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根拠乏しい「No.1広告」に消費者庁がメス、結論ありき「リサーチ」横行に歯止め…業界激震の裏側

弁護士ドットコムニュース 5/31(金) 10:16 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/81386ddb6567d91f2ba4deab8a0c8f0b78f0e625

 

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消費者庁が「No.1表示」広告手法に対して問題があるとし、調査や措置命令を行っている。

消費者の約半数がこの広告を増えたと感じており、問題の広告が次々に取り締まられている。

実際の使用経験のない消費者が「満足度」を回答させられる手法など、不当な「No.1表示」が広がっている。

新商品にも「No.1表示」を出さざるを得ない状況が不当な調査を生み出している。

消費者庁の取り組みにより、今後は広告会社や調査会社にリスクが高まり、刑事罰も科せられる可能性がある。

(要約)

( 176070 )  2024/05/31 15:34:22  
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画像はイメージです。マーク素材(阿部モノ / PIXTA)。 

 

「お客様満足度No.1」など、いわゆる「No.1表示」と呼ばれる広告手法について、根拠が乏しいものが珍しくないとして、消費者庁が是正に本腰を入れはじめた。 

 

マクロミルが2022年におこなった調査(対象:全国20~69歳の1000人)によると、「No.1」をうたう広告が「増えた」と感じる消費者が54.7%と過半数を超えた。 

 

消費者庁は2023年夏ごろから、問題のある広告を次々に「措置命令」(問題広告の取りやめや再発防止などの対応を求めるもの)の対象にし、今年3月には実態調査をおこなうことも発表した。 

 

調査結果は今秋にも発表される予定で、改正景品表示法の施行とともに、業界に大きなインパクトを与える可能性がある。 

 

●調査会社「アンケートで1位にするから百万円でどうか?」 

 

なぜ「No.1表示」は増えたのか。背景のひとつに、同種の調査を専門にする会社が増えたことがあげられる。 

 

都内で化粧品会社を営む男性(40代)は次のように証言する。 

 

「『ネットでアンケートをとって御社の商品を1位にします。百万円でどうですか』みたいな営業電話がしょっちゅうかかってきていましたね」 

 

こうした状況を受け、日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)は2022年、「『No.1 を取得させ る』という『結論先にありき』」の調査だとして抗議の声明を発表した。 

 

消費者庁も調査に動き、景品表示法に基づく措置命令を積極的に出すようになった。「No.1表示」に対する措置命令は、2022年度まではほとんど出されていなかったが、2023年夏ごろから増加。2023年度は8️件13社(加えて、特定商取引法による処分が1件1社ある)の措置命令が出されており、そのほとんどが2024年に入ってからだ。 

 

●商品を使っていない消費者が「満足度」を回答 

 

摘発を受けた中には有名企業もある。たとえばWi-Fiレンタルサービス「イモトのWiFi」を提供するエクスコムグローバルだ。 

 

消費者庁の発表によると、「お客様満足度No.1」などの表示があったが、調査会社が実施した調査には、商品を利用していない人(=非お客様)も含まれていた。実際の使用感ではなく、イメージで回答させていたという。 

 

こうした調査手法であれば、調査設計にも時間がかからないし、他の分野への転用も容易だ。調査業務についての専門知識より、多くの受注を受けるための営業力が物を言う。 

 

埼玉県からの委託で広告の調査をおこなっているNPO法人「埼玉消費者被害をなくす会」の木村智博弁護士によると、昨今はこのような「利用有無を問わないイメージ調査」が特に問題になっているという。 

 

「たとえば、売上No.1というのも、実際に調査するのは大変です。地道な調査をした『No.1表示』ならいいのですが、今は売り出す前からイメージ調査で手取り早くNo.1をつくってしまう。ちゃんと調査している会社からしたら困りますよね」 

 

世に「No.1表示」が増えた結果として、新商品にも何らかの「No.1表示」を出さざるを得ない悪循環が生まれ、不当な調査が横行する素地がつくられていったという。 

 

●約20年前から問題化、なぜ今? 

 

そもそも、「No.1表示」の問題は今に始まったことではない。 

 

現在、景品表示法における広告表示の問題は消費者庁が担当しているが、以前は公正取引委員会だった。公取委は2008年に実態調査を実施し、次のような考え方を示している。 

 

「商品等の内容の優良性や取引条件の有利性を表すNo.1表示が合理的な根拠に基づかず、事実と異なる場合には、景品表示法上問題となる」 

 

しかし、木村弁護士によると、実際に行政から問題視される事例は少数だったという。理由は景品表示法の規定の仕方にある。同法が問題とする表示は次の3種類(景品表示法5条)。 

 

(1)著しく優良と誤認させるもの(優良誤認) 

(2)著しく有利と誤認させるもの(有利誤認) 

(3)その他誤認されるおそれがある表示(現在7類型がある) 

 

たとえば「お客様満足度No.1」と書いたからといって、直ちに「著しく優良」と言えるかは解釈が分かれる部分だったという。 

 

「消費者庁としては、広告表示の中でも、優良誤認については、食品などの効果効能をダイレクトにうたうものを中心に問題視していたといえます」 

 

「根拠が乏しい『No.1表示』についても、好ましくはないと思っていたでしょうが、実際に問題視されたのは『東大合格者数No.1』や『着工棟数日本一』のような事実がハッキリしているものが中心でした」 

 

公取委により一定の考え方は示されたものの、踏み込んだ行政対応がなかったため、結果としてグレーな「No.1表示」が温存され、エスカレートしていったようだ。 

 

「『イメージ調査』は、約15年前の公正取引委員会の調査のときにはあまり意識されていなかった」と木村弁護士は語る。 

 

●「不当なNo.1表示」対策の3本の矢 

 

消費者庁が本腰を入れたことで、「No.1表示」は今後大きく姿を変える可能性がある。 

 

たとえば現時点でも、問題のある調査会社は動きづらい状況ができつつある。 

 

措置命令の報道発表では、実際の広告も資料として公表される。通常は「No.1表示」の部分に「調査提供」などの形で社名が入るため、関与した調査会社もわかってしまうということだ。 

 

事実上「公表」された調査会社の中には、「No.1調査」事業からの撤退を表明したところもあるという。 

 

また、消費者庁が実態調査をすることで、さらに踏み込んだ考え方が示される可能性があるという。木村弁護士は次のように説明する。 

 

「広告手法では、『打消し表示』も数年前に問題になりました。たとえば、全品半額と大きく表示しつつ(強調表示)、小さな文字で半額対象が限定されている旨の表示(打消し表示)があるものや、効果効能を実感したという体験談について、欄外に小さく『個人の感想であって、効果効能を保証するものではありません』と表示があるものなどです。 

 

これも消費者庁が実態調査をして考え方を示しました。『No.1表示』についても踏み込んだ考え方が示される可能性は十分あると思います」 

 

さらに2023年の景品表示法改正で、100万円以下の罰金を科す「直罰規定」が設けられたことも大きい。 

 

「これまでの景品表示法では、措置命令に従わない場合にしか刑事罰を科せませんでした。しかし、改正法は遅くとも2024年11月17日までには施行されますので、それ以降は措置命令を経ずにいきなり刑罰を科せるようになります。 

 

景品表示法は広告主を対象とした法律ですが、直罰規定ができたことで、悪質な調査会社なども『共犯』として、理屈上は一緒に処罰できるようになります」 

 

木村弁護士によると、景品表示法は故意ではなく、知らないうちに違反してしまうことが多い法律だという。そのため、これまでは違反した場合の効果も弱いものだった。 

 

しかし、2013年に起きたホテルのメニュー偽装問題などを契機として、課徴金制度が導入され、条件を満たせば、措置命令を出されたときに、問題広告を掲載していた期間の売上の3%を納めなくてはならなくなった。 

 

消費者庁が、No.1表示に関して措置命令を頻発するようになったことで、広告主企業にとっては、課徴金のリスクや問題のある企業としてさらされる可能性が出てきたことになる。さらに、今後は刑事罰を科される可能性も加わる。 

 

「広告主にとって、広告会社や調査会社主体での広告制作はリスクが高まる。任せっぱなしになるのではなく、たとえば調査をするなら、何を調査するのか、どんな表現をしたいのかを明確にしてから依頼すべきでしょう」 

 

●「コロナ前のNo.1は古いからNG」は行きすぎか? 

 

一方で微妙な問題も残りそうだ。前出の男性経営者は次のように語る。 

 

「新聞に広告を載せようと思ったんですが、広告代理店から『No.1表示』にNGが出ました。 

 

有名な雑貨店の化粧品部門で売上No.1になったことを盛り込んだところ、『コロナ以前の結果は古いのでやめてくれ』と」 

 

不当な「No.1表示」が問題になった結果、「No.1表示」全体の審査が厳しくなっている可能性もあるようだ。 

 

男性は「売上1位は事実なのに、なぜダメなのか」と憤る。たしかに新しいとは言い難いが、大勢の消費者から支持されたのは事実。実績がない商品と比べれば、優位性を示すデータで消費者の参考にもなりそうだ。 

 

他方で、もしも1位の期間が1日だけだったら、当時とトレンドが大きく変わっていたら、無名の小規模小売店だったら――と代入値を変えれば、たとえ事実だとしても「No.1」をうたうには不適切なようにも感じられる。 

 

「No.1表示」について問題提起したJMRAは、こうした微妙な問題を「それは事実かもしれないが、『市場の真実と言えるか?』問題」と表現。今年度中にガイドラインなどを発表する予定だという。 

 

【取材協力弁護士】 

木村 智博(きむら・ともひろ)弁護士 

消費者庁表示対策課課長補佐として、景品表示法関連の業務に従事。訟務検事を経て弁護士に復帰した後は、消費者問題などに取り組む傍ら、特定適格消費者団体「埼玉消費者被害をなくす会」の検討委員も務めている。 

事務所名:木村・東谷法律事務所 

事務所URL:http://www.kh-law-office.com/ 

 

弁護士ドットコムニュース編集部 

 

 

( 176069 )  2024/05/31 15:34:22  
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(まとめ) 

多くの意見が、健康食品や商品の広告に対する厳しい姿勢を示しています。

誇大広告や調査結果に基づかない「No.1」表示、ランキングへの疑念が根強く、一部の企業が信頼性の低い広告手法を用いていることに対する不信感が見られます。

消費者に対してより賢明な選択を促す一方で、規制や厳しい取り締まりが求められているという意見が多くみられました。

そのため、より透明性や客観性のある情報提供が求められ、広告やランキングに対する信頼性の向上が望まれています。

また、広告や販売手法に対して厳しい目を持ち、慎重な消費行動が必要であるとの声も多く挙がっています。

( 176071 )  2024/05/31 15:34:22  
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・「個人の感想です」といって売っている健康食品もより厳しく規制をかけるべき。演者を雇って、その演者に「ずっと飲んでます」と言わせたところで何の効果も保証されない。しかもその映像の下には小さく「個人の感想です」と字幕が出る始末。ほとんどでたらめの世界なんだろう。紅麹で話題になった機能性食品というカテゴリーをやめることはもちろん、効果をうたうサプリや食品、薬の類はもっと規制されるべきだ。インチキで効き目がないだけでなく、健康に害がある可能性だってある。ポリフェノールが体に良いからと言って、ワインを健康食品として売らないのと同じだ。健康食品業界には良識は期待できそうもない。 

 

 

・サプリメントは今回の件もあり摂取に慎重になりました。かつては大手飲料品メーカー関連会社の物、売り上げNo.1と謳う会社の物を摂取したことがあります。今は止めていますが再度、調べ直したところサプリメントは胃の中で消化されるので都合よく、対象部位に効果的面ではないことが理解できました。要はキチンとした食生活 

にするしかないと言うことです。 

 

 

・「No.1表示」もだけれど、ワインの「金賞受賞」と称して受賞年とは異なるヴィンテイジ物を売るケースが極めて多い事も大いに問題だ。ヴィンテイジが異なれば、全く別物と言える程に出来が違う事も珍しくないのだから。ワインの宣伝で更に加えれば、その受賞が聞いたことも無い様な得体の知れない小さなコンテストである事も目立つけれど、こちらは嘘では無いと思われるのでどう評価するかは消費者責任であって、規制する訳には行かないだろう。 

 

 

・業務スーパー・ヤマダは、外看板にぜったい安い!となっていたが、塗り消したな! 

日中テレビを観てると、グルコサミンだの乳酸菌だの、ターゲットが暇な高齢者が視聴者なので、何かしら家でも飲まないとまずいんじゃないか?と思わせるCM作り。加えて、今から30分以内にお電話の方には◯◯プレゼント!や限定◯◯!と、急ぐが勝ち!みたいな宣伝ばかり。子供や孫の不祥事・ピンチに今の内ならば表に出ないで解決出来る!と思わせる振り込め詐欺が無くなる筈が無いだろう? 

 

 

・いつ、何を基準に、どういう調査でNo.1なのかが、明確でないと説得力がありません。 

 

さらに言えば、食べ物にしろ、サービスにしろ、No.1だから自分に合っているのかどうか分からないものです。 

 

消費者も誇大広告に惑わされずに、自分に合ったもの、サービスを慎重に選択する事が求められると思います。 

 

No.1と大げさに書くのは、逆に自信がないという理由なのかもしれません。 

 

自信のない者ほど、自分を強そうに見せる事と同じです。 

 

 

・携帯電話キャリアの広告も同じ。 

開通率(カバー率)99.8%と言っても、都庁、県庁所在地中心で基地局を設定しているので、実際の人口密集地に基地局は多いわけではなく、受信状態が悪い地域が多い。 

また、やたらダウンロードスピードの速さを言うけれど、アップロードスピードは古いままで、SNS等の利用が増えている分、時代に対応できていないのが実情にも拘らず、利用状況に応じたサービスは出来ていない。 

 

 

・でも確かにNo.1と書いてあるもの無いものあってどっちの商品も詳しく知らない場合はなんだかよくわからないけどNo.1ならすごいんだろうって思ってNo.1と書いてあるものを手に取っちゃうかも。 

 

関係ないけどお酒のパッケージや缶にもみーんな「新」って書いてあるけど、あれも本当に何か「新」なのかな。 

書いてあったほうがやっぱり売上に効果があったりするんだろうか…… 

 

 

・唐揚げ専門店がどのチェーン店も金賞を受賞しています。私は気になって調べて金賞のからくりを知ったのですが、こんなもの知らない人が大半だと思う。お金を払う事で勲章がもらえる唐揚げ金賞やモンドセレクションの闇にもメスを入れた方が良いと思う。唐揚げは最高金賞と金賞のみで、銀賞や銅賞は元々存在すらしない。モンドセレクション銅賞とかは設定こそされているようだけど一度も見たことないぞ。見た事あるよ、って人は教えてほしいくらいだ。 

 

 

・老舗の調査会社の場合は、それこそ継続的に店舗や一般消費者モニターから売り上げデータを収集して、その上で掲示しているので、当然それなりの調査費用や利用する為の費用が掛かっている。 

気になるのであれば、商品に記載されている調査会社名と調査手法(例えばインテージであればSRI(店舗)とかSCI(消費者)等)を確認するのも良いかと思う。 

 

 

・ドイツに行った時、商品や店の看板に「美味しい」とか「最高」とか書いたら法律違反だと聞いた。 

もちろん、No.1という表記もダメと聞いた。 

 

それに対して、日本では、そこら中にNo.1表記がある。 

根拠があれば許されているためであり、範囲を細かく刻めば無理矢理販売数量No.1にすることができる場合もある。 

それができないなら、調査会社に委託して母集団を操作して、調査結果でNo.1評価を得ましたと表示しようとしたりする。 

 

コンビニの店頭で棚を採るためには、No.1じゃないと弱かったりする。 

全国画一チェーン店が多くなった弊害かもしれない。 

 

 

 

・モンドセレクションもそうだし、ネット上の口コミとかもそう。 

規制したところで今後も見栄えだけのマーケットが広がり、メーカーもそれに広告費を払わないといけない。その結果、商品開発やクオリティに使える予算もなくなる。 

健全な広告も大事だけど、消費者も賢くならないとね。 

 

 

・楽天市場やYahooショッピングなどの中にも数えきれないほどありますね。 

 

広告費使って、1日だけ、1週間だけ「NO.1」なんてのは、誰でもできます。 

売上や販売数であればまだしも、訳のわからん「NO.1」もたくさんあります。 

で、それをず~~~っと使い続ける店、山ほどあります。 

知ってる人からしたら、ただの「胡散臭い店」ですが、知らない人は騙されてしまう。 

 

レビューも同じです。 

やたらレビュー数が多い商品は、基本的に、何かしらやって意図的に「数」を稼いでます。あまり意味がないレビューですね。 

 

 

・記事にもあるように、調査と言っても、イメージを訊くだけのイメージ調査ですよね。ただ中には、使ってもいない消費者が含まれていたというのには、あ然としました。それはいくらなんでもアバウト過ぎるだろうと。「お客様満足度No.1」を是正するには、最低でも実際に使ったことのある人に話を訊かないと、話にもならないと思う。消費者も、その手の広告はあまりに多くて、話し半分に聞き流している人がほとんどというのが現状と思います。 

 

 

・某民間気象会社の予報精度業界No.1についてもテレビCMで有名タレントをイメージキャラクターに起用し頻繁に流れていたが、毎日一定数の予報がハズレと意見するリポーターからのリポートが目につく。果たして予報精度の数字が本当なのか?注目である。 

 

 

・NO1とする根拠が統一されないと、そのデータに信憑性なんてないと思う。 

そもそも判断基準が沢山ある中で、根拠の統一をすること自体難しい。 

結局は、そういう眉唾な広告表示に踊らされない賢さが消費者側に求められる訳だけど、広告側が巧みに心理戦の隙をつくのだから、騙されないのも難しいよね。 

 

結論、誇大広告を全面的に厳しく取り締まるしかない。 

サクラかも知れない口コミもそうだし、権威ある医師のコメントだったりも、実際は効能の実証とは無関係。例を挙げたらキリがない。 

 

 

・15年ほど前、スポーツジムの運営会社で働いていましたが、CDランキングで有名な某社から営業があって、おたくが顧客満足度で1位になりました。ついてはウン百万円で広告掲載可能です。というものでした。 

実際アンケートで1位になったのは事実なんだろうけど、聞き方や設問の作りかたで、どの企業を上位にするかはいかようにでも出来る感じでしたね。他の皆さんのコメントにもありますが、広告の謳い文句に騙されず、自分で判断できる能力が必要です。 

 

 

・No.1とか世界一とか世界初とか、一見もっともらしい表現だけど、あれこれといろいろな条件を付けまくった上でのNo.1や世界一や世界初なんだよね。客観的に公平に評価して見ると、ランキング中位だったり世界初どころか後発だったりする場合がほとんどです。怪しげなベンチャー企業だけでなく日本を代表するような大企業でもやっているので日本人全体の感覚が麻痺しているのかも知れませんね。 

ヤフーニュースでもあやしげなランキングニュースがはびこってますよね。 

 

 

・商品を販売する事業者が「No.1」の称号を得るために、専用のリサーチ業者に依頼しているという報道が先日あったばかり。 

つまり金さえ出せば屁理屈も同然のロジックで「No.1」だけはいくらでも作り出せる。 

詐欺のような称号を得ることに良心の呵責を感じる事業者もいるようで、依頼を断っているケースもあるという。 

儲けるために、なりふり構わない姿勢も結構だけどそういう手法でやっても化けの皮は剥がれて近いうちに失墜するし、信用も失うリスクもある。 

商売は実直にやったほうが結果的に得策という気がする。 

 

 

・売っている方の立場からすると、薬機法、景品表示法などすべて引っくるめて、厳しすぎるくらい厳しい。 

もちろん詐欺っぽい広告とかインチキが多いから仕方ないんだろうけど。 

野菜売るのに栄養素を書いて「抗酸化作用があるから老化や病気の予防に是非食べてください!」とか書きたいのに、書けない。 

栄養素は科学的に本当に含まれてるし、その栄養素の効果も証明されてることなのに。 

「明らか食品」として薬機法ならその売り方できるのに、景品表示法のせいで栄養素をうたえない。 

 

 

・いろいろ騙されてきた経験からすると、No.1広告で深刻に騙されることはない。消費者側の過剰反応だ。確かに病院の手術件数実績は重要な指標だが、住宅施工件数とか顧客満足度とか、自分の用事と関係ない指標で判断が影響されることはない。広告の盛りにいちいち目くじらを立てても労力の無駄である。鬱陶しさ、無駄さ加減からしたら大企業のイメージ広告の方が深刻だろう。消費者が金を出し合って放送や通信のインフラを支えるための方便と見ればいいのかもしれないけど、そうならNo.1広告だって全く同じ機能を発揮している。制作費が安い分、無駄がなくてむしろいいかもしれない。 

 

 

 

・No1表記は強く意識してなかったが、それでも楽天ショップは「ランキング1位獲得」が多い気がしていた。実際に数えたわけではないし楽天の利用頻度は低いが、そう感じる。誇大表記が多くて逆に怪しく感じて引いてしまう。 

 

とにかく、ネットは怪しい販売サイトや怪しい商材販売サイトが非常に多い。世の中を汚しているので誇大表現は取締りを強化すべきで、罰金を強化した方がよい。 

 

 

・そういえば最近モンドセレクション表示少なくなってきましたね………(^-^; 

以前はなんでもかんでもモンドセレクション金賞受賞って書いてある商品が多数あった気がしましたが 

自分も20数年前までは単純に凄い凄いと思ってましたが……… 

誰でも簡単にとれる訳ではないにしても、敷居はそんなに高くなく受賞した後登録料を払えば………えっ登録料? 

ネットの普及によりくぐればある程度の情報が得られるので、その記事をみて急激に冷めたというかそれからなになに受賞とか気にしなくなりました 

気にしてなかったけど、確かにNO1とうたっている広告はよく見かけますね 

この記事で思ったのは肩書っていうのはやっぱり効果はあるし、一日だけでも売り上げトップなら別に構わない……… 

よくある記事のなになに関係者【別にかかわりが無くてもその場所にきただけ、いるだけでも関係者になる】と凄く通じるものがあるなーと 

 

 

・簡単にイメージに流される日本人の風潮も問題だと思う 

調査、規制は必要だが、買う側も賢くならないといけない 

 

イモトのWi-Fiの事が書いてあったが、私もCM見て昔借りようと思って調べたら全く違う業者の方が良さげに思えてそっちを借りた。そして問題なかったし良かった 

イモトのWi-Fiを使ってないのでどっちがとかは言えないが、確かイモトの方が悪い口コミが目についた記憶がある 

 

 

・今はネットも普及してるんだし、デジタル庁にアンケート統括課でも作ったら? 

そこで管理してる情報については、広告に使用して問題なし 

リサーチ会社も、都度アンケート統括課に許可をとる 

それ以外は不可ってことにしたら? 

 

たしかに広告を出す側にもリサーチする側にも問題があるよ 

でも、政府があまりにも世の中の動きについてこれな過ぎで、統括しきれてないんじゃない? 

 

 

・フラックシップモデルなら何でもNO.1なのかよくわからないけど雑誌などや通信販売などでも良く見かける。中には毎年NO.1商品などとか見かける物もある。。他の商品とちゃんと比べているのかよくわからない。私はどうでもいいけど広告スペースにNo.1などが沢山表示されていると見にくい。 

 

 

・金賞とか大金賞とかも複数用意するような、何処が開催して調査しているのか分からないような物を売りにするのも取り締まってほしい。 

何処の調査で、いくつ金賞がある中の何番目なのかみたいに情報提供を義務付けないと、都合の良い宣伝だけに使われている。 

金賞=NO.1のように故意に優良誤認を狙っているとしか思えない。 

 

 

・紛らわしい広告や呼び込み目的の広告や嘘や偽りに限りなく近い広告というのもあるけれどそういう広告というのはどうなんだろうね。 

よく隅の隅に小さい文字で予定ですとか全てが該当するわけではありませんなどと注釈がよく見ないと見落としてしまいそうな書かれ方をしている広告はあるからね。 

そういうのも問題だと思うね。 

 

 

・以前勤めていた会社の美容飲料の広告やCMはひどいものでした。 

中高年モデルをオーディションで募って、プロのメイクアップアーティストにすっぴん美人に仕上げてもらって、顔をライティングで白く飛ばしまくって20歳も若く見えるようにしてCM出演や広告撮影してました。 

もちろんオーディション前までその商品を飲んでいたことも無く商品さえも知らなかった人が「愛飲歴1年」とか2年とか言わせてます。 

こんなのに騙されて高い物を買う方も買う方ですけどね。 

わたしはこんな商売が嫌で高収入を捨てて転職しました。 

今は当時よりも収入は低いけど、誇りを持って作って自信を持って売れる商品で商売しているので幸せです。 

 

 

・お昼前によく見かける通販番組、あれ気持ち悪くないですか。 

有名な(でもない時もある)タレントが商品をほめちぎり、 

「安い、お得」と連呼する。 

商品が売れれば自分の仕事につながるからそりゃ張り切って言うわな~ 

と冷ややかに見てるけど。ラジオでやってる早口の「痩せるサプリ」「毛の生える美容液(?)」などもうさん臭くてw 

「今もの凄く売れているんです」、なのに聞いたこともないぞーと突っこみたくなる。 

レストランなどの口コミも実際に行ってみると大違いなことも何度もあった。自分が買いたい商品の口コミも一応見るけど、最終的な判断は自分でやらないとね。 

 

 

・実際施行されている医療機関のホームページ規制と同じように誇大広告の禁止、No1等の禁止、最新最先端の禁止、お客さまの声の禁止、根拠のないビフォーアフターの禁止、見つけた人が通報できるサイトの設置をすればいい。 

 

 

 

・増えすぎだよね。 

しかも、自社で調査したところ、みたいなのまで「No1」をうたっている。 

こんなのが許されたら 

 

「地域売り上げNo1ラーメン店」と書いて 

最終行に小さな文字で「◎×1丁目内」と書けば 

No1の文字を大きく見せることができるもの。 

その地域には、ラーメン屋が1軒しかないかもしれなくともね。 

 

No1表記に制限をかけた当初は、みなワードに慎重になり 

少しは信頼できる文言になった。 

「ちょっと信じられない感じ」のNo1があると話題になり 

やがて摘発されたりもした。 

 

今は 

企業や組織のやっていることは「ゆるゆる」。 

 

普通の会社で普通にやっていた「ヒヤリハット運動」なんて聞かなくなって 

インシデントを発見できずに事故に至るケースも多い。 

 

自衛隊や日本航空の人的ミスが頻繁に報道されるし。 

一般人の個人情報はたやすく流出する。 

組織にゆるく、個人にきついじゃ、だめなんじゃない? 

 

 

・問題があるとする基準は何だろうか。 

企業の肩をもつ気はないが、あいまいな 

法律では裁けないし、企業側も「アン 

ケート結果はある」と反論するだろう。 

線引きをきちんとして良い広告だけが 

残るようになって欲しい。 

 

 

・よくある 楽天ランキング1位!も実際は無名のブランドでも結構簡単に取れるらしいね。特定の時間帯の範囲内だけ突発的に売れたものでも、1位と名乗れるカラクリだとか。 

モンドセレクション受賞や唐揚げグランプリ金賞なんかは、何かしら受賞している商品の方が多いのでは?っていう程 信用ならない売り文句だったが、利益の為とはいえ消費者を惑わすような誇大広告は辞めてほしい。 

 

 

・満足度順位を売りにしているオリコンのような会社にも問題があるのではないだろうか?調査内容の透明度と公正性にガイドラインなり規制をかけないと、消費者のためでなく、各企業のブランディングの為に、こういうランクづけ会社の収益源と化すだけだと思う。 

 

 

・コロナ禍のときの感染率とかもそうですが、「売上No1」や「シェア○○%」と言っても何と比較してNo1なのか、母数や各社の売上実績など具体的な調査数字が出てこないと比較できないから実態が分からなくなる。 

統計の率だけ見てそれで信用はしない世の中になってほしい。 

 

 

・消費者庁がメスを入れるのは当然。 

更に気になっているのは 

『50%オフ、70%・80%オフ・・・数量限定〇〇セット限り』などのテレビでの広告も数多い。 

果たして普段は定価で販売しているのか? 

ホントに〇〇セット限りなのか? 

△△%オフで〇〇セット販売し、テレビ局支払う費用を計算すれば素人が計算しても商売として矛盾し成り立たない例が多く見受けられる。 

このあたりも多いにメスを入れてもらいたい。 

 

 

・調査会社、リサーチ会社は、今後淘汰されなくてはならないと思うね。 

いままでも「胡散臭い調査結果」だらけだった。 

 

色々とリサーチ会社はあるし、上場している会社もある。 

だが、その実態は「企業の要望に合わせたリサーチ結果を提供する会社」であり、世の中に不要と思われるところばかり。 

 

リサーチを行う会社に法整備が必要ではないかな。 

 

 

・健康食品、サプリメント、化粧品、医薬品のテレビ通販CMで必ず出てくる「個人の感想です」というスーパー。 

ところが画面でにこやかかつ流暢に商品を称えている「個人」とやらが、明らかに仕出しの役者と分かる場合がある。 

 

役者も「個人」には違いないから、スーパー自体は嘘ではない。台本通りに喋っているとしても、誰かの「感想」ではあるのかもしれない。 

 

しかしそんな卑怯な広告手法を使っている企業の製品を信用することはできない。 

本当に良い商品であるならば、他に真っ当な宣伝の仕方があるはずだ。 

 

愚かなCMを垂れ流すたびに、自社の信頼度が落ちていくことに彼らは気がつかないのだろうか。 

それとも、そんな広告にうかうかと乗せられて、携帯電話に手を伸ばしてしまう消費者が世には沢山いる、ということだろうか。 

 

 

・10年以上も前から問題視されてきたのに、消費者庁動くの遅すぎる。これは誰もが感じていると思う。 

最近は猫も杓子もといった状態でNo.1広告が氾濫している。 

あと、ねとらぼなどが毎日のように掲載しているなんでもランキングも非常に怪しい。ランク付けに弱い日本人心理(自分自身で確かめず他人の言葉で決めてしまう)を悪用しているとしか思えない。ただ順位と写真と適当な説明さえ載せるだけで事が済む。どういうアンケート手法をとったのだとか根拠はまったくない。ランキング上位の業者からお金もらって掲載していると言われても仕方がないようなことをしている。一種の悪用アフィリエイトであると思う。 

 

 

・>「たとえば、売上No.1というのも、実際に調査するのは大変です。地道な調査をした『No.1表示』ならいいのですが、今は売り出す前からイメージ調査で手取り早くNo.1をつくってしまう。ちゃんと調査している会社からしたら困りますよね」 

 

ちょっと前からそこそこ話題にはなってたよな。ありきの調査を作ってくる。 

もちろんこれは問題だが、その広告で利益を得ていたテレビや報道だって結論ありきで調べてることは結構ある。なのにひどい新聞はエビデンス不要のようにたまう。 

しっかり周知してズルをしたことでかなりのマイナスになるようにしないとメリット面が多い限りやめないのは某新聞見てればわかる 

 

 

 

・売上とかシェアだって、期間を都合よく区切ったり、範囲を絞ったりすることでNo.1になるものを選んでる場合がかなり多い。 

 

逆にそういうことを声高に謳ってる商品、メーカーは信じない方がいい。 

 

 

・日本人はランキングが大好き。どうせ食べるならば、1番おいしいものを。どうせ買うのならば、1番売れているものを。。。ですが、ちょっと待って。そのランキング、誰がなにを根拠に決めているの?当てにならないものが多い。広告の世界もそう。昔からあるランキングの形式をとった記事広告。金を積んだところは評価が高く、金を出さなかったり、渋ったところはけちょんけちょんに書かれる。よくある成功体験者のいい商品アピールも眉唾ものだと思っている。例えば、怪しげなテレビ通販、その実態はどうなのよ? 

 

 

・私が定期的に買っている紫色のリステリン、ボトルにデカデカと「殺菌力 No.1」って書かれた販促タグが付いているんだけど、よーーーく見ると「No.1」の上に小さな字で「マウスウォッシュ売上」と書かれています。(「殺菌力 No.1」で画像検索すると写真が見られます) 

どう考えても「No.1なのは売り上げです。殺菌力という言葉はたまたま横に書かれているだけですが、何故か皆さん勝手に殺菌力No.1だと勘違いをされているようですねぇ」という感じで合法的に優良誤認を狙うメーカーの悪意としか思えないのですが、こういう悪質行為にもメスを入れて欲しいです。 

 

 

・売るための、ひとつのアイデアみたいなものだと思うが、あまりに横行し過ぎてしまったがゆえの、この事態なのだろう。 

マイナーな競技で「日本代表」って言うニュアンスと近しく感じる。 

 

 

・順番でしか判断できないからそういうのにだまされるのでは 

むかし2ちゃんとかで暇な連中があらゆる物事に順番を付けて煽ったり罵り合ったりしていたことを思い出す 

学歴とか最たるものだけど最近やっと高学歴貧困とか高学歴発達障害とか序列だけじゃ判断できないことに世の中が気付いてきたみたいですがね 

 

 

・「 満足 」は感情です。 

科学的に測定できる対象にはなりません。 

そのようなものは、顧客個人が各々に評価するものです。個人毎の結果を相対的に比較することもできません。 

顧客満足度No.1という表記は、2000年代に入ってから増殖しましたが、当初から気持ち悪い表現だと思っていました。 

企業内の自己評価を、外部の無関係な人達の評価にしているような言動ですから。 

 

 

・この手の物を買ったことがありません。 

 

そもそもネット広告自体の信用度が低いので、安かろう悪かろうならまだしもそれなりの値段で不相応のサービスを提供していたり、解約しづらいサブスクなどが横行しているからです。 

 

自分で調べて納得出来るものか、安かろう悪かろうのでとりあえず買うくらいの物しかネットでは買うつもりはありません。 

 

 

・仮に根拠となる調査資料を書いていたとしても、それを確かめる術はない。映画でもNo1なんて色んな手法があるわけだし。こうなるのは、結局は買い手なりが、損して失敗したくない、失敗するのは無駄という思考になって少しでもリスク回避したくて、表面の文字や口コミに踊らされてしまうのだろうね。 

 

 

・確かアニメの一休さんだったと思いますが、 

 

近隣で蕎麦や同士がお客様の奪い合いをやっていてそれぞれの店が 

A店 日本一美味い 

B店 世界一美味い 

A店 宇宙一美味い 

 

ってなってB店が最後に捻り出したのが「町内一美味い」ってなって 

B店に軍配が上がった。 

 

結果No. 1イメージってこんなものですよ。 

 

 

・めっちゃあるよ、そういう営業 

 

一般消費者はほんとうにかしこくならないといけない。 

他人の事業のうわまえをすすっていくリサーチ事業者、もっと広義に言えば広告事業者全般だけが儲かるように仕向けられているということに、消費者はもっと気づかないといけない。 

 

 

 

・こんな記事が以前もあったね、焼き増しか? 

とにかくNo1なんて信じるのは自分の感性に自信のない人ばかりだから、広告でさえも「人気がある」と謳えば「そうなんだ」と自分でさえも言いくるめてしまう。 

NSNでバエルと自分もやってみたい・行ってみたいと流される人が多い。 

それでいて予想に反すると他人のせいにする。 

評判で自分の行動を決めるやつばかり。 

 

 

・サプリの「個人の感想」も同じなんだけど「薬はちゃんと検査して時間をかけて効果があると認められている」と勘違いする人もいる。 

薬だって患者全員に効くことはないから、「個人の感想」になる。 

風邪薬だって諸症状の緩和はできても治すことはできない。 

NO1表現同様、読み手の知識知恵教養も試される 

 

 

・SNSもステルス公告多いと思う。 

 

口コミも出所が明快でないと良い評価は自作自演だったり、悪い評価は、競合や個人のいやがらせも多いのでは。 

 

信憑性を感じさせるテキストや、万一を考え一度利用した後に、口コミする なども聞く。 さらには、『口コミします』の業者メールなど茶飯事。 

 

画像も本当に使用した結果なのか! 動画でも編集は常識だし。●画像は貴方とは関係ないです。 

 

ネットサイト作る時、『おすすめ』や『人気』は、検索ワードと設定するがNo1は、使わない。控える。 

 

No1画像表示し、altテキストに『No1』記述しないで、意識的に画像を検索されにくくする手法も有る。 

偶然、サイトを訪れた人だけが、そのNo1画像を見て揺すぶられる。 

 

テレビもSNSも金が動いた企画は番組中でも公告と表示するべき。口コミもNo1も規制するべき。 

グーグルの製品画像に広告と記載しているのと同じです。 

 

 

・地方のテレビ局関連会社で番組制作、CM制作、広告代理店業務に携わってきた者です。 

日本民間放送連盟 放送基準 には 

広告の取り扱いや広告の表現に関する規定が記載されています。 

 (民放連の公式サイトに掲載されています) 

一部抜粋ですが、 

(100) 事実を誇張して視聴者に過大評価させるものは取り扱わない。 

(124) 原則として、最大級またはこれに類する表現をしてはならない。 

 

ですから、最大級表現(最大、最高、ナンバーワン)という表現はNGという感覚が身についています。 

 

ところが15年ほど前からでしょうか、 

「ナンバーワン」「最高」を標ぼうするCMが増えてきて「あんな表現がなぜ許されるのだ?」と驚き、不快になったのです。 

抜け道としては「こうやって調べてナンバーワンです」と根拠を示せば放送局の考査を通過できることを知りました(100%OKではありません) 

なので、今回の動きは歓迎です。 

 

 

・有名企業の自社ブランドの洗濯機を買ったら、そんなに突っ込んでもないのに脱水時に洗濯機が大暴れして、洗濯パンから落下し、壁が凹みました。 

返品したらレビューを書くこともできなかったので、返品レベルの本当に知りたいことは、こんなふうに隠蔽されるんだなぁと思いました。 

 

 

・優良誤認とか有利誤認とかって、ようは消費者を欺いて商品を買わせているわけでしょ? 

実は優良じゃなかった、実は有利じゃなかったっていうなら、広告の是正勧告にとどまらず、購入者からの返品の対応を受けるべきだと思うんだよね。 

だって広告見て惹かれて買ったのに、その広告に嘘偽り間違いがあったんだから。 

 

 

・大体商品のCMからして役者を使って、さも一般人が満足して居るかの様な場面を演出して居る事を放置して居る事も問題だと思います。あれを観て素直に信じる人が居るかは分からないけど、あからさまに問題があると思う。だってリアルな使用している一般人の声じゃないんだから。私はCMにサクラを使う時点で、その企業の商品は信用しませんけどね。 

 

 

・このようなマークってどっかの企業が会社からお金もらって提供してるんだよね。 

大した会社でもなかったし、「No.1になるようなサービスなんてうちにはないよ」って断ったら、「大丈夫です。なんとかします!」とと言われたけど、信憑性のない広告載せても逆効果だと思ってお断りした経験がある。 

 

なので、このような広告を見ても一切信じない方がいいよ。 

 

 

・実際にあった(現在もある?)話なんだけど、 

とある雑誌が「顧客満足度100%」を表記するときに 

編集部内数人に「満足したよな?」と聞いて、当然編集部員は全員「うん」と言って、その結果を「顧客満足度100%」と掲載している。 

 

編集部員とはいえ、口先だけでも実際にその商品を使っていて、満足したと言ってるんだからウソではないけど、実際にこういうことがまかり通っているのも事実。 

 

 

・ランキング調査会社があって、頼めば色んな条件を設定してNO1になるようにしてくれる。 

 

どうしても駄目ならアンケートを取る時にプレゼントしてから、誰もし知らない会社からNO1を選んでね!とやれば 10回くらい繰り返せば間違いなく1回くらいはNO1になる。 

 

ドジャースの監督はオオタニサンが抜くのに苦労したHR球団記録を持っていた。 

実際は日本生まれのドジャース選手限定で7本。 

野球なら笑い話だが、健康食品なんかは これをマジのうたい文句にするんや... 

 

 

 

・高田馬場の八百屋にランキング表が沢山貼ってありますよ。『美人ランキング』1位イモトアヤコ、2位クレオパトラ、みたいな。 

 

母集合には何と何があって、ターゲットとなる回答者が誰で、どういう言葉で質問したか。 

それを明確にしないで集計したランキングなんて、高田馬場の八百屋と同じです。 

 

 

・昔の家電業界では 

BCNとGFKで暗黙の了解が同業者間であった。 

特に競合が少ないカテゴリではそれが顕著で 

「シェアN'o1!※BCN調査」「シェア1位!※GFK調査」と。 

もう20年も前だからゲロると、BCNで1位の会社は 

BCNデータが反映される量販店に販促費を投入し 

GFKはその逆。「お互いこの辺で手打ちしましょうや。 

両方手を出してもねえ?お互い痛みを伴うだけですよね?」 

感が漂っていた。言わないけれど、ある種の不可侵条約。 

 

というか私の担当店がライバル社が担いでいる 

BCN系ばかりだったので、上司に「販促品とか 

ニギリ出してくださいよ。これじゃ数字出せませんよ」 

と言っても「ダメダメ、そっちはA社が担いでるから 

揉めるだろ」とハッキリ言われた。 

 

あくまで昔の話で今は違うと思いますけどね。 

 

他の業界でも調査会社がナンボでもあるのでどうとでもなる。 

 

 

・多分本腰入れて是正させたとしてもイタチごっこでしょ。 

 

仮に「顧客満足度No.1」とか「地域No.1」とか表記できなくても言い方を置き換えて「顧客満足度トップレベル」とか「地域トップレベル」みたいにいくらでも表記を変えてしまう事は可能なんだからさ。 

であればそもそもそのような表記を一切させなければいいんじゃない? 

そうなると「どこを選んだらいいか指針がなくなる」なんて声が出ると思うけど、表記されている事自体が多くの会社が詐欺まがいの事をしてるんだから一切の表記をさせないのが一番手っ取り早いよ。 

 

例えば交通広告等の場合はそのような表記(◯◯No.1)をしたがる客がいた時はその根拠となるものを具体的に提示せよ。って資料を求めたりする事もある。そうなるとほぼ100%資料提示出来ないから諦めると思いきや先に挙げたように「◯◯トップレベル」って書き換える。それならOK。なんじゃそりゃ?って思う。 

 

 

・顧客満足度No.1とか表示させた場合は、ソースを提示させるようにしよう。ネットで見れるようにして、No.2〜10くらいまでは出させる。 

なんなら同業他社と同じサイトでソース出させてもいい。洗浄力No.1とかなら2位以下は沢山あるはず。だからシリーズ最高性能みたいな同社内での比較は禁止で。 

 

 

・4社で日本の市場のほとんどを競う業界にいるが、同業他社AとBがこの手のNo.1広告に手を染める中で全く手を出そうとしなかった弊社の経営陣は本当に立派! 

末端社員からの「やりにくいからNo.1広告を!」という質の低い要求が多かったハズだが、やはりこういう詐欺まがいの宣伝手法に手を染めるのは良くない 

 

 

・こんなのいくらでも屁理屈こねてNo. 1と言えるから頭から信用してない。規制はもちろん必要だけど、いたちごっこになるだろうし消費者側もこういう広告を安易に信じないよう構えておくのが大事。こういう広告をうつのは結局消費者がそれを判断材料にしてコロっと誘導されるから。 

 

 

・広告に携わって50年。昔はうるさく言われていて、今の緩さに驚く程だ。特にナンバーワンだの一番といった表現禁止などは初歩の初歩。素人の制作者が増えたため、言葉の使い方も滅茶苦茶が結構見受けられる。 

 

 

・たくみに表現かます通販番組。 

いかにものストーリー御年80歳、スタジオの盛り上げ、今回だけの特別価格、放送終了30分以内の電話、怪しい医学博士の語り。 

そのうえで、小さくて見づら過ぎる文字。 

 

詐欺ではないが、似た心理工作。 

 

一種の娯楽で観てしまう私。 

高齢者は簡単に申し込むのだろうが、んなわけあるかよ、な視点がないと。 

 

 

・テレビの通販。スマホの広告。よく見かけます。売上げNo.1。ダイエット、健康、育毛剤、化粧品など何を根拠にそのような表現をするのか。商品を売るためにいいイメージは必要。大げさすぎる。 

 

 

・アンケート調査はその中身を公開しないと意味ないですよね。 

特定の層だけ、それこそ身内に聞いたりしていくらでも結果を調整できてしまう。 

日本全国無作為に十分な数から聞かないと意味がない。 

 

 

 

・No.1表記は本当に当てにならないです。そう言った広告は、よく見ると右下か左下に小さく、「雑誌・◯◯何月号において」とか、「サイト名・××において」と書かれています。 

そりゃ古今東西様々な媒体を漁ればなんらかでNo.1になってるでしょう。そんなわけでNo.1広告については当てにしないようにしてます 

 

 

・映画でも色んなNo. 1をキャッチコピーに掲げてる作品いろいろある。 

 

興行収入(初回バージョンあり)、観客動員数(初回バージョンあり)、歴代ナンバーワン、ノミネート数最多数、人気ナンバーワン、評価ランキングナンバーワン、シリーズ最高傑作… 

 

 

・この手のは既に虚偽や誇大ってわかってる消費者のが大半な気もするけど、まだ使われる辺り騙されてる人も多いんでしょうかね。 

 

モンドセレクションやらグッドデザイン賞、古くは酒の鑑賞会やらに使われる「金賞」という言葉が、実際は基準を満たせば全て貰える賞なのに1位のものだけにしか貰えないと誤認してる人が多いのも問題とは思うんですけどね。企業もそれをわかってやってる感じですけど。 

 

 

・うちの会社も調査会社ですので、No.1調査できますかという依頼がたまにありますがお断りしています。 

また、似たような調査として日本初調査とか、日本唯一調査とかの依頼もありますが、自社の名前を出すのであればお断りとしています。 

この手の調査をわざわざ売り込む調査会社は同業として怪しいとは思いますよ。 

 

 

・マーケティングってのは基本、客を愚者とか虫とかに擬えるんだよね。 

 

吉牛の役員が「田舎の娘をシャブ漬け戦略」とか講演で言って問題化したが、 

あの人も確かマーケティングの専門家だったよね。 

 

「No.1戦略」もマーケティング畑のコンサルが好んで使うやり方で、 

ブランディング手法として良くあるトリックなんだよね。 

 

で。 

 

そんな怪しいコンサルを活用しろと旗を振ったのが経済産業省。 

 

 

・あなたのように見識のある方なら簡単に騙されないでしょうが、一般の生活者は簡単に騙されます。同カテゴリーの商品Aと商品Bの購入を迷った時、商品AにNo1表示があれば、とりあえずNo1なら間違いないから商品Aにしておこう。と考える人がほとんどです。医師の94.9%が推奨する…R-1!うに見識のある方なら簡単に騙されないでしょうが、一般の生活者は簡単に騙されます。同カテゴリーの商品Aと商品Bの購入を迷った時、商品AにNo1表示があれば、とりあえずNo1なら間違いないから商品Aにしておこう。と考える人がほとんどです。医師の94.9%が推奨する…R-1!日本に医師は339,623人います。322,302人の医師が推奨するって、どうやって調べるの?でも騙される人は多いと思います。 

 

 

・当社調べ 

も 

モンドセレクション 

も 

根拠はあるんだろうけど意味なんか無く 

広告宣伝の脚色なんか昔からあるあるでしょう 

 

そろそろリテラシーの底上げを真面目に考えないと 

 

 

・10年ほど前、ソフトバンクが「繋がりやすさNo.1」を謳っていたが、よく見ると「回線状況が悪くて一度電波が途切れてからまた繋がるまでの繋がりやすさがNo.1」という正に詐欺のようなNo.1表示だったというのを今でもよく覚えてる。 

 

 

・昔からこの手の商いはある。 

ネットでさらにわかりにくくアピールはし放題、誰も文句を言えないまま来ていた。 

~ランキングでもわかっている人は疑問をはさむが大多数はわからないまま信じているものも多数ありますよね。 

 

 

・「コロナ以前の結果は古いのでやめてくれ」 

宝くじ売り場なんて、いつのだかもわからない前の「1億円出ました」が大々的に飾られていますね。何年前まで遡れるか規則はあるものの、優良誤認とも言えそうなくらい派手ですよね。 

あとイモトのWi-Fiは、CMで盛んな某クリニックと同じ社長。この社長は出たがりで有名ですが、広告で指摘を受けても何の反省もないんですかね。 

 

 

 

・なんでもうかつに信じてしまう消費者側にも問題が大きい。 

世の中、結局は自己責任ということは大前提。 

 

「No.1広告」を規制するにしても限度はある。例えば「過去の何月何日から1週間の売上額が○○村で一番だった」だけでも嘘ではなくなってしまう現実。 

 

 

・その手の広告に規制を入れるより先に、嘘広告を取り締まってくれよ。 

最近の有名人を勝手に使う詐欺広告、簡単な作業で高収入的な詐欺まがい求人広告、塗っただけでペリペリっとシミが取れるとか、毛が生えるとかのねつ造広告。 

そっちの方が、世間への影響が大きいと思うんだが。 

 

 

・やっとやる気になったね。 

通販番組にはこんなのばかり 

 

売り上げNo.1  業界No1. とかお客様満足度日本一 等 

その根拠は? どうやって他社の売上金額調べたの? 

 

以前からあまりにもヒドイと思っていたので 

ようやく役所が動くことに期待しています。 

 

 

・昔幕張のイベントで、No.1商標をしている会社がブース出していたので、 

お話しました。 

かれらは嘘はついていないですが、かなり狭いセグメント(大体20社から) 

を調査してNo.1にしているとお聞きしました。 

 

嘘じゃないが、なんかもやもやした。 

 

 

・広告なんてそんなもんでしょ。 

別に嘘は言っていないわけだし。 

当てはまる人にはNo. 1だろうし。 

何をどう宣伝しようとも、正確に広告して細かく使用法の注意を促しても、心根がダメな人は効果がなかった、使いにくかった、美味しくなかったと嘘の広告だと他人のせいにする。 

 

 

・zip ヤラセ で検索してみてください。 

街頭でスタッフが「TWICE」のファンの方を探してアンケートを取らせ、その結果 『TWICEを知っている 80%』と放送したそうです。 

 

『No.1』と同じく悪質な印象操作。 

こういったところにもキチンと対応して欲しいです。 

 

 

・「顧客満足度〇〇パーセント」とか「満足度NO.1」なんて謳う商品は 

ほとんどがいかがわしい商品で効果なんてのを望むべくもののない代物。 

 

さらに最近とくにひどいのがサプリメント系で 

「~の効果が報告されています!」ってやつ。報告ってのはなんだよって話。 

「効果が認められました」とは言えない商品なのだろうね笑 

元々がウイスキーメーカーやら自然食品を謳って伸びてきた社名に区名を冠した会社が特にひどいね。 

 

 

・キングコング西野が「日本一って言っておけばいいんだよ」と進めて、真に受けた鹿児島の酒造が『日本一おいしいレモンサワー』と謳って販売し出したら、飛ぶように売れるようになったと地上波のTVで言ってましたわ。 

 

 

・福岡ラーメンランキングでトマトラーメンが1位とかあったな。確かにgoogleマップ評価かも知れないが、口コミ入れたらオマケ付けるとか割引券配るとかそんな店が多い。オマケもらうのに悪い評価入れないよね。つまりアテにならない。 

 

 

・ライブ直後のハウス前でアンケートすれば好きなアーティストはメジャーデビュー前のバンドだらけになる。 

時と場所と設定とアンケートの母数が担保されない数値は参考にすら値しないからね。 

例え1000件の有効回答でも100万の無効回答なら価値はない。 

 

 

 

 
 

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