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あおぞら銀行の株主総会が物語る「高配当」の減配リスク、株主は次々と非難の声を発した

東洋経済オンライン 7/1(月) 8:21 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d3c7575d7ea1d24a2298ef3789608db324c0890

 

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あおぞら銀行の株主総会で、株主からの質問は配当性向に焦点を当てていた。

銀行は赤字決算により配当を減額せざるを得ず、株主からは非難が相次いだ。

配当予想を大幅に下方修正し、「0円」とする決定を株主は減配と非難している。

自己資本比率が不十分なため配当を続ける余力がなかったという理由もあり、株価は下落した。

将来の配当上昇には時間がかかる見通し。

新NISA制度を利用する株主も影響を受け、株主からはより早い情報開示を求める声も上がっている。

(要約)

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株主からの質問は配当性向に集中した(記者撮影) 

 

  「御社の株を(周囲に)すごく勧めた。配当性向は50%だし、年4回も配当がある。定期預金や訳のわからないファンドをやるくらいなら、あおぞら銀行の株を買ったほうがいいぞ、と」 

 

【図表】あおぞら銀行の配当推移 

 

 ある株主は憤懣やるかたない様子で切り出した。6月25日、都内で開かれたあおぞら銀行の株主総会。アメリカ不動産向け融資の引き当てなどが原因で、2024年3月期決算が15年ぶりの最終赤字に沈む中、会場にはどんよりとした雰囲気が漂っていた。 

 

 株主から厳しい声が上がったのは、赤字決算によって下期の配当が「0円」になったことだ。高配当を個人投資家に訴求する戦略の「減配リスク」があらわになった。 

 

■「新NISA」にも波及 

 

 「減配となったことを、改めてお詫び申し上げる」。4月に就任した大見秀人社長は頭を下げた。 

 

 冒頭の発言通り、あおぞら銀行の特色は四半期配当にある。配当性向も高く、インカムゲインを享受したい個人投資家からの支持が厚かった。 

 

 会社側は当初、2024年3月期の配当予想を第1四半期から第3四半期までは38円、第4四半期は40円の計154円と計画していた。だが、1月末に赤字決算の見通しを発表すると、第3、第4四半期の配当を「0円」に引き下げた。会社側は上期の配当実績をもって「減配」と表現する一方、株主は「無配だ」と非難した。 

 

 あおぞら銀行は公的資金完済後の2016年3月期から、最低でも配当性向約50%を貫いてきた。業績が悪化した2023年3月期は配当額を過去と同水準に維持した結果、配当性向は200%を超えた。 

 

 2024年3月期においても、昨年11月の決算発表時には「約束した配当は支払う方針に変わりはない」と、安定配当を貫く姿勢を鮮明にしていた。下方修正と「配当0円」を表明したのは、その3カ月後だった。 

 

 3月末時点でのあおぞら銀行の自己資本比率(普通株式等Tier1比率)は7.1%と、マーケットが十分性の目安とする8%を割った。財務の健全性を考えれば、第3、第4四半期の配当約90億円を支払う余力は残っていなかった。 

 

 

 批判の矛先は下方修正の発表時期にも向けられた。別の株主は「権利確定後に無配になるのは完全に予想外」と指摘。第3四半期配当の権利確定日は昨年末だ。下方修正を発表した1月末は配当が支払われる直前の時期に当たり、株主の衝撃は大きかった。総会では「役員報酬をカットして、配当に充てるべきだ」という声まで上がった。 

 

 高配当で知られるあおぞら銀行には、今年から始まった新NISAの成長投資枠を活用した個人投資家も少なくなかった。だが、1月末の下方修正により、株価はそれまでの3000円台から一時2000円近くまで下落。現在も2600円前後で推移する。 

 

 総会では、株主から「損益通算できないまま成長投資枠を消費する。(下方修正を)もっと早く発表していたら、購入の判断材料になった」という声もあった。 

 

 大見社長は「東京証券取引所の適時開示ルールに基づき(損益が)確定した段階で公表した」と説明する一方、「アメリカのオフィス向けローンを引き当てるタイミングが遅くなってしまった」とも認めた。 

 

■配当額はまだ病み上がり 

 

 不動産向け融資の引き当てや有価証券のロスカットを断行したあおぞら銀行だが、2025年3月期も「病み上がり」の状況だ。純利益は180億円と黒字に転換する見込みだが、肝心の配当は76円と過去の実績と比べて半分程度の水準。高配当株として名誉挽回を果たすには、まだ時間を要する。 

 

 取締役9人の人事案はほとんどの候補者が9割超の賛成票を獲得したが、還元に対する株主の不満はくすぶる。株主総会での一幕は、高配当株の宿命である「減配リスク」を改めて浮き彫りにした。 

 

一井 純 :東洋経済 記者 

 

 

( 186394 )  2024/07/01 16:50:58  
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株主や個人投資家から、経営者や役員への批判や責任追及、リスク管理や情報収集の重要性、投資は自己責任であるべきなどの意見が多く見られました。

株価や配当性向の変動に対するリスクや企業への不信感、投資に対する様々な見方や経験が示唆されています。

また、配当リスクや経営方針に対する疑問や批判、投資家同士の意見の相違なども表明されており、株式投資における様々な局面や考え方が反映されています。

(まとめ)

( 186396 )  2024/07/01 16:50:58  
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・経営赤字を出すのは経営者の能力の問題であるので不満なら株主総会で否決を集めて取締役を替えればいいだけだと思う。個人投資家として団結しない限りは達成出来ない内容ではあるが。高配当だけを理由に投資した個人投資家は減配リスクは個人投資家の責任であるので 文句は言いたくなるけどそれは仕方ない事である。今後いつか同じように高配当となる年度を夢見て追加投資して持ち株を増やして待つだけではと思います。早くから投資していれば株価下落分は高配当金で既にカバーされており結局プラスで終わってるでしょうと思いますが。クレディースイス銀行同様に高金利や高配当であるのはそれなりにリスクがあるという事を示してる例かと思います 

 

 

・ここは前も配当権利落ちしてから減配にしたからこういう銀行です。 

村上ファンドが減配後の大幅下落時に買い集めて大和証券に売ったのは最近のことですが新生銀行がSBIに買われて安心した反面ここは 

大和証券がどうしたいのかはまだわかりません。 

大和あおぞら銀行として大和証券が損失補填していくのなら高配当ではなくなると思います 

 

 

・投資は自己責任です。誰かに進められたとかアナリスト、ユーチューバーの推奨銘柄とか証券会社のレーディングとか誰でも簡単にアクセスできる情報を信じてはいけません。ではどうすれば良いのか?との声が聞こえてきそうですがどうすれば良いのか分からない人は投資すべきではありません。投資に向いている人はどうするのが良いか解るまで勉強する人、または失敗を繰り返しそれを糧に勉強する人です。今回は良い勉強ができたと思える人はきっと資産を増やせますよ。 

 

 

・>「御社の株を(周囲に)すごく勧めた。配当性向は50%だし、年4回も配当がある。定期預金や訳のわからないファンドをやるくらいなら、あおぞら銀行の株を買ったほうがいいぞ、と」 

 

この場合の責任は、この勧める話をした本人にあります。これを企業の責任とするのは責任転嫁でしかありません。 

業績を損なった点を指摘して、そこの要因に質問をするなら理解できます。 

しかし自分が勝手にやってる事の責任まで追及してるのは、カスハラならぬホルハラ(ホルダーハラスメント)です。 

…。 

これが言いたかった。 

言えて満足です… 

 

 

・経営者は全く落ち度がなかったとしても、時代や予測不能の状況による結果に対して責任を取らなければならない時があります。他に適任者がいれば交代するのもよいでしょう。適任者がいなければ交代、解任はリスクになりますから、そのあたり、株主の方はどう思ったんでしょうね。最終的には賛成多数可決されたようですから、そういうことでしょう。 

 

自分で周りに株を勧めていた方、たぶん周りに損をさせてしまっている手前、声をあげることで自分有りに責任を果たそうとしたんでしょうね。 

あおぞらだけでなく、他の会社でも同じようにするんでしょう。でも経営責任を追求しようとする、こういう人の意見も大事だと思いますよ。 

 

 

・いや、株なんだから全てが目論見通りに行くと思うなよ? 

自分の見る目がないのに、経営者の責任にするなよ。経営者承認したのは株主なんだから。 

リターンを得るにはリスクを負わなきゃいけない。で、そのリスクが現実になっただけだ。 

倒産してないだけまだマシだよ。 

僕は暴落時に買って、今は復調気味だから20%くらいのプラスですわ。暴落ありがとう、大和証券ありがとうということで。 

 

 

・配当性向200%でも方針はそのままと言っていたのに3ヶ月後に突然無配って酷すぎるよね 

その場だけ騙せればOKというやり口に、無責任経営者の矜持を感じた 

まぁホルダーもいくら安心してと言われても200%なのに安心してるのはただのカモなんだけどね 

本質的には特殊詐欺に騙し取られた年寄りと変わらない一件だと思います 

 

 

・赤字減配発表前から機関の空売りがすでに米不動産不当たりリスクを織り込み急増していた。 

にもかかわらず発表を躊躇して遅らせた事で個人株主(特にNISA購入を検討している初心者)の損失を増大させた事は言い訳できない。 

…指し値で買い約定してしまった人も多いだろう。 

 

 

・金融機関を信用するのがまず間違い。 

高配当株ハンターだが、銀行株は外す。信用できないので。 

 

むしろ、業績回復株/回復期待として銀行株は狙った方がいいのではないか? 

最近も地銀のリバウンドで儲けた人多かったと思う。 

 

 

・本当に最悪のタイミングを選んで実行しましたよね。株価に直接影響する事は分かりきっていたにも関わらず軟着陸を模索せずに強行した。この事実はとても重いです。あおぞら銀行の株に近付くことは二度とないでしょう。 

 

 

 

・投資の利回りについて感銘を受けた言葉があります。ウクライナ国債の利回りは13〜20%ですよ、と。ロシアの侵略を受けていて国が亡くなりそうな国の国債の利回りと比べると良い、と。ウクライナと比べるとあおぞら銀行はどうですかね?利回りだけみるとヤバい感じがしますが。 

 

 

・記事の株主は配当性向50%と言及しているから、 

減配リスクも考慮はしていたんだろう。 

 

しかし、銀行株で配当性向というのは、あてにならない。 

鉄鋼や船や設備投資の市況株も同様。 

 

どうもNISA人気ランキングを見てると、一部、リスクがありそうな銘柄が散見されるんですよね。 

 

三菱UFJとか日本航空なんかは、明らかにそういう罠銘柄。 

銀行株や航空株は、もう倒産するかしないかというときの銘柄。 

商社は業態がかなり安定的になってきてるから、難しいけど、 

資源依存がまだ大きいから、ここも半市況銘柄。 

 

 

一部の市況銘柄はPERがかなり低くて、配当利回りも高く、 

一方で配当性向は低い。まるで理想的な投資先に見えるけど、 

実は低いなりの理由があったりするんですよね。 

 

でも、実は大当たりも含まれているので、全部が外れではないんですが・・ 

 

 

・昔から銀行株と製薬株はドーンと上がる事もあればガクッと下がる事もあるって言われてますからね。初心者向けでは無いんですよ。 

 

でも暴落したと言っても2600円付近をつけているならまだ良い方じゃないですか。 

 

 

・あおぞらのリスク管理も問題ですが、噛みついた株主の方も問題ありですね。自己責任で買うのは良いけれど、ただ高配当ということでろくに調べてないんでしょうね。 

もし何かの理由で含み損が発生したら責任取れる訳でもないのに安易に自分が偶々儲かっているからと人に勧めるというのも理解不能です。 

 

 

・減配や無配リスクは日本株あるある、だからこそセクター別に広く分散して高配当株を買わないといけない、結構難しいんですよね日本の高配当株ってETFとか無いから 

 

もっとも、無配なんてアメリカじゃクビ飛ぶどころか訴訟起こされるし、経営者として無能の烙印押されるぞ、その点日本は緩いなホント 

 

 

・配当はあくまでオマケ。インカム狙いたいなら債券投資が王道。個別株投資の王道はキャピタルゲイン。いつ、いくらで買うかも重要。この銘柄も2000円で買った人は2600円で売れば3割のキャピタルゲイン。配当の何年分? 

 

 

・「御社の株を(周囲に)すごく勧めた。配当性向は50%だし、年4回も配当がある。定期預金や訳のわからないファンドをやるくらいなら、あおぞら銀行の株を買ったほうがいいぞ、と」 

 

↑配当の原資(営業CF)が直近10年で4回もマイ転している銘柄を、配当目的で購入している時点で、お察しなんよ。 

 

『何も調べる事無く』、ノリや雰囲気で個別株に手を出す層が実在するんだと判って戦慄してる… 

 

 

・配当目的の株が無配当になれば株価が大幅に下落するのは当然です。 

私はもう売ってしまったのでどうでもいいですが、後出しで配当出しませんと言えば信用は失いますよね。 

 

 

・配当性向が高いから良いという価値観が短絡的なんだ 

株主は短期的な利益より長期的な利益を望むべきであり、企業に構造的負担を掛けてインカムゲインを増やそうとする思考は浅はかだ 

 

 

・24年3月期の第2四半期の決算は明らかな粉飾決算。経営者と監査法人は訴えられても仕方がない。社長が「会計処理が遅れてしまった」と言ったことが証拠。 

 

 

 

・自分で調べもせずに何かの記事でも見て買ったのだろう。 

投資にリスクはつきもので、あくまで自己責任。 

文句を言う人は銀行預金にでも預けておいたら? 

 

 

・あおぞら銀行に限らず、他企業も減配あるいは無配となる可能性はふつうに有る。 

上場廃止と無配どちらか選べと言われたらね 

 

 

・株は他人に勧めるものではありません、高配当の株は常に減配のリスクと隣り合わせ。 

 

 

・業績下がれば配当下がるのは当たり前で業績の可能性を読めない株主にも責任はある。 

 

 

・村上系のファンドへの対応が決まったら株価が上がるんだから、ハゲタカファンドが株価操作してたんだろうね。 

 

 

・しばらくはタコ脚配当が続く大手製薬会社のフランス人経営者のこの記事に対するコメントが欲しい。 

 

 

・あの損失があってから 来年満期の定期を即解約 今月満期の分も 満期後 他行にシフトして残高0に。反省無い幹部は思い知るが良いわ 株主の離反 

 

 

・まあ、積極的に配当をする意思はあるだけ他の銘柄より良いと思う。 

 

 

・株主だったけど配当性向が100%超えたからちょうど1年くらい前に売っちゃった 

 

 

・配当が高すぎる銘柄は、こういうリスクもあるという生きた見本。 

 

 

 

・無配?株なんてそんなもの。 

株に限らず投資は自己責任。 

余剰資金でやりましょう。 

 

 

・>「役員報酬をカットして、配当に充てるべ 

>きだ」という声まで上がった 

そんなんで充当出来ないよ。仮に出来ても1円/株だろよ。 

 

 

・約束した配当が払えんなら役員報酬はカットくらいして責任ある態度を見せたんやろなあ? 

 

 

・投資は自己責任、買うも売るも自分で判断するべき 

 

 

・>定期預金や訳のわからないファンドをやるくらいなら 

 

理由のわからない銀行の株を買ってはいけません。 

 

 

・人に勧めたことに文句言われてもなぁ 

ここって投資系インフルエンサーからの評判ってどうだっけ? 

 

 

・高配当過ぎ、高配当性向過ぎは買わないし勧めないよ普通 

 

 

・赤字解消するまで、あまぞら銀行に名称変更することをオススメします。 

 

 

・投資、特に個別株投資とはこういうものです。 

 

 

・少しだけ持っていて損切りしましたが、良い授業料でした。 

 

 

 

・それも含めて投資です。潰れて紙切れになるよりいいでしょ。 

 

 

・あめぞら銀行すな 

これでは立ち直ることはなさそう。 

 

 

・株とは、上がりもすれば下がりもします・・・ 

 

 

・ヨッシーは、 

あおぞら銀行の株は上がる。 

復配と言ってたな?笑 

 

 

・投資は自己判断です 

 

 

・赤字になれば無配でしょう。 

 

 

・買わなくて良かった 

 

 

・仕事頑張って格付け上げて年収を増やしながら節約にも努めて預貯金を増やす方が確実だろ(笑)株で楽に金増やしたいとかビンボー人発想の典型やな(笑) 

 

 

 

 
 

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