( 196899 ) 2024/08/01 00:38:56 0 00 (写真:読売新聞)
福岡県糸島市の市立中学校で、女性教諭が水泳の授業に遅刻した生徒らに、校舎から屋外プールまでの移動時間を計測するよう指示し、はだしで往復した生徒21人が足裏にやけどを負っていたことがわかった。学校は「不適切な指導だった」として、保護者に謝罪した。
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市教育委員会によると、今月8日、1年の女子生徒約40人を対象にした水泳の授業で、5人が始業時間に約4分遅刻した。遅れた理由として生徒から「校舎からプールまで移動するのに3分かかる」との意見が出たため、教諭は生徒らに歩いて移動時間を確かめるよう指示。靴を履くよう伝えたが、急いだ生徒がはだしで片道約100メートルのグラウンドやアスファルトを往復した。その後、21人が足裏の水ぶくれなどの症状を訴えたという。
市教委学校教育課は「靴を履くよう指導が徹底されていなかった上、連帯責任を負わせたと取られかねない不適切な指導だった。再発防止に努める」としている。
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