( 191683 ) 2024/07/17 02:48:12 0 00 中日・立浪和義監督
■プロ野球 ヤクルト 4-3 中日 (16日 神宮)
5位・中日は最下位・ヤクルトに逆転負けで今季8度目の3連敗。37勝44敗6分で6月29日以来、今季ワーストタイの借金7となり、ヤクルトとのゲーム差が2.5に縮まった。
試合は初回2死から4番・福永の3号2ラン、5番・細川11号ソロの2者連続本塁打で3点を先制。一方先発の小笠原は3回に適時内野安打を浴び1点を返されると、6回に2失点で同点を許し6回途中で降板。さらに7回に2死三塁から、村上のショートへのゴロをロドリゲスが後逸し3-4と勝ち越される。結局打線は初回以降追加点が奪えず力尽きた。
スタメンは1番センター・岡林、2番セカンド・田中、3番レフト・カリステ、4番サード・福永、5番ライト・細川、6番ファースト・石川昂、7番キャッチャー・木下、8番ショート・ロドリゲス、9番ピッチャー・小笠原のオーダーを組んだ。
先発の小笠原は今季15度目の登板、ここまで4勝6敗、リーグ9位・防御率2.25。前回の7月9日・DeNA戦(横浜スタジアム)は4回を6安打4失点(自責4)で勝ち負けつかず、自身2連勝中。
ヤクルト先発の山野に対し、初回2死からカリステが内野安打で出塁すると、福永が逆方向、ライトスタンドへの3号2ランを放ち2-0。続く細川もレフトスタンド中段への11号ソロを放ち2者連発で3-0。
3点をもらった小笠原の初回は、1番・長岡に中前安打を浴びるも、2番・増田を併殺打に抑える。2回には先頭の4番・村上に死球を与え、オスナに左前安打、2死とするも、8番・丸山和に四球で2死満塁のピンチ。ここで早くも山野の代打・北村拓と対するも、空振り三振に打ち取る。
しかし3回に長岡にレフトフェンス直撃の二塁打、増田が右打ちで三塁への進塁を許すと、3番・宮本の内野安打の間に1点を返され3-1。なおも1死一塁と走者を背負い、村上のセンターへの飛球はカリステが見失うも、岡林が捕球しアウトにすると、続くオスナのサードへの鋭いライナーを福永が目一杯ジャンプして好捕し最少失点で切り抜ける。
打線は3回から代わった2番手・ロドリゲスに対し三者凡退に終わると、4回も2死から細川が中前安打で出塁も得点には結びつかず。
4回の小笠原はこの試合初めて三者凡退。さらに5回にはファースト・石川昂の好守もありこの回も3人で退ける。
追加点を奪いたい打線だったが、5回はロドリゲスに対し得点圏まで走者を置くも無得点。6回は代わった3番手・星に対し2番からの好打順も無得点。
すると6回裏に、先頭の宮本に左前安打、1死からオスナにレフトへ二塁打を浴び二、三塁から、6番・中村の遊ゴロ間に得点を許し3-2。さらに山田の初球は死球となると、丸山和に右前適時打を浴び3-3の同点。ここで小笠原から2番手・藤嶋に交代し、代打・青木を空振り三振に抑えて勝ち越しは許さず。
初回以降沈黙の打線は7回には4番手・小澤に対し、細川、石川昂が連続空振り三振を喫するなど三者凡退。
藤嶋は7回も続投するも、長岡に四球、続く打者に犠打を許し1死二塁。3番・宮本は一ゴロで2死三塁となり、続く村上のショートへのゴロをロドリゲスが痛恨のトンネルで3-4と勝ち越しを許す。
8回の攻撃はロドリゲスの代打・大島が四球で代走・尾田、さらに代打・高橋周が送られると、セカンドへの打球は山田が捕球する直前でバウンドも、尾田はノーバウンド捕球だと思い帰塁。結局ダブルプレーとなり好機を生かせず。続く岡林は一ゴロに終わり3人で攻撃終了。
9回の攻撃は5番手・木澤から得点奪えずゲームセット。藤嶋は自責0も2敗目を喫した。
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