( 173815 ) 2024/05/25 01:14:54 0 00 JR西日本
JR西日本は、乗客などからの著しい迷惑行為といった「カスタマーハラスメント」いわゆるカスハラに対する基本方針を制定しました。
■【動画で見る】【乗客のカスハラ許さぬ】「従業員守る」とJR西日本の社長 カスハラはサービス停止 従業員が加害者に賠償を求める際の相談体制を整備
JR西日本
JR西日本の基本方針では、暴力行為や恫喝に加えて執拗な言動、それに従業員を無断で撮影し映像をSNSなどに投稿する行為を「カスハラ」と定義。
これに該当する行為などがあった場合は、サービスの提供や対応を中止するとしています。
JR西日本
また、被害を受けた従業員個人が加害者に対して賠償を求めるといった、民事的な対応を弁護士に相談できる体制も整えています。
この基本方針は、飲食店やホテルなどのグループ会社にも適用され、JR西日本は今後、「カスハラ」の事例を集めたうえで、来年3月までに具体的な対応のマニュアルを作成したいとしています。
長谷川 一明社長
JR西日本の長谷川 一明社長は、24日の会見で「行き過ぎたクレーム、不当な言いがかりなどのカスタマーハラスメントと判断される言動が認められた場合は、やむを得ず商品、サービスの提供やお客様対応を中止させて頂き、従業員を守るための毅然とした対応を行う」と話しました。
JR西日本の基本方針
鉄道業界の「カスハラ」をめぐっては、JR東日本や大手私鉄でつくる日本民営鉄道協会も基本方針を制定しています。
関西テレビ
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