( 194366 )  2024/07/24 23:53:24  
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兵庫県知事の斎藤元彦の疑惑告発文書には、療養中だと言及されていた元課長の男性が4月に自殺したことが判明した。

この情報は3カ月間公表されていなかった。

別の元幹部も文書問題が浮上した後に死亡しており、2人の職員が亡くなっている。

元局長の男性は、斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成しており、業務による疲労で療養中だと記載されていた。

斎藤氏は遺族の意向で公表されていなかったと説明している。

(要約)

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記者会見する兵庫県の斎藤元彦知事=24日午後、県庁 

 

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書の中で、業務を理由に療養中だと言及されていた元課長の男性が4月に死亡していたことが24日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県は個人情報保護を理由に3カ月にわたり公表していなかった。すでに文書を作成した元幹部の死亡が判明しており、3月末に文書問題が浮上して以降、2人の職員の死亡が明らかになった。 

 

【写真】「死をもって抗議する」という趣旨のメッセージも 斎藤元彦知事の疑惑関連の録音残す 死亡の元局長 

 

 元西播磨県民局長の男性が3月中旬に作成した斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発する文書には、昨年11月のプロ野球阪神とオリックスの優勝パレードに関わる経費を巡る不正疑惑が挙げられ、担当課長だった男性が業務により疲弊し、療養中だという趣旨の記載があった。その後、男性が死亡したとの情報が県庁内に広がったが、県は「個人情報に関わるので答えられない」としていた。 

 

 斎藤氏は24日の記者会見で「遺族の意向で公表していなかった」と述べた。 

 

 関係者によると、男性は4月20日に死亡。男性の子どものために職場の有志で「遺児育英資金」を集めようとする動きを県幹部が止めていたという。 

 

 

 
 

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