( 181242 )  2024/06/16 15:09:48  
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「これを決めた文科省は本当にアホ」高校から世界史と日本史が消滅? 予備校カリスマ講師が怒るシンプルな理由「世界史は昔から受験科目として不人気だけど…」

文春オンライン 6/16(日) 11:12 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa3fb7436f68d4dca6f26821848de773c4e3fb04

 

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海外旅行マニアで世界史講師の佐藤氏が、急増するYouTubeチャンネルや歴史教育の変化について語っている。

高校の歴史科目改訂で『世界史』の必修が減ることに対する懸念や、教育内容に対する批判を述べている。

世界史の魅力や授業の重要性について、教師としてのアプローチや興味を持つ方法についても言及している。

(要約)

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©文藝春秋 

 

〈野生ライオンがいるマリのサバンナで車が壊れて立ち往生…海外旅行マニアの世界史講師が死を覚悟した“断トツにヤバかったツートップ”〉 から続く 

 

【画像】代ゼミ講師4年目、バブル真っ盛りに「遊んでいた」頃の佐藤さん 

 

 YouTubeで“世界史”と検索すると、トップに表示されるのが『ユーテラ授業チャンネル』だ。一番人気は「3時間で攻略!西洋古代史」という、佐藤氏の授業をまとめた動画。ところが本人は「世界史は人気がないんです」と顔を曇らせる。なぜ世界史は嫌われやすいのか、世界史の魅力とは何か。インタビューのラストは、佐藤氏が多角度から「世界史」を語る。(全4本の4本目/ 最初 から読む) 

 

◆◆◆ 

 

──YouTube『ユーテラ授業チャンネル』の授業をまとめた「西洋古代史」動画は、100万再生超ですね。世界史の話を聞くのが、あんなに面白いとは思いませんでした。 

 

佐藤 僕が代ゼミで映像授業を始めたのが1997年です。当時はようやくインターネットが普及した頃だから、かなり先取ってるでしょう? 僕は内心「そこらの教育系YouTuberとはキャリアが違うぜ」と思ってます……いや、冗談です。というか、僕はYouTuberではないですよ(笑)。 

 

 実は最近、高校の地歴科目が大きく変わったんです。特に歴史科目はもう大変! 『世界史』が必修ではなくなり、新たにできた歴史科目が必修になったんです。 

 

──え、そうなんですか? 

 

佐藤 学習指導要領の改訂で、2022年度の高校1年生から『世界史A・B』『日本史A・B』がなくなり、『歴史総合』と『日本史探究』『世界史探究』という新科目になったんです。2025年1月からの入試は新課程の形態になるので、基本的に『世界史A・B』と『日本史A・B』は消えます。つまり、『世界史』という科目に触れる生徒数が減るんです。 

 

──佐藤さんとしては、商売あがったりでは? 

 

佐藤 商売はともかく、「それでいいのか?」という義憤のような怒りなのか、これからの歴史教育への不安なのか……この改訂が子どもたちに与える影響は大きいですよ。 

 

 というのは、世界史は昔から受験科目として不人気なんです。「名前が覚えにくい」「国や都市の場所がわからない」「どうせ海外に行かないから、学ぶ意味がない」など、ひどい憎まれようで。日本史を選ぶ生徒のほうが圧倒的に多い。 

 

 で、新科目の『歴史総合』は、世界史Aと日本史Aを合わせた感じになります。「それならいいじゃないか」と思うでしょう? でも『歴史総合』を簡単に言うと、日本史と世界史をつなげる近現代史のみが範囲になっています。 

 

──そうすると高校では、古代から近代は『世界史探究』『日本史探究』の授業でしか扱わない?  

 

 

佐藤 そうです。『歴史総合』の目指す理念自体は、決して悪いものではないです。〈世界史が、近代日本のできる背景に関わっていることを学ぶ〉という趣旨ですから。ただ僕は、世界史を近現代だけで語ることに無理があると思っています。だって、市民革命の話をするときに絶対王政を説明できないし、イスラームテロの話をするときにイスラーム教成立の説明ができない。 

 

 それなりのレベルの高校に通う生徒ならば、自分で調べて理解できます。でも、大半の生徒はそれができないので、宗教や民族や政治を既存のイメージで捉えてしまうでしょう。 

 

 これを決めた文科省は本当にアホですね。彼らはハイレベルの高校生しか見ていないんですよ。これは、僕がユーテラの世界史授業動画でも話している「社会ダーウィニズム(社会進化論)」、つまり「知識の高い人間が知識弱者を支配する」構造です。このままでいいんですかね、ホントに……。 

 

──世の中には「世界史を学ぶ意味はない」と思う人もわりといます。世界史の魅力とは何でしょうか? 

 

佐藤 一般の方向けに言うと、世界史がわかればニュースがわかります。ニュース自体を理解できていない人は、意外と多いですよね。世界史を学べば、流れてくる乱立した情報を選べるようになり、ニュースの真実がわかると思います。 

 

 たとえば、アメリカ大統領選ひとつとっても言えることです。共和党と民主党が歩んだ歴史や2党の特徴、違いを知ったうえでニュースを見るのと、知らずに見るのでは、感じ方が全く違います。後者の人は結局、「自分には関係ないや」とスルーしてしまうことでしょう。 

 

 ガザやウクライナなどのニュースも、その背景を知れば、今ある対立の根本がわかりニュースを理解できます。それを多くの人にぜひ体験してほしい。 

 

──なるほど。他には、どんな面白さがありますか。 

 

佐藤 「人間への見方が変わる」ことです。今の戦争や貧困、難民、宗教などの問題は、世界史というフィルター越しに見ると、その多くが「過去の対立や問題」に起因するものなんです。 

 

 これは人間関係も同じ。身の周りの人間模様が、実は世界史の出来事に当てはまることはよくありますよ。 

 

──具体的にはどんなものがあるでしょう? 

 

佐藤 学校や職場に、仲間はずれにされて孤立した人がいるとします。本当はさみしいのに、外面は「独りぼっちでもいいや」と強がっている。その人が、ちょっと離れた席にいる人に声をかけて、やがてふたりは親密に……こういう風景ってよくありますよね。 

 

 実は、第一次世界大戦で《三国協商》というのがありますが、その時のフランスとロシアの関係はこれなんですよ。 

 

──ドイツに孤立させられたフランスが、のちにドイツに同盟を破棄されたロシアに接近? 

 

佐藤 そうです。こう話すとイメージしやすいでしょう? だから、国家関係を擬人化したり、王位の変遷も人間ドラマとして捉えると、世界史はいきなり面白くなります。そして、世界故事や故人に照らし合わせれば「この人、今はすごく上り調子だけど、未来はこうなるんじゃないか……」と予想できる。 

 

──今だと、プーチンの今後とかも? 

 

佐藤 そうです。プーチンは、もし何かしらの革命が起きれば、ロシア革命のニコライ2世のようになるかもしれませんね。そんな類推ができるのも、世界史の魅力だと思います。 

 

 

──世界史のイメージがちょっと変わりました。実は世界史嫌いで、高校時代は捨て科目でした。 

 

佐藤 高校世界史は不思議な科目で、「大好き」か「大嫌い」に激しく分かれるんですよ。しかも「大嫌い」が圧倒的に多くて、「大好き」は1割くらい(笑)。でもね、生まれたときから世界史嫌いな人はいないんです。みんな、中学高校と進むうちに、嫌になっちゃうんですね。 

 

──その理由は何でしょうか。 

 

佐藤 僕が思うに、まずひとつは「前提となる地理知識の土台がない」こと。小学校、中学校で教わった地理の知識が、身についてないんです。 

 

──確かに……「ユーフラテス川ってどこ?」「黄河はわかるけど、長江ってどこ?」と思いました。 

 

佐藤 海の名前も難しいですよね。黒海や黄海、紅海……それぞれ、世界地図のどの辺にあるのか。実は、小学校の地図帳にもちゃんと載ってます。でも「太平洋と大西洋、せいぜいオホーツク海しか知りません」ぐらいで高校に行くと、辛くなっちゃいますね。 

 

 もうひとつは……これはすべての高校に当てはまるわけではないですが、「世界史の授業がつまらない」。つまり教える側の問題ですね。僕は毎年、代ゼミの企画で高校の先生向けに指導法講座をやっていますが、先生たちはいい授業をやりたいけれど、方法がわからずに悩んでいるという現実があるんです。 

 

 一方、世界史嫌いの生徒に話を聞くと、「先生は教科書を読み上げるだけ」「単語の羅列で辛い」。あと、意外に多いのが「細かく教えすぎて、生徒が概要を理解できない」。これ、“世界史教師あるある”なんですよ。 

 

──授業で細かく教えるのはダメ? 

 

佐藤 ダメではありませんが、細かい話が面白いとは限らないでしょう? そういうのは「世界史大好き、授業中は目がキラキラ」な生徒にはウケますが、ほとんどの生徒は「あ~あ、世界史って細かいな」と受け取りがちです。「あの先生、ひとりで熱くなってんなー」と授業を遠巻きに眺めている生徒が、実はたくさんいるんですよ。 

 

 だから誤解を恐れずに言えば、高校の歴史の授業はある程度、薄っぺらくていいと思うんです。そして教える側は、「熱く語りたい」箇所を生徒が飽きそうなタイミングで入れていく。そういう年間スケジュールを立てることが大切かなと。 

 

 

──授業が薄っぺらでいい? 

 

佐藤 大げさに言えば、ですよ。世界史は国・英・数と違って、ほとんどの生徒が「知識ゼロ」の状態で授業を受けます。そこに歴オタ教師が、歴史上の出来事を超詳しく語る……これ、生徒によっては地獄でしょう? もちろん、生徒にウケる面白い話を持っているなら問題ないですが、「どうだ! オレは真実を知っている」的な教え方はご法度ですね。 

 

 たとえば、僕の卒論は『ジャンヌ・ダルクと百年戦争』でした。このテーマを語れと言われたら、5時間くらいは余裕でいけますよ(笑)。 

 

──それは……生徒としては辛いかもです。 

 

佐藤 百年戦争は、途中で国王が代替わりしたり休戦期間があったり、本当はかなり複雑です。でも細かく話し始めたらキリがない。 

 

 だから僕の授業では、こういう出来事も簡単なストーリーにして、大枠から語ります。百年戦争なら「最初の75年はイギリスが勝って、最後の25年でフランスがひっくり返す」。そして「負けたイギリスは戦争責任で内戦になる」「勝ったフランスはいい気になってイタリアに侵入するが、ドイツ皇帝にボコボコにされたあと宗教内戦になり、新しくブルボン朝ができる」。最初の導入はこれぐらい、薄くていいんですよ。 

 

──ずいぶんあっさりですね。 

 

佐藤 代ゼミの授業は受験用ですから、これだけじゃ終わらないです。ただ最初は、歴史を「面白ストーリードラマ」として語るほうがいいと思います。 

 

──でも、教師としては、詳しく教えたいんじゃないですか? 

 

佐藤 教える側としては、完全に不完全燃焼ですよ。「本当はこれ、違うんだよな」「もうちょっと違う見方や、深掘りができるんだけど」と。でもグッと我慢して、概要だけを面白く話す。それが、ゼロから教わる人には一番効果的だと思うんですよね。 

 

 さらにテクニックを加えるなら、僕はプロ講師として、授業の導入・中盤・ラストには、生徒の気持ちをつかむ「歴史キメ台詞」を必ず入れます。歴史を語るときはメリハリが大事で、「ここでキメて心に刻む!」という勝負所を逃しちゃいけません。 

 

──「今から世界史を勉強したい」という大人は、どうしたらいいでしょう? 

 

佐藤 まずは、YouTubeの『ユーテラ授業チャンネル』で、僕の世界史動画を見てほしいですね。代ゼミ歴30余年のワザを詰めこんでますから(笑)。 

 

 あとは、興味ある国別に「各国史」を読んでいくといいですよ。教科書のような年代順表記の世界史本は、あちこちの地域に飛ぶので混乱しがちですが、各国史はそうならないので。たとえば僕の『マンガで世界史が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)を手に取ってもらえれば、世界史の面白さとわかりやすさを実感できると思います。 

 

 マンガの『世界の歴史』も、個別の出来事を楽しく理解するにはいいですね。僕のおすすめは集英社版。絵柄がちょっと地味ですが、頭に入りやすいです。 

 

 いろいろな方法から世界史に興味を持ってもらい、「今自分が生きる世界」が過去とどうつながり、未来にどう広がるのか、ぜひ学んでほしいと強く思っています。 

 

前島 環夏 

 

 

( 181244 )  2024/06/16 15:09:48  
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世界史や日本史が好きだったり、歴史の重要性を強調するコメントが多く見られました。

教科としての学習だけでなく、歴史を通じて人間の考え方や知識の広がりが得られること、また世界史は多文化社会において重要であるとの意見もありました。

また、歴史の面白さや深さを伝える教師の存在の重要性や、学び方に工夫が必要であるという声もありました。

 

 

「歴史は物語であり、繋がっているから近現代だけだと興味がわかない」というコメントや、教科書には記載されていない事実や深い知識を学ぶ楽しさを感じる声など、歴史の奥深さや学びの喜びを感じるコメントもありました。

 

 

一方で、歴史の学習時間が他の科目に比べて長すぎると感じる意見や、過去の出来事を覚えるだけでなく、背景や意味を理解することの重要性を指摘するコメントも見られました。

 

 

文科省や学校教育のあり方に対する懸念や批判的な意見もあり、歴史科目の位置づけや学習方法に関する提案も多く寄せられていました。

まとめ)歴史の学びは暗記だけでなく、背景や意味を理解することで視野が広がり、人間の考え方や知識の深化につながる重要な学問であるとの声が多く寄せられました。

( 181246 )  2024/06/16 15:09:48  
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・世界史も、日本史も好きでしたね。テストという意味ではとにかく覚えればOKなので、楽な教科ではありましたが、過去の終わった話なのに新発見があり、昔はこう教えていたけど、事実はこうでしたなど、変遷があった面白かったです。あと、歴史の先生はちょっと変わった先生が多かったので印象に残っていて、高校の世界史の先生は、フランス革命あたりでラ・マルセイエーズを歌ってくれたのは非常に印象的でした。過去を知って今を知るという意味でとても大事な教科だと思いますが、歴史上の成り立ちを教えないで、今の結果だけを教える近現代史は、何の面白みもないと思います。 

 

 

・確かに世界史は多くの知識を覚えてないといけないので、他の科目より不利かもしれないという一般的意見はよく聞きます。 

 

ただ、私は地方で中高生の学習支援に携わっていますが、今まで関わってきた高校生は文系理系問わず世界史を選択している方が多かったです。たまたまかもしれませんが、彼らは純粋に世界史が好きで勉強を頑張っていました。 

 

また現代はグローバルで多文化な社会になってきているからこそ、世界史を通じて、多種多様な海外の歴史を広く学ぶ事は凄く重要だと思います。 

 

語学試験や海外交流にも役立つと思います。 

英検(特に準1級・1級)やTOEFLなど英語民間試験では世界史ネタが鉄板ですし、大学など色んな場での外国人との交流にも役立つと思います。 

 

なので、従来の世界史を学ぶメリットや意義は十分あると思いますし、文科省には、全国にいる世界史が純粋に好きだったり興味のある学生を切り捨てないで欲しいです。 

 

 

・30年前、先生の指導を受けました。いまだに世界史、というか、世界が今どうなっているのかに興味を持てるのは先生のお陰です。先生の授業はあの頃から本当に面白かった…だるめの高校生だった私ですが世界史を学ぶのに代ゼミに通うのが楽しかったのをこの記事をみて思い出しました 

単語を記憶する科目じゃなくて、ストーリーを知る科目だったんだ!と教えられた記憶があります 

 

 

・学生の頃は世界史を選択していました。 

当時はとにかく暗記科目という意識があって、受験のために勉強している感じでしたが、大人になってから歴史(日本史・世界史)の面白さが分かるようになった気がします。ユーテラ授業チャンネルも登録してます。 

 

自分が学生時代に習ったことも、後の研究成果によって変わることもあり、そんなことも含めて、大人になっても十分面白いと思える教科です。 

 

タイムリーな話題でいえば、人気バンドのMVでの歴史認識が問題視されたことも考えると、なおさら正しい歴史教育が必要だと思います。 

 

 

・高校生の頃、世界史Bを勉強しました。当時は、これが世界かと、素直に学んでいた気がします。しかし、おじさんになった今思うことは、この“世界史”は第二次世界大戦の戦勝国に寄り添い過ぎていると思います。 

 以前、某戦勝国の某有名美術館に行ったとき、世界中から集められた、その国にとっては国宝であろう数々の美術品が臆面もなく堂々と並べられていることに驚きと衝撃を受けました。新しい世界史には、今の世界史のように量的にも質的にも一部地域や国に偏らない、地球全体を広く学べる世界史を期待したいです。 

 

 

・世界史Bは好きだったので人気がないこと、授業から消えることは意外だったし残念です。世界史を学ぶことは今何が起きているのか知る意味で大切です。 

 

しかしネアンデルタール人だとか古代史から始まり、現代史は第二次大戦後の内容はほんの少しという現状には不満もあります。最近の歴史については評価が定まらない部分も多いでしょうが、現代史こそしっかり学んだ方がいいと思います。 

 

 

・この歴史に関しては、先生の教え方で生徒の好き嫌いと理解度が大きく分かれますね。 

高校の時にうちのクラスの担当だった世界史の先生は、本人の歴史好きと共に教えることもとても上手で、単なる「年号」の羅列ではなく100年単位で起こる世界の動きを独自のイラスト付き年表で説明してくれて、まさに「誰でもわかる」授業をしてくれました。「難しかったね」と言われた当時の世界史のテストで、その先生のクラス平均が70点を超え、他先生のクラスが30点台という歴然の差がそれを証明していて、私が大学受験で予備校に通わず学校の講習だけで合格できたのもその先生のおかげ。本当に、感謝と共に稀有な体験だったのだなと大人になってから思い返してしまいます。 

 

 

・高校の世界史の授業で戦史、ハンニバル戦記とかナポレオン戦記とかローマの重装歩兵とか百年戦争でエドワード黒太子の長弓隊とかいった話ばかりやたら覚えている。あれは記憶が偏っているのか、先生が高校生ぐらいなら戦史に興味あるだろうと思ってそっち方面に話を振っていたのか興味ある。 

 

 

・以前、英会話を習っていた時に、歴史の話になり、欧米史もインドもアジアもアフリカの歴史にも話に入って行った私に、講師の先生が驚いていました。なんでそんなことまで知ってるの?と聞かれ、学校で習うと言ったら日本の教育はすごいと本気で感心してました。 

日本の大人学力は、常に世界上位に入っています。それは、これまでの教育の成果です。 

文科省のここ20年くらいの教育改革の結果が出るのは十年後くらいでしょうか。 

 

 

・20数年前、佐藤先生の授業を受講していました。地方だったので初めはサテライトでしたが、あまりにも面白くて親に無理を言って夏期講習だけ代々木まで通って生の授業を受けさせてもらったことを思い出します。 

もともと世界史は好きでしたが、それをさらに深めてくれたのは佐藤先生でした。 

歴史上の小話や海外旅行でのおもしろ逸話など今でも覚えているものがありますし、その時一所懸命にとったノートはまだ持っています。 

これだけ世界史にのめり込んだ経験は、その後の受験や就職に直接活かせたわけではないですが、もっと大きな意味でその後のものの見方や考え方の土台づくりに寄与したと思っています。 

好きだからこそのめり込んだのだのだと思いますが、若いときに好きなことを見つけられて没入できる経験があるとその後の人生もそれなりに楽しい気がします。 

 

 

 

・受験にあまり関係ないけど、しかも理系だけど、世界史・日本史大好きでがっつりやってました。 

ついでに、なぜか理系なのにセンターは世界史Bで受けてしまいました。 

 

でも、今でも旅行に行ったり各地の話を見ても歴史背景までまだ覚えているので、勉強したことがすごく人生に生かされていると思います。 

 

 

・温故知新。脈脈と続く過去の様々な出来事があって、今に、そして未来に繋がる。教科として学ぶには、時間が足りない。理由はどうあれ、無くすべきではないでしょう。歴史は、地理と同じように好きな教科でした。地方には、それぞれ検定試験があるでしょう。何年か前に、受験しましたが、受験前に講義を受けて深い勉強をさせてもらいました。深く知ることで、地域のことが、もっと好きになり、益々愛着がわいてきます。知ることで、世界に目を向け視野が広くなり、世界の中の日本として捉えて、この国のことを、深く知り、文化をより深く理解できると思います。蔑ろにされてはならないと思います。 

 

 

・現代社会で起こっている様々な問題には、歴史が絡んでいおり、歴史が解らないと、問題の本質が見えないというのはその通りかと思います。しかし、高校で学習するレベルの知識では、そこまで到達できないでしょう。ウクライナの問題も、ガザ地区の問題も、結局、詳しい人に解説してもらわないと解らないわけです。ならば、一般人は「詳しい人に解説してもらえれば解る」程度でいいのかな、とは思います。 

 

 

・高校で、世界史の先生の授業が面白くてやりたかったのですが、大学で日本文化関係を学びたくて、結局日本史選択しました。でも、日本史は中国史と密接に繋がっていたり(靖難の変のときの勘合貿易とか)、近現代史に至っては、世界史から見たほうがわかりやすかったりします。ですから、世界史に興味を持たせてくださった先生には、感謝しております。そして結局、高校の先生が科目の魅力を伝えるのだと思います…。 

 

 

・学問と言うより、今の日本の受験のなかでは良い成績を取るには日本史もそうですが、年代やその時の国の権力者の名前とか、とにかく暗記の量で優劣が決まる仕組みのため、面白くないはずもっと歴史館を教える工夫が必要。我々は、歴史上の年代を覚えることが主でなく、歴史を通して、今後の生きる上での教訓となる事を会得すべき。 

 

 

・自分が行っていた学校は公立で進学校だったけど、受験のための授業はやらないという少し変わった学校でした。 

未だに世界から戦争が無くならない背景にやはり宗教は外せないと思うのですが(日本人には理解しづらい部分だとも思う)、そういった話や近現代に続く話をやってもらったのは勉強になったと思います。 

自分は理系なので、その後は勉強する機会はあまりなかったですけどね。 

あと、グローバル化社会とかいっているのだから、人気不人気とかではなく、世界史も日本史もしっかりやるべきではないかと思います。 

海外の教養のある人って、他国に興味があってもまず自国のことをきちんと知っているイメージがあります。 

日本人なのだから日本のことは知っていて当たり前と海外の人は思っていると思います。 

 

 

・自分が大学受験をした頃は、私大の社会は日本史か世界史の選択のところが多く、自分は地理が得意だったのですが、地理で受けられる大学が限られていた。今は地理でも受けられる大学が増えたのかな? 

大昔のことは残っている書物からしかわからないのだけど、その書物に書かれてることしか教わらないし、書かれてないことは「史実と違う」と言う人がいるのが不思議。実際にはどうだかわからないし、これから新しいことがわかるかもしれない。私にとっては曖昧な情報なのに暗記を強いられた記憶しかない。学習時間が減るのは仕方ないかなと思う。 

 

 

・歴史の知識は、社会科の先生や学芸員や研究職の方などは別として、ほとんどの大人にとって「教養」の部類だと思います。 

 

教養を軽視する人が多いな、と感じます。教養は、たとえばITスキルなんかと違って、直接生産性に結びついたりはしないけれど、私は「人物の奥行きを作る」ものだと思っている。どこかで「世界の解像度を上げる」という表現を見たけど、なるほど、その方が的確な表現だと思う。知ってる人だけ楽しめる領域ってのが、生きてく中であちこちにちりばめられている。 

 

歴史上の人物を折り込んだアニメやマンガは人気があったりするから、アプローチ次第で、興味を持つ人も増えると思うんだけれど、学校教育でそういうのは無理かな。コテンラジオとかすごく面白いよ。 

 

 

・もともと歴史は好きでしたね。日本から出ないから世界史いらないというのなら地理もそうなんでは…。しかも歴史には誰かがこういう意図をもって行ったというのがあってストーリーがあって覚えやすいですが、どの地域がこんな産業が盛んというのもなんとなくピンとこない。 

 

日本史も好きでしたが、逆に漢字を正しく書くのが大変だし、小・中で日本史はある程度やったので高校では理系でしたが世界史をとりましたがよかったと思ってます。 

 

グローバルな感じになっていますしミセスグリーンアップルのMV問題もありましたしさらに世界から取り残される気がしてならないですけど。 

 

 

・世界史を一度きちんと勉強する機会がほしくて、受験科目に迷わず世界史を選んだ者です。学校の授業はつまらなかったけど、参考書で知識が増えるのが面白くて、自分で白地図を作って新しい地名が出てくると記入してイメージを膨らませたり、君主の家系図を眺めながら出来事との関係を理解したり、壮大な物語を読むようで飽きなかったです。 

その頃は近現代史はほとんど習う機会がなかったので、それが独立した科目になったのは良いことだと思いますが、記事にある通りそれ以前の歴史から知らないと興味がわかないかもしれませんね。 

 

 

 

・日本史も世界史も好きな自分からみて、なぜ学ぶのか?という問いには、そういう角度からの思考を身につけるため、と答えたい。 

物事には何でも起源があり、今ある出来事には大昔からの因果関係がある。 

なぜこうなっているのか?の、なぜ、の部分を蔑ろにすれば真実は埋もれてしまう。傷付く人が出る。失われる命が出る。 

公平な目線で冷静に物事を見つめるのに、社会の成り立ちの知識、歴史への思考の仕方を学ぶのは必須と考えます。 

あとは、戦争などの過ちを二度と繰り返さないためにも。歴史は知るべきです。 

 

 

・学生の頃、一番好きな科目は世界史でした。 

当時教えてくれた教師もただ覚えるのではなく、興味を抱かせるような小ネタや寸劇でもって印象深く教えてくれたものです。 

興味を持っていたのはクラスでも変わり者だった私位だったようですが。 

覚えることがたくさんあって大変だけど、世の中を理解するには歴史は必要な知識で、深く掘り下げるととても面白い。 

それをテストのためだけに習い、プリント穴埋めだけで済ますような内容も理解せずに丸暗記するだけの科目にはしないで欲しいですね。 

子どもと歴史の勉強をまたやろうかな。 

 

 

・今は知らないが、昔は日本史と世界史と地理と政治経済と倫理社会に分かれていた。自分は高校では世界史を習ったのに、受験では世界史でなく政治経済をとったが、それは世界史がつまらないからでなく勉強の負担が大きいから。だがこの5科目では重要性がかなり違っていて、日本史と世界史は重要で、その他3つは価値がかなり劣る。政治経済倫理社会が全く無意味とは言わないが、高校で獲得する知識は断片的であまり中身がないし、大学や成人後でも必要な部分だけを学べばよい。歴史は人のアイデンティティと世界観を形成するものだから一人前の社会人を作るという意義がある。 

 

 

・歴史というのは壮大な物語だと思う。 

家に幼い頃から世界史と日本史の漫画が全冊揃っていて、暇な時は読んでいたから絵やストーリーと共に全て無理なく覚えてしまった。 

 

おかげで歴史科目は大学入試に至るまで殆ど苦労はなかった。入試用に重箱の隅をつつくような歴史学者や考古学者を志す人間以外はどうでも良い知識を新たに覚える必要はあったが、それでも苦労はなかった。 

 

そこで思うのは歴史は物語であり、繋がっているから近現代だけとかは歯抜けで知識、教養としては深みがないと思う。現代に起こる諸問題を近現代の知識だけでは理解出来まい。 

 

まあ、記事にあるように文科省と言うのは阿呆しかいないから彼らのやる事は全て間違っている。単に出世の為に妙な新しい教育を作り上げているだけだ。 

 

例えば高校国語もそうかな。論説文だけの現代の国語とその他の国語で言語文化に分けてたけど、現場では現代の国語で小説やってるらしいしな。 

 

 

・共通一次世代は全科目学びました。世界史も日本史も地理も物理も地学もすべて。やっておいて良かったです。高校生の家庭教師してますが、何でも来いです。もちろん新しい知識は取り入れなきゃですがそれもまた楽しいです。世界史と世界地理と地学の知識は、ニュースの情報を理解するのに絶対必要だと思います。ちなみに共通一次は世界史と地理Bで取りました。 

 

 

・私は俄然、世界史派だった。日本史は寺だの書物だの年号だのと、小中で大まかな流れを学んでいることになっているからか微に入りすぎてて全く興味が湧かなかった。現在へのつながりという意味で勉強するなら、ナポレオンくらいまでは世界史、そこから維新までは日本から見た世界史をやりつつ、近現代史に移行していくのがわかりやすいかなぁ...いずれにしても興味を持たないといけないが。 

 

 

・人間は歴史を紡ぎ今日があるのです。それをあまりに軽視する教育はこの国の未来に暗澹たる気持ちしか湧いてきません。 

 

限られた時間の中で難しい事も理解しますが歴史ってもっと大切にではないでしょうか。 

 

英語なども大学まで勉強しても会話ができなかったり教育の中身を考え直さねばならないと思う。 

 

 

・ゆとり世代の医師だが、同期で現役で東大に進学した奴ですら、「世界史は歴史の広範囲さと地理の幅広さを兼ね備えた非常に厄介な科目」と評していた。 

 

また、当時理系では、倫理という世界史に比してかなり負担が少ない社会科目があり、負担の大きい世界史選択は特に理系では皆無だった。 

 

しかし、当時世界史は主に近現代史を扱う世界史Aが必修だったために、歴史総合になり「古代との繋がりに欠ける」という批判は以前から何も変わっていないというのが現実だと思う。 

 

本音を言うと世界史をより深く学びたいが、現実問題、試験に合格しなくてはいけないし、一科目ごとにかけられる時間を考えると本当に難しい。 

 

 

・「欧米のビジネスマンと話をする際に、対象の出身国の地理と歴史を知っていないと失礼に当たる」という話を聞いたのは学校を卒業してからだった。なるほど学校で世界史を教える訳だ、と妙に納得が行った私は個人的に気になる国を独学で調べ始めた…ところが調べれば調べる程に沼に嵌るが如く知らなかった事実が出てきて、10年以上経過しても未だにドイツの歴史のうち、地域で言うと半分も終わっていない。例えばホーエンツォレルン家を調べ始めると、この家がルーマニア国王を輩出している事が妙に気になる…といった具合。第2外国語がドイツ語だったが、もっと真面目に勉強しておくべきだった。受験用の歴史には今更興味は無いが、この方が歴史の知識を身に着けた際の効率の良い知識習得方法は非常に気になるところ。 

 

 

・歴史は大好きだし、高校は世界史専攻でした。 

日本史だって細かく言えば世界史の中の一部です。 

日本の歴史を学ぶと、同時代の世界史も学ばないと事件や出来事が繋がらない。奥が深すぎて、どこの時代から学べばいいか、どこまで勉強すればいいかが分からないから取っ付きにくいのはありますね。 

歴史は趣味として探求するのがよいとは思いますが、学校はそのきっかけを作ってあげる場所であってほしい。 

受験ばかりじゃなく。 

 

 

 

・高校生がみんな文系ってわけじゃないのに、これまでは歴史や古典に必要な時間が長すぎた。 

この先生は地理も必要と言っているけど、これまでは地理は選択科目だった。 

いまは、歴史総合と地理総合は必修。古典ではなく言語文化が必修。 

 

高校生たちが、自分の進みたい分野の勉強をより選択できるようになったのだから、良い流れだと思う。 

 

 

・論理的思考を鍛える上でも、歴史の勉強は大事なんだけどね。 

 

単なる暗記ではなく、当時の状況とそうなった背景、そこに至るまでの主要人物の思考と行動、そしてそれによって何がもたらされたのか、それらを紐解いていく事で、考え方や思考の進め方、知識の引き出しを増やしていける。 

 

さらには、異なる視点や考え方を学ぶ事も出来る。 

一方向だけでなく、多方向から理解する事で、多角的な分析力と判断力が身に付くし、自分自身を俯瞰して固定観念に嵌る事を防ぐ事も可能となる。 

 

そもそも、政治や経済を学ぶ上で、歴史は必要不可欠、過去の人類の経験の宝庫なのだから。 

成功も失敗もそこには盛り込まれており、そこから学べる事は多い。 

 

 

・世界史も、日本史も、単なる暗記だと考えるから「不要論」が噴出する。 

自身も日本史を選択したが、論述問題は知的好奇心をくすぐられた。 

要は、知識に基づいた思考を、具体化抽象化する文章化作業だと考えれば、単なる暗記科目ではないことがわかる。 

以前のような「暗記してから論述」ではなく、「論述を始めてから足りない知識を付けていく」という風にすれば、知識は知性に近づくはずだ。また、論述が苦手ならば、小論文や現代文を履修すればよいし、話のまとめ方がわからなければ数学を学べばよい。 

どの科目も相対的に機能するものだ。 

 

 

・僕が大学受験をした今から40数年前は、世界史は必ずしも不人気科目ではなかったような気がする 

 

共通一次試験で、理科か文科かにかかわらず、世界史、日本史、倫理社会、政治経済、地理の中から、社会科2科目を選択しなければならず、理科系の学生で一番多かったのが、倫理社会・政治経済、文科系の学生で一番多かったのが世界史・日本史でした 

 

理科系の学生では記憶力に恵まれない人が多く(私もその1人)、教科書のページ数が薄い、つまり、記憶すべき量の少ない倫理社会と政治経済が選好され、文科系の学生では、社会科で高得点をとることが求められることから、要求される記憶量が多くても、記憶さえしていれば確実に得点できる暗記科目の歴史科目が選好された 

 

私は理科系でありながら政治経済と世界史を選択した 

この2科目に興味があったこと、倫理社会は本当に問題の当たり外れが大きくて大きな失点をするリスクがあったことが、理由です 

 

 

・地理受験だったので、世界史Aしかやってませんが、それでも時間がない!面白くないわけではないのですが、理数系科目と英語で手一杯、、、受験に必要がない世界史までやっている余裕はなく、赤点ギリギリで留年しなければいいやって感じでした。高校生の頃はなんでやらなければいけないんだ!くらいに思ってました。すみません。大人になって本やTV番組で興味をもつようになって教科書や資料集を買って読むようになりました。 

 

 

・日本史の学び易さ(あくまでもとっかかり)の根本にあるのは島嶼国家であったことです。そのためアプローチや基準点を定め易いですが、世界史は本当に難しいと子供心に思ったものです。 

なぜかというと、境界が難しい。 

今ある国家という境界で学ぶことが無理だからです。 

まず自然環境、その自然環境を下に集い分散し文化が生まれ別れ権力が生まれ別れまた集約し文化が育ち分かれまた集い。 

私は趣味で独学で歴史を学びましたが、どっから手をつけていいか、最初はとても悩みました。 

そこで趣味のひとつの物質を基準に遡って学ぶと、そこに拡がった世界は驚きと学術の楽しさに満ちて、学校の教科書はほんの点でその説明は到底されていないのだと知りました。 

そして何より人の思考や価値基準、権力の思考などは古代から連綿と続く種族の歴史の思考によるもので、他大陸の歴史を学ぶことの重要さを噛み締めます。 

 

 

・単なる言葉の羅列を記憶するのは無味乾燥で耐え難いが、関連性や体系が見えて来るレベルまで行くと視野が一気に広がる。 

物事を探究するにはまず記憶するとこが必要だが、それ自体をコスパが合わないから無意味だと思ってしまうと探求まで進まないし何も知らないとの同じだ。 

世界史は労力が大変だが人文社会の全領域のバックボーンであり人類の英知が詰まっているとも言える。少なくとも高等教育を受けようとする人には必須だし。これは歴史だけの問題ではなく政治や社会についての基本になることだから、若者の無関心の遠因になっているかも知れない。 

 

 

・「歴史総合」の理念は良いのだが、そもそも日本史A(2単位)と世界史A(2単位)を合わせて2単位(週2時間)というわけの分からない足し算。重なる部分もあるとはいえ、3単位位はないと。 

 

さらに、教科書会社も苦労しているとはいえ概ね年間70時間(考査を除くと65)で作ってくる。しかもとても一時間でやれるとは思えない箇所も。年35週授業が標準とはいえ、行事・祝日などで実質的には年の授業は60前後になるので教科書が終わるわけない。 

 

 

・私は受験科目に世界史を敢えて選択するくらい、世界史が大好き!高3の日本史の時間に堂々と世界史の勉強をしていても、怒られなかったくらい笑 

これからの時代、海外へ出て行く若い人が増えていくでしょう。知っていて損はない知識が溢れんばかりですよ。アラフィフの今も、時間さえあればまた勉強し直したいくらい。 

 

 

・私が卒業した高校は、 

文系は日本史、理系は世界史と決まってました。 

理系に行った私、今でも友達と「世界史の先生、下手だったよね〜、自分でも、わかってなかったんじゃない」と話すくらい何言ってるかわからなかった。私は定期考査は教科書丸覚えて90点以上取ってたけど、受験になると流れが全く理解できてなくて散々だった。 

今では文系は日本史、理系は世界史と分けて、選択させない高校が良くないと思っている。 

 

 

 

・理系ですが世界史、日本史両方好きでした。世の道理や当時の経済情勢に思いを巡らせ、やっぱ古今東西戦争って物量だわ、とか空き時間に考えてましたね。個人的には世界史、日本史って経済史に名前を変えた方が、ヒトモノカネの動きと出来事の繋がりの理解が深まるなと思ってます。 

 

 

・世界史は日本の近代社会制度の成り立ちと意味を覚えるのに必須な知識だと思う。民主主義とは何か、人権とはどうやって獲得されたのか、それが認められなかった社会はどうだったのか、そして社会はこれからどうあるべきかを考える基本的な思考材料だと思う。政府としてはそれを知らない無知な国民の方が相手にしやすいのだろうが‥。受験科目としては嫌われるが、教養としては必須科目にすべきだと思う。 

 

 

・歴史はもちろん、欧米に行くと地理を知らなさ過ぎる人がすごく多いことに驚く。 

日本が中国の一地方だと思ってる人やドイツの首都を知らない人、アメリカの首都を知らない人。 

ホワイトカラーとブルーカラーの知識の差が凄いのにびっくりする。 

 

最近、日本でも貧富の差が広がってきているけれど、知識の差も広がって、ますます格差社会の中ではっきりと知識層と貧困層とが別れていくのだろうね。 

国がそういう流れを後押ししてどうするの!とは思う。 

 

 

・大前提として世界史も日本史も大好きです 

ただ批判を浴びるのを覚悟して言うのなら、歴史や考古学を学問としてるのはどうなんだろなとは以前から感じてはいます 

どれだけ学んでも近年の解析技術の進歩で年々、日々更新される上に政治的な圧力で曲解され記述される教科書を覚えたところでとも思うし、その時間を他の教科に充てる方が学生には為になるのかな?と 

ただエンターテイメントの素材としてこれほどワクワクするジャンルは無いと思うので、考古学や歴史学は学を外してそれ専門のエンタメプロダクトを構築していく方が今後さらなる研究費なども稼げていいんじゃないの?なんて思ったりもしますが、まぁ現実的ではないでしょうね 

 

 

・世界史を学ぶことは必須と言っていい。 

これからグローバルの波がより激しくなる中、 

他国の成り立ちや歴史、文化の端緒でも理解出来ているのといないのとでは、スタートからして大きく差が出来てしまう。 

また、ここの理解が足りなければ、ともすれば多大なる損害を引き起こす事件を起こしかねない。 

それは国際問題に発展しかねないレベルの。 

 

そういえば、先日もコロンブス関連でそういった事例があったわけで。 

 

異文化を知る入り口、これが世界史の学習。 

それを捨てるなんて、とんでもない。 

 

 

・日本は暗記のテストが多い。難しい資格試験でも暗記がほとんどだ。暗記のテストは調べればわかることばかりだ。また暗記したものは忘れる。試験の時だけに暗記力を最高にする必要がある。優秀な者でも暗記が苦手なものは暗記モノは点が取れない。 

 

 

・科目の性質上仕方ないけど、西洋や東洋に行ったり来たりしながらだから 

全体の流れを掴むのが難しいし、どうしても「点」でしか勉強できない面が 

不人気に繋がってる面はあると思う>世界史 

受験科目としてみたら範囲が広すぎるし 

 

でもこないだのMV事件とかを見てると「受験科目に関係ない。実生活で 

何の必要性も無い教科は教えるのは無駄」みたいな意見がいかに危険かというのがよくわかるな・・ 

 

 

・高校の世界史めちゃめちゃ面白かったんだけどなあ…資料集なんて、アラフォーだけどまだ取ってあるし…海外の時代劇を見る時に重宝してます(笑) 

中学までで日本史はサラッとやるけど、世界史は高校のが最高だった。ぶっちゃけ、世界史の授業だけ倍以上の時間を割いてくれても良いぐらい。もっと言うと、近現代史が薄すぎて、現在のニュースに出てくる国の背景が掴みづらく勿体ないかなあ。まあその辺は、それこそ、YouTubeとかで自習補完ですかね。 

 

 

・世界史を必修にしても、受験で使うか 

興味を持っている生徒以外は 

チンプンカンプンで終わる。 

で、ミセスなんちゃらみたいな、 

無知な人が大量生産される。 

 

広く深くやれればそれに越したことはないが、それが頭に定着して実社会に応用出来る生徒がどれ程いるか。授業時数にも限りがある。 

だから、一般生徒には必要な重要事項、基礎基本を絞って徹底的に叩き込む。 

それが現実的だと思います。 

 

 

・今は数学の面白さと奥深さに気付いて、本を読み漁っているけれど、 

元々世界史の教師になりたいぐらい世界史が大好きだった。 

日本史も大好きだ。 

 

小学校6年の時、近所の本屋さんで手に取った和歌森太郎先生の名著「よくわかる日本史」に出会い、本当に歴史が好きになった。 

 

有名な「日出ずる国の天子・・・」で始まる手紙で、隋の煬帝を激怒させた聖徳太子。逆に煬帝は日本という国に興味を持ち、裴世清を日本に送り日本という国を見てこさせる。 

 

全ては聖徳太子の計算通りで、港では、華やかな装飾で飾られた多くの船が待ち受け、上陸すると、沿道は綺麗に整備された道が続き、遙か都には法隆寺が美しくそびえる。 

 

帰国した裴世清は煬帝に日本の進んだ文明と美しさを語り、遣隋使を受け入れるよう進言する・・・ 

 

歴史はまるでドラマのように繰り広げられていくもの。 

こんなワクワクする、楽しいものを知らないで大人になって欲しくない。 

 

 

 

・歴史が好きです。小学生の時から興味があり、特に日本史が好きです。世界史は少し苦手でしたが。この国は短絡的な改革しかしないと思います。馬鹿な役人が多いということでしょうか。多くの人から意見を集め、本当の意味で良い方向に変えようとする意思がないように思います。ゆとり教育の頃からそうだと思います。教育は国の根幹に関わるくらい大事なことです。振り回されるのはいつも子どもたちです。いい加減にしてもらいたいものです。 

 

 

・世界史面白いのにね。 

私は世界史で習う文学や美術、彫刻、建築、思想や哲学に興味を広げられました。 

その後、実際に現地に行ったり、美術館に行ったりして人生も豊かに感じられるようになりました。 

今を知るためには過去は必要です。 

 

 

・Eテレの世界史、たまに見ますよ。何より地図やら都市の様子やらビジュアルで見ながら話を聞けるので面白い。 

 

テスト教科として歴史がつまらん、となってしまうのは罪深い話ですね。要不要の話をすると実利的に不要側になるのでしょうが…音楽や美術と同様、文化教養として割と大事なのでは、と思いますね。 

 

 

・世界史の中の日本史と、日本史が及ぼした世界史のイベントと、両方を並行して把握すると、日本史も世界史もイベントの5W1Hが見えてきます。 

イエズス会とプロテスタント教会との諍いの決着(ヴェストファーレン条約)が日本の鎖国政策に繋がる話など、分離選択授業では先生の蘊蓄や教科書記述のコラム程度の扱いになります。 

 

卒業して趣味で宇宙物理学を齧ってようやく気付いたのですが、数学も論理が立てられないと数式の本質が理解できません。数学で大事なのは、現象を論理化して数式で普遍化する、つまり、科学と国語から逃げていたら、ただの記憶クイズになってしまいます。 

 

日本の受験も科目という専門受験よりも、総合的設問を各科目を使って解く総合思考受験に変えていく頃合いでは。 

 

 

・長いので記事はサッとしか読んでおらず恐縮ですが。 

自分も受験科目として世界史を選択しなかったので詳しくはやっておらずサラッとしかやっていませんが、サラッとでも知っていることは必要だと思います。 

戦争、侵略、人権、自然保護等々、現代社会の問題を考える上で歴史的知識がベースにあるのと無いのとでは全く違う。 

 

我が子が歴史大嫌い、学ぶ意味がわからん!と言うのですが、歴史を知る前と知ってからの進撃の巨人の受け止め方は絶対に変わるぞ、深みが違ってくる。とヲタ心に訴えかけてます。 

そういうエンタメを楽しむというライトな点でも、歴史は知っておいて絶対に損はない。世界史も日本史も。 

 

 

・かなり何年も前のこと,辛坊治郎氏があるTV番組中で「世界の歴史を知らずして平和な世界を築くことができるのか」といった趣旨の発言をされて,それはご尤もだと,今なお印象に残っている.世界各地の紛争は昨日今日に始まった事ではなく,数百年,数千年の歴史の中での対立が尾を引いている例もあるのだろう.私も世界史は決して特異科目ではなかったが,最低限の知識は身に着けておきたい. 

 

 

・多くの授業を民間(塾など)に委託し映像配信すれば良いのでは? 

また、民間委託は、民間の購買発注経験者などを採用し、癒着や馴れ合いのない民間委託を実現すべきである。 

 

生徒の能力レベルの問題点がよく指摘されるが、民間(塾)のように能力にあった教育をするために、クラス分けは必要ではないか? 

生徒は、一人前になって社会に出れる教育環境が必要であるため、大学進学率の低いスウェーデンのような職業訓練校(高校)を参考にし、スウェーデンの最低賃金4千円を達成できるような生産性の向上を目指すべきである。 

 

また、教育学部の在り方も変更が必要であり、しっかりとした社会人経験を要件に加え、仕事の厳しさを伝えることができる人材を教員にすべきでは? 

 

 

・人間社会って結局、人間の個じゃなくフォーマットの問題だよね。とか、その人類のフォーマットに逆らえない仕組みで効率よく独占してお金を吸い取るのが社会の仕組みとして良いとされるのが現代の病だとしたら。同じようにフォーマットを利用して、お金一辺倒から、色々あるけどなんとか幸せとより多くの人が感じれる情報操作、教育操作、歴史操作、未来操作、していく必要あるよねという意味で。歴史は学ぶ必要があるし、楽しいけれど、学生時代歴史の成績は悪くは無かったが好きでもないし、そんなに楽しく無かったの考えると無理かなと思う。手塚治虫「火の鳥」を小学校の棚に置くぐらいしか思いつかん。 

 

 

・前提として、義務教育上で「知識や情報が足らない」のは当たり前の話かと 

じゃあ、世界史A・Bで学習したら世界史が完全完璧に理解できるかというとそうじゃないからね 

だからこそより専門的な知識を求めて大学進学をするってのが正しい教育の導線なわけだし 

 

この発想自体が「ハイレベルの高校生向け」ってことなんだろうけど、逆に義務教育の短い時間で「ハイレベルじゃない高校生」を理解させるのに十分な教育って出来るの……? 

どちらかというと「義務教育だけでは知識が欠けている」ということを理解させることの方が簡単かつ大事だと思うけどなぁ 

 

そういう意味では「歴史総合(近代史)」という形にすることで、その「義務教育による知識の欠損」がより明確になっていいんじゃないかな 

 

 

・歴史学というのは過去を学んで今に活かし、未来に繋げるもの 

ウクライナにしろ中東情勢にしろ中台にしろ過去があって今がある訳で、単純な善悪よりも経緯を知り本質を見る目を養うことが大事だと思う 

日本の歴史にしたって世界から独立したものではないし、暗記とかじゃなく縦横の流れを学ぶものとして構築しなきゃいけない気がする 

 

そういう意味では入試なんかの問題形式も本当は良くない 

 

 

 

・理系の人間ですが、日本史も世界史も好き。 

大河ドラマを見ていると、紫式部、徳川家康、北条義時、、らが主人公なんだが、ある程度は知っていても、知らない事も多い。 

人物、事件、場所、、なんかをついついwikiなんかで調べてしまう。 

すると、別の時代や現代まで繋がり、まるでジグソーのピースがパチンと、ハマる様な感覚がするんです。 

 

世界史だってそう。 

中国史やヨーロッパ史、アメリカ史、、それぞれが独自で国の興亡をしているようで、お互いにちょっかいを出して影響を与える。 

まるで世界(地球)が育っていく様で面白い。 

 

いまの世界が、なぜこの形なのか、グローバルな目を持つ為には、歴史は大切だと思います。 

 

 

・高校の時、世界史に全く興味がなかった。カタカタばかりで、それが人名なのか国名なのか、他の何を表すものか、把握する以前で完全に落ちこぼれていた。 

社会に出て30年。様々な社会の動きを見て、最低限の常識程度の世界史は、あると思うし、興味が出たら自分で調べる。ただ、高校の時、もう少し興味を持っていたら、と思うことは多々ある。 

それでも、世界史は楽しい。これからもニュースを見るたびに、その背景を自分なりに調べたりするだろう。 

 

 

・40年前は日本史1:世界史1:地理1:政治経済1なんですって。ところか30年前から日本史の資料解釈は古文の知識が使えてコスパがいいということで日本史2:世界史1:地理0.5:政治経済1になってしまいました。さらに20年前になると地理選択不可大学が激増し地理選択者がほぼゼロになって日本史3:世界史1:政治経済1になりとうとう日本史も世界史も近代史からという教育的に屈辱なことになりました。つまりいきなり維新からやるのでフランス革命も古代ローマも幕末以前の江戸時代すらもやらないという信じられない教育やるんですよ。安倍晋三の鶴の一言で。 

 

 

・学生時代は日本史を選んだけど、元々歴史自体が好きなので、世界史にも興味はあった。 

今はYouTubeで世界史のチャンネルを見たり、地政学のチャンネルを見たりして、それこそウクライナやガザで起こっていることの背景を学んでいる。 

いくつになっても歴史から学ぶことは多い。 

 

 

・高校時代には、第一志望は国立大学文系だったので、世界史と日本史を勉強していました。 

世界史のほうが好きだったのだけど、第二志望の私立大学は、世界史の問題があまりに難しかったので、日本史で受験しました。 

おかげで第二志望の私立大学はなんとか合格しました。 

歴史の勉強は、やはり全体の流れを把握しておかないと駄目ではないかという気がしています。 

 

 

・教科書は確かに残念ですね。 

昔、世界史やった人はビックリするくらい「抜け落ちる。」 

(歴史を知らないで、世界がわかるか、と言いたいけれど。) 

高校の授業そのものにも改善の余地はある。昔の教員は「よく知ってる」。しかし、授業がうまい・生徒の心をつかむ、とは別。質問すればなんでも返ってくる。 

我が息子が難関私大入試で世界史を詰めて勉強したから、知識は入ってる。でも、その知識をつなげるポイントは世界史教師の私の方が上。つまり、この予備校先生もポイントがつかめているので、勘所がわかるのだと思う。 

 

コメントは歴史やってんのは「左」が多いとありますけど、全然わかってないですね。まずは自分で教科書読んだらいいんじゃないですかね。 

 

 

・1980年頃にアメリカに行った。自分の中では、戦争とは太平洋戦争を指していた。日本人は多分ほとんどそうだった。当時まだまだベトナム戦争終わったばかりだし、アメリカ人にとっては、戦争とはベトナム戦争だろう。と、思っていたら、アメリカ人にとっての戦争とは南北戦争だった。世界史って面白い。後世の人にいろんな気持ちを残している。 

 

 

・今までだと近代以降は、授業で、ワザとたどり着かない様にしていたから、逆に良いと思います。 

 

 

 もちろん、きちんと全部教えるのがベストとは思いますが、そうでないなら、近代以降の方が大事だと思います。 

 

 

・正直歴史より、古文と漢文をもっと縮小する、もしくは学びたい人は大学以降で、とするのが先かと。 

もちろん先人の感性や経験に触れるのは大切だけど、あそこまで深く文法や単語を覚えるのは、年々難解になる英語と、新しく追加された情報に対処する時間を考えれば縮小すべきかと。 

 

 

・歴史や地理って、興味の持ち方に、個人差があると思うから難しいそう。 

 

大人になってから、友人・知人から聞かれるのは、歴史系ドラマにハマったけど、史実がわからず「もっと勉強しておけば良かった」って言葉。 

 

歴史に興味を持つキッカケって、案外そんな事だろう。 

自分も漫画だったし。 

 

日本史と世界史と分けずに一連の流れとして学ぶのは確かに良いと思うが、圧倒的に長い歴史の世界史を学ぶには、日本の歴史は短くバランスが悪いな、どうしたら良いのかな、と常々思っていた。 

 

地理は、自分の中高時代は、地理を学ぶとき「工業」と絡めた話が多かったように思う。 

で、好きになった歴史と絡む地域は興味を持ったけど、工業ベルト地帯とか生産何位とか全く興味が持てなかった。 

工業地帯とは無縁の自分の地元は授業とは無関係で、取り残された感が半端なく、ムカついたなぁ。 

 

 

 

・ことあるごとに「海外では~」と言って日本の現状がさも遅れているかのような物言いをする有識者がいるのに、海外の歴史的背景や文化的背景に触れる機会をこれ以上減らして、まともな議論ができるとは思えないんだよね。 

 

大人になってから、「なんか世界史で出てきたな」というレベルでも構いませんが、言葉を聞いたことがあるだけでも、随分と知的豊かさは違うと感じるんですがねぇ。 

 

 

・少なくとも、カノッサの屈辱に象徴される教皇権の強大さから絶対王政次に啓蒙君主が出てくる流れを知らないと、近代民主主義を理解するのは難しいと思う。 

ただ、センター世界史を見てると南米の先コロンブス時代を突っ込んで出題したり、これいる?? 

と思います。 

ある程度の範囲を作るのは必要だと思います。 

 

 

・高校時代の世界史の教師は左翼史観を平気で口にする人で、教科書も全くおもしろくなく、「世界史」という教科は大嫌いだった。一度期末試験で0点を取ろうとわざと間違った回答を行なって、問題となった事もある。そのせいで「日本史」も嫌いで、理系だった事を幸い、履修すらしなかった。受験にあたって、希望した大学は世界史か日本史しか選べなかったのであきらめさせられた。 

社会人になり年を経ると、まず日本の歴史のことがおもしろくなり、様々に本を読みあさって大好きになった。もちろん歴史に詳しくなった。 

世界史は、キリスト教史観や西洋史観が鼻について好きになれないが、批判的に詳しくなった。 

そして今、歴史は自分の人生に多大なベネフィットをもたらしている。 

つまり、この話で言える事は、学校の歴史教育はクソ。もう一度言う。これまでの学校の歴史教育はクソ。改定が少しでも状況を良くしてくれる事を願うばかりだ。 

 

 

・亡父が歴史好きで、小学生の頃から大河ドラマを見て歴史映画や小説、漫画を見て…という環境だったせいか歴史大好きです。 

暗記科目としてみるとつまらないけど、記事にあるように人間ドラマとして見ると面白いんですよね、歴史って。 

でも小学生の息子はマインクラフトとyoutubeに夢中で歴史なんかに興味なさそうなので、この方の動画を見せてみたいと思いました、。 

 

 

・歴史を「単語や年表を暗記する課目」にしてしまうと、学ぶ意味がない、退屈な授業……ということになってしまうんじゃないかなぁ、とは思う 

連続性を持ったエピソード群として見ることができるかどうか 

それぞれの時代に“生きた人間”が直面した経験の集積として、エピソード記憶にできるかどうか、なんじゃないだろうか 

「1847年 ゼンメルワイス医師が手洗いの重要性を説く」というのと、「ゼンメルワイス医師は当時院長を務めた病院の産褥熱発生件数から“病原体”の概念を仮定し治療行為の事前洗浄を提唱したが、当時主流であったミアズマ説を支持する学派と対立し否定され、失意の中で生涯を終えた」……っていうのだと、意味も教訓も全然違う 

なにしろ教える時間が限られていて、全てを教えることは難しいけれど、だからといって近代以前に学ぶところがないわけない 

文科相は何を思ってこんな変更を決めちゃったんだろう 

 

 

・愚息は旧帝大の理系院修了だけどセンター試験は禁じ手の世界史選択でした。自分も愚息の姉も世界史選択でした。子どもたちに教えたのは、1648年ウェストファリア条約とか覚えても面白くない。こんなの、あそこの領地が欲しいとか、皆さん血縁なので嫡男無ければになると「はーい俺が」とファルツ継承戦争になったり、あそこの姫が欲しいとか、歴史は人間の「業」の積み重ねと教えて面白がってました。 

 

因みに小生も、バーブル、フマユーンと言ってインド人に受けたり、New Orleansも新しいフランスのオルレアン朝なんて言ってました。 

 

 

・個人的な感覚だが、五教科を評価すると、 

必須は国語。 

現代に必要なのは数学と科学。 

出来ると便利なのが英語。 

やっぱり社会が最下位になってしまう。 

地理も何かあれば(国など)変わる。 

産出量を懸命に覚えたところで毎年順位が変わる。 

歴史も新事実の発見で、適宜変更される。 

法律も毎年少しずつ変わる。 

母親から聞いたが、 

『世界で一番長い川はミシシッピ川』 

と教わったそうだ。 

必要な都度に調べないといけないため、 

正直、勉強しても無意味に感じる。。。 

 

 

・自分は「歴史総合」は有用だと思う。 

世界史も日本史も教師の実力不足なのか国が意図的にそうさせているのか知らんが、学校の授業ではいつも近代までたどり着くことがなかった。 

大学に入って近代史の講義を聴講し、やっといろいろ腑に落ちた。 

特に今って江戸幕府末期の様相と似ている。 

政府が馬鹿になりすぎて、年貢がきつくなりすぎて、どうなったか? 

社会主義は結局どうなったか? 

十字軍や平城京なんて、ほんとにあったのかどうかすらあやふやなものは趣味で学ぶくらいで丁度いいと思う。 

歴史を学ぶのは面白い。ただ、学校でネアンデルタール人から学ぶ必要があるのかわからん。 

 

 

・現実問題として、大学受験に受かるための授業、受かるための知識だけを教えてくれればいいとなっている現状であれば、授業内容をどう変更しようが、あまり影響はないと思うけどな。そこまで、内容を吟味する必要性が乏しいと思う。 

 

 

・義憤は良いんですけど、最終的にご自分のYouTubeや書籍の宣伝なんですね。 

近現代史を学ぶのに、もっと古い時代の知識が必要だというのは分かりますが、それを繋げて捉えることのできる生徒は寧ろハイレベルな一部に限られるんじゃないですかね? 

殆どの生徒は輪切りにされた各時代を、パーツごとに覚えてるくらいですよ。だったら現代の世界情勢に直結する近現代史から学ぶのも十分に理解できます。この講師さんと違って、生徒は歴史ばかりに時間を割いてはいられないわけですから。 

 

 

 

・日本の歴史と世界の歴史はリンクする部分がある。 

そういうことを学ぶことは、日本人がどこから来たかを学ぶことにもなるのです。また、歴史は人間の成長をい雌分が多くなるので、自分の生き方を学べるのでのだ。 

文科省の役人が世界史と日本史を無くすということがどれだけ日本人をだねにするかを理解していない。 

英語教育に関しては50年も前から誤っていたことを文科省は認めない。 

言語は文字ではないということだ。 

口から発するものだということだ。 

そのことを文科省の役人は50年も経過しても理解していない。 

これが日本人を外国語を話すことを遠ざけているのだ。 

 

 

・世界史も日本史も近代史中心で今の数十分の1程度のボリュームでいい。現代に影響が少ない古すぎる話は暗記中心になるし、脳の構造的に暗記したものなんてほとんど憶えていられない。そんなことに膨大な時間を割くよりは交通ルールやらマネーリテラシーやら生きていくために必須な知識を学ぶべき。そうでないものは興味を持つ機会を設けるにとどめ、突き詰めるのは大学でやればいい。 

 

 

・「文科省はほんとうにアホ」はその通り。共通一次の昔から彼らが何かを「改訂」するたびに「碌なもんじゃねえ」になるのはどうしてなのだらう。小学校で英語や投資やPCプログラミングや。文科省官僚が経済(金儲け)至上主義でどうするのか。世界的数学者の藤原正彦氏は一に国語二に国語三四がなくて五に国語、数学ほかはその次で良いと仰っています。人として最も大事なのは思い遣り寛恕の心だと氏は言う。その上で日本の文学文化歴史地理、世界の文学文化(外国語)歴史地理、算数数学、理科物理化学生物地学を学ぶ。投資金儲けはそのずっと後で、いやそもそも学校には不要だ。共通一次以降の官僚の劣化(政治家の劣化はそれ以上だが)は文科省の責任が大きい。 

 

 

・長いから読んでないが、この講師の言ってる事は間違ってる 

要するに近現代、古代日本史、古代世界史に分けたという事 

この文科省の科目改変は英断だ 

まず、近現代史を日本と世界で分けて学ぶのはおかしい 

世界は密接に繋がってるからだ 

逆に、近現代になるまで、特に日本はガラパゴスで世界と殆ど関連性がない 

したがって、中世までは日本史だけ分けて学ぶのは理にかなってる 

 

 

・歴史あっての現代 

知ることは必要だが、丸暗記の教科となればその重要性は低くなる 

歴史的背景や当時の社会情勢を理解することが重要だろう 

時代、見方変われば、正義が悪になる、悪が正義となる 

未来を築く指標として、知るべき歴史も多い 

 

 

・自分が大学受験の1970年代は、まだ、大学闘争の余波が残っていて、「政治経済」や「倫理社会」が得意な高校生は「過激派」になりやすいとして、入試では「世界史」「日本史」「地理」しか選択できない大学が多かった。国公立大共通一次試験も第三回から「政経」「倫社」の組み合わせ受験が禁止された… 

しかし、1990年代になると、風向きが変わる。バブル期の財界は、マネーゲームの基礎となる「経済」を高校で教えるように要求し、某財界ボスは、「ローマの蹄鉄の知識」が(マネージメントの)何にやくにたつのかと「世界史」教育を攻撃する… 

そして、文科省は、社会科を「公民科」と「地歴科」に分割して、経済系の「公民科」のテコ入れがされ、歴史系の「地歴科」は徐々に縮小されていく。 

カネにならない世界史は用無しという理屈です。 

追伸 

世界史が「現代政治」の理解に役立つというと、「過激派」のレッテルをはられかもしれない… 

 

 

・アラフィフの自分よりもう少し上の世代は、バブルの絶頂期で 

民間企業が、内定者400人、内定式はハワイなんてのも当たり前にあったし 

社員旅行はアルバイトも全員グアムにって、当然全額会社持ち。 

少なくとも、都内に住んで都内の大学に通っていた自分が当時聞いたのは 

その頃に役所に入った人って、大学受験で失敗してそれを引きずった人とか 

もちろんずっと国家公務員志望もいるでしょうけど 

民間に落ちて公務員って人も割と多かった、と。 

国家公務員の中でも厚労省とか文科省は不人気で、割と劣等生の集まりだから 

公務員になるにしても、そこは選ぶな、と。 

その亡霊外までも存在してるはずです 

 

文科省がやって成功した事例ってなんですかね? 

全く思い当たらないですよ 

 

 

・高校では世界史を選択し、大学では西洋古代史を専攻しましたが、少なくとも、この2000〜3000年は人間の生き方や思考方法は変わっていません。別に達観するわけではありませんが、ちょいと世界史をかじると、そんなこんな見方もできますよ。 

 

 

・高校時代に受けた日本史の先生がとても面白い人で、そのおかげで歴史が大好きになりました。 

近代日本史・戦後世界史もしっかり教えてくれた人だったので、今でも運が良かったなと思っています。 

 

 

・必須科目の見直しは必要だから、なんとも言えない。例えば、将来子供が稼ぐために、何が必要かという視点で考えれば、英語などは授業数増やすべきだし、投資関係の授業も入れるべき出だし、リボで破産する20代を防ぐために、法律は必要かもしれない。 

歴史より疎かにされがちな公民のほうが実は教えたほうがいい。 

 

卑弥呼や、墾田永年私財法を国民全員が小学校で学ぶのに、大人になっても憲法を知らずに選挙行かないとか、消費者契約法を知らずに騙されるとか、連帯保証人として判子を押すリスク知らないとか、奨学金は貸金で利息が発生するとか知らない。 

そっちの方が多分問題。 

フランス革命は自分の人生に殆ど関係ないし。 

 

 

 

 
 

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