( 180672 )  2024/06/14 16:47:26  
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SHARPに「振り回された…」 「世界の亀山」に沸いた町の今

毎日新聞 6/14(金) 8:15 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a71bdcaf93e3cb8ef5f7f350a1655af0c0353c

 

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シャープが亀山工場の生産規模を縮小する方針を示して1カ月が経ち、市民は存続を不安視している。

工場完成時には市街地が活気づいていたが、現在は閑散としている。

亀山市や県が補助金を出して工場を誘致したが、シャープが価格競争などで苦境に立たされ、従業員のリストラや生産規模の縮小が行われることになった。

市民や市議は誘致時の見通し不足や地元経済への影響を懸念している。

(要約)

( 180675 )  2024/06/14 16:47:26  
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シャープ亀山工場=亀山市白木町幸川で2024年5月28日午後2時29分、原諒馬撮影 

 

 シャープが液晶ディスプレー事業を行う亀山工場(三重県亀山市)などの生産規模を縮小する方針を示して14日で1カ月。県と亀山市の肝いりで誘致し、一時は一貫生産した液晶テレビが「世界の亀山モデル」として一世を風びした。同社は亀山工場の従業員のリストラなどを実施しないとしつつも「配置の最適化を行う」と表明。市民からは存続を不安視する声も上がっている。 

 

【写真】人通りまばら…現在の亀山駅前 

 

 「工場が完成した頃は朝から夕方まで工場と亀山駅のピストン輸送で月160万円稼いだ。今ではその区間のお客さんは1日1組あればいい方。寂しいね」。タクシー運転手の男性(62)はさみしげな笑みを浮かべた。市内の不動産業者も「シャープの従業員向けに建てた集合住宅に空き部屋が目立つ。特に最近はワンルームが供給過剰になっている」と肩を落とした。全30室のうち20室が空室の物件もあるという。 

 

 シャープ亀山工場は2000年代に当時の北川正恭知事が中心となって誘致。県は補助金約90億円(うち約6億円はその後返還)を支出し、亀山市は45億円を減免措置した。ともに破格の拠出だった。 

 

 県企業誘致推進課によると、シャープ関連の県の税収が04年~18年で約540億円(関連15社を含む)増えており、担当者は「一定の成果があった」と評価。操業前に3406億円だった市の製造品出荷額も08年に1兆3843億円と4倍に増え、市の税収も70億円台から146億円へと倍増した。 

 

 しかし、価格競争などで次第に苦境に立たされたシャープはテレビ事業の大幅縮小を迫られるなどし、亀山工場も影響を受けた。最盛期に約3000人いた従業員は今年3月時点で約1900人。今回は06年に生産を開始した第2工場で生産規模を25%削減するとしている。空いたスペースを外部に貸し出すことも検討しているという。 

 

 亀山市の桜井義之市長は5月28日の定例記者会見でシャープ側から「現時点で関連企業や従業員への影響はない」と人員は削減しない趣旨の説明があったことを明かし「今後についてもご期待申し上げ、注視していきたい」と話した。 

 

 ただ、シャープに「振り回された」と感じている亀山市民もいる。市内の女性(82)は「シャープが来たからといって思ったほど中心市街地は盛り上がらなかった。もし今後、撤退なんていうことになれば、さらに町は衰退してしまうのでは」と不安を口にする。 

 

 亀山市で25年間市議をしている服部孝規市議は「誘致の段階から見通しが甘かったのでないか」と指摘。「技術革新が早い産業の一社に依存してしまった結果だろう。地元の正社員の採用も少ないとされており、中心街でもシャッターの下りた店舗が目立つ。今後について市にはしっかりと考えてもらいたい」と注文した。【原諒馬】 

 

 

( 180674 )  2024/06/14 16:47:26  
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(まとめ) 

- 企業誘致による地域の盛衰は、長期的市町村のあり方を考える必要があるとの意見。

 

- シャープに依存してしまった地域は、企業の決定に振り回されるリスクがあることが指摘されている。

 

- 地方都市の活性化は、単一企業に依存せず、地域全体の魅力や多様性を育むことが重要だとの意見もある。

 

- 時代の変化に合わせ、企業や自治体、住民が共同して将来への戦略を考える必要性が示唆されている。

 

- シャープや他企業の撤退による地域活性化の課題や、次の成長戦略に対する期待があることが分かるコメントが寄せられている。

( 180676 )  2024/06/14 16:47:26  
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・企業は、別に自ら地元に貢献しようとして、立地させない。あくまで企業の利益の為だ。立地の動機は、誘致活動、人件費の安さ、資源の利用様々だ。そして利益が上がらないと考えれば、閉鎖する。企業は様々な事業の為に、さまざまな事業所を持つ。シャープにとって、亀山はその1つに過ぎない。そして今液晶事業を再編しようと、亀山の役割は終わろうとしている。これはシャープだけでなく、すべての企業に言えることで、日本全国同様なことが起きてきた。駅前に広大な空き地があるところがどれだけあるだろうか。地元も1企業に頼ると、痛手が大きくなる。産業は複数育成しないと、夕張や芦安のような将来になる。 

 

 

・一時期とは言え、三重の奥にあるの市が全国区で有名になれたんだからすごいもんだと思うよ。 

25面前の読みがどうのと言っている議員には「読めるわけ無いだろうが」と言いたい。 

大阪と天理工場がすでにあり西名阪、名阪、伊勢自動車道と交通網から見ても、土地活用からみても良かったと思う。まぁ昔の石炭や紡績、鉄鋼業にもこのような地域はいくつもあると思うしね。 

同級生がシャープ亀山に就職、高卒で初任給は総支給21万、残業でプラス8万、初年度のボーナスが55万……羨ましかったねー。自分は地域の家電量販店勤めだったけど総支給19万に手当3万、初年度ボーナスは2万(寸志)でした! 

 

 

・巨大企業一社を優遇して誘致した際の、デメリットが現れているのかなと思います。それは、飛ぶ鳥の勢いを落とすが如くならば大きな問題にならくとも、こうして一度会社の業績に影が落ちるとあらゆる所が問題となり町全体も傾いてしまうから。巨大企業を誘致する段階でこうした事も考えて誘致するかしないか判断する必要があるだろうと思います。 

 

 

・ウチのTVもシャープのAQUOS 

いっときはAQUOSが人気ランキング上位をいつも保持してた 

亀山製液晶ディスプレイがブランディングとして業界だけでなく世間的に知られるようになり、地元の方々も少なからず影響はあったかと思う。また工場側も、操業に伴い、地元との折衝はさまざまあったのではと感じる 

シャープには新たな情報集約センター設立の動きはあるけど、1時代を築いた亀山工場やその周辺地域への配慮は企業ガバナンスにとっても必要だろうと感じます。 

 

 

・県は補助金約90億円(うち約6億円はその後返還)、亀山市は45億円を減免措置でこれをコストとして考えて、県の税収が04年~18年で約540億円(関連15社を含む)増えており、市の税収も70億円台から146億円へと倍増した。 

市税は単年でしょうか?、あと従業員もピーク3000人以上居たわけでこれらにともなう税収や消費も大きかったでしょうね。 

産業の盛衰は当たり前の話なので、これで振り回されたと言うのは筋違いでは?また、あがった税収をどう使ったの情報も無いと一方的過ぎる。 

 

 

・シャープが市場の変化についていけず右肩下がりになったとはいえ、三重県と亀山市あわせて135億の税の減免で540億の税収を得たのだから大成功だろう。現代の急激な社会の変化に対応するのは非常に難しい。ましてや三重県の山奥で時代の花形ともいえた液晶テレビの次の繁栄を担う産業を育てるなんてそもそも不可能に近い。 

広い土地が確保できればデータセンターのようなものも誘致できたかもしれないが、シャープの亀山工場を誘致したときの知事はハイテク関連の企業誘致に積極的だった北川知事、辞められた後は目立った企業誘致は出来ていない。 

知事のトップセールスはその次に繋ぐのが難しいということを三重県は示している。 

 

 

・SHARPってメーカーはブランドは中ぐらいのブランドだと思っているんだけど2006年頃からAQUOS亀山ブランドが有名になったけどデジタルアンプとかTFT液晶テレビとか大型化が目立った。 

 

円高ドル安のなか日本の電機メーカーが相次いで日本から消滅や合併などが相次ぐ。シャープは液晶テレビに力を入れていたけどワープロやノートパソコン(メビウス)や液晶ビューカムなどがいつの間にか姿を消して亀山ブランドに集中していく  

 

1990年代の液晶ビューカムで培ったノウハウも継続出来たけどテレビ大型化したら資金難で日本は世界に負けてしまう。亀山ブランドは宣伝と共に浸透していく2005年AQUOS32型で25万円位までは良かったでしょう。一インチ当たりの価格値下がりしていくパナソニックや他社までも赤字を出していく。 

 

 

・第4次産業革命ではないが、日本が最後に世界レベルの商品を製造したのは、「SHARPの亀山モデル」だったと思っている。しかし、同時に始まったのがYOU TUBEに代表される、若者を中心としたDIYでなおかつクオリティーの高いコンテンツの文化だった。テレビ離れが進み、インターネットがあれば十分から、スマホがあれば十分の時代に移り変わっていった。 

この時期以降、日本は世界で起きている劇的な変化についていけなくなった。 

今尚、世界水準のクオリティーを追及していそうだなと感じるのはトヨタ自動車で、他にはないんではないか。 

現在の円安を見ていると、それは円の価値が落ちて当然。なるようになったと考えられる「失われた30年」となった。 

 

 

・亀山市産まれですが、地形の関係からか駅前に少しばかりの商店はあるものの旧道に有る商店街までは少し距離があり、駐車場らしき場所も少ない気がします、旧1号線にはショッピングモール?の様な所は有りますが近隣の鈴鹿市や四日市市と比べると規模が小さいですね、商業施設での繁栄は難しいのでは?東名阪や新名神等の交通網を活かした点からの発展を構築する様にすれば、この時代に見合った物流拠点とか? 

 

 

・三重県民だけど、三重県って土地柄自体、空港も新幹線も通っていない全国でも珍しい田舎なのに内地にあたる亀山なんてそれこそ人の往来があるわけない。 

 

三重県なら辛うじて名古屋に近い四日市か鈴鹿くらいがコンビナートとホンダで市政が保れてるレベル。 

これからリニアが亀山通ればまた変わるかも知れないが、現状でのシャープで亀山が繁栄すことはないでしょ。 

 

 

 

・けしてシャープに振り回された訳では無い。 

企業を誘致するということはそういうこと。 

その土地に根付いている産業の競争力を高めるように育成したり、新たな産業を起こすのはカンタンではない。 

となると、首長が手早く結果を出すには、企業を誘致して、人やお金を動かすことに魅力を感じてシャープを誘致したのは理解できる。 

だからこそ、自治体も長期的な戦略と短期的な戦略を見極める必要がある。 

企業誘致で得た利益で、新たな地元の産業を起こし、またそちらに継続的に資源を投入するために、次の時代に成長する産業を常に意識して誘致するなどの成長戦略である。 

首長にそのような長期的な視点があり、地元の人々もそれを理解して首長を選んでいただろうか。 

単発で解決できると思っていただろうか。 

 

 

・逆に問いたいが今までずっと最盛期のままの工場がどれだけあるのだろうか。産業の移り変わりによって栄枯盛衰はこの世の常。だからリスクヘッジして多様性を持たせたりする。 

多様性は企業の問題が大きいが企業誘致の際にしっかり調べるべきだった。 

今生き残ってる企業は昔と違う事業をしてるとこは多々ある。ソニーは保険や光学機器、富士フイルムは化粧品や半導体等々、そういった先見の名があるかを調べるのも大事。 

 

 

・亀山市は新名神や東名阪・名阪国道といった主要高速道路が一同に会する結節点であり、名古屋港と近畿主要港湾の双方への物流に事欠かない地域です。企業誘致の観点から言えば非常に恵まれていると言えます。 

また、現在事業中の「鈴鹿亀山道路」及び北勢バイパスから連なるバイパス群が完成すれば、四日市港までもぐんと近くなります。東海環状道が全通した暁には北陸方面へのアクセスも劇的に改善するでしょう。 

更に将来的にはリニア新駅もできる予定なので、人流面でも他の地域より圧倒的に有利になります。 

たまたま国土軸の線上に位置していたことで、ここまで贅沢なインフラを地元負担ほぼゼロで作ってもらえたのです。圧倒的勝ち組です。 

これだけ地理的に恵まれた地域でありながら、SHARPに頼りきったまま衰退していくようなことがあれば、それはもう市の努力不足としか言いようがないのでは? 

 

 

・街の発展を特定企業にかけたら、こういうリスクもある。でも亀山の名が全国に売れた効果もある。メリットもあったのでは。 

熊本県や北海道千歳市も同じようなリスクはある。メインの半導体工場本体だけでなく、素材から機械メーカーまでひっくるめて工場城下町を作って、半導体の製造拠点として、ここ無しでは世界需要が賄えない、というような突き抜けた存在になるまで投資し続けなくてはならないんだろうな。エレクトロニクスで町おこしを考えるならその位の覚悟がいる。 

 

 

・クリスタルタウンでしたっけ、結構な規模の公共投資にもみえる用地整備やインフラ投資だったとおもいますので、一企業の盛衰以外にもコストコを誘致したりとピボットもできているようにも思いますが。この記事はあくまで一面を強調したもので、そういう意見もある、という程度のものかと思います。別に地方の小都市がつねに輝いていないといけない、というわけではないと思います。 

 

 

・北海道千歳市のラピダス(半導体前工程)が同じ轍を踏まぬよう細心の注意を払ってほしい。鈴木直道道知事は最先端工場誘致の実績で中央政界に転身を図るだろうから、千歳市市長の舵取りが本当に重要となる。 

半導体のみならずエレクトロニクスのオール日本体制は、経産省のセンスのなさでしくじりが続くから尚更心配だ。どさん子の礎になれるよう頑張ってほしい。 

 

 

・振り回されたと言う側面もあるのかもしれないが、亀山工場がなかったらどうなっていたか。 

 

1970年に3万8千人だった人口は、2000年に4万6千人、亀山工場ができてからは5万人程度となっている。多額の税収も得られたようだ。 

シャープの工場とは相容れない別の産業があったというなら話は違ってくるが、今でも亀山工場を羨ましいと思う自治体は少なくないのではないか。 

 

巨大な工場であり、「空いたスペースを外部に貸し出す」ことも検討されているというから、この工場はこれからも亀山市の救世主となり得る。 

 

 

・以前 亀山に住んでました。自然も沢山残っており、夏は川遊び、冬は御在所まで足を延ばして山スキー。今でもシャープの近辺でも蛍が季節には飛んでいると思います。大昔、鈴鹿から近鉄を延伸する話もあったようですが、鉄橋の敷設の費用問題でとん挫し、その際 亀山関係者は 国鉄があるから 近鉄なんて来んでもええと言われたそうです。当時であれば致しかない話かもしれませんが残念です。やはり亀山は、自動車の便は非常に良いところなので、今後の発展に期待したいです。亀山がんばれ 

 

 

・今、熊本県の菊陽町、大津町界隈が亀山と似たような状況ですが、多分ですが永久にというわけにはいかないと思います。今はどんどん上り調子ですから周りが見えなくてもまあ、失敗は少ないと思いますが、いつの時点で頂点に達するかを見極めないと、株取引みたいに引き際を失敗すると・・・。何事も長期の見通しは非常に大事だと。 

 

 

・知り合いの電器屋さんがシャープと三菱電機の特約店を以前やってました 

 

昔はシャープさんは頻繁に営業さんが顔を出してくれて、商品の説明なんかもやってくれたのに、今は全く営業さんも来なくなってしまったよ~と嘆いてました、この頃シャープは液晶テレビが絶好調で「世界の亀山ブランド」なんて 

自信満々な事を謳ってました 

 

その反面、三菱電機さんは不況であろうと好景気であろうとちゃんと営業さんは顔を出してくれるから助かるなんて言ってました 

 

会社の規模や扱う商品にもよりますが、あのころからシャープは天狗になって 

会社に綻びが見えていたのかもしれませんね。 

 

 

 

・振り回されたというのはちょっとひどいのでは。特需はあったでしょうに。しかも結構長い期間。移動できないインフラや不動産は今後を考えないといけないでしょうけど、企業の盛衰は必然なので仕方なしかと。タクシーの運転手さんなんかはぼやいてるところだけ記事にしてるけど特需に沸いたことに感謝してる部分の方が多いんじゃないかね。 

 

 

・今の亀山市は確かに一時期程の活気は感じられない。それでも亀山市が受けた恩恵は多大な物だったのは間違いない。それにその活況は永遠に続く訳がなく、いつかは撤退・縮小があるのは容易に考えられたはず。その為の施作を行なってこなかったのが問題なのである。 

亀山は名古屋と大阪のほぼ中間地にあたり昔から交通の要所となってた。現在でも1号線と東名阪、それに新名神といった幹線道路が通る。またJR関西線の主要駅でもあり将来的にはリニアの駅も周辺にできる。それに大きな港がある四日市市も近く企業を誘致するのに条件は不足してない。 

 

 

・現代において、 

国際的な大企業は世界で競争に勝ち続けなければならない厳しさを理解していないから、 

 

市は誘致しただけで満足していたのだろう。 

 

根本的に、 

自治体も常に『生存競争』に晒されている。 

 

人口が減っていけば、地域は廃れていく。 

 

そうしないためにどうするか、 

確かな施策を打ち続けていかなければ、 

 

如何なる自治体も少子高齢化の波に打ち勝つことは出来ない。 

 

何かに頼り過ぎることはその反動も大きくなる。 

 

その一例とならないように、 

市の議会や職員も 

住みやすい街づくりや移住者が来て長く定住してもらえることを全力で目指すべきだろう。 

 

 

・こんな事は普通の事でしょう。 

それ以降はどこも誘致しなかったのだろうか? 

入った税収で市街地開発などは行わなかったのだろうか? 

企業に振り回されたのではなく、ただじっと見ていたのでは、何も残らない。 

個人も自治体も同じだが、誘致できれば終わり、就職できれば終わりではない。 

業績が良い時ほど詳細に分析して次に備える必要があるだろう。 

 

 

・シャープではないが、親会社が亀山にプラントを建てた。従業員数1500人規模だと聞いた。独身寮から研修施設まであって、定期的に出張していた。「亀山」ってドコ?えっ、ローソクの街?隣がシャープなの?社内ではそう言って話題になった。JR亀山駅は列車が1時間に1本づつ。駅前には飲食店が3〜4軒、アロマキャンドルみたいなものを売る店もあった記憶だ。 

 

 

・シャープに振り回されていたのじゃなくて、シャープにあまえていたのだと思う。シャープのおかげで一時期でも繁栄していたからその他の手を打たなかったのではないでしょうか。 

古くは国鉄の施設が多くあり、「町で石を投げたら2階に1回は鉄道関係者に当たる」などと言われた鉄道の町。 

大変だと思いますが他力本願ではなく復興してほしいです。 

 

 

・私の街もシャープがあったが撤退しました。広大な敷地に工場や倉庫、寮、グラウンド、体育館等ありますが倉庫が若干使われていますが後は廃墟同然で一帯がゴーストタウン化しております。 

今後私の街同様ゴーストタウン化しないようシャープ、行政等連携して活用について話し合ってほしい。 

 

 

・東西名阪自動車道や名阪国道の通行車両は観光、ゴルフそしてこの亀山モデル専用の運搬道といわしめた時代もありました。某台湾企業鴻海が買収救済時にはシーバンス界隈にメディアが徹夜で張り込んでいました。経営者と目があった時はにこやかでしたが、よき時代は終り堺工場はソフトバンクがデータセンター改築するようですね。相当な電力使うので太陽光発電では追いつきませんよ 

 

 

・ちょうど今の熊本県菊陽町の状況で、田舎に大手工場が出来ると人や店が増えて活気づきますが、20年くらいしたら…いやもっと早いかもしれませんが、規模縮小や撤退で寂れてしまうのは世の常です。 

かつては炭坑や製鉄工場で賑わった町も今では様変わりしていますからね。 

 

 

・日本ってこういう街多い。昔は養蚕とか炭鉱林業で、、、挙げたらキリがないけど、産業ってそういうことになっているんだろうなと。だから今一生同じ職業で、街で過ごす人って少ないのはそういうことなのかなと。時代の移り変わりが10年単位。近所の大企業の工場も閉鎖されました。昔はそこに勤めたら給料良いし、福利厚生も良かったらしいけど、いまは1人もいない。あるのは広い敷地と箱だけ。一部の敷地はパチンコ店に変わりました。産業でずっとってものはないんだなと思った。 

 

 

 

・過去四日市ぜんそくなど公害に悩まされた三重県は生産工場の誘致に消極的であった。 

しかしカメヤマローソクくらいしか産物が無かった亀山市に里山を切り開いて造成したのがシャープの亀山工場だった。 

プラズマより液晶の可能性のほうが優位である事は素人にも理解出来たがシャープは貪欲にも他メーカーへの供給まで視野に入れ堺工場に着手したあたりから読みが変わった。 

国内シェアでなく真の競合相手は海外メーカーであったと言う事だ。 

 

 

・奥まった地域に工業団地を作り、県が支援つつシャープが来た。亀山市はこれを合併で手に入れた。工業団地を作った時は今の亀山市と関係ないです。誘致した担当者はもういない。シャープだけでなく他の企業が出て行っても何もすることができない。当然の帰結。税収が増え黒字だったので悪いことはなかった。 

 

 

・思ったほど盛り上がらなかったのではなく、横ばい~微増だっただけでも良かったと思う。特に産業も観光もない山間部の市町村だけに誘致しなかったらどんどん人口流出していたことだろう。さらに亀山というインターチェンジぐらいでしか見聞きしない地域の名前がこれだけ知られたことも非常に大きいと思う。 

 

 

・その知名度が上がって盛り上がっているのをきっかけに、その間、喜んでるだけじゃなく、違うアイデアを出せる経営者さんや、政治家さんや、地権者さんがいたら良かったですね。 

この件に限らずだけど、何につけても1個に集中とか、頼るようなのは怖いなって、改めて思ったよ。 

 

 

・悲観することはないです実績があるので2030年代に入ればまた話が飛び込んでくるでしょう。ディスプレイ生産していたなら地下水資源が豊かなのでしょうし、道路事情も良いはずです。 

繁栄しやすい港湾部ではこの条件を満たさないので少し辺鄙なのも当然です。 

半導体分野は洗浄水による汚染もあるので、移転を探す工場は必ず出てきますよ。 

 

 

・いうても亀山は昔から東海道の通り道、今でも国道1号線が通ってる。新名神で寂しくはなっただろうけど、今でも東と西を結ぶ幹線道路、名阪国道もある。 

ポテンシャルはまだまだある。 

人が来ればいいってもんじゃないだろうけど、関宿とかは外国人は大好物だろうな。 

 

 

・大企業周辺の月の水揚げ〇〇万だったとかタクシー業界や飲食業界あるあるだよね。 

確かに切ない話だけどその手の話は全国至る処にあるからね。 

残念なのは地元の議員さんが完全に他責の姿勢である事。 

シャープの担当役員と一緒に空きスペースに企業を誘致出来ないか検討したり営業をかけたりしても良いんだから。 

工場用の大規模電力を送電したり大型トラックを受け入れ可能な周辺道路の整備といった製造業の為のインフラは充分に整っている筈なんだからダメ元で動かない手はないよな。 

シャープだって幾ばくかの家賃収入が生まれれば完全撤退をズルズル引き延ばしてくれるかもしれない。 

 

 

・時代の流れは受け止めなければならないが、 

多少は企業を守ろうとしたのか、 

多少は企業自体で、次のステップを考えたのか、 

多少は、地域自体で自立した構造化を進めたのか、 

・・・ 

政府の経済方針にはいろいろ問題はあるが、問題があるからこうなる。 

信用しすぎず、地方経済を回すしかないと思う。 

 

 

・まだ潤った時があっただけまし。山を削り工場を建ててあっという間に破綻。今じゃ雑草の舘です。全国各地にあるらしい。近々世界有数の大企業が来るらしいです。せめて20年以上は持ちこたえて欲しい。 

 

 

・2007年、自分はプラズマテレビ(Panasonic)と液晶テレビを見比べて、プラズマテレビを選び、もう17年使っている。当時、シャープを含めて何社もの液晶テレビを見比べたけど、シャープ製が特に画質が良いという印象はなかった。「亀山モデル」は、メーカーの戦略に消費者が踊らされた感が強いと思う。 

 

 

 

・いち住民のコメントが総意とも思えないが、さすがに「振り回された」という言い方はどうかと思う。 

「世界の亀山モデル」のフレーズは当時かなり浸透し、亀山の名が全国に知れたと言えるだろう。 

当記事にもあるように、実際に税収面でもメリットがあり、亀山が受けた恩恵は大きいと思う。 

 

もちろん、ここまでの急速な落ち込みは予想外だっただろうが、それは液晶というハイテクに関する誘致だけに地元も負うべきリスクであり、シャープのせいだけにするのは間違いだと思う。 

 

 

・どこか一つの施設や取引先のシェアが多くなると脆弱になりますね。原発に頼る市町村もそうだけど。どれにしてもトラブルと見捨てられる。巨大なリスクだ。 

縮小均衡など余程の事が無いとできないのはその巨大な存在ありきの環境に最適化してしまうから。最適化すると効率的になるが環境の変化に対応できなくなる。夕張市のようなところがこれから続出するでしょうね。 

 

 

・「振り回された」との市議の談話があるが、 

一時にせよ、市の財政や雇用に投資以上の効果があったのは事実。 

衰退してから見込み甘かったというのは、市議としても当然責任があり、他人事のように批判するのはいかがなものか。誘致当時市議ではなくとも、将来を見据えた対策を取っていたのかを問いたい。 

 

 

・テレビ工場にかぎらずビール工場や流通拠点など、企業から切られるに足る要素があれば、いつか切られます。企業誘致の成功は、自らの土地の風土や住民気質が素晴らしい、あるいは成長しているということに直結しているわけではありません。それどころか与えられた僥倖の上に胡座をかき、努力を怠りれば全てを失います。今、たが工場撤退ひとつで衰退する土地は存在価値を問われています。ここに賑わいを取り戻したいのであれば、難民を積極的に受け入れたり、外国籍世帯への生活保護支給促進、参政権付与を行うことで人が増え、再び栄華が極まると見込まれています。 

 

 

・シャープは国産にこだわったが他の企業は違った。 

カネをケチって生産を海外に頼ったせいで国内のエンジニアが育たなくなった。安い賃金でこき使われた海外勢は、その副産物として高い技術力を手に入れ日本を抜いた。 

 

そしてLGやサムスンは日本と違い、その手に入れた優れた技術を消費者に日本よりも安く提供した。日本はそれでも海外製品に比べ、壊れないという理由をウリにして高額路線を崩さなかった。 

 

国産の品質や頑丈さを見ても、すでにLGやサムスンやTVSに抜かれてるし、コスパの悪い国産品を消費者が選ぶ理由がない。 

 

これはシャープだけの問題でなく、TVSに買収された東芝やブラビアのソニー、ビエラのパナにも同じことが言える。 

 

情けないことに今やソニーでさえ部品をLGやサムスンから買って組み立てて販売。しかもLGやサムスンよりも高く売ってる笑 

 

高い賃金を払ってでも日本は国内で技術者を育てるべきだった。 

 

 

・撤退はないよ。電子機器に必要な空気の奇麗さと降水量がある。日本国内にも世界にも出荷しやすい。鴻海がどれだけ寝かせるかは知らないけど、建物や土地は手放さないと思う。 

ただ自動車通勤が多いと街は素通りで発展はしないのが普通。税金は入る。インフラ保守にお金をかける理由も保たれる。 

シャープと鴻海の投資には感謝しないといけないけど、感謝の必要もないのだが、、 鴻海が所有している限り、将来、何かがあると思う。亀山の立地はかなり良い。 

シャープの当初の見通しは意味不明だったけど、既に設備投資されているというのは大きい。鴻海がシャープを買ったってことは負債の整理も大方ついてるわけだし。 

 

 

・企業の進出の結果栄えるような街は 

企業に期待しすぎると 

依存体質になってしまって、 

魅力的な村町づくりの工夫する機会が失われてしまう 

デメリットもありますね。 

企業が来たくなるような町づくりをすることが大事なんでしょうね。 

 

 

・電子・情報産業の盛衰はテンポが速いのが特徴です。何もシャープに限った話ではない。その当時は半導体産業は日本が世界のチャンでした。しかし、あれよあれよと言う間に20年が経ち、今や世界の後塵を拝しています。 

ここで気になるのは熊本の台湾TSMCの行方です。10年位は大丈夫でしょうが、その先は誰も分かりません。また、熊本には大盤振る舞いの補助金を注ぎ込んています。亀山のシャープとは違い、相手は台湾の華僑です。傾き出すのが早いのが半導体です。この時に華僑は、尻に帆掛けて早々と脱出するのは目に見えています。そうならぬように願うばかりですが誰も分かりませんね。リスクがあるのは確かなので、今からヘッジを少しは考えて置くべきですね。 

 

 

・もともと液晶パネル業界は日本、韓国、台湾メーカーが激しいシェア争いをしているところに2010年頃から中国メーカーが物凄い投資をして参入して来た。シャープも頑張っていたけどあまりの過当競争に設備投資が続かなくなって劣勢に立たされてしまった。資金力の差が敗因。 

 

 

・元々SHARP頼みの誘致をしておいて、一定の効果が得られたのだから、それは成功でしょう。ただ液晶テレビの衰退とLGをはじめとした海外勢に圧されて、価格競争に勝てなかったのと、有機EL等のテレビ開発に先駆けられなかったのは大きい。これはもう経営判断が遅れたとしか言いようがない。我が家も亀山工事全盛期に、SHARPの液晶テレビは購入したけど、その後は他メーカーに乗り換えてる。ただフォックスコングループ傘下になってから、何かSHARP製品買ったかな?思い出せない。 

 

 

 

・思えばSHARPのBRHDDレコーダーを2011.3.11の日14時40分頃開封の儀を行なっていたら信じられんほどの揺れが街を襲った…当時はテレビどころではなくなってしまったが、あれから13年経過した。まだ現役で動いてくれている…ありがとう 

 

 

・シャープ創業100年の歴史で最大のヒット商品はマスク。 

これからは亀山では液晶がだめならマスクを製造し世界の亀山モデルのマスクをだして世界トップレベルのマスクメーカーになってほしいね。 

 

 

・亀山市という名を世界に知ってもらった機会と考えればそれは宣伝効果としては大きな成果があったのでは? 

税収も大幅に上がり市に潤いを与えたことも事実でしょう。この記事には明記がないが、じゃあその増えた税収は一体何に使われたのか、それが市民にとっても直接感じられる福祉や行政サービスなのかわかりませんが、雇用にしても誘致の際に地元から何人雇用することを付帯条件などしていなかったのかなど脇の甘さは確かにありそうですよね。タクシーが儲かっていたなら結局通勤されていた方も多かったんでしょうしその辺りは地元経済界と亀山市やシャープ側との協議の甘さがあったのではと思いますしシャープ側のせいにするのは違うと思います。亀山市と地元で新たな対策をしなければ永続的に地方都市が発展する事はないからです。シャープが好調の時に市はこれからを見越して移住者や少子高齢化対策を施しておけば一気の衰退は免れたかもしれません。 

 

 

・液晶テレビの衰退は半導体メモリの衰退に似ている気がする。ただただ微細化高精細化するだけのロードマップでは過当競争に呑み込まれ長続きしないって言う事。そして今やディスプレイ自体の付加価値は殆ど無いに等しい。 

 

 

・自治体、シャープともに、これだけ高額な金を使って工場をつくることに、経営陣などは誰も反対はなかったのか?! 液晶パネルをいくら製造しても、売ったテレビが壊れなければ必要ないだろう。一回新しいテレビを買えば、最低でも5年は長持ちする。ただし、松下あたりに比べると、テレビの寿命は短い。そんな大規模な工場を造る前に、自治体やシャープの経営陣は抵抗がなかったのか。素人が考えても、液晶テレビはシャープだけではない。そんなに売れる訳はない。海外製品も安価で販売されているし、素人でも分かるそんな簡単なことすら分からなかったのか。金を使うのは構わないが、これこそ会社が許した大きな背任行為ではないか。倒産しても当然な経営である。 

 

 

・SHARP特需に便乗して、飲食店やワンルームマンションを新規開設した人が振り回された、と言うならまだ分かる。が先見の明がなかっただけ。 

 

SHARPが来ても中心地が盛り上がらなかった。 

この住民の言葉が全て。 

もともと発展していく街ではなかったってこと。税収を元に魅力的な街作り、衰退防止措置を取ってこなかった行政と市民の努力が足りなかったのでは? 

 

 

・そもそも論になりますが、亀山工場の設立時から?だった。 人員配置基準が可怪しく思えました。 

また、下請け(イジメ)も有ったと聞きました。 

日本を代表するメーカーの割には次の次の一手を考えて無いように思えます。 他国に技術が流出と言われましたが然るべき流れ。 それでワリを食うのは従業員やら外注等。 経営陣はシッカリしてもらいたいですね。 

 

 

・シャープも堺工場を建てず、亀山だけでやってれば傾くこともなかったのかもしれんよね… 

液晶のために作ったクリーンルームはコロナ禍で「シャープマスク」の生産拠点として活用されたけど、それも今はどのくらい稼働してるのやら。 

 

地上波テレビのデジタル化やハイビジョン化は日本だけではなく世界的なものだったから遅かれ早かれやる必要があったもの。 

 

国主導で約10年にわたって続いた「地デジ特需」による強制買い替え需要はバブル崩壊後の家電業界では久々の高収益をもたらした。 

 

が、特需がいつまでも続くというような先の見誤りや他のヒット商品の無さが、今の家電各社の海外身売りや目も当てられない合併劇になってるのでは。 

 

かつてはウォークマンやVHSといった日本発の発明が世界的なライフスタイルの変化をもたらしたが、今はiPhoneの部品は作れてもiPhoneを開発することのできない国になってしまった。 

 

 

・テレビが地デジに変わるとき、エコポイントで金をバラまいた愚策が家電業界崩壊に導いた原因だ。今のテレビ内部のモニターは韓国と中国製、二度と日本が復活することはない。政治の無策が日本を滅ぼし続けている。優秀なリーダーがほしい。 

 

 

・物を作ると言う事はこう言う事だ。土地も工場も人も技術も機械も必要で大変な資金が必要である。そして生産がいつまで続けられるか保証は無い。工場も企業も永遠では無いと言う事を知っている筈なのだが信じたい気持ちが勝ってしまう。 

 

 

 

・ハーシーズ創業者ハーシーは当時高級品であった 

ミルクチョコレートを庶民に食べさせたかった 

酪農、工場、住居、娯楽施設などを備える街を作る 

失業率40%超えといわれる大恐慌のときは誰ひとりリストラしなかった 

 

当初ハーシーは高学歴の科学者に生乳ミルクチョコレートの研究をさせたが 

生乳ミルクチョコレートを作り出したのは菓子職人だった 

試作段階のミルクチョコレートは生乳が酸化して酸味があった 

あえて酸味を残し、今もその酸味は継承されている 

 

ケロッグも似たところがあり庶民へという想いからはじまっている 

 

 

・シャープが不振だから町が衰退するのでは無く、そもそも都市部以外の田舎町は全国どこも日毎に弱ってるわけで 

亀山市はシャープが一時でも潤わせてくれた事に感謝しても良いと思う 

2000年代に入ってから世の中の流れは急激に早まった 

流行の移り変わりを見てもそうだし、情報は常に塗り替えられて何が真実かはさて置かれ、食うか食われるかの弱肉強食の世界そのもの 

そんな変遷期に亀山ブランドもあったのだと思う 

 

 

・自治体として潤った期間も当然あるのでしょうから、結果だけで一概に見通しが甘かった言い切って良いものなのかと感じる。グローバルで競争している産業でもあるので、為替が円安に振れている現在、国内の製造業としては、チャイナリスクを考えればまだチャンスは、あるかもしれない。 

 

 

・シャープだけではない。パナソニックもその頃、尼崎に大規模プラズマディスプレイ工場を建てたが今では物流倉庫に変わっている。 

 

家電業界が中国市場に飲み込まれた事が最大の要因。 

そうなる一端には日本の優れた技術者を高給で流出を防止しなかった企業の怠慢と言うか体質。 

日本では平均的サラリーマンの手取りが、中国企業から10倍の報酬を提示されたらそりゃあ断れませんよ。 

 

 

・あくまで営利事業の一環として設備投資を行い、競争優位性がなくなれば閉じるのは必然。 

それは、工場の話だけでなく、従業員も当然リストラされるのも、これまた当たり前の話。 

一つの事業や何かに依存する体制は、ものすごく危険性が高いことは最初から当たり前に分かりきっている話で、ダメになってから今更恨み節のように言うのは、とんだお門違い。 

想像力が足りなさすぎるうえ、プランBに常に考えるという準備、努力不足でしかない。 

 

 

・SHARP。実は鉄道車両の液晶ビジョンも日本初だった。東武20050系に装備されたものの劣化が早く早期に撤去。これが後々まで影響している感は否めない。亀山工場なら鉄道車両やオフィス用など産業用の液晶に転換してればこんな失敗はなかった。 

 

 

・まあ一定の成果があっただけましでしょ。それもなければもっとひどい状況だったと思う。ただこれから先のことは早急に対応しないといけないですね。 

企業誘致というのはこういうことも普通にあるのだというモデルケースだと思います。 

 

 

・バブル期家庭内1人1台のテレビがありました。 

今は、番組がつまらなくでCMが煩いので見なくなり1家に1台で十分な世の中になりました。 

 

地デジ移行時には放送そのものの衰退が始まっていました。 

 

例えば今、何かの景品でテレビが当ったとしてもメルカリとかヤフオクに出してしまいます。 

いい物作っても見る番組がない。 

 

高画質はいいのですが番組内容より男性タレントのヅラチェックに威力を発揮しただけでした。 

 

 

・まぁ、正社員の雇用が少ないって言われてるけど、20年でしょ? 

18か22で新卒採用してくれても、今頃大量リストラだっただろうし。 

 

あと、駐車場とか、協力会社は徒歩10分位歩かせて砂利の上、じぶんたちは工場の目の前のコンクリートとか、もうちょっと殿様意識はなんとかしたほうがよかったのでは? 

こういう企業姿勢があとから響いてくるよ、私は殿様意識の強いシャープの製品はその後一切買ってない。 

 

ホンダの協力会社の評価とは偉い違いだよ。 

 

 

・>亀山市で25年間市議をしている服部孝規市議は「誘致の段階から見通しが甘かったのでないか」と指摘。 

 

こうやって結果からモノ申すのは中学生でもできる。 

事業は投資であり、投資はリスクが高いモノほどリターンも高い 

ということで成り立つ。 

投資においてリスクが高いとは不透明だといこと。 

株価がこの10年下がっている企業のリスクは高くない。 

なぜなら不透明ではなく斜陽だと分かるから投資しない。 

リスクとは上がると下がる可能性が共に同じ50:50割合でありうると 

いう事がリターンを高くする。 

そこで見通しという意味を説明してみよう。 

誰もが分かる見通しではリスクは低くなる。よってリターンは低い。 

かくのごとくリターンの上がる事業を説明するのは困難。 

 

 

 

・当時、高級だったシャープのAQUOSの国産亀山モデル 

とても長持ちして、13年位我が家で 

去年まで活躍してくれました。後期の亀山モデルだった。テレビのフレームも赤や緑、黒など選べるタイプでした。国産のテレビが無くなって、中国のテレビばかりで、何か見た目が安っぽい感じがします。 

 

 

・亀山市民って、買い物は隣の鈴鹿市にある県内最大のイオンモールに買いに来る。亀山市の車は鈴鹿ナンバー。昔からの工場なんかは鈴鹿のHONDAから下請けとして仕事をもらって変わらず続いてる。SHARP以外すべて鈴鹿頼みだった。元々、鈴鹿郡だから平成の市町村合併で鈴鹿市との合併話もあったけど、市役所は街が大きい鈴鹿市側になるから鈴鹿に飲み込まれる形になるのを嫌がって合併しなかった。そしてSHARPも衰退して今に至る。残ったのはカメヤマローソクだけ。細々とやっていくしかない。SHARPは何も悪くない。 

 

 

・なんというか、大型案件が成功して、安心して緩みきっただけな気がするのは気のせいか? 

大型分譲地に一気に若者が流入して大喜びしたのが、数十年後に年寄りだらけになってるのと同じ構図だろう。 

人や物が古くなっていくのは避けられないのは分かってるのだから、成功に安住せず常に新しいものを呼び込む努力をしないと衰退は避けられないって。 

 

 

・振り回されたって、、一時期は多大な恩恵を受けたわけでしょう。恨み節を言うことでは無い。素人が思い描いた地域活性などこんな結果になるに決まってる。100年、1000年を見据えた産業、そもそも産業に頼る方法が良いのか悪いのか。住民含めちゃんと考え無いと。全国の地方自治体全てに言えること。企業誘致、観光、特産品、B級グルメ、若者の移住などと言ってるうちはダメでしょうね。 

 

 

・地デジ前から地デジ後しばらく量販でTV販売していました。 

「世界の亀山」なんてTV売り場ではシャープのヘルパー以外 

失笑です。日本でしか大して売れてない。 

日本で売れている=世界と勘違い。 

 

だいたい日本のテレビは高い。 

ビー玉宛てて「ほら4原色ですよ!」とか 

誤差レベルの下らないもので推すとか愚の骨頂。 

海外ではそんなしょうもない事を気にしません。 

結局地デジ化暫くして日本でもアジア勢が急伸した。 

今の時代はモノと価格。 

 

少し前までの日本人の思考が製造業を蝕んでいった気がする。 

 

日本でしか売れていないが、それで「将来まで安泰」 

みたいなバイアスがかかったのがまずかった。 

その結果が今の日本家電メーカーであり、その大工場の街。 

 

 

・亀山モデルが最盛期のとき ソニーが業務提携で訪れた時 シャープがずいぶんと上から目線で話してくるから嫌気がさしてその話がだめになったとか聞いたことがある あのときソニーと手を結んでおけばシャープが傾いたとき手をかしてくれたんじゃないかな おごれるもの久しからず だね 

 

 

・草津線や関西本線を複線化するとかみたいに違う経済圏から人の流れを呼び込む位のことしないと立地的に中々一企業に頼った施策ではどうにもならない。 

 

 

・➤地元の正社員の採用も少ないとされており 

 

ラインリーダーくらいまでは正社員でもその下で製造に携わるのは派遣社員でしょう。企業にとっても生産調整しやすいですし。それを知っていればこのような嘆きは少ないのではと思います。 

 

 

・家のTVは未だに修理をしながらも使っている「世界の亀山モデル」です。 

まあ、シャープの凋落ぶりはひとえにトップの経営音痴だと思う。 

液晶技術も簡単にパクられ(技術供与とか?)、いろんな商品も時代を読んでいなかったなあ。 

一時期、私の部屋にはシャープの家電品が沢山ありましたが、今は、洗濯機と液晶テレビだけ。 

 本当ならZAURUSと言うPDAは、後のiPhoneにも影響を与えた優れものだったのに、今では黒歴史になっているみたいだし。 

やはり、世界で戦うにはお人よし過ぎたんだと思っています。 

 

 

・SHARPに振り回されたってSHARPが悪いかのような書き方には違和感しかない 

多額の法人税に加え、一定期間雇用も増えたのは事実 

その間にSHARP無き後の街づくりをしなかった行政が無能ということ 

何も考えずにSHARPに頼りきった行政と市民が被害者ぶるのは理解できない 

 

 

 

・SHARP関係者でもなければSHARP家電信者でもないけれど擁護するわけではないが、少なからずSHARPの亀山モデルとか言われるほど全国・何なら世界に地名が発信される域にまで知名度が広まったのだから町として恩恵は受けているでしょう。なのに企業の衰退と共に「振り回されて・・・」扱いが散々なものに見えて不憫。 

私は三重県南部在住でこちらから見たら、亀山は今後リニアの駅が出来る予定だし亀山駅周辺の誘致が企業だけでなく観光にも可能性があるのだからまだ亀山周辺は良い方だと思う。 

三重県南部(津市より南)なんてリニアが通る見込みはまるで無かったし新幹線は誘致されないし公共交通網がいまだ広がらない。三重県は縦長の県土に対して交通インフラの整備がなかなか難しい。 

 

 

・シャープが進出するまでは亀山ローソクくらいしか有名な物産もないし、とにかく話題になるような場所ではなかったと思う。 

液晶関係は技術革新のスピードが速く、シャープに振り回されたというより技術革新の波に翻弄されたのだと思う。シャープについては堺工場での失敗が大きく影響し、亀山どころではなくなった。 

 

 

・民間企業は自前でやるのが当然、千歳市のラピダスなって何兆規模だけど民間企業からの投資は1%以下だそうだ。ニュースで話題になっていてバラ色の成功が約束されているなら投資家が押し寄せるだろうが皆さん明るい未来は見ていない。 

 

 

・XのSHARP公式アカウントが自らを、しくじり先生呼ばわりするくらいですからね。 

自宅もAQUOS使ってるけど、今思えば割高。 

ただ妙にスピーカーの音質はなかなかのもので、そこは気に入ってる。 

なまじ小版の製造設備でラインを揃えすぎた為に、海外で巨大版の液晶製造装置がフル稼働を始めると競争力が皆無になった。 

建物も作りからしてチマチマフロアで区切った様な構造で、巨大設備は入らないし。 

技術革新途中の黎明期に投資し過ぎた感。 

これ、公的補助やり過ぎたのも罪深いと思うな。 

 

 

・シャープの工場に限らず、地元民は期待しすぎ。 

こういう話しよく聞くが。テーマパークができるわけでなく、たまたま誘致してた場所に工場を作っただけ。家電、半導体は水商売みたいなもので10年すれば勢いはなくなるから、常に誘致しまくる必要があるし、期待して商売しない方が良い。 

今から数年だけ繁盛するかな程度でいいのよ。 

 

 

・道民です。生産工場特に半導体は水商売である。北海道の千歳ラピダスも然りダメになるときはすぐだめになる。余り期待をかけない方がよい。不動産関係は一攫千金を夢見て投資するから失敗しただけの話。堅実に物事を考えよう。 

 

 

・税収も上がって期間も持った方だと思う。 

自分の地域じゃキリンビール工場の跡地にジャパンディスプレイが、かなりの補助金で誘致されて、ほんの数年で撤退した。 

それこそ無駄な税金だった。 

たしかその跡地買ったのはシャープだったな… 

 

 

・税収も知名度も他の町に比べてとびっきりのボーナス期間があったにも関わらず、地域自身の産業振興・町の再構築ができなかった地元自治体と地元民にこそ問題がある。 

企業は地域のために進退決めてるわけではないのに、そんな簡単なことも理解できず振り回されたとか情けないこと言ってる内は復活の見込みのない地域だよ。 

 

 

・日本企業が得意なのは量産技術ですよね? 

基礎技術の開発や研究は余り聞きません。 

一定の期間が過ぎると他国も真似して、更に製造装置や素材も購入し自社で改善しコストダウンしては海外に売り込む。 

只の大量生産を凄い技術と思い違いした結果ですよ。 

アメリカの保有技術と中国の生産規模とスピードは到底日本が真似しても無理ですよね? 

 

 

・でもこの工場とひと時代がなきゃ財政はもっと苦しくなってたし、その間に都市部に出て行った人も多かっただろう。 

金の切れ目が縁の切れ目なのは世の常。一時でも地元に利益を与えてくれた企業に感謝するどころか、振り回されたなんて被害者ぶってんだから、そりゃ衰退もするよ。 

 

 

 

 
 

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