( 176328 )  2024/06/01 01:52:50  
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大阪観光局の溝畑宏理事長は、F1シリーズの大阪への誘致を進めるため、「大阪F1グランプリ推進協議会」を設立し、初の会議を6月下旬から7月にかけて開催する予定であると発表した。

この協議会は有識者や経済界が参加し、F1開催の意義や効果などを議論し、機運を醸成することを目指している。

溝畑氏は大阪F1グランプリが観光都市の魅力向上や経済効果につながると述べ、観光都市としての知名度向上や自動車産業の発展に期待を示した。

さらに、民間主体のF1誘致を目指す大阪観光局が、「再燃」の動きを通じて関心を集めていると伝えられた。

(要約)

( 176330 )  2024/06/01 01:52:50  
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記者会見する大阪観光局の溝畑宏理事長=5月31日、大阪市中央区 (清水更沙撮影) 

 

自動車のF1シリーズの大阪への誘致を巡り、大阪観光局の溝畑宏理事長は5月31日、定例会見で有識者による「大阪F1グランプリ推進協議会」を設立し、6月下旬から7月にかけて初の会議を開催する方針を明らかにした。溝畑氏は「インバウンド(訪日客)増加を目指した戦略的イベントとして大阪F1グランプリの開催に向けて努力していく」と意気込みを語った。 

 

協議会はモータースポーツやエンターテインメント、観光・都市政策などの有識者や経済界で構成。F1開催の意義や効果など具体的な議論を展開し機運醸成を目指す。 

 

溝畑氏はF1開催について、「国際観光文化都市としての大阪の知名度を上げていくほか、わが国の重要産業である自動車産業の発展につながる」とし、観光都市としての魅力向上や経済効果への期待感を示した。 

 

関心を示している企業や個人も増えているといい、「オールジャパンでみんなで応援するくらいに盛り上げたい」と語った。 

 

大阪観光局は今年1月、公的資金に頼らない民間主体でのF1誘致を進めることを表明。大阪では、かつて行政主導で誘致を目指したものの、断念した経緯があり、〝再燃〟の動きに注目が集まっている。(清水更沙) 

 

 

 
 

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