( 187055 )  2024/07/03 15:41:33  
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小沢一郎氏(2021年10月撮影) 

 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の河野太郎デジタル相が2日、東京都議補選(7月7日投開票)の足立区選挙区に立候補している自民党候補の応援演説に入った際、一部聴衆からのやじを受けて、聴衆を批判するような内容の発言をしたことを、厳しく批判した。 

 

【写真】街頭演説する河野デジタル相 

 

 河野氏が2日に行った演説に対しては、「デマ太郎」「裏金を説明しろ」などのやじが飛んだ。河野氏は、最近の選挙で問題になっている妨害行為などを念頭に「人が話している時に、横で大きな声を上げる。選挙やこの国の未来をつくることには何の役にも立たない」と、反論。「(今後)さまざまな選挙妨害をするやからが出るかもしれない」とも指摘した。 

 

 小沢氏は、河野氏が「こういうやからを許してはならない」とも発言したとするネットニュースを引用しながら「安倍氏の『こんな人たちに…』も都議選の中での発言だった。都議選では素が出るということか。裏金批判国民へのやから呼ばわりは都議補選の争点になる」と投稿した。 

 

 2017年都議選の最終日、安倍晋三首相(当時)が秋葉原で遊説した際、辞職要求や「帰れ」などの激しいやじが飛び続けたことから「こんな人たちに負けるわけにいかない」と反論したことを念頭に置いたものとみられる。 

 

 自民党は今回の都議補選が行われている9選挙区中、8選挙区に公認候補を擁立している。 

 

 

 
 

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