20日の自民党役員会で、岸田文雄首相は6月から開始される1人当たり4万円の定額減税を広く納税者にアピールする考えを示しました。給与や賞与支払時に減税の恩恵を実感できるようにすることを重要視し、給与明細に明記するとともに、集中的な広報活動を強化すると述べました。(要約)
自民党役員会に臨む岸田文雄首相(中央)、麻生太郎副総裁(右)、茂木敏充幹事長(前列左)ら=20日午後、国会内
岸田文雄首相は20日の自民党役員会で、6月から実施する1人当たり4万円の定額減税を広く納税者にアピールしていく考えを示した。
「給与や賞与の支払時に減税の恩恵を国民に実感いただくことが重要だ。給与明細へ明記されるようにするとともに、集中的な広報などで発信を強める」と語った。