自民党の茂木敏充幹事長は、急激な円高や株価の変動について政府や日銀に対し、資金の流れや企業活動への影響を注視し、相場の安定に努めるよう要請した。

また、前日の株価急落については実体との乖離が指摘されているとして冷静な対応が必要であると述べ、株価変動に関しては大きなトレンドの中で必要ならば対策を打つ姿勢を示した。

（要約）

　自民党の茂木敏充幹事長は６日の定例会見で、急激な円高や株価の変動について「政府・日銀には、資金の流れを注視し、企業活動への影響にも目配りし、相場の安定に努めてほしい」と述べた。写真は都内で２０２１年１１月撮影（２０２４年　ロイター/Issei Kato） 

Yoshifumi Takemoto 

［東京　６日　ロイター］ - 自民党の茂木敏充幹事長は６日の定例会見で、急激な円高や株価の変動について「政府・日銀には、資金の流れを注視し、企業活動への影響にも目配りし、相場の安定に努めてほしい」と述べた。 

前日の株価急落などは「実体とかけ離れているとの指摘もある、冷静に見ていくことが必要」と指摘。株価の変動に関しては「日々の動きの中ですぐに反応するというより、大きなトレンドの中で必要ならば対策を打つべき」と述べ、今後の情勢を注視する姿勢を示した。