

 

・新幹線が開通しても東京~札幌間、たしか7時間40分程度。 

これで東京から新幹線で行く人はそう多くない。飛行機だろう。 

北海道新幹線が延伸する前の青森から札幌に向かう特急はそれなりに人が乗っていた。仙台以北からの新幹線の需要はあるだろうけれど赤字を解消するほどにはならないだろう。しかし、北海道の地方路線はズタズ廃線危機で北海道知事も含め総合交通政策を考える人が実質いないのは不幸だ! 

開業遅れは、再考する機会なのに! 

 

 

・脱成長がトレンドになっていてほとんどの日本人がもう新幹線はいらない 

道路はいらない、空港はいらない、港もいらないといらない尽くし 

はっきり言って30年間成長してない日本で「なぜ今頃」脱成長がトレンドなのかわからない 

もうすでに日本は世界で「脱成長」に成功してる唯一の国なのに 

もっと脱成長しましょうという空気(GDP30年間成長無し→世界で日本とリビアだけ、リビアは内戦中) 

それであれば日本は貧困国化しましょうって言ってるようなもの 

ムダ、という人って結局は自分の周りの環境はこのまま維持、もしくは新しくしていってほしいけど、自分以外の所はなんでもムダ、いらないと自己中心的な考えでしかない 

自分の周りの環境は維持、補修にお金がかかるから自分の所以外にお金を使うな、自分の周りだけ発展、住みやすく、コンパクトシティーで、地方に住むやつらは移転か不自由なまま死ねばいいってはっきり言えばいいのでは? 

 

 

・もはや角栄が描いた日本地図の実現のため意地でつなげようとしてる感すらある 

少子高齢化が進むのは目に見えてるのに一度動きだしたお役所仕事、公共事業は美しいほどに止まりませんな 

 

2030年完成を仮定してまあコンクリだから50年~70年は補修もほどほどってとこかな 

2100年に近づくころ、インフラを補修する金やしっかりとした工事を行える人材がいる事を祈るよ 

本当にいま生まれた子供たち可哀そうなほど負の遺産を背負わされてる 

 

 

・青森よりも札幌側から作るべきでしたね 

新函館までの北海道新幹線では毎年巨額の赤字を出し続け 

札幌延伸するまでJR北海道が持つとは思えません 

国からの補填拡大は必至でしょう 

 

 

・こういう工事は昔は早かったよね? 

昔は今よりお金があったから人員や機材を投入できたからなのか? 

今は技術が進んでいるけど、ゆっくり工事しているイメージです。 

勿論安全第一での工事が重要ですが、最近は工事期間が長い気がするのは気のせいでしょうか? 

 

 

・東北新幹線は仙台、盛岡を過ぎると空席が目立ちます。雪深くトンネルだらけで、作った後の維持費も高いのに、空の便が沢山ある札幌まで通す価値はあるのでしょうか。 

 

 

・札幌まで新幹線が伸びれば北海道には観光客が大勢来るだろうけど北海道からの若者の流出も増えそう。札幌まで新幹線出来ても飛行機よりも早くなる地域は限られててるけどね。 

 

 

 

・長万部から何故に倶知安方面にルートが飛んでいるのか訳分からんルート 

 

長万部~室蘭・苫小牧・千歳空港経由で札幌までルート引けば何の苦労も 

 

無く最速で出来たのに・・・札幌からの延伸で小樽ならまだ分かる 

 

何処かの力が働いてこのような厳しい山の中だらけでトンネルばかりのルート 

 

になったのだろうけど折角の北海道の奇麗な景色も見れない新幹線なんて 

 

乗る魅力も半減以下になってしまったよね 

 

 

・鉄道好きからしたら、掘削工事の大変さは歴史が物語っているので1日でも早くなんてとてもじゃないけど言えないです。 

しいて言うなら、1人でも負傷者が出ないように行って欲しい。かな。 

 

 

・新幹線みたいな大掛かりな公共インフラ整備、少しでも早く完成してほしいのは分かるが、想定外の事故とかも起きるし、大体の枠組みで何が問題なのかね? 

 

開業当日とかの打ち上げ花火特需なんて一瞬で、大事なのはその後でしょ? 

 

少しでも金儲けしたいのは分かるが、地元の人達も少しは鉄道会社の事も考えろよ、建設会社の事も考えろよ 

 

この物価高騰、人員不足の中で予定通りにやれと無理を言うな 

 

 

・北海道新幹線なんか辞めて、函館本線・函館北斗駅と小樽駅間の複線電化・線路改良、主要駅周辺の立体交差化による踏切の撤去。の方が安上がりで在来線廃止での各停利用者の問題・貨物列車どう維持するか・特急のスピードアップでみんなまるく治まったのにね・・・・・・・ 

 

 

・トンネル工事も元々人手不足(きついので若手が定着しない)がある中で、2024年問題で労働時間の調整が必要になり、かなり手取りが減って士気がめちゃめちゃ低下していると聞きました。これで急がせたらどうなるかくらいわかるでしょ。 

 

 

・開業予定って、工事とは関係なく地元の要望とかで決めるんだろうな。 

これで貨物だけではなく、山線も延命になるだろうが、どういう結論が出るのか。 

赤字がかさむことだけは、確かだと思う。 

 

 

・翔んでる県在住の身としては、北海道新幹線が札幌まで延伸してくれると、いったん羽田まで逆方向に行かなくてよくなり、各段にアクセスがしやすくなってとてもありがたい。 

生きてる間に実現するかなあ… 

 

 

・この際だから、 トンネルをほらずに、 地上を走らせてはどうか。 おそらくかなり遠回り、隣の当初の目的よりずれる可能性はあるが、 時間が経てば、政治情勢も変わるから、その時再度トンネル工事を考えてはどうか。 

 

 

・自民党安倍以降の菅、岸田政権は、原発の60年延長とか、北陸新幹線小浜京都ルートとか本当に現実を見て言ってるのか甚だ疑わしい事を根拠も無く平気で「閣議決定」とか「党の申し合わせ」とかで強行決定している。 

北陸新幹線も石川福井県境のトンネル地盤の悪化で1年延びていた。 

こんな奴らに政治を任せておくと色々危ないとしか見えないが。 

 

 

・土木工事、特にトンネル工事には不確定要素が多く遅れは付き物だ。また、現今では人命尊重や労働時間確保は何よりも優先されねばならない。戦争ではないのだ。平和の工事だ。 

「攻めの夕張廃線」のバス転換を売り物にして(実は鉄道時代よりも運賃が上り、コレもバス運転手確保等で廃止になる始末)、夕張市長から道知事に転身した北海道の事情に疎く、パフォーマンスだけの男は、東京まで乗り込み丁寧な説明をせよと息巻いている。しかし、そんな暇があり北海道に情熱があるなら、JRの地方線の度重なる廃止にこそ力を尽くせ。 

 

 

 

・比羅夫の山の地中に巨大な岩が沢山埋まっているなんて、一体どの様なプロセスでそんな状態になったのか、専門家の解説が見たいな。もともと海底が隆起したとか、昔の火山跡だとかね。 

 

 

・後に引けなくなったんだろうな 

20年前なら中止も考えられたけど 

ここまで作ったら作りきるしかない 

札幌から函館まで作った予算を回収できるのか 

赤字路線にならないよう願います 

 

 

・正直、年に一度乗るか乗らないかの新幹線が、いくら遅れようと構わない。 

ことここに至っては安全確保が最優先。 

 

それより、新幹線誘致や五輪誘致によって、札幌のマンション価格が首都圏を上回るほど高騰した(価格上昇率)事が腹立たしい。 

 

マンション購入を予定していた人、これから買おうとしていた人それぞれが、滅多に乗らない新幹線と来なくなった五輪のせいで、払う必要のなかった金を、余分に払わされるハメになってしまった。 

 

しかもこれらの「余計な上積み分」は、資材高と人件費高とは無関係だった事が、大手ゼネコンが赤字決算・不動産会社は過去最高益だった事からもわかる。 

 

要は資材高・人件費高だから価格上昇してるとバブル価格で売り出したにも関わらず、建設を請け負ったゼネコンに高騰分が行かずに赤字になり、間にいる不動産会社がバブル部分を中抜きして過去最高益になったという事。 

 

不動産会社は本当にクXだよ。 

 

 

・仮に、札幌まで新幹線開通したら、物流もかなり変わるかも、玉ねぎ、ジャガイモ、海産物など、貨物新幹線を作って走らせから、以外とおもしろいかも、なんてね。 

 

 

・新幹線•リニアに限らず公共事業や大型土木建設事業では、推進派の都合良いメリット情報しか出さず世論誘導•世論形成を図ろうとする。酷いケースではメリットしか無い様な報道をするメディアすら現れる始末だ。 

どんな政策でも光と陰がある、光しか無い政策は殆ど無いと言って良いと思います。 

だから民は推進派のメリット情報を鵜呑みにせず、リスクにも目を向ける必要があり、さもないと最悪リニアの地下水枯渇みたいに正直者が馬鹿を見る事になりかね無いと思いますね。 

 

 

・しばらく前に流行った空港建設もそうだし、新幹線というブランド、特にフル規格はやはり色々人々に刺さるし、影で金を産むんだろうね。 

 

だけど沢山の赤字空港や人の全然居ない新幹線駅、不便になった在来線なんかを見ると、本当に必要なのはなんだったんだろうと考えさせられる。 

 

一生に数回、せめて毎年の里帰りや観光にしか使わない都会の人たちには想像できないんだろうな。 

 

 

・交通インフラが整備されると、たいていが田舎から大都市に人口吸われるからなあ。 

新幹線はむしろもっと後回しにしたら。 

 

人手も足りないんだし、ラピダス終わったあとに回せば、北海道の建設業界、細く長くしばらく安定して続けられるじゃん。 

(それまでの維持費を考えるときついけど、JR北海道の稼ぎじゃどのみち建設費の回収はできないと思うからさw) 

 

 

・函館新北斗駅の時刻表を見ていると、1時間に上下各1本程度の便しかない。札幌まで延伸したって、東京大阪間並みの本数なんて見込めないハズ。それなのに、ここまでお金と時間かけて、JR北海道はどうやって返済して、自社の赤字を解消しようとしているのだろうか? 

 それを容認した、道知事のスズキ君や札幌市長のアキモト君は、どう考えているんだろう。1時間に1本、上下合わせても2本程度って、札幌から旭川行きの特急より少ないんじゃん。そんな鉄道のために新しい駅ビルを作って、どの位費用対効果が見込めるのだろう?ここで一度立ち止まって全ての計画(新幹線や札幌駅周辺の再開発)の見直し、もしくは勇気ある撤退を計画し直したら良いんじゃないだろうか 

 

 

・「E5系は2011年から営業線への導入が始まり、耐用年数的には数年延期しても問題なさそうだ。」 

何を根拠に「なさそうだ。」なんだろうか? 

初期の車両は、当初開業の頃に20年、 

最近の車両は、まだ1年。最近の車両なら開業時にはいけそうな感じがするが、 

初期の車両は普通に考えて引退と考えるのがふつうなのでは? 

 

 

・新幹線だから貨物としての期待はほぼない。旅客が中心になる。北海道広いからね。アメリカみたいに飛行機と車を軸にした移動プランの方が、おそらく効率の良い旅行ができると思います。どさんこの感想です。 

 

 

 

・無理したっていいことなんて1つもない。 

こんなに大変な作業を頑張ってくれていることに感謝です。 

上の人間や、市民がなんて言おうと、自分達の安全を第一に考えて頑張って頂きたいものです。 

 

 

・トンネルの難しさを知ってのコメントと工期延期とは話は違いますね 

約束の工期で契約した上では、トンネルの難しさから工期延伸当選とは答えとしては間違いかと思います 

 

 

・トンネル工事の大変さは今迄の難工事で分かってる、現場の安全と工期の関連で難しいでしょうが、できるだけ死亡事故がゼロを目指して欲しい。 

 

 

・新幹線なんてどうでもいいけどさぁー、早く駅周辺の施設建設、特にバスターミナルの建設を早くしてあげてほしい。自分は公共交通機関は利用しないけど、今1番望んでるのは新幹線より札駅バスターミナルだと思う 

 

 

・>>渡島トンネルでは掘削に伴い発生する土砂の受け入れ先の確保が難航 

沖縄の辺野古は埋立て用の土砂が足りないみたいで、沖縄南部戦跡の遺骨が混じる可能性があるものに手を付けようとしているんで反対運動が起こっているらしいから、沖縄にもっていけば国が喜んで買い取って受け入れくれそうじゃない? 

 

 

・基本計画から費用は大きくなっているのでしょう。赤字化は間違い無しですね。地域の必須交通機関ではないので廃止もすぐに決まるでしょう。 

 

 

・新幹線のことより北海道全体の人口バランスを考えるべきで知事も市長も 

札幌市の一極集中の弊害をどう是正するかを考えるべきである。 

東京から札幌までの主要都市の数から考えても福岡までの新幹線とは 

大きく違う採算は難しいでしょう。ゆえに北海道の主要都市間の交通の 

発展と人口配分の政策が必要です。東京出身の知事はミニ東京を札幌に 

作ろうとしているのではないか、その内に北海道消滅するのでは・・・・・ 

 

 

・ここまで来てだけど…北海道新幹線が本当に必要だってしっかり議論されたのかな? 

今になって函館に乗り入れとか言い出すし…すでに開通してる木古内とか長万部・八雲の中途半端な位置に駅を作るとか…札幌と小樽の短い距離に駅いる?何のための北海道新幹線なのか意味が分からない… 

JR北海道の赤字が膨れ上がって終わりだと思うなぁ。 

 

 

・別にいらないんじゃないの?? 積極的に新幹線で行く人ってそんなにいるのか? 内地からは飛行機で行くでしょうし、道内だけで函館~札幌へ移動する人が本気でどの程度いるのか算出を聞かせてほしいものだ。 

 

 

・函館~登別~洞爺湖~定山渓~札幌 

と、のんびり道南から観光地を満喫しながら、札幌まで旅行するのが良いと思います。 

 

札幌市内なんて普通の都市部ですよ。 

個人的には、道東の方が北海道らしくて好きです。 

 

 

 

 
 

IMAGE