( 192553 ) 2024/07/19 17:44:21 0 00 斎藤知事(きょう午前)
兵庫県の斎藤元彦知事は19日午前、「特産のワインなどをめぐるやりとり」の音声データを、自らの発言と認めました。またワインも受け取って飲んだと話しました。MBSが入手した音声データには、「ワインをちょっとまだ私は飲んでいないので、ぜひまた。また折をみてよろしくお願いします」といった発言が残されていました。
【画像を見る】斎藤知事の発言変遷を見る「事実無根、うそ八百」疑惑について「現時点で回答できない」とも話していた
音声データは、疑惑を告発し、その後死亡した元幹部職員が残したもので、陳述書とともに百条委に提出されています。
19日午前、斎藤知事は取材に対して、音声データが自身の発言だと認めました。
「おととし11月の地域の意見交換会で、上郡町でワインが生産されているということから、私はまだ飲ませていただいたことがないので、また折を見てぜひ飲ませて頂いたりして、特産品としての素晴らしさをPRしたいという趣旨で、よろしくお願いしますと言った。たしか自宅で飲ませて頂いたと記憶しています」と、ワインを受け取ったことも認めました。
続けて記者が、”飲んだワインについてSNSなどで発信したのか”と聞くと、斎藤知事は「そこは発信していない」と回答。「これからいろんな形で発信していきたい」と述べました。
きょう百条委員会が行われることについては「文書問題に関しての事実関係をしっかりと調査、審議するのが大事」としました。
改めて記者が辞職の意向について尋ねると、「こんな状況になっている私に対しても、頑張ってほしいという多くの県民の声もあります。1日1日の仕事を全力で頑張っていくのが責務」とあたらめて辞職を否定しました。
いっぽう、兵庫県西部にある上郡町の梅田修作町長も、午後に会見を開きました。
梅田町長は、11月中旬に県庁を訪問した際にワインを持参し、町職員が県職員に2本を渡したと明らかにしました。
町は購入しておらず、観光協会からPRのための提供があったとしました。
記者から「知事の発言は、おねだりだと思ったか」と聞かれた梅田町長は、「発言をおねだりとは思わなかった。」としながら、「トップが公の場で発言したのは重いと思う。多少影響されて、町としてもワインを翌週の機会に持参した。」と当時を振り返りました。
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