( 196654 )  2024/07/31 14:46:51  
00

9月6日に18歳の誕生日をむかえられる悠仁さま /(C)JMPA 

 

「9月6日、悠仁さまの18歳のお誕生日まで、あと1カ月あまり。受験生でもある悠仁さまの周囲は、慌ただしい雰囲気に包まれています」 

 

【写真あり】今年4月、園遊会に初めて参加された愛子さま 

 

そう語るのは皇室担当記者。 

 

秋篠宮さま以来、男性皇族が成年を迎えられるのは39年ぶりのこととなる。 

 

「成年式にあたってはさまざまな儀式が執り行われます。天皇陛下から送られた成年を象徴する冠を受け取られる『冠を賜うの儀』、天皇皇后両陛下やご両親の前で感謝の言葉を述べられる『加冠の儀』、成年になられて初めて天皇皇后両陛下にお目にかかる『朝見の儀』、さらに慣例ではこれらの一連の行事に合わせて、天皇陛下から大勲位菊花大綬章が贈られます」(皇室担当記者) 

 

しかし今年3月、悠仁さまが“高校3年生として学校生活を送りつつ、進学に励まれる大切な時期”となることから、来年3月の高校ご卒業以降の適切な時期に成年式が執り行われることが皇嗣職により発表されている。 

 

ある宮内庁関係者はこう語る。 

 

「受験でお忙しいので、複数の重要な儀式が行われる成年式を高校卒業後にする、ということは当然のことだと思います。 

 

そのいっぽうで、悠仁さまは『全国高校総合文化祭』の開会式などに出席するため、7月31日から2日間、岐阜県を訪問されます。また8月下旬には京都で『国際昆虫学会議』が開催され、悠仁さまも出席される可能性が高いとささやかれています。 

 

“大学受験の天王山”ともいわれる夏のスケジュールに、宮内庁内でも“受験生とは思えない”という声が上がっているのです」 

 

そのような状況のなか、さらに波紋を呼ぶ出来事があった。7月18日の定例記者会見で西村泰彦宮内庁長官が、悠仁さまが成年式前に、園遊会に出席される可能性があると言及したのだ。 

 

「西村長官は、一般参賀などの宮中行事や祭祀へのご出席については、『成年式を終えられた後、参列されるのが適当ではないか』との考えを示しつつ、園遊会については『学業に差し障りがない限り参加される可能がある』と、語ったのです。 

 

男性皇族方は園遊会に大勲位菊花大綬章の略綬をつけて臨まれます。このまま秋の園遊会ご参加が実現すれば、悠仁さまは“勲章なし”で園遊会に参加される初めての男性皇族となるのです。 

 

それにもかかわらず会見では、園遊会で勲章はどうされるのかといった説明もありませんでした。宮内庁長官が熟慮してのものではなく、秋篠宮ご夫妻のご意向で、とりいそぎ発表したという印象を受けました」(前出・宮内庁関係者) 

 

 

だが秋の園遊会が開催されるのは、例年10月下旬から11月上旬ごろ。共通テストまで約2カ月であり、一般受験にしても推薦を受けるにしても、重要な時期となる。 

 

■18歳・高校生での園遊会ご参加は前代未聞 

 

「東京大学農学部の学校推薦型選抜の場合、出願は11月6日までで、12月15日が面接となります。東京農業大学の一般学校推薦型選抜なら、出願は11月8日まで、試験は11月16日です。 

 

筑波大学の生命環境学群生物学類のアドミッションセンター入試であれば、出願が9月4日までで、第二次選考が10月9日、最終合格者発表が11月1日なのですが……。 

 

なぜ秋篠宮さまと紀子さまは、悠仁さまの秋の園遊会ご参加をあえて示唆されたのでしょうか」(前出・皇室担当記者) 

 

だが、たとえ受験スケジュールに差し障りがあるとしても、園遊会ご出席は悠仁さまにとって大きなメリットがあるという。 

 

「現状、国民のなかには、“悠仁さまがどのような方なのかわからない”“肉声を聞いたことがない”という人々もいます。 

 

将来、天皇陛下として即位されるのであれば、今後は、国民にそのお人柄を周知させる必要があるのです。しかし、“18歳・高校生”での園遊会ご参加ということであれば前代未聞であり、注目を集めることは間違いありません。 

 

鮮烈デビューによって受験に関する批判を吹き飛ばしたいという、紀子さまの周到なお考えがあるとしか思えないのです」(前出・宮内庁関係者) 

 

しかしこの計画は危険性もはらんでいると、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは指摘する。 

 

「園遊会は、皇室と国民との社交の場であり、18歳という若さでご参加されれば、その存在感が高まることは間違いないでしょう。 

 

しかし、一般の受験生たちが勉強に追われるなかで、難関大学を目指されているという悠仁さまが社交界デビューを飾られるのであれば、“秋篠宮家は皇族としての特権を濫用しているのでは”、といった批判の声を増幅させてしまう危険があることは否めません」 

 

今後も“受験生・悠仁さま”のご動向に注目が集まっていく。 

 

「女性自身」2024年8月13日号 

 

 

 
 

IMAGE