( 189843 )  2024/07/11 16:41:05  
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 神奈川県相模原市に本拠を置くカーターは、「APトライク125」の2024年モデルを2024年3月に発売しました。 

  

 同車は「クルマとバイクの良いとこ取り」をしたユニークな乗り物だと言いますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。 

 

【画像】「えっ…!」 これが50万円の新型「3人乗りモデル」です(13枚) 

 

約50万円で「3人」乗れるスゴイ新型車! 

 

 APtrikes125は、車両価格や維持費を安価に抑えながらも高い実用性を備え、様々な用途で活用できるモデルとして人気を博してきた、小型の屋根付きトライクです。 

 

 運転に必要な免許は通常のクルマと同じ普通自動車免許(AT限定で可)ですが、購入時や維持に負担となる車検と車庫証明は不要。 

 

 さらに保険や税金関係は250ccのバイクと同等なのでクルマより安く所有でき、年間の自動車税はわずか3600円。 

 

 それでいて最大3人を乗せることが可能で、移動先ではクルマ用のコインパーキングも利用できるなど、まさに「クルマとバイクの良いとこ取り」をしたモデルと言えるでしょう。 

 

 そんなAPtrikes125のボディサイズは全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mm。 

 

 搭載するパワーユニットは、最高出力8.6馬力・最大トルク0.89kgf/mを発揮する123.6cc空冷エンジンで、組み合わせるトランスミッションにはクラッチレバー操作の不要な4速MTを採用します。 

 

 同車の最高速度は条件次第で70km/h程度は出るとは言いますが、販売するカーターからは安全な運行のために最高速度50km/h以下の走行が推奨されています。 

 

 運転時はバー型ハンドルで操舵するためバイクのようにも見えますが、クルマ同様にバックギアも搭載されているため、入り組んだ狭い路地や駐車場での取り回しに苦労することはありません。 

 

 またシートポジションは前後に調整が可能。さらに背もたれを傾けられるため、様々な体型の人がドライビングポジションを合わせることができます。 

 

 装備面では、ボディをしっかりとカバーする屋根やフロントシールド、ワイパー、視認性を高める明るい灯火類も標準装備。突然の雨が降っても濡れを最小限に抑えて移動できる点も大きな魅力です。 

 

 くわえて、オプションには折りたたみ式の「リアキャリア」も用意しており、多くの荷物を運ぶような使い方にも対応可能。 

 

 そのほか、APトライク125には法律上はヘルメットの装着義務はありません。しかし安全な走行のため、カーターは乗車時はヘルメットとグローブの装着を勧めています。 

 

 また高速道路の走行も法規的には可能となっていますが、これについてもエンジンスペック的に推奨されておらず、「決して高速道路の走行はしないよう」とカーターは発表しています。 

 

※ ※ ※ 

 

 そんなAPトライク125は2024年モデルに進化し、ユーザーから寄せられたフィードバックに基づいて強度とともに品質も高められました。 

 

 具体的には、フロントホイールハブやディファレンシャルギアのベアリングを大径化したほか、各種金属カラーの寸法を見直し、強度と耐久性を向上。 

 

 エキゾーストマフラーは2分割化され、接合部には球面フランジを採用し、より衝撃に強くなりました。 

 

 またフロント及びリアガラスのコーキングも材質が変更されています。 

 

 新型APトライク125の車両価格(消費税込)は、52万8000円。全国の正規販売店にて試乗や購入が可能です。 

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

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