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次々に辞めていく公立学校の教師たち…本当に「残業代なし」が離職の原因なのか?【〈ノンフィクション新刊〉よろず帳】

集英社オンライン 6/2(日) 19:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5660ad75a3eaa0e0f8cf0ee516efac60d4a6b80

 

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中学校の教室を背景に、ノンフィクション本『何が教師を壊すのか』を取り上げた藤野眞功氏によるコラムが紹介されています。

記事では、教師たちの現状や労働条件について言及されており、特に「定額働かせ放題」法や教育現場での難しさが強調されています。

さらに、教員の労働問題やICTの活用などについても論じられており、解決策や改革の必要性が提案されています。

(要約)

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中学校の教室(写真はイメージ) 

 

ノンフィクション本の新刊をフックに、書評のような顔をして、そうでもないコラムを藤野眞功が綴る〈ノンフィクション新刊〉よろず帳。今回は、朝日新聞取材班による『何が教師を壊すのか 追いつめられる先生たちのリアル』(朝日新書)を入口に、学校と教師、そして国との関係を考える。 

 

【画像】教育の現場の難しさ 

 

公立学校の教師たちが苦境に喘いでいる。近年、新聞やウェブがしきりに報じる話題だ。帯の売り文句に、悲惨なフレーズを並べた朝日新聞取材班『何が教師を壊すのか』も教育の現場の潮流に掉さす一書を目指したのだろう。 

 

〈「過去最低の倍率」を毎年更新する採用試験、極端な長時間労働を可能にした「給特法」の実態、歯止めがなくなった保護者の過度な要求、管理職から指示される妊娠時期〉【1】 

 

過去最低の倍率が毎年更新されているのは原因ではなく結果なので、〈教師を壊す〉のはそれ以外の3つが理由ということになる。長時間労働の実態については力の入った取材がおこなわれているが、モンスターペアレンツやジェンダー関連は薄味だ。読ませるのは、第2章〈「定額働かせ放題」の制度と実態〉と、第3章〈変わらない部活指導〉である【2】。 

 

「定額働かせ放題」とは、教師の給与を規定する法律〈公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法/給特法〉を指している【2】。本書は、その仕組みを〈基本給に教職調整額4%を上乗せする代わりに、残業代が出ない〉ので〈いくら残業しても給与額が変わらない〉と説明しているが、この悪質な仕組みの原理は、公立学校の教師に特有のものでもない。 

本コラムの第4回で言及した通り、フリーランスが企業と締結する業務委託契約の多くがよく似た性質を帯びているからである。労働法の専門家である橋本洋子(学習院大学・法学部教授)はかく言う。 

 

〈フリーランスやギグワーカーと発注者との間の契約は、労働契約(雇用契約ともいう)ではなく、業務委託契約等の名称になっている(…)しかし、働き方の実態が、雇用契約で働く者(「労働者」)と異ならない場合が少なくない(…)実態が労働者と異ならないにもかかわらず、契約上、自営業者と扱われているために、労働者を保護するための規制が適用されないことは不当ではないかが問題となる。 

 

これが許されるならば、発注者側から見れば、労働法による保護というコストのかからない自営業者を活用しようというインセンティブが働くことになる。労働法によるコストとは、例えば、最低賃金の支払いや残業規制、さらに労災補償や解雇からの保護(…)労働者を雇用すると、使用者は、これらのコストを負担しなければならないが、自営業者と取引するならば、これらのコストを負担する必要はない。そのため、これらの規制を免れるため、実態は労働者でありながら、自営業者として活用しようという動きが常に問題となるのである〉【3】 

 

教師たちの労働条件問題を掘り下げた『聖職と労働のあいだ』(岩波書店)の著者である埼玉大学・教育学部准教授の高橋哲は「文科省内の議論では、金がないから給特法を維持せざるを得ない、という開き直りがおこなわれた」と、端的に説明している【4】。 

 

企業も国家も金がないのではなく、払おうとしていないのが実態だろう。つい先日、文科省の特別部会が教職調整額を4%から10%に上げることを含む素案を公表したが、労働条件の改善案として不十分だと感じる教師は少なくないはずだ。 

 

 

と、ここまで書いた日の晩に、現役の管理職(公立中学校)をインタビューしたところ、毛色の異なる話を聞いた。この管理職によれば、教師たちが疲弊して辞めていくのは「極端に自己主張の強い保護者」と「不登校」、「電子空間におけるいじめ」、「授業以外の雑務」への対応が主だった要因ではないか、と言うのだ。 

 

「もっともっとお金が欲しいという気持ちは誰しもあるでしょうから、残業代を求めることを頭から否定する気はありません」 

 

この管理職は大学を卒業後、誰もが知る大手企業で働いた経験がある。 

 

「仕入れは叩け、売るときは盛れ、いくら儲けた、あいつを出し抜け……金儲けの物差し以外ではいっさい評価されない民間の企業で一度でも働けば、教員という労働がどれだけ人間的で、どれほど優しく、やりがいを持てる職業か実感できるはず。 

ただ、これは民間企業の『駒』にならないと経験できない現場の感覚なので、研修で行ってもあまり意味がないような気もします」 

 

続けて、管理職は自らの年収額も教えてくれた。 

 

「都道府県でばらつきはありますが、ひっくるめて教師の報酬が安いとは思いません。いったいどんな『ほかの皆さんの仕事』と比べて、不当だと感じているのか」 

 

たしかに、評者も驚いた。この管理職の年収は、同年代で一般企業に勤める正社員の平均所得の1.5倍をゆうに上回っていたのである。改めて、「何が教師を~」を読み直すと、「定額働かせ放題」や「残業代なし」が強調されているが、登場する教師たちの年収や平均的な所得など、具体的な数字はなにひとつ記されていなかった。あえて数字を伏せることに、どんな狙いがあったのかは推して知るべしだろう【5】。 

 

「どうしても限られた予算しかないのであれば、教員個々人の所得を増やすより、学校職員の数を増やすことを優先していただきたい。これは『教員の数』という意味だけではありません。これまで、日本の教員は総合職でやってきましたが、ジョブ型にしないともう限界です。 

常駐のスクールカウンセラー、どんな資格が必要なのかは分かりませんが地域連携の専門家、保護者対応時に立ち会う常駐のスクール・ロイヤー(弁護士のみ、の意ではない)、もちろん学校事務員も……」 

 

 

土日を含む異常な長時間労働に苦しむ教師たちを救うために、本書が提示する解決策は、学校の〈サービスの低下〉をおこなうべきであるという主張に集約されている【2】。 

 

〈働き方改革というのは、ストレートに言い切ってしまえば、「学校のやることを減らす」、つまり、「サービスの低下」に他ならない。中学校部活動の地域移行のように、これまで無料だったものに費用が発生するケースだってある。もちろん、教員の無償に近い労働が支えてきたこれまでの状況が異常だったことは言うまでもないのだが。 

 

教職を持続可能にし、子どもに向き合うという最も重要な機能を高めるためには、それ以外の機能を学校からなくしてしまうか、さもなくば、相応の投資をして人手を確保するか、その2つの路線しかない〉【2】 

 

では、具体的に何をやめるべきなのか。 

 

目次に謳われている通り、そのひとつが〈部活〉であることは論を俟たないが、朝日新聞と毎日新聞が主催し、自紙の購読者を増やすための販促の目玉としてフル活用してきた〈部活〉の象徴、甲子園について一言もないのはこれまた不可解だ。 

 

朝日新聞取材班の記者たちが事前に目を通したに違いない『教育現場を「臨床」する』(内田良)でも名指しで批判されるほど、甲子園は〈部活動の負の側面〉を象徴するイベントと目されている【6】。  

 

それからもうひとつ。 

 

教育現場におけるICT(情報通信技術)の活用問題についても踏み込みが足りない。本書が成功例のひとつとして示すのは、卒業アルバム作りだ。 

 

〈この小学校が2020年度に導入したのは、ITベンチャーが開発したオンラインサービス。大量の写真をクラウド上にアップすると、AIによる顔認証で、児童それぞれがどの写真に何回写っているかを読み取り、集計してくれる。費用は児童1人あたり年間300円ほど。導入後は、オンラインでできるので教員やPTAが集まる必要はなくなった。おのおのの作業時間も半分ほどに減った〉【2】 

 

この他、専用ソフトで授業計画を作ったり、教職員間の連絡にLINEを導入した事例などが紹介されるが、民間の事業者に児童たちの大量の写真データを渡して顔認証させることや、個人情報の管理が不十分だった企業のアプリを、個々の教師や学校の判断のみで導入を決めている(決められる)意思決定の構造自体が、公立学校という巨大な母集団の新陳代謝を阻んでいる元凶のようにも感じられる。 

 

このあたりの事情は、佐藤明彦『教育DXと変わり始めた学校』(岩波ブックレット)に詳しい。同書にあって、本書に欠けているのは「学校のデジタル化に対する国の政策」をめぐる解説だ【7】。 

 

本書では、教師たちの個人的な工夫と愚痴が申し訳程度に書かれているだけで、(核としての生徒、周縁としての教員の双方に関連する国の)ICT政策と補助金、その結果について取材をおこなった形跡が見当たらない。 

 

〈一部のデジタルの強い教員が自由に取り組むことで、「これは便利だ」と周りの人に自然に広がる。管理職はリスクに配慮しつつ後押しする。教員が授業や生徒指導などの本業に専念するため、そんな好循環が理想だ〉【2】 

 

「教師個人の頑張りに倚りかかってはダメだ。全体のシステムを変えろ」と主張しているはずの本の末尾がこれでは、あんまりではないか。おまけに、この、何も言っていないに等しいコメントすら朝日新聞取材班の見解ではなく、教育評論家の言葉なのである。新聞記事なら玉虫色でも構わないが、一冊の本として上梓する際には、もうすこし肚を決めてもらいたい。 

 

今回は朝日新聞取材班『何が教師を壊すのか』を入口に、いくつかの関連書籍を紹介したが、現在のところ、中澤渉『学校の役割ってなんだろう』(ちくまプリマ―新書)が出色の一冊である。 

 

文/藤野眞功 写真/shutterstock 

 

【1】『何が教師を壊すのか』のカバーから引用。 

 

【2】〈〉内は、「何が教師を~」から引用。 

 

【3】橋本陽子『労働法はフリーランスを守れるか』(ちくま新書)より引用。 

 

【4】高橋哲+長谷川聡『聖職と労働のあいだ――教員の働き方改革の法的問題と展望』を参照。 

https://senshu-u.repo.nii.ac.jp/record/2000046/files/3071_0067_06.pdf 

 

【5】「何が教師を~」では、残業代を要求する第一の理由は金ではなく〈残業抑制〉にあると記しているが、それが「建前」でないのなら、彼らの金銭事情について一定の言及があってしかるべきではないか。 

 

【6】内田良『教育現場を「臨床」する 学校のリアルと幻想』(慶応義塾大学出版会)。〈〉内は、同書より引用。 

 

【7】佐藤は、都道府県や自治体ごとに任されているデジタル端末の整備や活用状況によって生じる「公立学校における学習環境の格差」を一定程度はやむを得ないものと考えているようだが、評者は、学校のデジタル化(施設としての学校、教師、生徒のすべてを含む)は、都道府県や教育委員会が独自の判断でバラバラにおこなうものではなく、その端末およびソフトの開発選定も含めて、国が一元的におこなうべきだと考えている。デジタル化をめぐる権限については、教育委員会制度も改革されなければならないというのが、評者の立場である。 

  

 

藤野眞功 

 

 

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(まとめ) 

教員の離職や苦しみの原因は、単純に残業代が出ないことだけではなく、業務過多、低賃金、劣悪な労働環境、持ち帰り業務の多さ、子供や保護者との関わりの複雑さ、新たな業務や研修の増加など多岐にわたる要因が重なっています。

教員の業務負担やストレスが増加しており、時間外労働だけでなく、本来の教育業務以外の雑務や社会的責任、心理的負担なども教員を悩ませています。

これに対処するためには、業務の適正化や適正な人員配置、時間外労働の削減、社会全体での支援体制の整備が求められています。

頑張る教員を支える環境づくりや働き方改革が喫緊の課題となっています。

( 176896 )  2024/06/03 00:45:21  
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・離職と「残業代なし」の相関はほとんどないと思いますよ。教員を辞めた人に、できる範囲でいいから離職の理由をアンケート調査したら分かると思います。 

「これだけ働いて残業代でないからなあ」というぼやきより、「保護者対応でメンタルやられた」とかいう悲鳴の方がはうかに多いはず。 

 

 

・教員になる主な理由は二つ。 

子どもが好きで教員になるか、好きな勉強があって教員になるかです。給料が良いからとか安定してるからと言う理由で教員になる人は少ないです。 

逆に考えればこの二つに課題があるから教員になろうとする若者が減ったと言えるでしょう。 

 

まず、子どもについては様々な特性を持つ子が増えひとクラス30人を越す子ども達を担任一人では見切れなくなっています。インクルーシブ教育を目指すのならば物理的に手が足りません。子どもは好きでも現実とのギャップに苦しむ若い先生もいます。 

また、学習については小中で少し異なります。好きな教科を追求したい先生は中学校に多いのですが、部活指導などがあり教材研究の時間が足りません。小学校では英語にプログラミング、〇〇教育といったものがどんどん追加され、その全てを担任がやらなければなりません。 

 

給料が問題なのではなく、この教員の多忙化こそが問題なのです。 

 

 

・数年前に定年退職した元教職員です。昭和60年代に教職員になって以来、仕事は増えて増えていきました。 

調整額を増やせば、仕事はますます増えていくでしょう。「しっかり働け。」が文科省のやり方です。仕事内容を減らす考えは文科省にはまったくありません。教職員の数を増やす考えもありません。 

仕事を減らす。教職員の数を増やす。この2つが最優先にするべきことです。 

 

 

・小学校で短時間だけ働いています。先日配布されたプリントに、放課後公園で遊ぶ小学生のマナーが悪いとの苦情を近所の方が数人で言いにみえたとありました。昔はその場で地域の大人が注意してくれる等、社会全体で子供達を見守る優しさがあった気がします。今は全てに置いて学校任せですか?放課後の児童の行動まで学校が責任を持たなければならない事に疑問を感じてしまいます。 

 

 

・離職の原因は業務過多だけではなく、低賃金、労働環境の劣悪さ、土日祝のクラブ活動の出勤、朝から休憩時間なしの労務管理なし、いらない研修、無駄な会議、足を引っ張り続けるクラブ命や行事命の教員たち、無意味なアンケートとその対応、管理職や首席や生徒指導教員たちによるモラハラやパワハラやセクハラ、休職教員の仕事も持たされて増えていく終わらない仕事量、過剰なモンペへの対応、PTAという保護者の見張り番、ほかに書き上げるとまだまだ出てきます、教育は崩壊しているといえる。 

 

 

・心身共に過重労働を強いられています。 

特に心身を疲弊させるのは、保護者からの理不尽な要求とクレームです。お仕事をされていないので、日中でも長々と電話してきます。働いている方は、仕事の憂さ晴らし、ストレス発散の捌け口として教員を攻撃してきます。 

過干渉、ほったらかし、どちらの家庭の子も親の気を引くために事実を歪曲して騒ぎ立てます。他を傷つけます。そんな現状で真っ先に潰されるのは、資質もやる気もある真面目な教員です。心優しく健やかに育てられた子どもです。 

我慢ができない、他人への思いやりもない、将来の社会の一員としての自覚もない人間がこれからどんどん増えていくでしょう。現状では、子どもたちに人として大切なことを教えるのは難しいです。一番身近な大人として働くことのやりがいと大切さを見せるべき教員が疲弊し離職する姿は、児童生徒にとっても悪影響です。義務教育の存続の危機です。 

 

 

・残業のない仕事にして欲しい。昼休憩の保障。 

そのためには、食堂を作り、調理員や食事指導員の配置、放課後、掃除時間は掃除指導員の配置。生徒指導は生徒指導員の配置をして、協力して指導し、5時以降の対応はお願いする。 

授業に集中できる環境整備をして欲しいのです。 

 

 

・「次々に辞めていく公立学校の教師たち」って、実際は公立学校の教師の離職率は1%未満じゃなかったけ? 

これって、異常に低過ぎる! 

実際は辞めても、今以上の仕事を見つけられる自信が無いからしがみ付いてるだけでしょ。 

他の職種に比べて待遇がいいから、転職出来ずに心を病むまで頑張ってしまう。 

逆に3割くらい給与をカットして、その代わりに3割ほど人員を増やす方が、雇用増大にも繋がるし、教師の働き方改革にも繋がる。 

 

 

・私も10年で辞めました。 

給料は全然安定していました。同じ歳の女性なら、大手企業でマネージャー職かベンチャーでインセンティブばりばりで稼いでいるレベルにもらっていました。 

しかし、対応しなければいけないことが多すぎて時給換算すると数百円になるんです。休憩時間もない。土日は部活。 

それでも人間関係が良好なら乗り越えられる。 

 

自分の再任用しか考えていない管理職や何でも責任を学校に押し付ける保護者、ほぼボランティアの部活動でのトラブル、権利ばかり主張して仕事をしない同僚、○○教育を次から次へと押し付けて教員の上に立っていると勘違いする教育委員会や指導主事。年々酷くなっていくように感じました。 

誰も自分を助けてくれないな、自分を守るのは自分だけだなと思ったとき、退職を決意しました。 

 

給料上がっても、残業代出ても戻らないと思います。 

 

 

・教員の仕事は知的労働と肉体労働であり、それ以上に感情労働の部分があり、それが最も負担になるのではないか。 

知的労働や肉体労働の部分はある程度自分でコントロールできるが、感情労働の部分は相手があるものだから、自分ではどうにもしようがなく、それで追い詰められてしまうのではないか。 

孤立させず、しっかりとサポートしていく体制づくりが求められるが、十分に行えていない現状がある。 

 

 

 

・「教員は、その職責を遂行するために、絶えず研修に努めなくてはなりません。」と文科省は宣っておりますが、これもまた教員を苦しめている一因であると思います。以前同じ教委内で不祥事があった時に、管轄小中学の教職員全員対象の研修が課されたというお話を聞きました。また学校内での様々な研修により勤務時間がオーバーするのは当たり前ですし、長期休暇中に教委主催の研修が数日間持たれることも常態化しています。すべての研修が無駄だとは言いませんが、本当に必要で有意義な研修を精選して行わないと研修自体が無駄な勤務を増やしている一因となっていると考えます。 

 

 

・現役高校の教員です。 

たしかに、記事の通り給料は他の業種の方々と比較し、決して劣る額ではないと思っております。 

調整額の4%から10%の引き上げですが、小学校や中学校で働く方々と比べ持ち授業数は少なく時間に余裕があるとは思っていますが、総合的な探究の時間などの新しい取り組みなどが増えています。3月に学校に通えない生徒についても、オンラインでの対応などをやるようにとの文科からの通達、いっこうに仕事が減る兆候が見えません。(学校に通えない生徒についてフォローすることは理想的だとは思いますが、純粋に仕事は増えます) 

特に腹立たしいのは、部活動の面倒もみるわけでもなく、生徒からの質問にも答えるわけでもなく、新しい取り組みからは逃げ、5時になると同時に帰って行く同僚、なぜ彼たちまで10%にしなくてはいけないのか?不平等としか言いようがありません。 

 

 

・この記事は、念入りに取材されて書かれています。 

 

そもそも勤務時間に手元の作業をする時間がありません。 

 

子どもが帰ったあと、90分時間がありますが、そのうち45分は本来は休憩時間です。 

この休憩時間中に教室を整理整頓したり、打ち合わせをしたりします。 

休憩をまともにとれません。 

 

残った45分で、会議、研修、学年会、行事準備、打ち合わせ、宿泊準備、修学旅行準備、保護者連絡などを行います。研究授業も無駄にたくさんあり、準備におわれます 

 

その他、会計処理や多大なアンケート処理、事務作業を経て、ようやく授業準備できるかどうかです。 

 

運動会の時期は練習のため、早朝から運動場整備。 

プールの時期は、薬剤投入や機械操作。 

ただでさえ、子どもは勤務開始時刻より1時間近く早くきます。 

 

時期により、溢れかえった業務で、スキマもありません。 

 

 

・1日当たりのコマ数を減らすしかないと思う。空き時間が休憩時間とはならず小テストの準備や採点。その他事務処理。授業の予習や準備。準備物の作成等の時間が取れず、素晴らしい生徒が納得のいく授業は全くできないと思う。学校は、急遽の問題もたくさん起こります。例えば生徒の急な体調不良や生徒指導上の問題。このような対応をする時間や先生の数も不足しており、保護者からのクレームが多くなる。そうなるとまたまた余分な時間やl教員の精神的な問題にも繋がることになる。給与(手当)の問題ではなく、教員一人当たりの1日のコマ数をもう少し減らすべきである。 

 

 

・現役教師です。 

民間企業どころか、市役所勤めの公務員にも残業代が出ることに驚いたことを覚えています。 

残業代が出ないことは当たり前すぎて、でも出るのが普通だと思うし、かなりの残業時間ですから全額いただくとなるとかなりの金額になるはずです。それだけの金額を支払えないんだけですよね、文科省が。 

また、辞めたくなる理由として、教員間での意識の違いなどもあると思います。今はゆとり世代の若手も教師となり、今までの学校の当たり前の仕事がすんなり受け入れられない風潮もあります。 

「権利は主張するのに、義務はこなさない。」 

そんな若手が多い気がします。一部ですが。 

 

 

・本当に教師がしなければいけない事なのか、それ以外に業務委託して良いものなのか、見極める必要があるのではないだろうか?いつまでも昔と同様のやり方を踏襲するのではなく、どの部分が、教師として必要なのか、アウトソースできるものは無いのか、一部の要請に対応するために必要以上に無駄なことをしていないのか、考える必要があると思う。 

テストや採点なんか、アウトソースを活用しても良いだろうし、公立だからといって、ベネッセや学研なんかと協力してはいけないということもないと思う。 

夜間作業が必要なら、交替制をとるべきだろう。 

 

 

・現場は頑張る教員に仕事が集中し過ぎます。自分は大規模校ですが、校務分掌の主任、学級担任、学年主任、運動会や委員会、クラブ、行事を主で回す役割、学級は保護者対応が必要なクラス。4人くらいのこの人に任せておけば大丈夫という人にばかり、毎年仕事が集まっています。毎年、病気休暇をとる先生が2.3人いるので、偏らざるを得ない。お金増えなくていいので、ちゃんと仕事できる人を増やしてください。 

 

 

・教員が本来の職務以外の雑務に追われることが無いようにするというみとを給与よりも優先してもらいたいです。 

校舎・プールなどの設備の管理は緊急時以外に教員がやらなくても良いと思います。 

限定4項目を守っていないか知らないのではないかと疑いたくなります。 

守れないのは仕事量が多すぎるからです。 

学校長が職務命令を出さないのなら勤務日以外の活動はすべてボランティアになります。 

それに対して教員が生徒優先にするのをいいことに自主的にやっているなんていう言い訳をしながら部活動の顧問は希望しなくても委嘱されます。 

部活動の顧問を拒否すると変な人事をされたりすることもあります。 

部活動が好きな教師の声が大きく反映されています。 

児童・生徒の登下校の時刻と教職員の勤務開始・終了時刻にも矛盾があります。 

これは共働きやシングルの家庭の増加により学校が児童・生徒の預かり場所になってしまったのも一因です。 

 

 

・記事には触れていないけれど、「行政の思い付きによる仕事の増加」も原因の一つです。 例えば、 

①教員評価システムによる書類の増加、管理職との面談の増加、 

②家庭内暴力による児童相談所への通告義務、 

③いじめによる法的対応義務、把握義務、 

④開かれた学校を目指しての学校説明会や学校見学会の増加、  

⑤観点別評価による評価に時間が3倍以上かかるようになったこと、 

⑥学校DX化によるオンライン研修の増加、 

⑦DX化による民間企業とのやり取り(以前なら紙ベースですぐポイントがつかめたが今はどんどんPDFで送ってくるので分厚いマニュアルのようになり、読むのに苦労する) 

⑧DX化による生徒指導の後始末(以前なら紙ベースやマークシートなので生徒のミスが少なかったのに生徒が自分で入力すると登録ミスが増え、その対応に時間がかかるようになった)、どれも20年ぐらいまではなかった仕事です。もう限界です。 

 

 

・2年前再雇用も含め定年退職した元教員です。聖職だと思って最後まで勤めました。経験値がやはりものをいいました。モンスターペアレントもいたが、こちらが法律と裏付けとなる証拠を突きつければヒートダウンいつもしました。教育委員会に 

直接言って下さいと言うのも一理。でもこれ教師の仕事か?と思うようなこともドンドン増えてきた。またパソコンに向かわざるを得ない仕事かを増えすぎた。私は 

パソコン苦手なので若手に聞きはしたが、それも限界で講師の口も断り辞めた。今後は教員の定数増加と仕事の外部委託増加が最優先やね。 

 

 

 

・再任用4年目で働く中学校教員ですが,現役と同じ中学校2年生の担任をしています。もちろん,部活動も見ています。私たちの勤務時間には,テストづくりや採点,成績処理,生徒指導,保護者対応などの時間は位置づけられていませんし,そもそも毎日18時30分まで部活動があるので,(冬場でも延長部活と称して活動が行われています)クラスのことや今日のまとめ,翌日の準備などは,生徒が帰った18時30分以降になります。もちろん,休日も部活動があります。残業代より,そういった時間の負担の軽減が最も必要だと感じます。例えば文科省の肝いりで始まった全国学力学習状況調査の採点や分析は,今は現場の教師が行っていることをご存じでしょうか。さらにこのような勤務状況のため,若い教員もほぼ毎日学校と自宅の往復のみで,社会との関わりが全くなく,社会性のない教員が多くなるのではないかととても心配です。 

 

 

・研修も多い。校内でテーマを決めて取り組む校内研究。市が指定する研究、県が指定する研究、文科省が指定する研究、市教育委員会主催の研究会、県単位の研究会、九州単位、全校単位の研究会。これらの会に属してさまざまな研究会に参加すること、またはレポートをまとめて発表することが強いられます。それらは日常業務の間で合間でこなさなければなりません。とにかく業務が多いのです。そんな中で生徒指導や保護者対応がのしかかりメンタルダウンするんです。とにかく業務を減らして欲しい。 

 

 

・欧米では学校に求めることは教科の学習をすることと同年代の人間と知り合って交流を深めることの二つだけのようです。子どもにとって一番影響力のある存在である親の役割が重視され、子どもは基本的な生活習慣やルールやマナーを家庭で学びます。また現代のように社会の多様性が広がれば様々な軋轢やトラブルも生じやすく、親は家庭教育がなおざりのまま学校に丸投げ。 

先生が多忙化するのも無理はありません。スクールカウンセラー、スクールロイヤーはじめ、事務、法務、医務、生活指導、部活指導などのプロを学校に配置し、校務を細分化して分担するしか方法がありませんね。 

 

 

・元小中学校の教職員(3月まで)です。学校現場のほとんどの教職員が、望んでいるのはお金ではなく、時間的なゆとりです。確かに、保護者対応や不登校対策はあり時間をとられます。この十数年間で、免許更新講習(一応廃止されたが)、学力テスト、道徳の教科化、小学校の英語教育、ICT教育(タブレットの導入、プログラミング)、特別支援学級の増加等々、様々ことが増えているのです。特別支援学級の増加以外は、時の政権(裏金に関与した方が多いのでは)が、進めたことと思いますが、満足な人員確保もできず、結局業務増になっている。また、文科省の指定事業や、無駄な調査が減らないことも原因になっている。審議会のメンバーも、現場の状況をどれだけわかっているのだろうか?とにかく業務量を減らすこと、人員の確保(教員や教員以外の専門職)が 

必要。 

 

 

・教師ではありませんが今の教育現場が大変であろうことは想像できます。私が中学生の頃昭和年代も部活動は盛んで正直学生達より顧問の教師の方が熱心で毎週練習か対抗試合のために部活動で休んだ覚えがないくらいです。今は個人情報の問題で連絡網ではなくラインでの連絡らしいですがそれで休みや時間お構いなく保護者から連絡来たらいつ休めるのでしょうか?今はしつけも昔なら親が子に教えていた生活の常識までも学校に丸投げではたまらないでしょう。加えて一昔前と違い発達障害の子供も増えているそうです。それもすべて教員に負わせるのは酷ではないでしょうか? 

 

 

・現役教員です。こういう話でなかなか出てこないのですが、最近の教員離職の要因の一つとして、親以前に生徒とのやりとりに疲れて、ということがあります。生徒の内面にある道徳性の変化は数年前までに比べ、かなりおかしな方に変化してきていています。少子化によるものです。極端な甘やかしにより、怒られることが全くないまま、中高生になっている子が本当にたくさんいます。うちの学校の教員は生徒が何をしても怒りません。怒れません。その状況でこういう子たちと毎日面と向かって対峙していると、教員やめたくなります。 

 

 

・数年前に辞めた者です。先生の仕事は好きでしたが、他にも仕事はあると思い続けていました。結局時短勤務を認められず、福利厚生さえ使えないなら辞めようと思い転職しました。結果、もう戻りません。教員時代はよく民間経験したことないってよく野次られてたけど、勤務時間に暇な時間があるとか有給を自分の都合で使えることなど、いろいろと感動しました。いいところに勤められたからかもしれませんが。 

 

 

・肝心なことを2つ落としていないだろうか。 

1つ目は残業代とは割り増しであり、それは使用者側へのペナルティを含んでいる点だ。 

残業代を割り増しで支払うくらいなら、人手を増やすか仕事を減らすかに舵を切れる。 

そうすれば、1人あたりの仕事量が適正になり、正当な対価も受け取れることになる。残業代という対価のみを求めているのではなく、仕事量を適正にするための残業代要求である。 

2つ目はこの時間外労働の多さである。持ち帰り仕事を含めれば月96時間という調査結果がある。これを現実的にどうするか、10%に調整額が増えたら解決する問題ではない。調整額増額で精神疾患による休職者6500人が復帰するとも思えない。 

インタビューに答えた校長も、随分と雑な答えをしたものだ。 

 

 

・同僚が病気休暇に入りました。この病気休暇というのが曲者で90日間は給料が満額支払われるので、一旦上限90日で取得する人がほとんどです。しかし、90日間のために代替の先生を見つけることは現状ほとんど不可能です。結局他の先生がその人の仕事を被らざるを得ません。90日の辛抱、と思っていても実際には91日目から「休職」に入るケースがほとんどなので、そこから慌てて代替の先生を探し始めるのですが2、3ヶ月後に見つかればラッキーぐらいなもので、半年以上にわたって負担を負い続けることになります。残っている先生もドミノ式に病んでいきますし、どうしたって休んだ先生への恨みつらみは募ってしまうので、雰囲気として復職が難しくなる面もあります。 

 

 

・自分は15年以上公立高校で働きましたが,いわゆる底辺高校をたらい回しにされました。授業妨害をしたり、教師に暴言を吐いたり胸ぐらを掴んだりといった不良生徒がいる学校です。厳しく指導しようとしたにもかかわらず、管理職も含め多くの教員が見て見ぬふりのひどい学校でした。最近は必要以上に犯罪者や子供の人権が重視される世の中に変わっていて,「おかしな生徒でも丁寧に対応してまともな状態に戻すのが学校の役割なのだよ」といった発言をするのが多かったです。教育委員会も何も改善する気がなかったようで、一向に変わることはありませんでした。そのためうつ病になりかけて退職せざるを得ませんでした。教師の働き方の問題は時間外労働だけではないのです。 

 

 

 

・先日学校弁護士さんの講話を聴きました。その中で、本来教員がしなくてもいい事案の対応に関わりすぎているとの指摘がありました。そのほとんどが生徒間同士のもめごとに保護者も加わって学校の対応が悪いと責任を学校に丸投げする事案が多いと。加害者も被害者も学校の対応の在り方に話をすり替えて追及してくる。こういうパターンはもはや学校が対応すべき事案ではなく、関係の家庭同士で弁護士を立てて場合によっては警察を入れて争うべき事案と弁護士は述べていました。そういう事への専門性があるわけでもない教員が解決する術もない訳で。時間ばかり取られて本来すべき業務ができない現状がある。今後このような諍いを専門性のある外部機関に任せて、少しでも本来の業務に注力できるようになればかなりの負担軽減になると思われます。その辺がはっきりマニュアル化されないと。はっきり言って単に残業代の話ではない。問題点はずれている。 

 

 

・いろんな意見がありますが、私を疲弊させているのは仕事の範疇を超えた雑務と学力不足のフォローです。 

保護者対応、様々なアンケート、○○研究大会の準備、役職があるがための出張、修学旅行の起案(アンケートから業者選定、県への様々な書類提出)、ICTへの対応、奨学金の窓口(ありとあらゆる種類に対応)、○○への作品応募、ホームページの細かな更新、心身不調な子の保健室への付き添いや保護者連絡(これで空きゴマはなくなる)、不登校や個別の支援計画を持つ生徒への学力補償の準備、グレーゾーンの子への対応、教材の発注、資格試験のとりまとめと実施、交流学習の打診、夏休み中のフィールドワーク、、今考えただけでもこれくらい。 

教員の仕事と言われればそうかもしれないですが、一定以上はどうにかなりませんかね?9時10時まで残業か持ち帰りです。 

授業準備や教材研究、本当に話を聞いてやらねばならない子への対応等ができない。 

 

 

・教師は特殊な仕事。 

一般企業の様に、金を稼ぐ者が優秀という訳ではない。 

その為に教師100人いれば100通りの価値観がある。 

半数は職業として働く者もいる。 

また、使命としてとことん、やり切る事を望む者もいる。 

金八先生などのドラマを憧れてなった者もいる。 

部活をしたくて教師になった者もいる。 

本当に様々。 

だから、時間外勤務をしないと、中途半端で反対にストレスを溜める人もいる。 

 

なんにせよ、教師の本来の仕事は学力をつける事。だから教えた子供の学力を伸ばせるのは優秀な教師。 

そのために、授業力、生徒指導力、学級経営力が高くなくてはダメ。 

つぎに、大人としてのモデルになる人間。 

そして、子供、保護者、地域、同僚、管理職、委員会、、全てと上手く出来る人間力かな。 

それが出来る、あるいはそれに近い人間が、教師の理想象。 

 

あとメンタルの強さが必要になる。 

脱落するなら、早いうちの方がいいです。 

 

 

・私は、公立中学校の教員でした。64まで勤め、今は講師で働いています。子供と触れ合う事は大好きですが、現役時代はめちゃくちゃ大変でした。授業なんて、2の次3の次 1日、4時間が5時間の授業を終わらせ、掃除をして生徒を下校させ、部活をやり、それが終わってから仕事です。大体7時から9時ぐらいまで仕事です。本当はもっとやりたかったんですが9時になると学校の電気がシャットアウトです。何故かと言うと、教員の働かせすぎが社会問題となって働かせすぎにしないようにしようと言って9時に学校シャットダウンしたからです。また夜遅く仕事をしていると、電気の無駄遣いだと言って地域の住民からクレームが来るからです。私は自宅に仕事は持って帰りませんでしたが真面目な人は自宅に持って帰っていました。教育委員会や文部科学省から研修だの学校全体の研究発表だのわけのわかんないことがいっぱい降りてきます。これじゃなり手ないですね。 

 

 

・昭和の後期から中学生教えてます。最近は高校も。なぜ子供の変容を話題にしないのか不思議。恐ろしいほど理屈が通らない子供が増えている。話は聴けない、黙っていられない、寝ている、立ち歩く、勝手にトイレ行く、遅刻しても平然と教室に入ってくる、授業中ずっと物を探している、何も机上に出さないでいる…。かなり病的なレベル。小中高問わず、そんな生徒が多い。さらに、未だにマスクで顔を隠し続けるのも多く存在する。評論家や学識経験者の方々、前触れ無しに見学に来てみて下さい。東京なら、都心から離れた地域の学校じゃないと実情分かりませんよ。 

 

 

・公立ではないが私立の高校の教頭をしています。教師として25年目ですが、学校辞めたいといつも思っています。元々、授業や担任や部活をしたいから教師になったのに、労務管理や保護者対応〔モンペ対応)、ネットの書き込み、人間関係のトラブル処理など全く学校教育とはかけ離れた業務が多すぎる。しかも転退学を減らすための対応として家庭訪問や保護者の訳のわからない要求など、本当に現場は疲弊している。 

学校での本文は勉強であり、人としてどうあるべきか?については家庭で教育していくものである。ある程度は学校でも人としてどうあるべきか?は教える必要があるが、家庭内での教育を学校が担わなくてはならなくなったところに大きな問題がある。文科省や教育委員会〔私立は総務学事〕から求められることが多すぎる。教員になりたい人は多いのだが、現実を知り離職に繋がっているとおもう。 

 

 

・何でもかんでも教師の責任にしすぎなんだよ。いじめ、事故、体罰、暴言。社会全体が子供を甘やかしすぎている。虐めであれば、いじめられた方にもかなり問題がある場合は多いし、事故、体罰、暴言でも、子供が原因になって起こる場合が大半だ。しかし、現在では大半の責任を教師に押し付けてくる。これでは心や体を病む教師が増加するわけだ。観点別評価、キャリアパスポート、主体的で対話的で深い学び、どれもこれも仕事が増える割にはほとんど成果が出ないものだ。どれも現場の声を無視し、一部の学者や政治家が無理やり押し付けてくるものである。 

 

 

・給料よりも1番は時間でしょ。 

休めない。 

自分の時間がもてない。 

家族と過ごす時間がもてない。 

それだけじゃなくて〇〇教育はどんどん増えていくし、手のかかる子は増えて、ハラスメントやら何やら子どもの言いたい放題やられて、モンスターペアレントの相手もして、必要なものは実費で揃えて…時間は限られているのにやらなくてはならないことの責任ばかりが積み重なっていく。 

正直どこかで手を抜かないと暮らしていけなくなる。 

給料は十分だと思うよ。少なくない。 

みんなきちんと現場が回るだけの人手と制度を求めてるんだよ。 

 

 

・教育委員会が盾にならないため、いじめ問題が起きた時に被害者側の、保護者が膨大な要求を学校に吹っかけてきます。加害者側との間に入って解決に向かいたい学校と、解決は望まず、被害に対する損失補填と加害者側への懲罰を徹底的に求める被害者側とは歩み寄りはありません。 

丸裸の学校、担任へのダイレクト攻撃も見受けられます。そうなると誰の言うことも聞き入れません。 

やってられない、という若手を引き止めるにも夢や希望がなければ、うん、そうだね、その決意は間違ってないかも、と思います。もうすぐ定年くらいの人間は今さら辞めて何するでもないですから、何をどう言われようと気にしなくなりましたが。 

 

 

・指摘の多くは当たっていますが、外部が触れるのは、定数と給与だけです。 

中身についての議論は、まさに学校によって異なります。 

記事にもありますが、残業代や休日出勤手当が存在すると、「先生にやらせとけば(タダだから)ちょうどいいや」という感覚にはなりにくくなるでしょう。 

だから残業手当と休日出勤手当は必要なのです。 

「先生にさせられなくなる」のですから、例えば設備の修理やプール管理などの職員が雇用されるきっかけにもなりそうです(そもそも管理用務員と学校事務職員を半数に減らした平成の政策がおかしかったのですが)。 

 

 

 

・早々にやめて行く教員は教育指導の資質が不足しています。人を育てること、教えること、自ら学ぶことにやり甲斐と生きがいを感じないとこの職業はやっていけません。若いうちに辞めた方が良いです。しかし、重要なことは、中堅であるいはベテランで辞めたいと思う教員が多いことが問題なのです。若者の離職はさほど気にする必要はない。教員の給与や福利厚生は恵まれている方だと思いますよ。しかし、それに見合う以上のくだらない雑務が多すぎるというのが1番の問題なんです。残業や10%などの問題は二の次なんですけどね。無駄でどうしようもない雑務を押し付けているのが文科省や教育委員会なんですよ! 

 

 

・教師です。 

情報が手軽に手に入るこの時代だからこそ、教師の働き方ってブラックなんじゃないかって明るみに出たんだと思います。 

ネットのコメント欄では、私たちの頑張りを評価してくれるコメントもあり、励みになります。 

一番は現場がずっと強く訴えているのに、疲弊して辞めていった同僚が何人もいるのに、変わらない、変われない行政や文科省、予算をつけない国に無力感を感じての離職です。 

楽したい訳じゃないんです。良いように使われて、言えばやるだろうと思われてるのが悔しくてなりません。 

 

 

・教員を含め、日本の雇用が何時までも、メンバーシップ型の働き方にこだわっていることに原因があるのでは? 

 

バブル崩壊後、国は労働人口を増やそうと躍起になり、会社も労働時間を増やしてきたのがこの30年だった。 その間何か変わっただろうか? 労働生産性が上がるどころか、世界から取り残されるだけだった。 

 

互いに「過剰品質」を求め合い、教育の現場にも波及し、これでもかと多岐にわたる様々な要求がなされ疲弊しているのが現状だろう。教職調整手当の問題ではない。 

 

働き方をジョブ型にして、職務内容を厳格に決め、時間内で終えられる内容にしない限り解決にはならない。 

 

 

・公立学校の校門前に交番を必ず設置すれば、色々な問題はかなり解決します。 

いじめ問題も不良教員問題も不審者対策すら教員に任せていると言うのですから呆れます。 

スクールポリスは学校からあらゆる暴力を排除する為に絶対必要なのですが、議論すらされません。 

 

現在の複雑化した成績処理も、ごく限られた理系の人間がエクセルのフォーマットを作って他教科の先生に提供している。 

 

理数系の先生方は当然ソフト開発に時間をとられ、全て残業だそうな。 

 

友人の東京都の中学校の先生は、毎年変更される都立高校への提出書類は何処が変わったのかを明記されず、手書き用の紙が東京都から送られてくる。 

その紙は一切使われず、エクセルでデータが書き込まれる形に成っているそうな。 

そのエクセルシステムは各学校のややコンピューターに詳しい方が無料で開発するそうです。 

システムエンジニアを各校に入れれば良いのにと思うのは私だけ? 

 

 

・教員の離職やなり手の減少は、給与や部活でないのは明らか。 

倍の給与をもらっても、部活やらなくていいとなっても 

きっと何も変わらないでしょうね。 

お金で教師をやるなんて人が増えたら、それこそ教育は崩壊していくでしょう。 

部活は教師にとって、一番、教育の成果が実感できる場所でもある。また、生徒の人間形成に深くかかわれる場所でもある。それがなくなるというのも違うと思う。 

若い人は、ゲーム、スマホの弊害、仮想空間で直接人とのかかわりない時間が増えている。直接的な他人との人間関係づくりが脆弱な人間が教師にむくわけがない。 

上記の理由で、個人で過ごすプライベートな時間が大切な人種なので、教師という他人への奉仕という仕事には不向き。 

人が人を教えるのが学校ならば、直接人と関わることの、意義や面白さを教え、ゲームやスマホにのめり込まない人を育てるしかない。 

そうやって育った人に教師になってもらいたい。 

 

 

・仕事量が多すぎるのももちろん、子どもを長時間預かる責任の重さもあるし、それだけ子どもやその親のために働いているのに、生徒は教師に対してなめた口を利く、親はやってもらって当たり前、という態度も離職を増やしていると思う。自分たちのころは精神的な理由で学校を長期間休む先生というのはほとんど聞いたことがなかったが(いるにはいたでしょうが)、今は学年に一人や二人は必ずといっていいほどいるみたいで、珍しくもないそう。 

精神的にしんどすぎるのだと思う。 

 

 

・色んな「教師はこんなブラックです」を見ると、待遇や残業は民間とそう変わらないかいい方だと思う(少なくともうちの業界と比べたら) 

ただうちの子の学校の先生見て思うけど、一年目でいきなり担任持たせるって無理ゲーだよね…普通民間でもフォローつくし、病院の看護師ですら6月くらいまでは受け持ち患者の数考慮してくれる 

それが4月でいきなり担任、周りの先生がフォローするにしろ、授業は一人 

慣れてきた頃にはすっかり子供からなめられてる、じゃ一年目乗り切るのかなり難しいと思う 

実際周りで聞く限り壊れるの一年目の先生が多いらしいし… 

 

 

・授業以外の仕事が多いです。  

お金関係の仕事も学年や学校全体で振り分けられていて、それが地味にしんどいです。 

校外学習の交通費会計+様々な教材購入の学年会計、各学年1人、計6人 

宿泊行事用会計、1人 

給食会計、1人 

親睦会の会計、1人 

教科書管理発注等、1人 

大学で会計なんて習いません。 

学校全体や職員のいろいろなことをする事務員と、会計関係専属の学校事務員をあと1人つけて計2人で、これら会計を全部やってくれたら、合計9人〜10人の先生の余計な仕事が減ります。地味にこれが一番ストレスな仕事です。どこの党がやってくれるでしょうか? 

定時前に帰る準備万端な大量の市役所の人間を各校1人ずつ派遣してくれたらいいのに。とずっと思っています。忙しい教員にお金を扱わせるから、どさくさに紛れて横領の事件が起きるんですよ。 

 

 

・「教師たちが疲弊して辞めていくのは「極端に自己主張の強い保護者」と「不登校」、「電子空間におけるいじめ」、「授業以外の雑務」への対応が主だった要因ではないか。」 

↓ 

身体の疲弊は回復する。精神の疲弊は回復しない。精神の疲弊は、当たり前に保護者対応だ。授業中にしゃべり、周りを邪魔する生徒を注意したら、「怖い」と不登校になる。保護者は、担任の先生の注意の仕方が悪い、と担任の態度が変わらないと学校に行かないと主張。不思議と、我が子の迷惑行為にはふれない。15年前の管理職は、おたくの子が原因だ。変わるのはおたくの子だ。と親もろとも教育した。今は、管理職は先生に謝らせる。担任の配慮が足りませんでした。と、担任の先生に謝らせるのだ。 

先生は、謝らないといけない理由がないと思っている。しかし、管理職にかばわれること無く、謝らされることに、心が折れるのである。理不尽な謝罪、これが療休の主な原因である。 

 

 

・残業代がたくさん払われたとしても離職や人手不足はすぐに解消されないよ。とくに若手は自分の時間を大事にするし中高年もそれに影響されているふしがある人もいる。業務量と拘束時間を減らすことも同時に必要だ。 

 

 

 

・いろいろな記事を読んで学校がなぜ破綻しているかが、おおよそ理解できた。この状態を変えるには親教育か、他国と同じく、いじめ加害者の厳罰化しかないと思います。 

かつての日本人は大人の親が多かったのだと思います。なので子どもが自分で親を摸倣して育っていったが、今の親は全てではないですが、大人になりきれていない方が子育てをしているので、教師が苦労していると思う。親が学校に何かと要求してくるのだと思う。本当に学校は大変だと想像する。やはりいじめを厳罰化するしかないし、その事実を確認できる組織を造るしかないと思う。それから、教師も保護者の対応する上で教育が必要だと思う。保護者より、教師の方が大人になって保護者を納得させるコツ学ぶこと大切だと私は思いましたが。かつての日本人のように大人をみて伸びやかに育つことが本当に難しいという印象です。それが教師の労働時間の短縮になるのでは? 

 

 

・「校務支援システム」の管理者になったら年度末と年度始めの教育局への報告や年度末の締めや年度始めの業務はだいたい休日の部活動指導が終わってからやってました。さらにコミュニティスクール委員会とかの役員には各主任は自動的に充てられて勤務時間外に会議です。もちろん手当なんて出ませんし、時間外勤務の補填なんてあるわけない。そして「歳だから」と無理矢理転勤させられて、転勤した学校の教科では一番担当時間持たされて、やったことのない部活動顧問ソフトテニス持たされて、相方は土日は子育てで部活動指導できないからって男女走りまわって(テニスはそれぞれに顧問がいないと無理)…自分はこれでも地区のバドの理事長やってたのに学校の管理職はめちゃくちゃな校内人事してからね…もう6月持たないで過労で「うつ」になりました。結果、退職させられましたが三十年働いても病気退職だから手当なし。 

バカバカしい。辞めて良かった。 

 

 

・部活動の負担もある、過度な残業もある、この2つに焦点があたりがちだが、一番ストレスになるのは、管理職や中間管理職からの監視や助言というなのハラスメントだ。学校は、校長、副校長、主幹、主任、ひらの教諭と5段階にもなっている。職員間の関係性も辞職する大きな要因であることを忘れてはならない。 

 

 

・私は制限が多くてしんどいです。 

まず、同僚と何気ない会話がハラスメントと言われわしないか。終始、録音されている先生もいます。 

保護者の中には、無茶苦茶な理論で攻撃してきます。保護者の勘違いや子どもが嘘をついても「先生が悪い、担任変えて」と管理職や委員会に訴えてきます。 

さらには,授業に制限が多いことです。直接、単元の植物や食材を使うのに、アレルギーが多く、書類が必要だったり、保護者の許可をもらうために膨大な時間も取られます。 

思い描いた教師像と違う。子ども達に学校生活を通して、それぞれの未来を想像してほしい、目の前で起こっている現象から生活のあらゆる現象を考え理解してほしいという思い、学ぶことの楽しさとか,伝えることが難しい。子どもと関わり授業したくて教師になったのにできない。なんか違うストレスと毎日戦っています。残業だけでなく根底には先生のやる気を削ぐような社会の流れもあると思います。 

 

 

・教員です。給料を理由にやめたいと思ったことはありません。働き方改革と言いながら仕事を増やす文科省と教育委員会。子供のためと言えば反論できない現場の教員の不満は給料と部活だと世間にPR。 

本当の不満は何なのか現場に問うこともなく部活の地域移行と手当増額で口封じを図っている。楽しいはずの学校を楽しくなくしているのは何なのか。そこを解決しないと先生になりたい若者は減る一方。 

子供たちは先生を大変だね〜と見ている。そんな仕事に就きたいとは思わない。 

私が教員になったのは学校が楽しく先生といる時が楽しかったから。 

 

 

・だいたい部活動まで教員なやらせてるのは日本だけだ。 

こんなことを長年放置してきた文科省の責任になります。 

近年は、保護者でも教員よりも学力や地位が高くなり対応に苦慮しているケースもある。 

 

部活動はその道の引退したプロに任せるシステムにした方がいい。その人の第二の人生や地域の為にもなる。それを補助教員としての枠にすること。 

学習指導は教員が専念し、手間のかかる宿題をなるべく出さないで学校で完結させるべきだ。 

こういったことを実践して浸透して行かない限り、今の教育現場では途中で辞めてしまうことは避けられないでしょう。 

 

 

・30年以上勤めて、昨年辞めました。 

1番は保護者からのクレーム……。一生懸命やっていることが馬鹿馬鹿しくなります。生徒に分かって欲しくて、考えて考えて柔らかい言葉を選んで伝えたことも、保護者から「教師からいじめを受けた。」と言われます。 

でも子どもから罵倒されても誰も守ってくれません。子どもの人権は守られても教員の人権は守ってもらえません。 

 

そして上司から出せ出せと言われる書類……。何のためなのかも分かりません。多分委員会からの指示なのでしょう。 

 

ほとほと疲れはてての退職でした。 

 

 

・この管理職によれば、教師たちが疲弊して辞めていくのは「極端に自己主張の強い保護者」と「不登校」、「電子空間におけるいじめ」、「授業以外の雑務」 

 

自分は不登校以外全部当てはまる。 

毎週のようにある一人の保護者から他の職員の対応は納得いかないからと名指しで電話がかかってきて、その対応で他の仕事の手が止まる。授業以外にも分掌やら、行事の準備抱えてるから、止まった仕事のために残業して。 

休日の間に起こったネット上でのトラブルも何故か間に入って対応しなくてはならなくて。 

表情が明らかに良くない生徒に声を掛けると、「先生が忙しそうだったから相談できなかった」と言われこちらも落ち込んで。家に帰ってからもその日を振り返って自己嫌悪に陥ってやめたい気持ちが収まらない。気持ちの切り替えができない。 

 

 

・「給与にプラス10%払っているんだから、時間外勤務や時間外の部活動指導は当たり前だろ」 「残業は当然だ。今まで以上にやれ」 と、なりますね。  

 

仕事量はできる教員に偏り、そうでない教員は定時退勤の者もいます。仕事しない、できない者にも一律上乗せでは、現場の理解は得られないでしょう。まずは適切な労務管理、労働環境改善が必須です。4%→10%で誤魔化している場合ではありません。 

 

文科省、学習内容等を増やすばかりで現場が疲弊しています。教育行政の失敗を認めることです。 

 

教員が求めていることは給与のアップではないこと。何が教員不足、若者の教職忌避の原因なのか、把握できていないこと、様々な現場の思いや実情が中教審のメンバーには理解ができていないようです。 

 

文科省も、中教審が話し合い、決定したことだからと責任逃れできます。 50年、給特法を放置したことが悪い。情けない教育行政です。 

 

 

・少し話はズレますが、私の子どもはいま障がい者施設に職員として勤めています。子どもの話だと、同期を含め入社してくるのは「保育士資格を持った人」が大変多いそうです。 

 

当初、保育園や幼稚園に勤めたかった人たちが実習を経て「私には無理」と保育士の夢を諦めてしまうそうです。やはり保護者への対応がかなりキツいとのことのようです。 

 

この事から考えてもなぜ公立学校の教師が 

人気が無いのか容易に想像がつくと思います。 

 

 

 

・日本の学校はサービスを広げすぎてしまった。 海外で、子どもを学校に通わせていた時、その学校の真ん前に家がある生徒が、徒歩で通学して、校門前で誘拐されそうになりました。学校は、その件で、全保護者に(家が真ん前だろうがなかろうが)、車でしっかり校内まで生徒を送迎するように通達しました。学校の敷地内に入るまでは、保護者と生徒本人の責任の領域ということを、はっきり宣言しているということです。こういうことを明確にしていく必要があり、通学路指導や通学中の生徒についての苦情電話などは学校で受け付けません、くらいでいいと思います。 

 

 

・休憩時間や勤務時間など法令を遵守すれば間違いなく現場は回らない。休憩時間は授業時間はかぶっているし、休憩時間中から会議は始まる。 

変えようという動きはあるものの、やり方の工夫ではどうにもならないところまできているのに、変わらないところに不平不満がたまり疲弊しているように思います。 

給特法の廃止、満額の残業代を支払いが必要になればお金を払いたくない上の方の人たちは考えを変えるかもしれませんね。 

 

 

・過去に公立中学の教員を目指して大学で教職課程を履修し、教育実習に行くと、毎日指導案を作成するため午前2時頃までかかり、昼時間も実習先の生徒と一緒に給食を食べるため気が休まらず、休日まで自分が過去に行ってきたスポーツ競技の指導補助を行うことになりました。 

それで、教員採用試験に合格はしましたが、教員以外の採用試験にも合格したので、そちらに就職しました。今でも選択は間違っていなかったと思います。 

そして、与党・文部省は公立学校教員の離職の本当の理由を知りたくないし、知られたくもないのでしょう。 

 

 

・メンタルをやられて、お休みされる方や仕事を頼めない状況で、自分がメンタルやられそうです。流石に5週間連続の臨時時間割を作成しながら、学校経営案提出やマネージメント訪問での発表、学校外の仕事、初任者担当の仕事、教務主任の仕事など多すぎて全然仕事が終わらない。やめたい気持ちでいっぱいです。時間がいくらあってもたりないです。 

 

 

・採用される人の質の問題もあると思います。 

教師には、必要な資質・能力があります。 

その差が今の問題になっているので、一部の先生に負担が偏るので、①能力の高い人が辛い+②能力の低い人が辛い=みんな辛い 

資質・能力の高い人がキチンと集まれば、給料とやりがいのバランスは悪くないと思います。 

 

 

・残念ながら、この記事も掘り下げ方が浅い。 

《何が、教師たちを壊しているのか》については、企業のサラリーマンと学校教師の違いについて考えてみるとよい。人間が精神的に病気になる原因のトップは人間関係である。教師の場合、生徒たちはもちろん、管理職、生徒たちの親、さらに教育委員会、加えてネットでの噂まで、すべてが人間関係である。しかも、機械が相手と違って、仮に教師側が100%正しくても非難を受けて謝罪を迫られるケースが多々あることを忘れてはならない。 

人間関係でのトラブルで一番の解決策は、問題の人間関係を(一時的でも)断ち切ることである。お金は多い方がいいが、必要なのは休みである。 

普段の残業なくすのが難しかったら、また政府に金がないのだったら、せめて夏休み冬休みでも(昔そうだったように)きちんと休ませてほしい。世間の人も「先生は休みがあってうらやましい」という誤解をしないでほしい。 

 

 

・部顧問です。12連勤1日休んで13連勤。つまり、大会が入ってきて朝から夕方まで拘束されます。何がきついって、平日よりも早く起きて家事をして大会引率です。子どもの朝ごはん、昼ごはんを作り、帰ってきたら即、夕飯ができるように下準備までして出ていきます。大会が終わり、息つく暇なく夕飯づくりや片付け、洗濯。単元テストの採点など明日からの授業の準備をし、ヘロヘロになりながらすぐに朝がきてしまいます。管理職は、休める時に休んでくださいと簡単に言いますが、いつ取れますか?時間割調整して授業の交換をお願いし、そのしわ寄せで2〜3日は授業満塁となるのです。自分の体のことより他の人の負担や授業の遅れを気にして無理して出勤してる教師が多いと思います。体調崩して休むと生徒の学びの保障という事で休んだ分は授業交換してくださいと。休みも奪われ、有休も取れず、昼休憩さえも取れないなかで残業は日常化。そりぁ壊れますよ。 

 

 

・やることの幅が広すぎる。 

いじめ、不登校、発達、薬物、虐待、貧困、人権、ヤングケアラー、今は健康診断問題、そして地域防災。福祉や事件や医療や地域が容赦なくどんどん入り込んできて、教員が担わされることの幅も広く量も多く、そこに責任が伴ってくる。 

保護者の価値観が様々なのに、誰かに合わせると誰かに文句言われる。 

 

授業を教えて、行事を通して子どもの成長を共に喜ぶ 

だけなら辞めないと思います。 

それ以外の責任問題が重いんですよね。 

 

 

・給与はいいと思います。高校の教諭が小中と比べたら1番いいですけど。薄給で、もっと残業している職種はたくさんあります。 

産育休暇の制度も整ってますし、女性教諭は、育休をしっかり3年とって複勝し、子どもが小学校高学年になる位までは、ほとんどの方が短時間勤務で働いてますよ。短時間勤務でも、教職手当はあるので、そんなに生活に困らない。そしてその穴を埋めるのが、代替教員であったり、非常勤講師です。まぁ色々と問題があると思います。 

 

 

・医療機関と問題点が似ているように感じます。 

ただ周りの話をきくと同じ経験年数なら給与は教員の方が夜勤のある看護師より高かったです。地域性もあると思いますが。 

その安くない給与を捨ててしまうほどの原因があるのが問題だと思う。 

 

 

 

・アルバム作りの作業をデジタルオンライン化して、 

 

>おのおのの作業時間も半分ほどに減った 

 

とは言うものの、学校現場は、半分に減って浮いた時間に 

新たな仕事が詰め込まれてさらに多忙になる、という歴史を 

これまで繰り返してきています。20年くらい前、 

学校にパソコンが配備され始めた頃もそうでした。 

「文書や教材作成にかかる時間を削減し、 

子どもと向き合う時間を増やす」との触れ込み。ところが、 

文書作成が短時間でできるようになったのであれもこれも 

書類に書いて残すようになりました。今では書類作成に 

追われて手を取られるばかりです。 

歴史は繰り返されます、きっと。 

 

 

・教員が辞めていく 

採用試験の倍率がどんどん下がっていく 

皆さん答えはわかっているけど、変えるほどの力とやる気がないから、ただ問題だぁー!と騒いでいるだけ。 

 

①時間内でできる仕事量もしくは人員数にする 

②OJTに力を入れ、育てるカリキュラムを充実させる。 

③残業代を支給する 

④部活動は基本やらない 

⑤保護者の苦情対応はコールセンターにする 

 

全てお金がかがります。 

それを出すか、出さないかだけの問題。 

 

 

・定額でなんでもかんでも教員にやらせることができるから、文科省はビルトアンドビルトをやり続け、教員がパンクしたのです。残業代がかかれば、残業減らすには業務を減らそうという方向に行くけれど、なんせ懐が全く痛まないのだから業務を減らそうなんて文科省は思わない。現に、文科省は残業を減らせと掛け声ばかりで現場の負担を減らす施策は何一つやっていない。教員を増やすと言っているが、その教員になりたいという人がいない。教員になりたい人を増やすには何をすべきか、偉い人が無駄な時間をかけて議論するんじゃなく、現場の教員の声を聞いたほうがはやいと思います。 

 

 

・学校出入り業者ですが生徒に対して親が過保護のケースが多い。生徒や先生の一言で不登校になるケースも多く、保護者も対処のしようがない。会社でも新人社員の関わり方があまりにも腫物に触るような感じでそれは今の教育現場と酷似しています。先生が手をあげた、ビンタした、怒鳴った、𠮟りつけたなどなどが則、パワハラになったり髪を切った女子生徒に可愛くなったねなどとは絶対に言えない。セクハラになるケースもある。ことの原因は親の「甘やかし」や「しつけ」だと思う。学校現場でどうにでもならないから保護者からのクレームで病んでしまう先生も多い。昭和のころにはこのようなことなく打たれ強かったが今の子どもはあまりにも打たれ弱い。少子化の中このような子どもたちが経済不況の中で生き抜くことができるのか甚だ疑問に思う。 

 

 

・残業代が出ないにも関わらず残業が何十時間もありすぎるから!小学校だって、15時半まで授業して子ども帰したら16時前になり、休憩全く無しで片付けして、保護者対応や会議、打ち合わせ、研究授業などで定時になるから。定時なんて無理に決まってるじゃん!子どもを14時には帰らせられる時間にしてくれ!年間35週✕週5日として、授業時数135時間はカットしていただきたい!もういっそのこと行事やら会議やら法定研修以外の出張やら全部やめてみたら!?授業のみに専念するようにしたはだいぶ負荷が減って定時退勤できるんじゃない?ぶっちゃけコロナのときのは一気に減ったが、そのほうがまだ定時に近かったんじゃない?それぐらい思いきらないとな〜んにも変わらんよ!わざわざコロナ前にこだわる教員がまた仕事を増やしている。 

 

 

・人が辞めるのなんて大半は人間関係 

子供の親やしつけのなっていない子供を相手にするのは本当に疲れるでしょうね 

その上学校で躾をしろときたもんだ 

学校は勉強を教える場で躾は親の仕事 

残業代より躾も出来ないような親と躾のなっていない子供相手するのがつかれるのでは 

もう躾出来ない子は躾できるまで学校来させなくて良いのでは 

先生側もきつい事言うとすぐ問題になるのだから 

そんな事言わなくて済む位の躾されるまで学校に来るの禁止で 

まあ、高校や大学卒業する年齢になっても小学校卒業できない子が出てくるかもしれないが 

 

 

・小泉内閣の構造改革の時に地方で医療崩壊が起こったが、今後は教育崩壊が起こるのでは? 

日本の教師は真面目だから無理して頑張る人が多いと思う。 

海外では、どうなってるんだ? 

ちなみにイギリスで医療崩壊が起こった時、英語は世界の共通語なので、優秀な人がどんどん海外に出て人手不足になり、癌の手術待ちが6ヶ月ほどになり、金持ちは海外で自費診療で手術を受けたと聞いている。 

教育現場もそうならないようにしてほしい。 

 

 

・一番大切なのは、文科省が教師を守ること。教師を守るべき部下だと認識すること。 

 

例えば、大阪某高校の頭髪裁判。明らかに虚偽による裁判と裁判所は判断した。判決文には「明るい茶色に染めた」と明確に生徒側の虚偽を認めている。 

 

判決以前に大阪府教育委員会から文科省へ事実を報告されていたはずだ。 

文科省は、別に新聞社に反論などしなくとも、裁判前と裁判後の2回、 

「新聞社は正確な報道を心がけてください。」とちょいと皮肉を表明するだけで良かった。なのに、「校則を見直すように」などと逆に最悪のタイミングで教師を突き落とした。 

繰り返す。最悪のタイミングで教師を突き落とした。 

 

文科大臣の責任が大きい。デタラメ取材のマスコミへの皮肉でも良い。これこそが政治家が行うべき「政治」なんだから。 

 

 

・最近このような記事が多くなってきた。 

昔は同じ学校、同じ市町村の学校での情報しかなかった。 

インターネットの発達、世論等により教員の横のつながりが出てきた。 

他県でも同じなんだ、全国どこでも大変な思いをしているのだ、 

というのがあからさまに分かってきた。 

 

いわゆるブラック体質が露呈してしまった。 

これまでじっと何も言わずに耐えていたのに、発言の機会を得た。 

私もそうだが、今、この場をお借りして意見を書かせていただいている。 

いろいろな人の考えを見て、自分の仕事を省みた時、考えさせられる。 

 

「果たしてこのまま続けていてもいいのだろうか」と。 

「退職まで今の生活が続くと思うと辞めようかな」と。 

 

 

・辞めていく理由は、肉体的にも精神的にも続かないからですよ。 

そもそも働かせ放題になったのは、メディアや専門家が子供が絡んだ事件事故問題が起こると教師の定数や勤務時間を無視して対応すべきと理想論を振りかざして責任追及するのに、理想を実現する為のコスト=人員や予算について触れない報道を続けて、委員会が予算の裏付け無しに指示通達ガイドラインを出して、対応しますと言ってきたから。業務は増えるのに予算も人員も増えないから、勤務時間外の仕事は自主的活動=勝手に働いている事にして、教師が壊れて過労死や突然死や休職や離職になっても自己責任にしているから。 

クレームつける保護者、責任追及するメディアや専門家、処分や賠償を求める委員会、誰も責任を持たない無責任な働かせ方を要求しているから。 

1番変えるべきは報道姿勢。理想を語るならきちんとコストに触れるべき。 

 

 

 

・こどもが体罰と言えばそれがまかり通るモンスタークレーマーが問題だと思う。 

こどもが悪くても体罰扱いされてまともな指導ができない。 

そのうえ、何か起こったら「指導をしていなかった学校が悪い」だもの。 

学校は勉強するところで躾は家庭の仕事ってことをきっちりさせないといけない。 

躾が必要なことをしたら問答無用で無期停学にして家庭で躾をし直すまで登校不可にすればいい。 

いじめも問題児を次々無期停学にすれば案外解決するんじゃない? 

いじめられた側が逃げないといけないとか意味わからんのよ。 

 

 

・保護者の対応が一番大変。次が研修。その他、集金や教材の注文、書類作成、データ作成、行事の準備、授業準備…。勤務時間を管理され、結局仕事を持ち帰る。放課後は保護者からの電話対応、面談対応…。子供同士のいざこざにも親が出てくる。相手の親と話す場を作ってほしいとか、自分の子供のやってることは棚に上げ、相手を攻め立てる親。授業があるのに乗り込んでくる親。退勤時間を過ぎても何時間も一方的に話してくる親。そりゃやめたいよ。 

 

 

・結局のところ、こうした問題は小手先のことでは改善しません。私は、最終的には社会が行き着くところまで行って、いずれガラガラポンという感じで全部変わるんだと思います。問題があるのは学校だけじゃなくて、家庭にも、そして職場にもあって、全部が感じ悪く相互作用しているのです。そして、その理由は社会の上部構造を変えずに維持するために、下からいろんなものを吸い上げ過ぎて、下が疲弊しているという事なんです。上流階級は昔のままで結構栄えているからです。 

一つの希望はAIとロボット技術が発達し、さらにソーラー発電なども海外では低価格化していることです。これで大電力にAIをつないでロボットに働かせる筋道が見えてきています。そうすれば、全ての人を奴隷状態から解放し、最小の労働で社会を維持できるようになります。ただ、その途中で混乱が起きるのです。そこを越えると最適化されていきます。無理をしていた部分がなくなります。 

 

 

・私が転職を考えている理由は、仕事自体がつまらなくなっている。教育課程に雁字搦めに縛られ、教室で何か生き物を飼うこともできなくなった。 

挙句の縦には、授業参観で隣のクラスと合わせろ(同じ授業しろ)というお達しが出た。つまり、隣のクラスは楽しく分かりやすく授業をしていると保護者に思わせたくないのだろう。 

教師に個性は必要ない時代。コンピューターにでも授業をさせたらどうですか。 

 

 

・教員は給料高いですよ 

問題は、仕事を他人や部下に回して自分は遊んでいる管理職や自分のしたい研修に打ち込む連中が、給料安い、仕事が多すぎると言っていること 

そういう連中に指示や命令を受けて仕事をする教務や主幹は死ぬ程忙しく、我慢している 

子どもたちのために、職員の健康のためにね、、 

あ、もちろん、一部です 

頑張っている人たちに役職や立場の括りはありませんからね 

でも、頑張っていない人の括りに、管理職が入るのは、仕方ないかなあ、現状、そうだから、、 

 

 

・良い先生になろうと思ってる人は残業代なしじゃなくて授業考えたり良いクラスにするための準備する以外の心削られる不条理な残業が多いのが離職の原因でしょう。大半の先生は授業考えたり良いクラスにするための準備する時間は苦にならないと思います。 

 

 

・確かに残業が多く大変な仕事ですが、それよりも保護者のクレーム対応に精神を病まれていると思います。 

本来、教師は勉強を教える立場の人間なので一般常識は自宅で親が教えるべきだし、クレームや部活は専門の人を置き仕事に集中できるようにするべきだ。 

高い志を持った教師が辞職するのは勿体無い。 

 

 

・教員です。 

給料が労働時間に見合っていないという問題が、給料が安いという言われ方に変換されている。現場で月収自体は低くはないはず。 

問題は教える内容が変化したり、時代の進展で新たに生まれた業務を法整備が不十分な状態で学校に担わせたことが大きい。つまり、誰がやったらいいかはっきりしないことを教員に押し付けただけになり、問題が起きると社会もマスコミも学校や教師を一斉に叩いたことを忘れてはいけない。 

いざ、教員の成り手がいないと文科省とかモンペを叩く。マスコミは叩く人を探すのではなく、公教育のあり方を法の定める本来の精神に則りどう判断すべきか問うことが本来の役割ではないのかと思う。 

 

 

・この記事はかなり核心を突いていてよかったと思います。今の教師はあまりにも負担が大きすぎるのが最大の問題です。 

ただ、給与が高いならおそらくもっと人は集まるはずです。世の中には、働き方改革より稼げることを優先したい人は山ほどいます。なのに倍率が下がっているのは労働に対して安いと感じてるからです。 

 

 

・早く辞めた方がいいと思う。 

これから子どもがどんどん減っていくから、65まで年金がないとなるとかなり厳しい。そこまで蓄えか親からの資産などがあって、令和の親や子どもにタフに接する人はいい。 

まだ25歳なら、40年後自宅から通える範囲内に学校があって、さらに、果たしてそこに子どもがいるのか?いなければ稼げない。免許があっても意味がない。 

自分なら、今のうちに違う仕事に変える。40,50代はまだ都心部には子どもはいる。 

 

 

 

 
 

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