自民党の広瀬めぐみ参議院議員の事務所や自宅に対し、公設秘書の給料をだまし取った疑いで東京地検特捜部が家宅捜索を行った。

広瀬議員の事務所では、勤務実態のない妻を偽の公設秘書として国から給与を受け取っていた疑いがある。

特捜部は押収した資料などをもとに実態解明を進める。

広瀬議員は以前、疑惑について報じられた際に否定していた。

（要約）

TBS NEWS DIG Powered by JNN 

勤務実態のない公設秘書の女性の給料を国からだまし取った疑いが強まったとして、きょう、東京地検特捜部が自民党の広瀬めぐみ参議院議員の事務所などを詐欺の疑いで家宅捜索しました。 

きょう、詐欺の疑いで東京地検特捜部の家宅捜索を受けているのは、自民党・広瀬めぐみ参院議員の議員会館事務所や都内の自宅などです。 

関係者によりますと、広瀬議員の事務所では公設第一秘書の妻を公設第二秘書として届け出ていましたが、勤務実態がないにもかかわらず、去年まで国から給与をだまし取っていた疑いがあるということです。 

東京地検特捜部は、家宅捜索を通じて押収した資料などをもとに、実態解明を進めるものとみられます。 

広瀬議員をめぐっては、今年3月、週刊誌が秘書給与をめぐる疑惑を報じていて、広瀬議員は自身のホームページに「記事内容は事実無根」などとコメントしていました。 

TBSテレビ