( 178620 ) 2024/06/08 14:39:12 0 00 明治神宮外苑再開発地域を視察後、報道陣の取材に答える蓮舫参院議員(撮影・中山知子)
立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は8日、東京都内で取材に応じ、2日の街頭演説での発言が、公職選挙法が禁じている選挙告示前の「事前運動」に抵触するのではないかと指摘が出ていることへの受け止めを問われ、「政治活動の発言です」とだけ説明した。
東京都知事選(6月20日告示、7月日投開票)に出馬表明している蓮舫氏は今月2日、JR有楽町駅前の演説で「七夕に予定されている東京都知事選に蓮舫は挑戦します。みなさんのご支援どうかよろしくお願いします」と聴衆に訴えた。また、応援に立った立民の枝野幸男前代表は「みんなで蓮舫さんを勝たせましょう」と述べた。
この発言について、6日の参院総務委員会では浜田聡参院議員が「完全に事前運動ではないか、という意見が多数を占めていると思う」と指摘し、総務省の見解をただした。総務省の担当者は「選挙運動は候補者の届け出があった日から当該選挙の期日の前日まででなければすることができない」との規定を紹介しつつ、蓮舫氏と枝野氏の発言については「個別の事案については実質的な調査権を有しておらず、具体的な事実関係を承知する立場にはなく、お答えは差し控えさせて頂きたい」と述べるにとどめた。
蓮舫氏はこの日、当該発言が「グレーゾーン」といわれていることを踏まえ「白か黒かでいえば、白という認識か」と記者に問われたが、「政治活動の発言です」と繰り返した。
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