( 190343 )  2024/07/13 01:50:51  
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デルタ航空機 

 

 【ニューヨーク=小林泰裕】米航空大手デルタ航空のグレン・ホーエンスタイン社長は11日の決算電話会見で「記録的な数の米国人旅行者が日本に向かっている」と述べた。円安によって日本への旅行が割安となり、日本行きの便の需要が急増しているという。 

 

【写真】姫路城を訪れる多くの外国人観光客 

 

 ホーエンスタイン氏は、コロナ禍が収束して出張などのビジネス需要が回復していたところに、観光需要が加わったとの見方を示した。円高の時代、日本は多くの米国人から旅行先として敬遠されていたが、現在は記録的な円安で「米国人旅行者にとって別世界になった」と指摘した。 

 

 外国為替市場の円相場は、日米の金利差拡大を背景に円安・ドル高が続いており、7月に入って1ドル=161円90銭台まで下落。1986年以来、約38年ぶりの円安水準となった。 

 

 

 
 

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