( 180518 )  2024/06/14 01:47:25  
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ロシアの大統領府広報官は、ロシア製の航空機を利用しているプーチン大統領の安全性についてコメントし、高い信頼性を強調しました。

ロシアはウクライナとの関係により外国からの航空機パーツを手に入れられなくなっているが、国内での対応策として国産パーツの製造や共食い整備を行っていることも明らかにされました。

ロシア政府は国民を輸送する航空機にも厳格な管理基準を遵守し、安全対策を徹底しているとしています。

(要約)

( 180520 )  2024/06/14 01:47:25  
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ロシアの政府専用機「Il96-300PU」(画像:Anna Zvereva[CC BY-SA〈https://x.gd/8O6wg〉]) 

 

 イランのライシ大統領らを乗せたヘリコプターが墜落したことを受け、ロシアの大統領府ドミトリー・ペスコフ広報官がコメントを発出したと同国の国営通信社「タス通信」が報じました。同広報官は「プーチン大統領はロシア製の航空機で移動しており、この機体は非常に信頼性が高い」とコメントしています。 

 

【写真】内装クセ強! 政府専用機で移動するプーチン大統領 

 

 プーチン大統領はイリューシンの4発ジェット機「Il-96」、ツポレフの双発ジェット機「Tu-214」、ヘリコプター「Mi-38」を用いて移動をしているとのことで、ペスコフ広報官は「もちろん、特別なメンテナンスは必要だが」としたうえ、「これらは非常に信頼性の高い乗り物だ」とコメントしています。 

 

 なお、ロシアはウクライナからの軍事侵攻の制裁によって、西側諸国から航空機パーツを手に入れられなくなってしまったため、ロシアの民間航空業界は国内で運用している旅客機間でパーツをやりくりする「共食い整備」で対応する、国産品のパーツを製造するなどして、運航を続けている状態です。 

 

 ペスコフ広報官は「国民を輸送する機体も適切な管理を行っている。非常に厳しい基準を設け、それを遵守している。それらを監視する機能もある」という趣旨のコメントしています。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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