遠州鉄道の路線バス内で、小学生児童がICカードの残高不足で降りられず運転手に注意され、顔を上げさせられた件が物議を醸している。

児童はその後別のバスに乗らず、猛暑の中徒歩で2時間かけて帰宅した。

遠州鉄道は家族に謝罪した。

（要約）

バスの運転手の行動が物議 

　問題は7月22日、静岡県浜松市に本社を置く遠州鉄道の路線バス内で起きた。 

　乗っていた小学校低学年の男子児童が、バス停で降りようとしたところ、ICカードの残高が不足していたという。 

【映像】「こっちを向いて」運転手がとった衝撃の行動 

　これに対し40代の男性運転手は強い口調で注意し、うつむいていた児童に対して…。 

「こっちを向いて」「こういう時はどうするの？」 

　児童のあごに触れて顔を上げさせ、謝罪と両親への報告を求めたという。 

　児童は別のバスに乗り継いで帰る予定だったが、バスに乗らず、最高気温37.7℃の猛暑の中、およそ2時間かけて徒歩で帰宅したという。 

　遠州鉄道は家族らに謝罪した。 

※これはテレビ朝日「グッド！モーニング」で放送した内容をABEMA TIMES編集部で記事化したものです。 

ABEMA TIMES編集部