( 198002 )  2024/08/03 17:04:10  
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永山竜樹がパリ五輪柔道男子60キロ級の準々決勝で不可解な判定の一本負けを受け、その件がABCの番組で特集された。

永山は絞め技を掛けられ失神し、一本負けしたものの、抗議が覆られなかった。

溝口紀子氏は3つの可能性を指摘し、国内の柔道の慣例について説明した。

さらに、抗議した理由を競技初日での対応と説明し、審判団に対して説明不足だと批判した。

(要約)

( 198004 )  2024/08/03 17:04:10  
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 銅メダルを獲得した永山竜樹=27日 

 

 パリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝で、永山竜樹(28)が、ガルリゴス(スペイン)に不可解な判定の一本負けを喫したことについて、3日放送のABC「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で特集した。 

 

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 永山がガルリゴスから絞め技を掛けられた状態で、「待て」がかかったにも関わらず、その後6秒も絞められ続け、失神。一本負けした。コーチや全日本柔道連盟が抗議したが、覆らなかった。 

 

 バルセロナ五輪銀メダルの溝口紀子東京女子体育大教授は、「ポイントは3つある」として、①「待て」がかかる前から絞めの効果はあった ②故意ではなく「待て」が聞こえなかった ③腕もパンパンになっていてすぐには外せない状況 と3つの可能性を指摘。「インターハイでもインカレでもそうなんですけど、国内でも柔道の慣例では『待て』がかかっても、その時点で落ちていたら一本と取られる」と話した。 

 

 続けて「コーチも(一本負けと)分かっていたと思う。ではなぜ、抗議したかというと、競技初日だったので、日本人を舐めるなよ、譲らないぞっていうプレッシャーがあったとすると、審判団も、日本選手には気をつけなきゃいけないなという意味で(抗議した)」と解説した。 

 

 その上で、審判団には「説明不足ですよね」と苦言を呈した。 

 

 

 
 

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