( 198949 )  2024/08/06 16:15:44  
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 財務省・金融庁・日銀は6日、きょう午後3時から国際金融資本市場に関する情報交換会合を開催すると発表した。写真は日銀の建物。都内で3月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 

 

Takaya Yamaguchi 

 

[東京 6日 ロイター] - 財務省と金融庁、日銀はきょう午後3時から国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を開催すると発表した。同会合を開催するのは、為替が34年ぶりの円安水準(当時)となった3月27日以来。金融市場で株価が大きく振れ、円相場が不安定に推移する現状認識を共有する狙いとみられる。 

 

会合には財務省の三村淳財務官のほか、寺岡光博総括審議官が出席。金融庁からは井藤英樹長官と有泉秀金融国際審議官が協議に加わる。日銀からは加藤毅理事、清水誠一理事が出席する。 

 

会合終了後に、三村財務官が記者団に内容を説明する。 

 

5日の東京株式市場で株価が急落し、日経平均株価は前週末比4451円安の3万1458円で取引を終えた。下落幅は米株式市場の大暴落「ブラックマンデー」を受けた1987年10月20日の3836円安を超え、過去最大となった。 

 

6日の日経平均は大幅に反発して推移しているが、経済財政運営に万全を期す上で、現状を冷静に判断するとともに、政府・日銀が連携する姿勢を改めて確認する。 

 

市場変動を受けて金融庁では長官以下の会議体で市場動向などの把握・分析を進めており、情報共有も進めるとみられる。 

 

 

 
 

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