与野党は政治資金規正法の改正案について、自民党が修正案を提出し、採決が先送りされる可能性があることで合意しています。

自民党の修正案には、パーティー券購入者の公開基準を「5万円超」に引き下げる内容が含まれています。

さらに、政策活動費について公開範囲を再び修正する可能性もあります。

そのため、関係者によると、4日の採決は見送られ、再修正した案について質疑を行い、その後に採決される可能性があるとしています。

（要約）

All Nippon NewsNetwork(ANN) 

与野党は政治資金規正法の改正案を4日、衆議院の特別委員会で採決することで合意しています。ただ、自民党が再び法案を修正し、採決が先送りされる可能性が出てきています。 

　自民党の修正案では、パーティー券購入者の公開基準を「5万円超」に引き下げることなどが盛り込まれています。 

　自民党は日本維新の会の反発を受け、政策活動費について公開範囲を「50万円を超えるものに限る」とした当初の規定を削除し、再び修正することも検討しています。 

　このため、関係者によりますと、4日の採決を見送り、5日に改めて再修正した案について質疑を行い、その後に採決する案も出ています。 

テレビ朝日