( 192693 ) 2024/07/20 00:49:29 0 00 日本維新の会の共同代表、吉村洋文大阪府知事
兵庫県の斎藤元彦知事が同県上郡町の特産ワインを要求したとされる問題で、日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事は19日、「知事が県産品のことをよく知り、PRするのは業務の一つ。これが本当におねだりなのか」と疑問を呈した。同日、府庁で記者団の取材に答えた。
【時系列で見る】兵庫県知事らを巡る内部告発の経緯
同町のワインを巡っては、斎藤氏のパワハラ疑惑など7項目にわたる告発文書を作成し、7日に死亡した元県西播磨県民局長の男性(60)が斎藤氏の発言を記録した音声データを保管。音声データによると、斎藤氏は「飲んだことがない」「折を見てお願いします」と話していた。
斎藤氏はワインの受領を認める一方、発言に要求の意図はなく、地元産品の素晴らしさをPRする趣旨の社交辞令だったと説明。同町の梅田修作町長は、斎藤氏の発言を「おねだりとは感じなかった」としたが、県側に贈る上での影響はあったと認めた。
吉村氏は、地元産品を全国に広めるのは知事の公務の一環だとして「ワインが県産品の上郡町に行き、(ワインを)紹介されたら飲んでみたいと思うのは、普通のこと」と主張。PR目的で海外の駐日大使からワインを贈られた自身の経験に触れ、「『おねだりになるのでやめておきます』と言ったほうが正しかったのか」と述べた。
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