( 182458 )  2024/06/20 00:40:49  
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広島県の石丸伸二前市長は、東京都知事選に出馬表明し、共同会見で現職の小池百合子知事が手がけたプロジェクションマッピングを全否定した。

他の候補者もそれぞれ異なる意見を述べ、小池知事は技術の重要性を訴えたが、石丸氏は即時中止を主張し、48億円をより有効な投資に回すべきだと訴えた。

(要約)

( 182460 )  2024/06/20 00:40:49  
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ボードを掲げる石丸伸二氏(代表撮影) 

 

 20日に告示される東京都知事選(7月7日投開票)に出馬表明している広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)は19日、都内の日本記者クラブで行われた主要候補4人の共同会見に臨み、現職小池百合子知事(71)が手がけ、賛否両論の評価がある都庁舎の壁を使ったプロジェクションマッピングについて「全否定します」と述べた。 

 

【写真】左から石丸伸二氏、小池百合子知事、蓮舫参院議員、田母神俊雄氏 

 

 共同会見には石丸氏と小池氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、蓮舫参院議員(56)が出席。プロジェクションマッピングへの評価について問われた各候補は「(東京に)人を集めることは、もういらないのではないか。少子化対策に充ててはどうか」(田母神氏)「観光政策としては否定しないが、2年で関連予算48億円は子育て世帯の家賃補助に使う」(蓮舫氏)という回答が出た 

 

 小池氏は「プロジェクションマッピングの技術は日本の技術。私は何もないところに生み出すことを、これまでもやってきた。『無』から『有』を生むのは、知恵であり創意工夫。東京のあるべき姿だと思う」などと反論し、その必要性を訴えた。これに対し、石丸氏は「蓮舫さんと小池さんには大変申し訳ないが、私は全否定します。即時中止です」と明言。「投資になっていない。今、人が集まっていても(最終的に)やめたら何も残らない」と訴え、「48億円はもっと有効な投資として使う。消費ではなく、投資に回したい」と、持論を訴えた。 

 

 都知事選には50人以上が出馬する見通し。 

 

 

 
 

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