( 189831 )  2024/07/11 16:32:31  
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防衛省・統合幕僚監部は2024年7月9日、宮古島の海域で中国海軍の空母「山東」を含む艦艇が航行しているのを確認しました。

海上自衛隊の護衛艦が警戒監視・情報収集を行い、航空自衛隊の戦闘機も緊急発進しました。

中国の国産空母「山東」は2019年に就役し、2023年に初めて太平洋を航行したと報告されています。

(要約)

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中国海軍の空母「山東」(画像:中国海軍)。 

 

 防衛省・統合幕僚監部は2024年7月9日、宮古島(沖縄県)の南東約520kmの海域で、空母などの中国海軍艦艇が航行しているのを確認したと発表。自衛隊が近距離から撮影した写真も公開しました。 

 

【画像】驚愕の近さ!これが海自と中国海軍の「にらみあい」の様子です 

 

 確認されたのは、クズネツォフ級空母「山東」1隻、レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦、ジャンカイII級フリゲート1隻の計4隻です。また同日、「山東」の艦載戦闘機と艦載ヘリの発着艦を確認したとのこと。 

  

 これに対し、海上自衛隊は第5護衛隊所属の護衛艦「あけぼの」により警戒監視・情報収集を行ったとしています。艦載戦闘機に対しては、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなどの対応を行ったそうです。 

  

「山東」は2019年12月に就役した中国初の国産空母で、2023年4月に初めて太平洋を航行したのが確認されています。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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