( 194463 )  2024/07/25 01:43:32  
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(写真:読売新聞) 

 

 北陸新幹線の敦賀―新大阪間のルートについて、JR西日本の長谷川一明社長は24日の定例記者会見で、「(福井県小浜市を経由する)『小浜・京都ルート』が望ましい」と述べ、現在の計画を支持する考えを示した。 

 

【写真】北陸新幹線の車両 

 

 敦賀以西は2016年、政府・与党が小浜市を通って京都、新大阪に至るルートで決定した。ただ、環境影響評価の遅れなどから着工のめどは立っておらず、建設費も、資材価格の高騰などにより、当初見込みの2倍近くに膨らむ見通しとなっている。 

 

 このため、一部の国会議員らから米原駅(滋賀県米原市)経由で東海道新幹線に接続する「米原ルート」を推す声も上がっている。 

 

 長谷川社長は「小浜を経て、京都、新大阪に直接つなげていくことで、北陸経済圏と関西経済圏の結びつきを増やしていくことが重要だ」と強調した。米原ルートについては「(米原から)割って入っていくというのは、現実的には難しい」との見方を示した。 

 

 

 
 

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