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「助っ人」のはずが現場の負担に…教育の質を揺るがす一部の臨時的任用教員に募る不安

東洋経済education×ICT 5/26(日) 8:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4fc75d0b7e202e03bf0c36f5ffbc7cd7f34cd68

 

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公立小学校で非正規教員である臨時的任用教員について、ベテランの小学校教員である清水美恵子さん(仮名)の声を紹介。

彼女は、臨任の教員の質の低下や待遇の違い、臨任採用の問題点などに危機感を持っている。

清水さんは、教員免許を持つが採用試験に合格していない臨任の増加や、教育委員会の精査不足に疑問を投げかけている。

また、児童の学力や指導力に不安がある臨任についても具体的な例を挙げ、その問題点を指摘している。

清水さんは教員免許の取得を厳格化し、臨任の経歴や評価を可視化すること、臨任向けの研修制度を整備するなど4つの解決策を提案しているが、現実的ではないという悲観的な意見も述べている。

(要約)

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写真:東洋経済education × ICT 

 

人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。 

 

【図表で見る】全国の公立小学校における臨時的任用教員の割合は約11%(2022年) 

 

今回、話を聞いたのは、小学校教員の清水美恵子さん(仮名)。常勤講師とも呼ばれる非正規教員「臨時的任用教員」の質を憂慮していると打ち明ける。ベテラン教員の清水さんを取り巻く「臨任のリアル」に迫る。 

 

投稿者:清水美恵子(仮名) 

年齢:59歳 

勤務先:公立小学校 

 

「学力と指導力が圧倒的に不足している臨任が増えていることに、強い危機感を抱いています」 

 

厳しい口調で打ち明けるのは、神奈川県で小学校教員をしている清水さん。現在は学級担任を若手に譲り、数学の専科教員と教育相談コーディネーターを担当している。保護者や同僚の教員の相談に乗る、いわゆるカウンセラーのような立場だ。 

 

有名国立大学卒業後、小学校教員一筋だった清水さんは、定年を目前にして「臨時的任用教員(以下、臨任)」のリアルを知ってほしいと、使命感に駆られて応募したという。 

 

臨任は正規教員の妊娠出産休暇や育児休業の取得、病気休職などで欠員が生じた際に、教育委員会の判断により、期間限定の代替人材として雇用される。学級担任を担当することもあり、仕事内容は正規教員と変わらないケースも多い。 

 

臨任の多くは、「教員免許を有しているが、採用試験に合格していない人物」が、都道府県や指定都市教育委員会などに登録し、雇用されている。民間企業であれば、資格やスキル、これまでのキャリアなど、職務遂行能力をはかるデータも登録されるものだが、そうした項目はないという。申込書類は「市販の履歴書1通」のみという都道府県もある。「教育委員会は精査の手を抜いているのではないか」と清水さんは疑問視している。 

 

正規教員と臨任の待遇の違いを問題視する声もある。臨任の給与水準の低さや、不安定な雇用は看過できないが、その一方で清水さんは「現在の競争率の観点で言えば、採用試験に受からないことに問題があるのではないか」と首をかしげる。 

 

「ライフスタイルの関係であえて臨任を選択している人もいますが、実際は教員採用試験に受からなくて正規教員になれないため、臨任を続けている人も少なくありません。ただ、私の時代に比べると、採用試験もかなり軟化しています。そもそも正規教員は慢性的な人手不足であり、採用試験の競争倍率は決して高くありません。それなのに受からないということは、基礎的な学力が低いのではないかと疑問を持ってしまいます」 

 

 

清水さんが具体例として挙げるのは、低学年の国語を教える臨任のAさんだ。1年生の国語の教科書冒頭は文字が少なく、ほとんどが絵で構成されている。その意図は、担任が読む指導書にしっかりと書かれている。しかし、Aさんは指導書を読んでいないのか、手抜きのような授業をしているのだという。 

 

「本来は、絵を見て『この子は何をしているんだろう?』と投げかけて子どもたちの発想を引き出す時間で、1日1~2ページしか進まない内容です。しかしAさんは『文字がなくてすごく簡単でした』と目的とかけ離れた授業をして、どんどん進めてしまいます。Aさんは文章を読むことが嫌いらしく、指導書を読みたがらず、読んでも内容を理解できないようなんです」 

 

Aさんのような臨任を他にも見てきたという清水さん。明らかに指導力が足りない臨任には、他の教員同士で時間の空いているときに授業を見に行き、手助けをしてきたという。 

 

「放課後にベテランの教員が、『本当はこうするんだよ』とフォローに時間を費やすことが多々ありました。もちろんそうした教員ばかりではありませんが、人手不足を補うために登用された臨任が、かえって現場の負担を増やしている状況。これはどうしても無視できません」 

 

民間企業であれば採用段階でふるいにかけたり、職務を遂行できないと判断されたりした場合、異動などの手段をとるもの。それがかなわないのは、臨任雇用の構造的な問題や教育現場の窮状が要因だと清水さんは語る。 

 

「本当に厳しい人は噂が出回るため、校長の判断で受け入れを拒否することもできます。しかし、今は人手が足りません。臨任の数を確保することが優先され、問題がある人物でも受け入れざるをえない状況です。私の夫は民間企業で働いているので、『能力が足りない人は採用しなければいい』と気楽に言いますが、現在の教育現場ではそう簡単にはいきません。どういう人かわからないまま入ってこられるのは、正直怖いんです」 

 

人の不幸を願うつもりはない。しかし、明らかに適性のない臨任に出会うたびに、「早く雇用期間を終えてほしい。そして万が一にも採用試験に合格することがありませんように……」と願わずにはいられないと清水さんは打ち明ける。 

 

 

念のため強調するが、清水さんは臨任を真っ向から否定しているわけではない。実際、優れた指導力を持つ臨任もいたという。 

 

しかし、他のクラスと比較して学力が劣後しているクラスや、生徒同士のいざこざが絶えないクラスなど、「おかしいな」と引っかかるクラスは、臨任が担任を務めていることが多かったという。 

 

また、指導力に問題のある臨任に限って学ぶ姿勢や謙虚さに欠けるため、清水さんをはじめ周囲の教員も、腫れ物にさわるような扱いになってしまうのだとか。声をかけるだけで、「問題なくできていますけど」「どうして自分にだけ厳しく当たるんですか」と腹を立てるので、ベテラン教員も心が折れてしまう。根拠のない批判はしたくないと前置きしつつも、「教員採用試験に受かっていない“引け目”がそうさせるのでは」と考えてしまう。 

 

もちろん、これらは臨任に限ったリスクではないし、繰り返しになるが、すべての臨任にあてはまるわけでは当然ない。しかし清水さん自身、定年後に臨任として働くことも検討しているため、「ひとくくりにされたくない」という気持ちもある。 

 

「今の状況は、子どもの教育の機会均等の観点からも、望ましいとは言えないはずです。情報感度の高い親御さんや、経済的に余裕のある親御さんは、私立小学校に通わせることもできるかもしれません。しかしそれが続けば、社会的格差がますます広がるばかりです」 

 

清水さんが考えている解決策は、大きく4つだ。1つ目は、教員免許を安易に取らせすぎないこと。弁護士や医師のように、職務遂行能力を確認する試験を通過した人だけに免許を発行すれば、最低ラインは保てるはずだという。 

 

2つ目は、臨任の人事権を持つ教育委員会が、臨任の経歴や評価を可視化できるようにすることだ。清水さんの小学校には、民間企業時代に“子どもとの距離感が不適切”であることを理由に、懲戒免職になった臨任がいた。実際に清水さんは、その人物が、自分のクラスを放って、“仲の良い女子児童”とばかり休み時間に遊ぶ姿をよく見かけたという。不穏な雰囲気を察知したというが、「なにも起きないことを願うばかりだった」と無力感をにじませる。 

 

こうした情報は自治体を越えては共有されないため、万が一“子どもとの距離感が不適切”な人物が臨任をしていても、フィルタリングは難しい。たとえ現在の学校で雇用期間が切れても、また別の自治体で何事もなく雇用されるだろう。「せめて雇用する学校側には、臨任の人物像の情報共有が必要」と訴える。 

 

3つ目は、そもそも教員免許を発行できる機関や大学を絞ること。上記のような試験を実施できないのであれば、その前段階でラインを引くということだ。 

 

4つ目は、臨任向けの研修制度やフォロー体制を手厚くすること。教員採用試験を通過した新人教員は、事前に初任者研修を受けているが、清水さんの小学校では臨任向けの研修はない。将来的には、初任者が学級担任になる場合は2人体制を敷くという話も浮上しているが、臨任には適用されないことが予想される。 

 

とはいえ結局、どれも現実的ではないと悲観する清水さん。仮に実現したとしても、根本的な解決にはならないだろうとため息をつく。 

 

「教員免許を持ちやすくしているのも、臨任が必要なのも、結局は教員の仕事に人気がないからにほかなりません。私は、子どもの成長を間近で支え、能力を引き出す教員の仕事にやりがいを感じています。働きやすい職場づくりはもちろんのこと、教員の魅力をもっと発信していくことが重要なのではないかと思っています」 

 

文部科学省の調査によると、全国の公立小学校の臨任の割合は約11%(2022年)となっており、年々増加傾向にある。はたして、清水さんの不安がなくなる日はくるのだろうか。 

 

(文:末吉陽子、注記のない写真:Natural box Photo / PIXTA) 

 

本連載「教員のリアル」では、学校現場の経験を語っていただける方を募集しております(詳細は個別に取材させていただきます)。こちらのフォームからご記入ください。 

 

東洋経済education × ICT編集部 

 

 

( 174249 )  2024/05/26 15:20:44  
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教育現場では、特に臨時的な講師や教員の存在に関して、質の低下や業務負担の大きさが指摘されています。

採用試験のハードルの低下や教員の免許取得の簡易化が、質の低下や適性不足を招いているとの意見が見られます。

また、特別支援学級の増加や人手不足による問題も取り上げられています。

 

 

一方で、採用試験や教員免許取得における試験の厳格化や研修の充実、教員の待遇改善などが提案されています。

教員の質の向上や適性の確保が、教育現場の質の向上に繋がると指摘されています。

 

 

全体的には、教員不足や質の低下といった問題に対する様々な意見や提案が見られますが、教育における重要性や将来への影響を考えると、教員の質の向上と適正な配置が急務であり、大きな課題となっていると言えます。

 

 

(まとめ)

( 174251 )  2024/05/26 15:20:44  
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・県によって事情は違うのかもしれませんが、 

一番の問題は採用試験のときに正式採用する人数が少なすぎて、講師で賄おうとする行政のやり方。 

その方が人件費も抑えられるし、人事も融通がききやすい。というのは教育的配慮なんかまるでないということ。 

正式採用されなくて他業種に行った優秀な教員の卵がたくさんいる。 

もっと教育に金をかけるべき。 

 

 

・現場の教師は、授業を教え、人を育てるプロです。それが一般企業の派遣社員のように登録をさえすれば、学校に配置されるのが現場です。だからといって小学校のように学級担任=教員となるとその人の適正や人間性への疑問、はたまた指導力不足は当然でしょう。教員の倍率はもう2~3年の間に上がると思います。なぜなら、公務員としての安定性を親が求め、更に地方の普通の大学で教員免許がどこでも取れるようになったからです。まともに字の書けない、英語も話せない、ピアノのひけない教員がこれから増え続け、保護者も苦労するでしょうね。 

 

 

・うちの自治体はとにかく教員が不足しているから、指導上で問題を起こしたことのある臨採者でも切れず、何年も雇われ続けてしまう。さらに「その学校でしかやりたくない」とかいう人もいて、人事で一番最初に決まるのが臨採って流れがここ10年くらい続いている。 

自分も6年間臨採経験あるけど、もちろん一年ごとの更新だったし、他の正規の希望があったり3年で受からなかった時は、その学校では続けられず他の仕事を探すか他校に異動、という時代だった。採用倍率何十倍の時代で多くの優秀な臨採が、違う道に進んで行ったのを見てきた。 

もちろん今も早く受かって欲しいなぁ、と思う臨採の子はいるし、なんでこの人受かったんだろうと思う正規の人もいるけど。 

とにかく待遇を改善して魅力ある職種にしていき採用倍率をあげないと、どんどん教育の質が下がっていくと思う。 

 

 

・正規の先生の数が少なすぎます。初めから臨時的任用教員を当てにした人員配置をしているのが悪いと思います。 

臨時的任用教員は非常勤だけでよいのではないでしょうか?常勤講師の先生の存在意義が分かりません。正規の先生と同じように担任を持ちいろいろな担当をするのなら正規の先生でよいと思います。産休・病欠代理の先生も正規の先生でよいと思います。 

常勤講師の先生にもしっかりと研修をして、次回の採用試験に合格できるようサポートして、正規の先生の数を増やして欲しいと思います。 

 

 

・私が受験した20年前は採用が厳しく地元では受からずに東京で採用されました。その後何年間か経験者湧くで受けたものの、合格することはできず、そのままこちらでキャリアを積み上げる結果になっています。 

今からでも戻りたい気持ちはあるけど、給与の差、こちらでの職層がなくなるなどの理由で踏みとどまっています。こっちで築いた人脈もあるしね。 

きっと同じような人も多いハズ。 

人口が減ってくることなんてわかっていたし、自分たちの頃は就職氷河期で、採用数が元々少なく、人が足りなくなることは見えているのに、長期的な視点で動けない行政は本当に愚かだと思います。だからいつたでたっても後手後手、その場しのぎの対応しかできない。教育は国の未来を左右する重要な政策です。資源のない日本は、人を育てるしかない。ぜひ教育に予算を付けて、しっかりと改革していただきたい。 

 

 

・この方は、教員免許の乱発が臨時教員の学力の低下の大きな要因であると主張されているが、私も経験上、そう感じることが多い。 

かつては小中学校の教員は、全国の都道府県に必ず1校はある国立大教育学部卒の教員がほとんどを占めていました。 

しかし最近では、新興の聞いたこともない大学でも教育実習の単位を取れば、簡単に教員免許は取得できます。 

この方は、低学年の国語の事例を挙げましたが、高学年の算数でも同じことが言えます。 

小学校の算数では、方程式は教えませんから、鶴亀算式で問題を解決します。かなり難易度は高いです。中学校から学習する方程式を使うと簡単に解けるのですが、鶴亀算式の問題を解くのはなかなか難しく、指導も大変です。この小学校高学年の算数の問題自体を解けない教員が増えています。 

教員免許の乱発は問題が多いです。 

もちろん国立大卒でもメンタルが弱い方は不向きですが・・・。 

 

 

・教員ではないですが、最近の若者と多く接する者です。学校との関わりもあります。おっしゃるように、若者、親友社員の指導の仕方も根本的に変えていかないといけない時代になったことを痛感します。 

昭和の根性論はともかくとして、自分たちがやってきた経験、価値観の共有はもう無理だし、これを教えるとこう伸びるだろう、という期待ももう持てない。だったら、自分たちが期待する100パーセントでなくても、70パーセントを発揮してもらうマニュアルを作ったようがよい。今のやり方だと0か100か、優秀な子はついていけるけど、そうでない残りの人たちが潰れてしまうと思っています。 

 

 

・この記事を読んで感じたのは臨時的任用職員に正規と同等水準の仕事の質を求めるのはナンセンスです。期間限定で雇用不安定、正規職員に比べて待遇が明らかに悪いのに正規職員同様のレベルを求めるのがおかしい。採用試験に合格できないレベルだというのもあるでしょう。だったら、やはり、そのような人材だと考えて、その人材でもできる仕事を割り振り、他は正規でカバーするしかない。本来は正規を増員するべきところでしょうが、予算の制約上難しいところもあるのが現実。 

 

 

・わかります。4月から介護職離職の助教諭と組んでいます。とてもいい方なのが救いですが、なんか違うんだよねというセンスの差は感じます。1年目の助教諭ということで、指導案は書けない、授業はできない、出張は出られないということで、全部正規の私が担っています。朝早く行っても早く帰れない事務仕事の量です。自分が教員になる時は、必死で勉強してやっとなったのに、研修を重ねて今があるのにとも思ってしまいます。手続きのみで教員になれる時代です。突けば割れそうな風船の様な状態で、保護者トラブルがあり、校長は公平に裁かず守ってくれませんでした。無理は強いるのに守ってはくれないのです。人の子を育てる前に、理不尽だらけです。 

 

 

・同感です。 

 

受かる基準はかなり低くなっており、この人が受かってしまうの?ってケースや、申し訳ないですが、中低位、下位に位置するであろう大学出身の人も最近は増えてきています。 

20年前ならまず受かっていない人たちです。もちろん並々ならぬ努力をして、採用試験に合格した人もいると思いますが、単純に基本的な学力は大学に比例します。受かりやすくなっているのは間違いありません。 

それだけ、当然質は下がります。問題も増えます。世間から批難されます。そうすると目指す人がまた減ります。本当に悪循環です。 

低位大学でも素晴らしい人柄と人材がいるのはもちろんです。そこを言っているのではありません。割合の問題です。 

教員という仕事を多くの方が目指し、競走が生じる難関試験であるのが本来のだと思います。人を教育するというのはそういう仕事であってほしいと思います。 

 

 

 

・10年前ぐらいまでは採用試験の倍率もあり、講師のレベルもそこそこに有ったと思います。しかし倍率があったのは、就職先として人気があったというよりは、行政がかなり昔から採用人数を絞っていたからです。将来の少子化に備えて少なめに採用し、不足分を単年度でクビに出来る講師で補おうとしたことが原因です。質を下げた理由のその2は、研修不足。新採は通年で150時間以上の研修が組まれ、場所によっては初年度担任にしないという配慮がなされますが、講師は即日担任を任され、研修も年に1,2回。これで「即戦力」は無理です。現場教員も実態をまるで理解しておらず、「つかえない講師」のレッテルを貼るだけです。その3は行政の募集の仕方が雑。条件や勤務地、職務内容など明記せずに「要連絡」で済ます杜撰さ。目線が上すぎて話になりません。講師を責める前にその責任を担っている行政と現場の管理能力のなさを問題視するべきだと思います。 

 

 

・県内の別の高校から、臨時の先生が赴任してきた。噂には聞いていたが、やはり生徒から悲鳴が聞こえてきた。「何をしゃべっているのかわかりません!!」実際に行ってみて驚いた。私にも何をしゃべっているのかわからなかった。二人の教員でいろいろとアドバイスしたが、まったく対応できなかった。事態はすぐに校長に報告した。年度末彼は別の件の中学校に転勤になった。送別会で彼は言った。「ここの学校の生徒はまだましです」おそらく日本語がわからないのだろう。悪気はなかったようだ。県の人事担当者は免許を持っていれば誰でもいいと思っているようだ。 

 

 

・私は小学校の教員です。 

教員数の不足の原因は、特支クラスの激増だと思います。教員の人気低落、保護者のクレーム等も確かに教員不足の要因だとは思いますが。2学級×6学年規模の学校でも特支クラスが6クラスもあります。法律の改定で、対象児1人でも特支クラスが開級できるようになりました。私の勤務先は学級担任18人中6人は特支学級担任という現状です。これは他の学校(同県内)でも顕著です。私は特支クラスコーディネーターをしていて、特支教育の重要性とインクルーシブ教育の必要性を理解しています。世界的な流れだからと、地盤作りもせずに文科省が早急に導入した結果だと思っています。通常クラス担任、及び講師はある程度のフィルタリングが必要だと思います。教えることが好き、子どもが好きという人はいると思います。が特支クラスに関しては児童福祉関連の業種など特支教育に詳しい人員ならば採用の枠を広げてもいいと思います。 

 

 

・この春、退職した高校教員です。教員不足が問題になっていますが人材不足なのも事実だと思います。子供に対する思いはあっても力がない、力はそこそこでも教育者にはちょっと、、という臨時的任用教員は正直多いと感じます。だからこそ、採用試験に受からない。しかし、教員不足だからといって採用試験のハードルを下げるのは絶対にしてはならないと思います。良い人材が受験し教員になってくれることを実現するためには教職の職場環境を良くする以外なし。「手当や賃金などよりも、やる気のある教員の意欲を削がないような職場になること、働き方改革という言葉だけで一向に改善されない現場を何とかして欲しい。」元、現職共に望んでいるのはそういうことですし、でなければ良い人材は集まりません。現場から離れてみて尚更そう思います。 

 

 

・学校は人を育てる場所。すぐに結果を求めるのは社会に余裕がなくなっている証拠。 

 

新規採用の教員に担任をさせることすら狂気の沙汰であるのに,臨時的任用職員の教員に正規採用と同等の責任を負わせることがそもそもの間違い。 

 

教員も人間です。子供達を社会全体で温かく見守っていくのと同じように,若い先生も,みんなで支えてあげることはできませんか。 

 

 

・保育士ですが、保育の現場でも同じかな…。 

 

人手が足りない部分に、資格の無いパートさんが入る事が多い。 

 

資格がなくても仕事は出来る方は勿論いるけど、「資格もない、経験もない、しかも体力も適応力もない」…みたいなシニアさんのパートが最近多くて。 

 

いないより良いのかも知れませんが、負担が減っている感じは全くしないし、時には仕事が増えてる感じもあります。 

 

子どもを取り巻く環境の人材が、上手く回っていないんですよね。 

 

 

・教員に実力差があるのは企業と同じです。ただその時の実力に応じた働き方を人によって変えることが難しいのが今の学校です。学校に与えられる教員数 に余裕があれば担当を割り振ったり授業の持ち時間数を変えたりできるのですが。正教員、臨時任用教員とも適材適所に配置できれば良いですが。やっぱり教員定数を今より増やすことが大事です。 

 

 

・特別支援学級の増加が教員不足に拍車をかけていると思います。通常学級の他に、多い学校では2桁の特別支援学級が存在します。 

手厚く児童生徒を教育するのもいいのですが、わがままで少人数の学級に入れたがる保護者や子どもがいることも現実です。 

学校の存在や、集団としての有り様を学ぶ意義も学校の大切なことだと思うのですが。 

個々の要望を受け入れすぎて、学校は疲弊しているように思います。 

 

 

・人が足りなければ補うしかないが、ただ補えばいいということにはならない。教員の質は素材で語るものではなく、誰でもが初心者からスタートする教員の力量は現場経験を経て身についていくものだ。その経験が少ない講師やペーパーティーチャーを使うためには周囲のサポートは一層必要だし、サポートする側の現職教育も重要だ。採用後5年程度の現場経験の後、雇用者の責任で2年程度の専門教育を施し、全教員に修士レベルの専門性を身につけさせることが望ましい。こうすれば教員個人の力量も上がり職場の同僚性も構築され初心者や講師などのサポートも行えるようになるが、何よりも教員の社会的地位の向上に繋がり、教員を志望する有意の人材も集まってくるだろう。少なくとも税金の高い北欧などではそうなっている。 

 

 

・数十年前に講師経験あります。当時は9割近くが教採試験落ちてそれでもなお講師やって夢を追う時代。講師があふれかえっていました。今は目指す人も減り募集数も増え倍率が下がり、講師を探すのが大変な時代。 

この「清水さん」は時代の変化をどう見てきたのでしょうか。今いる人材でやっていくしかないんです。 

そもそもいじめの件数は増えていないからと文科省の予算要求を蹴飛ばし続ける財務省が教員増にお金を出しません。そこが大元です。自治体は発達支援員だったり学習サポーターだったり独自に増やせるものはどんどん補助教員として増やしています、現場を潰さないために。本務を増やすべきというのは自分も賛成ですから財務省に腹立ててます。 

 

 

 

・定年退職した元教員です。教員生活の大半を特別支援教育に携わってきました。 

 

正直、最後の数年は生徒の支援ではなく、教員の支援に終始していました。 

 

感情コントロールができず、喜怒哀楽を生徒にぶつける20代。 

 

基礎学力や一般常識に課題があり、漢字の読み書きができない、分数の計算ができない30代。 

 

経歴不明で、病休の代替で来た60代は、ほとんど言葉がなく、座っているだけで1日過ごして定時で帰宅していく。 

 

子どもの成長が楽しみで、特別支援教育にもやりがいを感じていましたが、生徒の支援より教員の支援の割合が多いと感じるようになり、退職を決めました。 

 

非常勤や臨時採用の誘いの電話は度々かかってきますが、お受けするつもりはありません。 

 

 

・臨時的任用、いわゆる講師だけでなく、採用試験に合格した正規教諭の中にも、とんでもないくらい人格、学力に問題がある人もいる。だから採用試験に合格したことが、信頼できる教職員だという基準にはならない。 

 

この記事を見ていると、講師にばかり焦点が当てられているが、そもそも正規教諭よりも優れている講師も多い。ではなぜ採用試験に合格しないのか。大学新卒組と違い、毎日ブラック企業並みに働かされ、その中で試験の準備をしないといけないからだ。どの都道府県を見ても、新卒採用が圧倒的に多いのがその証拠。 

 

今一度採用試験のあり方そのものを見直す必要がある。講師経験者は、例えば一定期間良好な成績をおさめれば、準教諭(期間を定めない)として採用し、希望者には正教諭になるための簡易試験(面接のみで教員採用試験とは区別)を受けさせ、合格すれば正教諭昇格、みたいな。 

 

 

・高校教員です。教員不足といいながら、臨任が増えているのは、少子化のせいだと思われます。現場の教員の数は生徒数、授業のコマ数から算出されます。今、正規で雇ったら、この先教員があまるから、調整してるんです。 

でもそんなことは生徒には関係ない。記事の先生のおっしゃるとおり、臨任にも研修をしたほうがいいと思います。 

正規でも臨任でも、学力が保証された、素直な方に来てほしいです。 

 

 

・今年新採用で働いています。 

講師の時は確かに制度上いつでも切られる可能性もあるし、補助の仕事も凄くあるし、割りに合わんなーと思っていました。 

ただ 

5年常勤をしましたが、教材研究も分掌もがむしゃらにやりました 

音楽は2クラス、国語は週4 

なので投稿にあるような受からないのが当然のような人材が全てかと思うと 

それは県によってそれぞれで勉強しながら頑張っている方の存在も分かって欲しいです。 

 

 

・倍率が高い免許種で講師をしています。 

生活のために断るに断れないけれど、「経験があるから」と、大変だと言われている学校へ入れられることが増えてきました。 

採用試験落ちてるのに。 

年齢を重ねていることもあり、校内での係も増えています。理不尽だなと思っています。 

 

 

・講師の方だけでなく若手の方の「教育公務員」としての常識のなさに加えて、社会人としての常識のなさが目立ちます。私にとっては、講師なのですから授業力や専門性がない事は仕方のない事だと思っています。(熱意のある方を前提とします)しかし、生徒に関心をもつ、挨拶をする、返事をする、分からない事は自分から聞く、授業中は座り込まない(腕を組んでう◯こ座り)、そんな当たり前の事も難しい方もいます。それでいて、児童生徒にどのような道徳教育をするのだろうか、我が子の担任がこの先生になったとしたら…と考えるとゾッとすることばかりです。そう思うと、「どうか未来ある子どもたちのために、一生採用試験に受からないで頂きたい」と願うばかりです。 

 

 

・インタビューに答えている先生、的を射てるけど矢がないという印象の意見だなと感じました。 

今の教員の待遇や仕事の過度な多様化は、世の中に知れ渡っている状況です。学生が教員を忌避することによる人手不足は、そのせいだと思いますが… 

実地トレーニングタイムを取ったり免許が取れる大学を絞ったりするのは、教員の現在の問題点をクリアにしてからじゃないと、より一層人手不足が深刻化するように思われます。 

 

 

・今じゃ国立大学教育学部の先生に当たったら本当にラッキーなくらい。地元Fラン先生の多いこと。高学年にそういう先生にあたると何にも授業が分からない、何がいいたいか分からないとうちの子供の1人は嘆いていました。1人は高学年がどちらも教育学部が有名な国立大学の先生で、ものすごく勉強が楽しいと言っていたし、クラス全体の学力も上がりました。国をあげて先生の学力を上げるべきだし、特に高学年は指導力のある先生にして欲しいです。 先生は専門職で勉強ができたらいいわけでなく、学齢ごとの子供の心理や発達なども理解されてないと務まらないお仕事です。お給料を沢山あげて、よい人材を集められるようにして欲しいです。 

 

 

・常勤の臨時採用(40代)ですけど、わたしから見たら正規採用の方々だって、質が低い方も多いですよね。私たちより仕事が少なく、さっさと帰る人もさぼる人ももいるし。質に関してはどっちもどっちでしょ。 

現管理職以上(50代)の頃はいくらでも教員になれた時代があったはず。安月給の臨時の立場に仕事を降らずに、正規採用がきちんと働いて、学担も校務分掌もやってくれたら、我々は定時に帰って、採用試験の勉強もでき、合格者も増えたと思いますが。臨時採用の存在に甘えて、「臨時も子供の前では先生」とか言いながら、仕事を振っていたのは正規の方々では。 

そもそも、臨時採用は、ろくな研修もなく子供の前に放り出されるわけです。そんな立場に高望みはやめてほしい。使えないと思うならもっと相手の立場で教えてください。教えるの、プロでしょ? 

 

 

・都道府県によって事情は違うだろうが、採用試験の倍率が5倍や10倍の地域や教科もある。 

採用試験のハードルは随分高いし、22歳で採用されるのが3割。25歳くらいが平均。30歳前後でも当たり前。 

採用試験に落ちた半数が講師になり、その半数が常勤講師。常勤講師の3割が担任を持っている。 

教育委員会は、安価で1年契約の彼らを使って、経費を削減しているのか、あるいは永年契約する為の見極めをしているかだ。 

経験の浅い講師に多くは望めないが、講師を卑下する記事もどうかとも思います。 

 

 

 

・ゲームが好きでよくやるんだけど、ファイヤーエムブレムやドラゴンクエストモンスターズでは、戦力にするわけでもないのにキャラを集めて満足することはよくある。 

でも、現実は集めたキャラを残すには金がかかるし、問題が起きたら対処しなければならない。 

一言で言えば負担にしかならないんだよね。 

 

何が言いたいのかというと、結局戦力にならない人はいない方がましで、どうしてもいるのなら余計なことをせずにじっとしていて欲しいということ。 

 

 

・教職歴25年の県立高校教諭です。 

現在偏差値38~42の高校に勤務していますが、毎年5人位の教育実習生がきます。大学にいったからといって九九が出来なかった学力が飛躍的に伸びているわけでなく、それでも何となく教育実習を終え、教員免許を取得しています。その生徒たちが臨採として勤務し、教科指導の力不足だけでなく、生徒や保護者とトラブルを起こします。こちらはトラブルを解決するために多くの時間をとられています。また、昨年度は臨採の方が大きなトラブルをおこし、メンタルで療休をとり、代替が見つからず、担任をしながら、週24時間の授業をこなしました。 

臨採の方もさまざまですが、こちらのアドバイスをパワハラと受け止められることもあり、関わりかたは難しいです。本県は臨採でも毎年給与があがる、臨採の賞与は全員がB(普通はC)なので、担任をしない、責任のある仕事をしなくてよいと割り切っている方も多いです。 

 

 

・臨時的任用教員に教諭と同じ仕事をいきなりさせているから当然現場の負担になるのは当たり前だ。素人にプロの仕事をさせるのと変わらない。教師はそこまで専門性はいらないが慣れていないものにとっては大変な仕事に感じるだろう。社会に出てもいきなり社員と同じ仕事をさせるということはないだろう。教育界では素人がいきなり教諭と同じ仕事をやらせる。当然不具合が生まれる。講師経験の長いものは臨時で任用されても経験があるから何とかなる。教諭以上の能力がある者もいる。一部の臨時的任用教員というのは初めて教師の仕事をするものではないのか?教育の質を揺るがすのは当たり前のことだ? 

 

 

・これは臨任に限ったことではありません。 

最近、教採の倍率がかなり低くなり、明らかに学力不足と思われる方が『先生』として採用されています。 

近年採用された方の中に、「線対称と点対称」を知らない方がいて、驚くとともにがっかりしました。小学校高学年で学習する内容です。 

 

 

・今若手に必要なのは、だれでも迷わず進められるわかりやすい指導書だと思う。国語の指導書なんて、準備にたっぷり時間をかけられることを前提としてる冗長な内容です。「そんな上手くいくか!」って言いたくなるような完璧超人の児童の反応を前提としてます。 

今の若手なんて夜まで仕事やって、その後の教材研究なんて頑張っても1時間しか確保できない(でないと健康被害が出る)。なんの経験もない若手が5教科程度を1時間で準備するとなったら、もう、めあてと発問の意図と展開が完全にマニュアル化されていないと無理ですよ。 

 

 

・保育士も同じです。正規職員になってほしいと思う方々も沢山います。ただ、中には意識が低かったり、指導されるとその相手を悪く言うだけで変わってくれなかったり、でも人手不足と天秤にかけると辞められても困る…。とにかくほとほと困るケースも少なくありません。採用する際には自治体の管轄が試験や面談をしてほしいと願います。 

 

 

・長期的には、教員免許取得のハードルを上げ、同時に賃金、社会的地位を上げる。保護者が安易にクレームできないように学校の威厳を高める。短期的には、教員免許取得の条件に学校現場で1年以上の実習(インターン制度)を課す。未来の日本を担う子どもたちのために教員の質を上げましょう。 

 

 

・臨時任用教員です。 

確かに仕事をしない方も居るでしょう。 

しかし、臨時任用教員が皆、採用試験に受からない訳ではありません。 

正規教員を辞められた方も多いです。 

 

臨時教員か、正規教員か、自己申告しない限り、仕事量は同じで、傍から見たら分かりません。 

私は、働かない定年間近の方の分までやらされます。 

「あの人には任せられない。悪いけどあの人の分、お願い」と頼まれた事が何度あったか。。 

時間外労働はパソコンで自動管理されます。 

しかし、何故か臨時教員は土曜出勤は時間外労働にカウントされず、12時間 働いても0時間のカウントです。 

カウントされたところで残業代は出ないものの、「残業すら無かった事になるんだな」と、 

寂しい気持ちになります。 

もちろん、正規も臨時も、一生懸命、働かれている方がほとんどです。 

お給料の面は、考えないようにしています。 

どちらにしても、他の人にやらせるのはアウトですね。 

 

 

・中学校でも、特別支援学級の増加も原因だと思う。現在正規の教師は特別支援学級の学担、臨時の講師が、通常学級の学担になっているパターンも見受けられる。 

少子化で子供が減ってるというが、将来減るのを見越して、正規の教員の新規採用が減っており、その代わり、安くで雇える臨時の講師を増やしている。 

私の県では、1クラス人数が、絶対35人を下回ることがないように、学担に負担を強いている。それは正規の教師の人数を財政的に増やしたくないため。 

通常学級の学担になってしまうとかなり大変です。 

 

 

・不足と言っていますが、これだけカリキュラムが増えて、先生の負担が増えている中で、採用枠や用途も見直さず、足りないでは教員も保護者も納得していません。英語の導入をしたなら英語教員枠を作るなり、今の時代に合わせた採用枠の見直しをお願いしたいです。 

 

 

 

・すごい話。納得しかない。 

とくに小学校の教員採用試験は倍率ぁ1.5とかで、受かっても辞退する人もいるだろうから実質どうなんだろうと思う。 

大学時代に教育実習などで、賢い人は、これは生涯の仕事には厳しいと感じ、公務員試験などに切り替え市役所や県庁などで働く人を数人知ってます。 

 

なぜみんなやりたくないか、 

子どもも難しいし、親も難しい。 

忙しい。やること多い。 

それでもやりがいがあると楽しめる人もいるけど時代がそうではない。 

教員だけじゃなくて、今の若い人は、もしかしたら、自衛隊とか警察とか、そういう体を張って誰かのために!という意識よりも、 

安定して心穏やかに、暑くも寒くもなく、定時で帰れ、帰れないなら賃金をきっちり、 

という考えの人がほとんどで、 

なんならそれが当たり前であるとも思う。 

 

若者‥これから結婚して子ども持って、というのもしんどそうな時代 

税金や、災害の多さ、地球温暖化‥ 

 

 

・企業も正規社員を減らして契約社員や派遣で対応しようとする。多様な働き方の掛け声とは別に人件費を少なくすることができるからだ。 

教員の場合も安易にこの波に乗ってはいないか。 

確かに子どもは好きでないが、成り行きで教員になったという声を聞くこともある。教育という仕事に身が入らないのも当然からも知れない。 

教育は聖職、と言われたことがあった。この言葉、悪用されて使われなくなったが、ポイントをついた言葉ではある。 

 

 

・地方都市の教員です。大学卒業時、バブルがはじけ、なかなか臨採にもありつけない時代でしたが、なんとか30代半ばで採用試験に合格し、今に至ります。受験倍率は30倍、40倍、教科によっては60倍以上でした。今は、教員が不足しており、倍率は2倍を切る有り様です。日本一簡単な公務員試験とまで言われています。 

教員は素晴らしい仕事です。この仕事に就いて良かったと思います。でも、仕事量は尋常じゃない多さです。働き方改革というけれど、異常に増えている若手教員のフォローやら、家庭ですべき躾まで学校には押し付けられています。だからこそ、きちんとした対価を支払うべきです。調整額を10%以上に、なんてやめてください。50代の私の現在の調整額は8000円もありません。10%になったところで2万円あるかないかです。それは、あまりにもおかしい。 

このままで者教員の成り手はいなくなりますよ。日本が崩壊する日は目の前です。 

 

 

・臨任、教委、管理職ともに経験があります。教委時代、本採の1割程度の臨任がいました。全員と面談し、全員の授業を分担して見に行っていました。もちろん、年齢や経験等により教育技術の差はありましたが、志の高い先生が多かったと記憶しています。ちなみに、私は臨任時代の先生方や保護者の方の叱咤を時々思い出すことがあり、そのことがモチベーションになっていました。 

 

 

・非常勤と常勤の違い、待遇の違いも大きいかもですね。 

ワークライフバランスが求められ、プライベートを重視する人からしては教員は避けられ不人気です。 

 

やり甲斐もあるのですが、重責であり、大変というのもありますね。 

 

人手不足の業界には構造的な原因があるのもあり、質が低下してしまいます。 

言い方が悪いですが、誰でもなれてしまいます。 

質を求めたいのはわかりますが、非常勤の場合待遇が良くないので難しいですね。 

 

では、そのような状況に対してはどうしたら良いのか。 

研修制度の充実、待遇改善ぐらいしか思いつきません。 

本来、子どもの成長に関わるとても大切な仕事なので人を選びたいですが、選べない状況になっているのだと感じます。 

 

具体的な対策として、質の向上が図れるような取り組みをするしかないですかね。 

または、サポートできる体制を作るですかね。 

 

本当に、待ったなしの状況になってきています。 

 

 

・十数年前に臨任をしました。初めて入って担任をするわけですが、まず何をすべきなのかがわからなかった。聞けば断片的に教えてくれるけどという感じだった。学期がスタートして、わからない部分を子ども達に足元すくわれるような形になった。確認してから答えますなんてのは毎回通用しない。信用が揺らいだ部分は子ども達と遊んで関係を作ろうと思ったが、放課後は子ども達と遊んではいけないという。そして自分のクラスを考える余裕がないほど、仕事であっという間に時間が過ぎる。クラス運営は難しい舵取りになった。「先生は良い人そうにしているが、遊んでもくれないし、話も聞いてくれない。全然良い人じゃない。」と子ども達に言われた。しかし、学習は時間通り進めてきちんと終わらせないといけない。指導力不足は認めるし、まあそう言われてもいいし、もうこの仕事をやることはないだろうと思った。 

 

 

・教員採用試験は実際にはブラックボックスだと思います。 

試験の開示請求をしてもただA~Eの評価を口頭で伝えられ、何の説明もない。これではなぜ不合格なのかわからず、合否は試験官との相性で決まってしまうと言われても仕方がない。 

そこが二次試験の面接などはバイアスが掛かっていると考えられる点です。 

そもそも、この試験に公平性はあまり期待できない気がします。 

 

ちなみに、私の周りには正規の教員とほぼ同じかそれ以上の校務分掌を強いられ、夜9~10時近くまで仕事をしている臨時採用の方がたくさんいます。 

なぜこのように現場で頑張っている方が受からず、経験のない新採や向上心のない正規が合格するのか・・・。 

理由の一つとして、採用試験には各自治体の教員の年齢平準化を図ることもあり、受かりづらい世代もあるようです。 

この記事は一見、正しいことを言っているようですが、私には的外れのように感じます。 

 

 

・わたしは講師の先生方の採用について、逆の思い入れがあります 

とても優秀で、人柄もよく、是非合格してほしい方ほど 

信頼度が高いため、 

担任をもっていたり 

分掌でも仕事を任されたりして、 

その学校の戦力になっている場合があります。 

そういう方ほど採用試験に使う時間がないのです 

忙しくて申し込みが遅れそうになったほどです。 

そういう方が合格しないと教育界が困るのです。 

是非即戦力として校長推薦で合格するシステムを特別に設けてほしい 

 

 

・この記事に書かれていること、すごく共感します。これは臨時教員だけでなく、若手の正規教員にも当てはまります。アドバイスしようにも不貞腐れたような態度をとる人もいて、もはやどうしようもないという人もいます。ただでさえ多忙な現場に大きな負担です。もちろん全ての若手に当てはまる訳ではありません。新任や臨任と同学年を組むというのはくじ引きを引くような感覚です。 

 

 

・待遇は同じでも臨任さんのように区別してませんか? 

教師という自覚を持たせるためにはそういう区別は必要だと思います 

 

また臨任は期間限定の助っ人 

ろくに研修もなく正規職員と同じようにやらせていたりしませんか? 

 

初任の時に他の先生を補助に教室に配置して教え方についてアドバイスする等の手だてを講じないと、その臨任先生の実務的レベルははかれないでしょうね 

 

採用試験に受かっていなくても相応以上の能力を有していたり数場を踏んでいる先生もいます 

同時にほとんど教壇に立つことなく今日まで至る先生もいます 

臨任で採用したから即戦力という願いは止めて、採用後の教え方をチェックした上で配置を考えるような臨機応変の対応を学校も考えないと 

 

先生の数が少ないのは分かるし、できる先生には相当負担が大きくなっている今、これまでのようなやり方を見直さないと本当に立ち行かなくなってしまうと思います 

 

 

 

・臨任が、不採用前提になっていることに疑問。 

そんなもの受けなくても、声がかかる現状ですよ。 

 

2世であれば、身元がはっきりしているから、民間全て不採用でも免許あるなら…と採用。 

サポートスタッフで働いていても、免許があれば、教員側へ声がかかります。 

 

正規と臨時の差をつけて欲しいのは、お互い様だと思います。 

レベル違いは重々承知の上で飛び込んでいるのに、現場の先生からは、そういう視線だったんだと改めて理解しました。 

それでも欲しいと言われて働いているんです。 

せめて担任は外して欲しいなんて要望も、通らないんですよ。 

 

成績処理、諸々の使うソフトの事、学級運営について、今時の指導案、聞いても教えてくれないのは、知ってて当然という扱いなんですね。 

「担任裁量」「教科裁量」都合の良い言葉で自営業です。 

 

 

・教員免許の取得について語る上で一般には知られていない事実がある。 

この記事は小学校の話だからそこは分からないが・・・ 

 

中高の免許の場合は教科によってとんでもない差が存在している。 

 

私は「社会」と「数学」の免許をもっているが 

「社会」は実に簡単に取得できた。取得するべき単位は多いが中には中学生程度の知識で論文を書いても単位はもらえた。「可」も「優」も単位は変わらない。 

 

しかし「数学」は一つ一つの単位の取得には相当な数学についての技量が必要だった。おかげで採用試験には合格しているのに単位がとれずパーになったこともある。 

 

そういう面での調査も必要だと思う。 

 

 

・自分は臨任で長年教師をやっているが、中学校の音楽や社会、体育などは今でもすごい倍率で、同じように臨任を長くやっている人も多い。採用試験の勉強をする時間がないためである。中には採用試験に集中するため、臨任の仕事を断り勉強する先生もいた。 

自分が経験する中で、質が良くないと感じる指導をしているのは、正規の先生の方が多い。臨任は次に繋がらなくなる可能性もあるので必死にやっている。他方正規の先生は、お給料は変わらないし、絶対に外されることはないので、時には本当にひどい対応をしていることもある。今も正規の先生のフォローに臨任の自分が入っている。 

前の県では、臨任だけハラスメントの研修を受けさせられたが、2校いて2校とも処分を受けることをしたのは正規の先生だった。 

 

自分の印象だが、人によるが正規の先生より臨任の先生の方がきちんとやっている。 

教育の質を揺るがすのは一部の正規の先生ではないだろうか。 

 

 

・臨任には、全く採用試験受けてもない人、もしくは受けたけど、見切りをつけて臨任に徹する人とがいます。または、正規だったけど、諸事情で退職し、臨任する人もいます。(再任用は別です) 

しかし、色々な臨任います。小学校でも、異動しても何回も低学年をされる人もいますが、指導力がないわけではありません。もちろん『⁇』もいます。学級崩壊するのも正規も臨任も関係ありません。また臨任でも教材研究したり、他の先生の授業を見学して、自分で努力される方もいます。 

指導案の書き方については、教育実習先で学んだものが基礎となりますから、勤務先の指導案の書き方が正解とは言えないと思います。 

 

 

・本当にほぼほぼおっしゃる通りだと思います。うちも、教員のみならず、支援員さんなどなど、人間関係でいろいろな問題を起こす方が多く、教育委員会に、とにかく、人柄重視で採用をお願いしたい旨を伝えたことがあります。〜ができる、より、人柄さえ信頼できる方であれば、現場に入ってからめきめき吸収される方が多いからです。人間関係ですぐ揉める方がいると、結局、担当児童そっちのけでそのフォローに回らなければならず、それなら、すみませんがいない方がありがたい、、でも採用されてからじゃないとどうなるかわからないので、時すでに遅しなのです。。現場は本当に人手不足です。記事にある通り、なぜこのような方が、という方、おられます。そういう方は謙虚さがなく、ひとりよがりで、権力には弱い感じがします。情熱?だけはあり、採用試験は10回以上受けているような、でも受からない。すばらしい臨採さんもいることは言うまでもありませんが。 

 

 

・雇う側からしたら余った場合に困るから(税金の無駄遣いと言われることもある)そうならざるを得ないことも理解出来る。 

しかし、そのことがたくさんの学校で起こるのが現実で講師を探すことは大変なことで人など選んでいる場合ではない。 

しかも3月末(場合によっては4月になってから始業式までの間)に探さなければならない。 

採用試験落ちた組の多くは就職先も決まっている。制度を変えない限りこれは解消されない。 

 

 

・この記事とエキスパートコメントの石川一郎さんのコメントを読んで思ったのは、臨時的任用教員を便利使いする実態の陰には、正教員か否かという二種類の構造にとどまっている事に問題があるのではという事です。 

大学と同じように、教員と職員という発想を、小中高に取り入れてもよいのではないでしょうか。 

学校予算の制約があるのは承知していますが、教員や学校のお手伝いをする補助職員を小中高に拡充すべきだと思います。 

 

 

・これは臨採に限ったことではありません。採用倍率の低下により明らかに教師に向いてない先生が増加してきています。 

 

学力面で言えばかつて教員免許は国立大学と限られた公立私立大学でしか取得できませんでした。しかし規制緩和で教員免許が取りやすくなっています。さらに免許がなくても教採を受けられる始末。 

 

また行政サイドにも矛盾を感じます。採用試験で力不足と自らが落とした人を臨時で採用し研修もないまま即担任を任せる。正規採用者には初任者研修や指導教官が付くのにです。 

 

そして今、初任者の研修までも学校の教員の仕事としてやらせようとしています。新規採用を増やしすぎて指導教官が足りないからです。現場の教員は子どもの教育が本業で初任者指導は追加業務です。定額働かせ放題で教員にやらせ、若手が問題を起こしたら現場の責任にする。 

 

教育界における全てのシステムが小手先の対応でやりくりされてきた結果です。 

 

 

・元小中教員です。講師経験もあります。 

 

記事のようにある自治体では履歴書と教員免許の写しの提出、面接だけで講師登録出来ました。別の自治体ではA4用紙半分ほどの簡単な小論文も提出を求められましたが、試験というほどの難しさではありませんでした。 

 

働き方に柔軟性がなく、働きにくいのが不親切です。 

担任ももつ常勤・臨時採用講師は兼業・副業ができません。雇い止めに備え収入源を分散させるリスクヘッジが不可能です。非常勤は1コマごとに給与が支払われますが週・月間の勤務コマ数が固定で、稼ぎたい時・家庭の都合で減らしたい時に何もできません。 

 

良い人材が欲しければ、適切な待遇と選考方法を用意するしかありません。正規より安く簡単にクビにできる使い捨て人員でしかない講師に多くを求めすぎでしょう。 

 

一部の国では実現していますが、いずれ民間軍事会社のように教員を抱え短期間・高値で派遣する企業が生まれるでしょう。 

 

 

・私の地元では、臨任講師として県教委に登録するときは、それまでの職歴を列記しますね。なので、臨任講師歴が長い人は、数枚にわたります。 

臨任講師の人事考課は全く、採用試験に影響しません。例えば、指導力のある臨任講師を校長が正当に評価して、採用試験のアドバンテージとなるようなシステムがないのです。校長には力がありません。 

なので、優秀な臨任講師ほど、採用試験の勉強をする時間がなく、一次試験のペーパーテストを突破できないのです。せめて、校長の人事評価が良い人は、ペーパーテストを免除させて、二次試験の模擬授業や面接で、その人の能力を正しく測るシステムがあればと思っていました。 

なかなか受からずに、教師を諦めた優秀な人を何人も見てきています。 

 

 

 

・子供の学校にすごくいい先生がいました。 

3月、地元新聞の教職員異動の名簿に名前がなかったので今年は転勤しないんだなと思ってたら、学校からのお便りには転出と書いてあってびっくり。 

正規の教員ではなくて講師だから、新聞には載らなかったようです。 

教員と講師の違いって何なんでしょう? 

子供達にとっては何の違いもないですよね。 

実力があっても枠に入れずに教員になれない人もいるし、正規の教員でも問題ある人もたくさんいる。 

どうにかならないのかなーと思ってます。 

 

 

・うちの子が小学校に入学のとき、春休み中に急に人数が増えてクラス編成やり直し、臨時教員採用という状況になった 

そのとき採用された先生が担任になったのだが、まさに不安しかない人だった 

間違った書き順を教える、配布物がその日のうちに配れない、少し手のかかる子に付きっきりになってしまい周りの子に全く気を配れないなど、とにかく心配しかなかった 

学年主任が上の子の前の担任だったから相談したが、周りの先生も気付いていて手伝ったり注意したりしているのにどうにもならず、校長も授業を見に来たりしている状況だったらしい 

夏休み明けに担任が変わり、その先生も臨時だったがいい先生で、数年後には採用試験にも受かって正規採用になった 

急な採用で人員不足なのもあるだろうが、やはり教育現場はきちんと教育ができる人に担ってほしいし、その人材が確保できるような体制を国が率先してつくっていってほしいと思う 

 

 

・特別支援学校に長く勤務しました。特別支援学校は成績は文章表記であり、会話が難しい児童生徒が大半のため、毎日その日の学校での様子を5~10行程度の文章で書く「連絡帳」が重要な役割を持っています。 

成績は管理職などのチェックを通るので問題はないのですが、この「連絡帳」の文章をめぐって保護者から苦情が出ることが10年位前から増えてきました。短い時間で急いで書くからというのでなく、明らかに誤解を招く文章や表記で 

書かれているのです。誤字脱字も目立ちます。基本的な文章表記の力が弱いとしか言いようがないのです。下校時に連絡ノートを持たせるまでに、同じ学年の教員がチェックするようになり、「仕事が増えた」と嘆いていました。 

偏差値が高くない大学出身の教員の方が、重い障害のある子どもたちに丁寧に寄り添えることをたくさん見ているのですが、連絡ノートなどで生じた誤解や行き違いは、修復に時間がかかるのは事実です。 

 

 

・正式に教員に採用されれば、初任者研修等様々な研修が実施される。時間講師や臨時的任用教員は、正規の採用試験に合格しておらず、教員としての資質や基礎学力が担保されていないにも関わらず、研修制度は基本的にはない。 

本来採用選考に合格せず、正規の教員になれない者の方が研修をうけるべきと思われるが、そのようにはなっていない。 

採用選考で不合格にしておいて、そのまま研修等もせずに採用選考に合格した先生方と同じ現場に立たせることがおかしい。 

人がいないのは現実としてあるが、この点に教育委員はきちんと対応すべきだと思う。 

 

 

・色々な臨時の職種が学校に入るようになり、それを任用したり、給与を支給したり、社会保険等、管理する事務手続きが膨大に増えた。 

育児休業等の待遇が良くなったため3年育休を取り終わる頃にまた産休、8年くらい現場に戻ってこない事も。それが悪い訳ではないけど、その間臨時職員になるのでそりゃ質は下がる。大きい学校だと10人くらい産休、育休に入っているからその数だけ臨時職員、そ以外にも非常勤講師が4、5人、市の非常勤講師やスクールカウンセラーやらでもう、その人達の面倒だけで大変。。 

 

 

・臨時採用の方が、勤務地を選べるから正規にならないと言う知人がいました。正規職員には異動がつきものですからね。 

僻地などで、通勤が大変になる場合、多大な手当を出してでも自分で手を上げてもらうようにしないと、正規を望む人もいなくなると思う。 

 

 

・こればっかりは採用試験ではわからないんじゃないかな?性格の問題があるから。私は、いわゆる「問題ある臨採さん」とうまくやれるタイプだった。むしろ、バリバリできるお局さんとはやりたくない。 

一年生の授業でも、ここどうやった?って聴きながら一緒に考えたし、その中でスライドがいるなと思ったら、作ってくるから使いなよって言って上手くやった。それこそ噂が出回る人だったけど、うまくやれたと思う。要は、職場の雰囲気の問題だと思うよ。 

だって、その人、サポートの先生に、指導書見ながらやってたら、子どもに馬鹿にされるからダメとかいう謎のアドバイスされて、テンパってたもん。今日、教材研究できてない教科あるなら、空き時間に私が入ってやってあげるから、見ておきなって言って実践アドバイスもした。その人育てるのも現場の雰囲気だと思うよ。私は、すぐ「できる人」「できない人」って言う人嫌いだったから、その雰囲気無くす事だね 

 

 

・15年くらい前まで教員採用試験の倍率は結構高かったと思います。だから、現場で「優秀」と思われる方も採用試験に合格しない講師の方がたくさんいました。あの頃は、将来の少子化を見据えて教育学部の定員も減っていく報道がされていました。行政にはほっておいても、教員志望の数は減らないという奢りがあった気もします。あの頃より志望者が減り、病休者も増え、現場は多忙になっているのではないでしょうか?そもそも新採にしてもとりあえずいきなり担任はやめるべきじゃないでしょうか?教育が大事だと思っているなら金をかけるべきです。 

 

 

・小学校の教員です。これはすごく分かります。本当にその通りで、でも人がいないよりはと問題があると引継ぎがあっても一年間採用される。そして困るのは採用する管理職だけではなく、現場のみんなです。子供も、大人も。(でも企業や学校によっては産育休に入ると人が減るだけで臨時の人が来ないところもあると聞くと、どちらがよいのかはよくわかりません。)そしてみんなが困っていることを注意すると、訴えますと言う…そんな人もいました。 

そして、どこかの学校の怪しい人が不祥事を起こしたら、現場全体が責任を問われるし、全員に対する研修が増えるからますます忙しくなるなと思っています。服務等の研修を何度も繰り返すより、その時間で教科の研修をした方が絶対より良くなると思います。(教員に限らず、やるかやらないかは研修を何回何分したかとあまり関係ないと思う。一年に一回でいいと思う。不祥事がある度にどんどん増えていく…) 

 

 

・官による派遣活用に過ぎないので、その人に質を求める事が間違ってるんだね。よくわかりました。そんな人を雇うより、OBOG活用したほうがまだまし。それで足りなければ、各教科で優秀な人による講義ビデオを作成して流す、とか、デジタル活用を考えたほうがいいと思いますよ。 

 

 

 

・昔、自分が仕事をしているときに、年配のひとがいたが、部長から、あの人は頭数で配属されているだけだから、気を遣わず、あなたのやりたいこと優先で良いと言われたことがある。どこにでも頭数はあるものなのですね。その時は、役に立たない人ならば辞めさせれば良いのにと若気のいたりで思った事を思い出した 

 

 

・教員ではありませんが、学校勤務で、児童と直接関わる立場です。民間勤務の経験もあります。 

清水さんの意見に概ね賛同しますが、採用試験に受かった教諭でも、首をかしげるような先生もいれば、受かっていない、いわゆる講師の先生の中にも大変スキルの高い方もいらっしゃいます。採用試験に受かったというだけで、プライドばかりが高く世間を知らない先生も散見され、採用サイドは一体何を見ているのか?と首をかしげることはしばしばです。 

 

 

・教員が授業だけやってればいいなら、多分今みたいな問題は起こらないでしょう。学校では世の中の人たちが知らない余計な仕事が山ほどあり、それをやるのに教員たちは多くの時間を費やしています。ホントは授業の準備をしたいのに、もっとあの子への指導方法を考えたいのに、やる時間が無いのが現実です。未だに夏休みや冬休みあっていいね〜と言われますが普段出来ない分、長期休暇中も教材研究など進めなくてはならないし、役に立たない研修に行かされたりします。教師は教科書だけ教えていればいいのなら楽なのかもしれませんが、それ以外の仕事や、最近は躾を学校にやらせる親、自分の子を棚に上げて攻撃してくる親もいて、なかなか大変です。そんなの知ったら、やりたくない人が増えるのは当たり前です。残業手当増やすより、余計な仕事を減らす、保護者対応を無くす方が有り難いです。金増やしてやるから、ちゃんと働けっていうのは何もわかってない。 

 

 

・現場で働く者です。 

素晴らしく、なんでも任せられる講師さんもいれば、困った講師さんもいて、本当に様々ですよね。基本的な研修(いわゆる正規でいう初任研など)を受けてないからか、授業をみにいってもめあて等がよくわからず、何を目的に授業しているのか謎な人もちらほら。しかしそう言った人ほど、先輩方の授業に私なら〜。と的外れな意見をいう人が今まで多かったです。大学時代の同級生は、自ら低学年を希望してるから高学年はやらないの。などと集まった時に謎のアピールをし、自分の思想基準で話を進める子もいました。 

けど、中にはものすごく引き出しをもってて授業だけじゃなく子どもとの接し方でも勉強になる講師さんもたくさんいらっしゃるので、正規雇用者も講師も力量向上するための研修があるといいな。と思いました. 

 

 

・熊本県の特別支援学校は20年以上前から講師の比率が25%だった。少子化に伴う学級減で教員が余ることを見越して安全弁として特別支援学校は位置付けられていたように思う。同じ県立で高等学校でそのような比率で講師を入れたらどのような騒ぎになるか想像にかたくない。さらに国体前に他県から選手を採用するため免許教科がやかましくない高等部に初任として採用して置いておくというのがまかり通っていた。選手は主に体育免許なので普通学校には採用できない。支援学校は何人体育教員がいても問題ない。場合によっては全員体育でも問題にされることはない。 

記事にもあったが初任者には研修が義務付けられる。しかし、新卒の講師はそういったものもなく現場を任される。現場の教員から見たら問題だらけのこの制度も現場の力では一切変えることは不可能である。人事権を持つ県立の校長や教育委員会が真剣に仕事をしてくれることを望む。 

 

 

・教員免許は大学で単位取得し、都道府県教育委員会が発行する。国家資格でないのは、戦前の反省から国の言いなりになる教員養成にならないようにするため。教員の待遇を向上し、優秀な人が教員を目指すようにしていかないと。 

 

 

・教諭歴20年です。 

たしかに、私が出会った講師の先生でも知識の怪しい先生がいました。 

授業で子どもに間違った内容を教えていました。もちろん、それはあるまじき事態ですが、 

その後訂正すらしていませんでした。 

 

いわゆる定額働かせ放題であるがゆえに、現場に仕事を詰め込んでおいて 

「あとは現場で何とか工夫してね」と丸投げする教育行政の在り方が 

教員志望者の減少を招いていることは種々の報道の通り。 

講師登録すら敬遠されていることもあるではと思います。 

 

 

・某都道府県の採用試験の補欠合格者は、産休育代教員として採用される事がありますが、1年勤めると翌年に本採用になることが多いです。 

でも、やはり1年目から初任者研修を受けた人は、教員としての基本がきちんとできている人が多いと思います。 

自己流で1年勤めてしまうと、変な自信があるのか教材研究を重ねる謙虚さも無く、そういう人が職員室で後輩の教員に「そんなの適当でいいんだよ」とか言っているのを聞くと早く異動してくれといつも思います。 

結局そういう人がもった子供たちを、高学年で育て直さなくてはならず、今年も苦労しています。 

 

 

・・学校から教員志望の大学四年生に声をかけまくって臨時免許を発行して非常勤講師としてきてもらう(もちろん試験なんてなし) 

・教員免許は持っているものの学校で働いたことのない50代の常勤講師さんがいきなり担任 

・看護師免許は持っているものの2年しか働いたことのない50代の専業主婦さんが応募してくれたら臨時免許を発行していきなり保健室の先生 

・午前中に教育委員会に常勤講師希望の書類を提出したら午後には「いますぐ面接にきて」と電話が来て即採用 

などなど、なんでもありです。とりあえず免許さえ持っていれば(いや条件によっては持ってなくても)いますぐ採用されます。 

 

 

・大学卒1年目と入社30年を勤め上げた人が同じ仕事れべるを求められる職場ががイレギュラーで、これまで継続できたことが奇跡です。奇跡は続きません。「先生」という仕事はモデルチェンジが必要になっています。民間なら、職場環境の悪化や採用難は、機械化、IT化、今ならDXで乗り越えようとします。 

学校なら、一人の教師のマス授業から、ビデオ授業やタブレットを使い、個々の子どもごとのカリキュラムにして少人数でまわる学校にする、減った人件費でスポーツや苦情対応などは外注する、です。この記事の先生は資格取得を厳しくですが、資格って必要でしょうか。大企業経験者の方が、記事の若手よりマニュアルをきっちり理解し相手が何を求めているかを想像して仕事ができますよ。資格不要なら彼等を雇えます。出来の悪い資格ある若手なら、大企業で役職定年したもののやりがいをもって仕事をしたい50代の人のほうがいいかもしれませんよ。 

 

 

 

・根本的な原因は、OECD諸国の中で、対GDP比で教育にかける予算が最低レベルであること。 

 

家庭や公教育の現場は、もう、頑張りすぎるくらい頑張っていますよ。 

 

後は、仕事を減らすこと。 

仕事を減らすことで評価される仕組みを構築すること。 

 

教員免許に関して言うと、昔の日本の大学は、単位を取得することが簡単だった。今も、そのような傾向は諸外国に比べては、ある。また、大学進学率も、2000年くらいは3割だが、現在は6割になっている。大学の数を減らす、卒業しにくくして大学卒業の価値を高める、ことが必要だと思う。 

 

 

・驚きました。事前に配属する前研修等はしないのですね。その人個人の指導方法に任せているように読みました。個人の力量でクラスの運営や学習もって。なんかいつの時代って感じがしました。教育委員会って何をどの規模でされているのか疑問になりました。教師の指導は教育委員会ですよね。公立学校の教育不安がでてきました。そりゃ、先生、精神的におかしくなるのわかります。個人に任されるのですから。会社は研修結構頻繁にしていると思います。先生の勉強会ってありましたよね。早く学校終わって。何しているのでしょうね。私立学費高いし、大変な時代ですね。 

 

 

・文部科学省は業務の性質上、視点が長期的になりやすく、他の官庁と比べてもよく言えば鷹揚として視野が広い、悪く言えばスピード感がない、という特徴があります。それは能力の高い低いではなく、適正な問題。ある意味、もっとも本来の意味での行政らしい官庁です。 

 

そこに財政健全化だ経済競争だといった、短期的な視野を求められたら、通常誰もが思考停止する。対策を取ろうにも、適性がないので動けません。マラソンランナーに短距離転向を求めても通常は対応できないのと同じです。 

財政の制約を無視して、教員の給料引き上げ、中途採用の促進、充実した研修などを自由に文科省にやらせない限り、学校教育の劣化は止まらないと思いますよ。 

 

 

・1人目の人はわかってませんね。試験が全てではないんですよ。受からないから知識がない=頭が悪いって言いたいのはわかります。自分も試験に受からない人の1人ですからね。でも一般企業に就職していて転職した立場から言わせてもらうと大卒で教員の人は世間をわかっていない。小さい頃からアイドルでチヤホヤされて何も知らない大人になったのと同じです。全員がそうだとは思いません。素晴らしい先生もいます。試験に受からないから基礎知識がないと言うのであれば大卒で教員になった人は半年から1年は一般企業に研修に行くべきですね。 

 

 

・指導書を読み込む学力がないから、採用試験にも受かっていないのだろう という理解もあながち間違いではないが、逆に採用試験に受かることのできる学力を持つ人のすべてが教師として適任か、といえば、そうではないことは現状でわかる。 

ので未来に向けての課題をもつとしたら、採用試験にうからないが適任であるひとを探すというシステムも、作ってはどうだろうか。で、その人が進歩発展していく土壌を、ある程度整備できたなら、あとは本人が努力をシてきり開いていく。 

そういうスタイルで フリーランスの教員 が現れてもおかしくない。専門性を持って、必要なところへ呼ばれていって、活躍するという道も、今後は開かれてもよいのではないか。 

先生がたりない というけれど、街にどれほどの才能が使われないままに眠っていることか。 

 

 

・言っていることはわかるが、そもそも臨任は「助っ人」ではない。プロスポーツの外人助っ人のような類のものを想像するべきではなく、単なる雇用の調整弁にすぎない。以前は、校長を定年退職した人が定年後臨任で再雇用されてきているケースが多々あったが、それ以外の臨任に期待をすること自体間違っている。 

教育の質の低下は、臨任に頼らざるを得ない環境にあるが、ここ10年以内の新規正式採用の教員の質の低下も著しいことを忘れてはならない。例えば、割り算が満足で出来ないような学生が教育学部に簡単に入学し、簡単な専門科目しか勉強せず(できず)そのまま簡単に教員になっている。 

ここで挙げられた4つの解決策など何の役にもたたない。中身が空っぽの者にいくら研修しようと全く無駄。まともな親なら、教育学部出身で最近教員になった若い先生に、自分の子供を預けたいとは全く思わないだろう。 

 

 

・臨時任用どころか、正規教員も明らかに質が低下していて、学校教育の崩壊が始まっていることを実感します。 

免許の乱発、非正規教員の拡大など、日本の教育行政・政策者が社会づくりを本気で考えてこなかったことのツケが顕在化してきました。現場で全精力を費やして働いていますが、諦観なしにはいられません。 

 

人口減少時代を支えるのは、やはり人。 

人づくりは教育のなすものだと思います。 

 

 

・正規教員数に余裕があれば、産育休や病休の先生が年度途中で出たとしても、校内でそれをまかない、助っ人先生は正規教員の後方側面支援に入れるから、記事で懸念されるような同等の力量は必ずしも求められない。 

履歴書1通で任用しているのだから、そのぐらいでもやむ終えない。 

低中高学年にそれぞれ1名、各校で3人程度の定数増くらいは予算が出せないものか。わずか4%の手当てを10%にするよりもずっといいと思うのだが。 

 

 

・うちの学校の新卒の臨任は目も当てられないほどひどいと言わざるを得ない。授業はもちろんのこと、学校における基本的な日常生活の指導までがひどすぎる。黒板は使わない、使っても何を書いてるのかわからない、子供は話を全く聞いていない、授業中教室内を走り回ってる、挙げればキリがないし、まるで漫画に出てくるような学級崩壊を地でいってます。これが4月の2週目からの惨状で、当然のことながら教頭や教務が付きっきりで監視してます。監視している間は教頭も教務も自分の仕事が停止し、悪循環極まりないです。挙句の果てには当人を呼んで指導しても指導が浸透しないし、新卒のヒヨコのくせに自信過剰な態度で保護者とトラブるし本当に困ります。臨任採用にもある程度のラインを設けないと現場が機能停止に陥ります。こういう切実な学校現場の問題を国会議員は何とかしてくれないもんですかね。ま、期待するだけ無駄か。 

 

 

・採用が軟化している現状と新卒時に採用されなかったのは別です 

中途向け(臨時任用さん)の採用は今でも少なく厳しいです 

臨時任用さんはアルバイト程度と非常に薄給、正規での採用も少なく不安定な雇用、ですので民間でも働けるような方は殆ど続けません 

 

そんな事は生徒には一切関係ありません 

能力で選別し見合う給料を払って教員の質を上げてください 

 

 

 

 
 

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