記者会見が行われ、立憲民主党の泉健太代表は政策の実現を強調し、労働党のマニフェストと自党の「ミッション型内閣」の類似性を指摘した。

国民民主党の岡田克也幹事長はコメントするに値しないと述べた。

玉木雄一郎代表は政権担当について基本政策を考える必要があると述べた。

また、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は比例復活制度について言及し、政治家たちの行動を就職活動に例えた。

（要約）

記者会見する立憲民主党の泉健太代表＝５日午前、国会内（春名中撮影） 

■政策を実現 

立憲民主党・泉健太代表 

改めて労働党のマニフェストの概要を見た。ミッション主導型政府ということが書いてあった。私が言ってきた「ミッション型内閣」と似ているなと思った。政策を実現する、ということが求められている時代だ。立憲民主党が樹立をする政権でも、国民のためになる政策を実現する。 

（５日の記者会見、労働党が大勝し１４年ぶりの政権交代をもたらした英下院総選挙の結果を歓迎して） 

■コメントに値せず 

立憲民主党・岡田克也幹事長 

真剣に戦っている最中だ。何を言われたのか分からないが、コメントするに値しない。 

（２日の記者会見、東京都知事選での共産党との「共闘」を批判した国民民主党の玉木雄一郎代表に対し） 

■３つの基本政策 

国民民主党・玉木雄一郎代表 

政権というものをどういう考え方で担うのか。少なくとも３つの基本政策「憲法」「安全保障」「エネルギー政策」については、考え方をすり合わせていく必要がある。そういう場をきちんと設けることが必要ではないか。 

（２日の記者会見、立憲民主党の泉健太代表が提唱する非自民連立政権構想「ミッション型内閣」に言及して） 

■就職活動 

国民民主党・榛葉賀津也幹事長 

（衆院選の選挙区で敗れた候補が当選できる）ゾンビのような比例復活の制度をなくそうと言っている。比例で勝っておいて、違う政党にパッと行く。就職活動のように国会議員をやり続ければいいや、という人たちがこの界隈にもいる。 

（３日の記者会見、離党届を提出して新党を結成した比例復活当選者を念頭に）