( 176655 )  2024/06/02 01:53:49  
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ロッテ対阪神 4回裏ロッテ2死満塁、打者友杉を迎える前、マウンドで水分補給するビーズリー(中央左)(撮影・鈴木みどり) 

 

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ-阪神>◇1日◇ZOZOマリン 

 

 阪神が2戦連続のサヨナラ負けで、今季ワーストを更新する5連敗を喫した。 

 

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 5連敗は、岡田彰布監督(66)の第2時政権で昨季6月17~25日に並ぶワーストタイ。交流戦は18年以来の開幕から4連敗となった。 

 

 4-5のサヨナラ負けを喫した31日から一夜明け、この日は打線を大幅改造。近本光司外野手(29)がプロ初となる4番で先発し、4番を担ってきた大山悠輔内野手(29)は22年5月以来となる7番に。前夜に途中出場で安打を放った植田海内野手(28)が今季初スタメンで2番に入るなど、打線テコ入れで臨んでいた。 

 

 しかし、プロ初先発のロッテ田中晴を前に5回まで散発2安打と苦戦。1点を追う5回に先頭渡辺の二塁打から好機をつくるも、1死三塁から木浪が空振り三振に倒れ、三塁走者の渡辺も戻れず併殺。苦しい時間が続いた。 

 

 それでも6回2死から2番植田が内野安打で出塁すると、糸原が中前打でつなぎ2死一、三塁。近本が四球で塁を埋めると、迎えた前川が死球を受け押し出しで同点に追いついた。 

 

 そして1-1のまま迎えた9回。先頭の近本が死球で出塁すると、次打者前川の初球で二盗に成功。前川が犠打をきっちり決めて1死三塁から、渡辺が犠飛を放ち一時勝ち越し。しかし、悪夢はその裏。守護神岩崎がリードを守り切れず、同点に追いつかれると、延長戦で力尽き連日のサヨナラ負けとなった。 

 

 先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は、4回に2軍戦から数えて今季44イニング目で初失点を喫するも、6回3安打1失点と好投。味方の援護を待ったが、今季3連勝とはならなかった。 

 

 

 

  

 

 

 
 

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