ニューヨーク株式市場は6日、前日の急落に反動する買い戻しが強まり、急上昇した。

ダウ工業株30種平均は一時700ドル以上上昇し、ナスダック総合指数も高い水準で推移している。

東京市場でも日経平均株価が前日の急落に反動し、幅広い銘柄で買い戻しが行われ、大幅上昇した。

世界的な株安に対する不安が続く中、ニューヨーク市場でも金融やハイテク銘柄を中心に買い戻しが広がっている。

（要約）

　【ニューヨーク時事】6日午後のニューヨーク株式市場は、前日に急落した反動の買い戻しが一段と強まり、急反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比で一時700ドル超上げた。ダウは午後2時33分現在、前日終値比704．66ドル高の3万9407．93ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は398．44ポイント高の1万6598．52。 

　6日の東京株式市場では、日経平均株価が5日に史上最大の下落幅を記録した反動から幅広い銘柄に買い戻しが入り、大幅上昇した。アジア、欧州株などの一部は依然として不安定ではあるものの、世界的な株安連鎖にひとまず歯止めがかかったことで、ニューヨーク市場も前日に売り込まれた金融やハイテク銘柄を中心に買い戻しが膨らんでいる。