( 177395 ) 2024/06/04 16:12:48 0 00 今井絵理子参院議員(2022年5月撮影)
約1カ月にわたる国会欠席からの復帰を先月、自身のX(旧ツイッター)で報告していた自民党の今井絵理子参院議員(40)が4日、参院文教科学委員会で久しぶりの国会質問に立った。
【写真】インスタで公開した、息子礼夢と笑顔でポーズを決める今井絵理子氏
今井氏は今年3月18日の参院予算委員会で質問後、同28日の参院本会議から国会を欠席し、Xのアカウントも削除。5月7日に新たなXのアカウントを開設し「体調不良により約1ヶ月間、国会を欠席いたしました」と報告、有権者や同僚議員に謝罪していた。
約2カ月半ぶりの国会質問となった今井氏は、定員割れによる経営難を受けて運営する学校法人加計学園(岡山市)が公立大学化を国に要望している千葉科学大(千葉県銚子市)に言及。先月末に委員会メンバーで大学を視察したことを踏まえ、「地域の若者の大学へのアクセス確保や地方創生の観点から、定員割れした地方の私立大を公立大学法人化して存続させる考えも理解できるが、学費が下がり一時的に志願者が増えても教育内容が地域や時代のニーズと合わず、教育の質の確保が十分でなければ再び定員割れの可能性もある。本来の大学設置の目的を果たせないばかりか自治体への財政負担がのしかかる恐れもある」などと指摘。少子化が進む中、公立大の数がこの30年で2・5倍になったとして「若者の流出を防ぐダムとしての役割を期待する自治体もあるようだが、高等教育機関の本来の目的ではないはず。適正な規模を考慮した大学設置を求めていきたい」と求めた。自宅などでは話せるが、特定の場所で話せなくなる「場面緘黙」についても政府の考えを問うた。
今井氏をめぐっては、パートナーとして知られる元神戸市議、橋本健氏との関係の「悪化」が一部で報じられている。この日は淡々とした様子で、15分の質疑を終えた。
|
![]() |