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トランプはアメリカを滅ぼすからこそ「英雄」だ 臨界点に達する「追い詰められた白人」の絶望

東洋経済オンライン 8/8(木) 11:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/771cd6b6edc34c6ab072bdbc6e4d961271a54ca9

 

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ドナルド・トランプは、アメリカの政治生命を維持しているのはなぜかについて考察されています。

彼はアメリカの正当性を否定しつつ支持を集める人々によって支持されており、新自由主義型グローバリズムによる格差の拡大で絶望した人々が逆襲する中で支持を得ていると解説されています。

トランプの支持者は彼の言葉に希望を見出しており、彼はアメリカの問題を解決する方法として混乱と混乱をもたらし、絶望に打ち勝つと述べていました。

彼が支持される背景には、経済と思想の両面における理由が存在していると指摘されています。

アメリカのあり方についての議論や、トランプの支持者たちの心情、アメリカのタテマエとホンネのギャップについても詳述されており、トランプがゴジラではなくホラー映画『オーメン』の主人公ダミアンに例えられるべきだとも述べられています。

(要約)

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ドナルド・トランプは、ある有名なホラー映画の主人公と酷似しています。その人物は誰でしょうか(写真:ロイター/アフロ) 

 

南北戦争以来の「内戦」は起こるのか。ウクライナは見放されるのか。日米安保は破棄されるのか。 

アメリカ・ウォッチャーの第一人者である会田弘継氏が、共和党全国大会を直前に迎えた今、『それでもなぜ、トランプは支持されるのか:アメリカ地殻変動の思想史』を上梓した。アメリカ政治に起きている地殻変動とは何か。 

 

トランプの予言 

 

作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開している評論家・作家の佐藤健志氏が読み解く。 

 

■自国の正当性を否定した「救世主」 

 

 ドナルド・トランプはどうして政治生命を保っているのか?  

 

 これは真面目な検討に値するテーマです。 

 

 粗野で攻撃的、ついでにしばしば差別的。 

 

 2016年の大統領選挙で、共和党候補となるべく動き始めたころから、トランプの主張にはこのような特徴が見られました。 

 

 普通なら、まともに相手にされないまま終わりそうなところ。 

 

 実際、予備選挙が始まった時点では泡沫扱いされていたのです。 

 

 けれども結果はご存じの通り。 

 

 トランプは候補指名を勝ち取ったばかりか、ヒラリー・クリントンを破ってホワイトハウス入りを果たします。 

 

 しかも、話はここで終わらない。 

 

 2020年の大統領選挙でジョー・バイデンに敗れた後、トランプは不正があったとして結果を受け入れず、権力の座にしがみつこうとしました。 

 

 2021年1月6日、支持者が連邦議会議事堂を襲撃した際も、暴力行為にこそ反対してみせたものの、「君たち(注:襲撃に加わった人々)はとても特別な存在だ。愛している」と呼びかけ、「この日は永遠に記憶されるべし!」と言い切ったのです。 

 

 大統領は合衆国の元首。 

 

 そして元首たるもの、自国の正当性を擁護する責務を負っている。 

 

 ところがトランプは退陣を迫られるや、アメリカの政治制度の正当性を否定、反乱をあおったと受け取られても仕方のない振る舞いを見せた。 

 

 いよいよ再起不能となって当たり前でしょう。  

 

 駄目押しというべきか、2024年5月には刑事裁判で有罪の評決まで受けました。 

 

 ところがどっこい。 

 

 トランプは消え去るどころか、2024年7月の共和党大会でも、大統領候補の指名を楽勝で獲得。 

 

 

その直前、選挙集会において発生した暗殺未遂事件を、右耳の負傷だけで切り抜けたこともあって、今や支持者の間では「神の加護を受けた救世主」のごとく崇める風潮すら目立つと伝えられます。 

 

 なぜ、トランプはかくも支持されるのか?  

 

この点を解明しようとするのが、会田弘継氏の新著『それでもなぜ、トランプは支持されるのか アメリカ地殻変動の思想史』です。 

 

 会田氏の議論は多岐にわたるものの、要点はいたって単純。 

 

 トランプはアメリカの正当性を否定する「にもかかわらず」支持されるのではなく、正当性を否定する「からこそ」支持されるのです!  

 

■見捨てられた人々の逆襲 

 

 どうして、そういうことが起きるのか。 

 

 この理由も明快です。 

 

 自国のあり方に絶望したあげく、正当性を見いだせなくなったアメリカ人が増えたため。 

 

 背景にあるのは、新自由主義型グローバリズムを長らく推し進めたことによる格差の恐るべき拡大です。 

 

 これにより自由民主主義の基盤となってきた中間層が崩壊、大勢の人々が貧困に追いやられました。 

 

 とくに追い詰められたのが、白人の労働者階級。 

 

 音楽評論家デイヴ・マーシュの表現にならえば、「際立った人種的特徴や文化的特徴を持たない、どこにでもいる無名のアメリカ人」です。 

 

 社会の主流派と見なされつつも、彼らはずっと、豊かで華やかな「アメリカ的生活」から締め出されてきました。 

 

 マーシュいわく、「ロマンティックに美化され、民主主義の屋台骨と讃えられるが、自己主張の機会などほとんど与えられたためしがない」。 

 

 裏を返せば、何かのきっかけで激しく爆発する可能性をはらんでいます。 

 

 すでに1970年代、これらの人々は「ミドル・アメリカン・ラディカルズ」(急進的な不満を抱えた中間層)と位置づけられていました。 

 

 それが困窮したうえ、格差の固定化が進んだせいで「いつかはこの状態を抜け出せる」という希望までなくしてしまう。 

 

 近年の白人労働者階級では、自殺や薬物中毒、過度の飲酒による肝疾患など、自暴自棄になったとしか思えない死に方をする者が増えており、「絶望死」という呼称まで生まれています。 

 

 

 しかるにトランプは2014年、こう語っているのですよ。 

 

「アメリカの問題を解決する方法がわかるか?  経済が崩壊し、地獄さながらになって、すべてがメチャクチャになればいいんだ。そうすれば暴動が起きる。こうしてわれわれは、国が偉大だった頃の状態に戻るのさ」(英「インディペンデント」紙、2020年6月2日付配信記事) 

 

 今の社会の正当性を否定すれば、古き良き時代に戻れる!  

 

 生きる気力をなくすほど絶望した貧しい白人に、この言葉がどう響くか。 

 

 わが意を得たりと、喝采したくなって当然でしょう。 

 

 彼らの生活は、現に崩壊してメチャクチャになっているのです。 

 

 会田氏は関連して、重要な指摘をしています。 

 

 過去2回の大統領選挙において、トランプが制した地域には、さびれて停滞しているという顕著な特徴が見られたとのこと。 

 

 繁栄から取り残され、見捨てられた人々の逆襲こそ、トランプ人気の本質だと評さねばなりません。 

 

■われわれはアメリカに打ち勝たねばならない 

 

 同時に注目すべきは、アメリカという国のあり方をめぐるタテマエとホンネのギャップも、かつてなく拡大したこと。 

 

 これを思想史の立場から考察しているのも、会田氏の本の特色です。 

 

 自由と民主主義、個人主義の理念のもと、世界中の人々を受け入れ、万人に平等なチャンスを与える国。 

 

 アメリカの一般的なイメージは、このようなものでしょう。 

 

 けれども同国は本来、白人のキリスト教国家であり、当初は奴隷制も容認されていた。 

 

 20世紀半ばになってなお、多くの州では異人種間の結婚が法で規制されていたのです。 

 

 世界の他の地域と関わらない「孤立主義」の伝統もあれば、地域の共同体を重視する傾向も根強く見られた。 

 

 男性優位主義も当然、つけ加えねばなりません。 

 

 まさにタテマエとホンネ。 

 

 アメリカの正当性は、両者のバランスの上に成り立っていたのです。 

 

 ところが過去数十年、タテマエがホンネを圧倒してゆく。 

 

 理由は例によって単純明快。 

 

 

 新自由主義グローバリズムを推進したうえ、冷戦の勝利を受けて世界の一極支配までめざしたからです。 

 

 とはいえこうなると、ホンネの部分をよりどころとする人々、つまり保守的な白人のキリスト教徒は「アメリカの理想に反する偏狭で排他的なヤカラ」という話になってしまう。 

 

 進歩的な立場からの文化的規制、いわゆる「ポリコレ」や「キャンセル・カルチャー」にしても、タテマエによってホンネを圧殺する動きにほかなりません。 

 

 しかも2045年には、人口構成の変化により、白人は文字通り少数派に転落すると言われます。 

 

 われわれは祖国によって滅ぼされようとしている!  

 

 庶民、わけても貧困層を中心に、白人がそう思っても不思議はありません。 

 

 トランプの大物サポーターとして知られた「オルタナ右翼」の論客、リチャード・スペンサーなど、次のように述べました。 

 

「アメリカの理想には非常に複雑な思いがある。白人は自分たちこそアメリカだと思ってきたが、そうではないことに気づかされた。われわれはアメリカに打ち勝たなければならないんだ」(スティーブン・マーシュ『新たなる内戦 近未来からの緊急警告』、アヴィッド・リーダー・プレス社、アメリカ、2022年、202ページ。拙訳) 

 

アメリカの思想的状況については、中野剛志氏らとの共著『新自由主義と脱成長をもうやめる』でも論じましたので、ぜひ、あわせてご覧ください。 

 

 とまれ、トランプが根強く支持されるのには、経済と思想の両面において相応の理由が存在するのです。 

 

■トランプはゴジラではなく「ダミアン」だ 

 

 『それでもなぜ、トランプは支持されるのか』の冒頭、会田氏はトランプをゴジラになぞらえました。 

 

 何度撃退しても、繰り返し現れるからというわけですが、なぞらえる対象としてより適切なのは、1976年に大ヒットしたホラー映画『オーメン』の主人公ダミアンでしょう。 

 

 

( 199698 )  2024/08/08 17:49:41  
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・アメリカの現状やトランプ支持者の心理を複数の視点から捉えており、格差や不満、政策への反発などが要因となっていることがうかがえる。

(まとめ)

( 199700 )  2024/08/08 17:49:41  
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・しかし、トランプ自身は大金持ちで、美人の奥さんと結婚して、何不自由ない典型的な「勝ち組」なのに、なんで「追い詰められた白人」たちは自分たちの代表だと思うのだろうね。 

政策的にも減税とか、公的保険への反対とか、貧しい庶民よりも豊かな人々を利するものが多いのだが。 

マルクスが「ルイ・ナポレオンのブリュメール十八日」で、フランス二月革命で普通選挙制が実現し、貧しい農民たちにも選挙権が認められたものの、自分たちを代表する政治家や政党がないために、ナポレオンの甥のルイ・ナポレオンに支持が集まり、大統領に当選させた(後、クーデターにより皇帝ナポレオン三世になる)と書いているが、それと同じように、「追い詰められた白人」は自分たちの代表者と呼ぶには見当違いの人物を押し上げているように思います。 

 

 

・多人種の非白人が増えて、アメリカは細かく分断、分裂し、地球社会のミニモデルとなり、独立の神話や理念だけではまとめきれなくなり、平準化、弱体化するのかな。トランプ派は、それに危機感を覚えているのかな。トランプが、アメリカにある一部の本音を体現しているんだね。そして、それを支持する人々が半分近くいるのかな。G7は国際秩序を維持できるかな。 

 

 

・興味深い記事でしたが、同時に、このトランプが支持される理由など、既に語り尽くされていることでは?とも思います。 

これだけアメリカに問題があり、それゆえにトランプが支持されていることが明確なのに、未だにトランプ及び支持者を異端・危険視するというのはどうなのでしょう。 

反トランプの民主党陣営はIT企業から巨額の資金を集めてご満悦のようですが、大統領選挙で仮にハリスが勝利したとしても、トランプ支持者の思いを汲み上げなければ、ますます国の分断が広がるでしょう。 

 

 

・今が最悪だから、今の自分を虐げる社会フレームを壊す。 

 

問題は、新しい社会フレームが、前よりももっと自分を虐げるものになる可能性がかなり高いこと。 

 

これだったら前の方が、まだましだったなと後悔することの方が実際は多い。 

 

恵まれていないと思っている人は短絡的に解決策を求めるが、詐欺に会いやすい人ってそんな感じだよね。 

 

 

・結局、バイデンハリスの支持者(特にここにいるような日本人)は、バイデンハリスのこの政策この考え方が素晴らしい!ではなく「トランプだけはダメ。ありえない。とにかくだめ」で反トランプの候補としての支持でしかないんだよね。 

一方でトランプ支持者は既得権益をぶっ壊すのも含めてタフであきらめない「トランプがいい」なんだよ。 

自分が支持しないのは自由なんだけど、なぜ支持されるのか、しかも少数の狂信的な信者だけでなく国民の半数まで、というところに考えをめぐらさないと、トランプは仕留められない。 

 

 

・他の記事で「日本の安定した凪の社会だ」と言われていたが、日本は少子高齢化、労働生産人口の激減という大問題を抱えながらも、賃金の抑制、デフレ、社会保障費の増大を経ながら、重い重い福祉の再分配で弱者を支えて、社会に巨大な不満が出ないようにして来たからね。 

いくら「見捨てられた」人々の人種や過去の罪、旧日の栄光を唾棄しようとも、結局はアメリカの経済政策、福祉政策の失敗なんでしょう。 

生活の安定した人々のマスが無ければ、民主主義だって成り立たない。 

無力で苛つくブルジョワ民主主義より、「弱者に優しい」専制政治すら選ぶだろうね。 

 

 

・今まで、色々な国が栄枯盛衰を繰り返してきて、他国に滅ぼされたというのが通説になっているが、現実には内部崩壊だろう。日本が、米国と共に沈没するのか、あるいは泥船から抜け出せるかは、日銀にかかっているのではないか。利上げにより、円の国内回帰を促す事が出来るかが、重要だと思う。 

 

 

・共産革命と同じ。貧富の差が取り返せないほどに拡大して、底辺から永久に抜け出せないと考えた国民が取る道は一つ。体制破壊、階級闘争しかない。人間が未来への希望を失えば、世の中を全てぶち壊して、もとの真平らな瓦礫の山にしてしまう事を望むのは分かる。極少数の大金持ちに今の民主主義では勝てない、勝てる方法は暴力しかないと考えても不思議ではない。 

 

 

・アメリカ国民じゃないからわからんところもあるが結局は不満があるのだろう 

トランプは過激な発言するし不正行為もあるんだろうが、かと言って民主党もクリーンさを装いながら悪事がいっぱいある事はバレてるんだろう 

アメリカ国民がどういう判断をするかはわからないけど少なくともトランプ支持者が少人数でない事はわかる 

少なくとも共和党支持者とトランプ支持者は別物に感じるけどね 

 

 

・この記事のコメント欄を読んでいると、少数ではあるがトランプ陣営による陰謀論をまともに信じてしまっている日本人がいることがわかる。 

 

一部にせよまさか日本人までトランプ信者にしてしまうとはトランプ自身もびっくりだろう。 

 

ただ、窮迫した白人工場労働者層の苦衷はわかるし、それがトランプ支持に結びついていることも理解できるが、日本人でトランプ支持になる人たちの社会的バックグラウンドは何だろうか。 

 

私が考えるに、それは経済的なものではなく、イデオロギー的なもの、具体的にはリベラル知識人への憎しみだと思う。 

 

リベラル知識人たちは高学歴、高収入でマスメディアでの社会的発言力、影響力も大きい。こうしたリベラル知識人たちが基本的人権、市民的自由、多様性などの理想主義(反対者から見れば綺麗ごと)を謳い上げる。 

 

そのことに彼らはいらついているのだと思う。 

 

 

 

・トランプは事実上のクーデター未遂である国会襲撃を始め様々な不祥事をやらかしたのにバイデンが弱腰だったからな。 

普通なら公民権停止+収監くらいは最低でもするだろうが何故かしなかった。 

それでトランプが改心もせずに再び大統領選に乗り出すのを許してしまったのは民主党にとって大きな失点だろう。 

このような問題人物を大統領候補に選出してしまう共和党にも問題があるが。 

 

 

・何かものすごい方法で、論理を曲げているな。 

 

アメリカという国が滅びつつあり、絶望している国民が「アメリカを再びすごい国に」するのはトランプだと信じているからトランプを支持している。 

トランプがアメリカを破壊する?破壊されてるから復活させるのだ。 

 

なお、わたしが言ってるのはそれをトランプができるかどうかという話ではない。 

が、この人の論理は「トランプはダメなやつ」という前提で論理を取り繕ってるから歪んでいるという話だ。 

 

民主党支持者は、いつも頭から自分が正しい、自分は合っているという正義を振り翳し、そこで実際にその方針で苦しんでいるからトランプを支持してる普通の人たちを「信者」と卑下し批判している。彼らは決して信者ではない。 

ハッキリいって少しも正義でも公正でも誠実でも非差別でもない。自分と立場が違う人の声に「聞く耳」を持っていないのは民主党とその支持者も全く同じである。 

 

 

・この考え方って、完全にマルクスが言う共産主義の入り口段階だよなぁ…マルクスは、共産主義は高度に発達した資本主義社会から発生すると言っていたし、日本共産党はこれを根拠に「ソ連や中国は資本主義が発達しないまま共産主義に移行したから失敗した」と言ってるし。 

 

共産主義者は、そんな理由で革命を容認し共産主義(=理想的な社会)を打ち立てようとしたが、トランプ一派は社会を革命したあと何をしようというのか?エリートたちの追放とかなら、中国の文化大革命をなぞるだけになって結果失敗になりそうだが…。 

 

 

・個人的に、今のアメリカの白人男性って、マイケル・ダグラスの映画「フォーリングダウン」に出てくる変わりゆく世の中に不満を燻らせていつ暴走してもおかしくない主人公だらけになっているように思えます。 

大声で勇ましく喧嘩腰で話すトランプ氏はそういう白人達からは憧れを持たれるのではないでしょうか。 

 

 

・この分析がどこまで確かかは知らないが、そのトランプ氏の「支持される理由」は、同時に「支持されない理由」でもあって、それがために一時はトランプ氏の勝利は確実かと言われるような雰囲気だったのに、老いて衰えた現職大統領の代わりに出てきたぽっと出の女副大統領(しかも評価は元々あまり高くない)に支持で並ばれてしまうんだな 

 

 

・「『丸山眞男』をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。」 

by赤木智弘 

って論文を思い出すね。 

 

検索すれば本文読めると思うけど、ざっくり言うと、 

著者の赤木氏は1975年生まれで就職氷河期世代。 

学校卒業後も正社員になれず低賃金のバイト生活。 

収入も上がらないし、結婚もできそうもない。 

「一発逆転」するには「戦争しかない」という、 

戦争で何もかも破壊されれば、持つ者、持たざる者が公平になるし、 

という、この世代の絶望を表した文章でした。 

 

MAGAを支持する連中の場合は、栄光の時代を知ってる、又は親がその世代だったりするのかな? 

 

失うモノがないから、破壊してしまえ!と。 

 

 

・米国で移民推進、過度なLGBT擁護、ポリコレ、「犯罪を取り締まらない。」など、リベラルが極端な政策を実行するため、リベラルを嫌う人が急速に増大しているだけでトランプを心から支持している人が増えているわけではありません。 

 実際はリベラルの政策にNOと言ってくれる政治家がトランプしかいないので仕方なく、トランプを支持している人が大半です。別にトランプが好かれているからではありません。 

 

 

・>戦後日本が、アメリカへの従属を一貫して決め込んできたのを思えば 

 

これは「あるべき姿」。日本周辺はロシア・北朝鮮・中国という「核保有の独裁・侵略国家に包囲」されている。唯一の民主国の韓国とは友好的でない。つまり「日本=ぼっち」だ。そこで世界一の軍事力の米国が日米安保条約で「義務として日本を一方的防衛」というのは日本人一般が考えるより千倍は重要だ。繰り返すが仮に米軍が「手を引けば」日本は「ぼっちで戦う羽目」になる・・ 

そういう意味で「NATOや日米同盟に否定的な」トランプ氏の当選は日本を危機に陥れる危険性が高い。もし米軍が撤退するとしよう。ロシア・北朝鮮・中国は「大喜び」以外の何物でもない。台湾・南シナ海で中国が我が物顔で侵略しようが北朝鮮がガンガンミサイルを領海内まで打ち込もうが「日本は文句が言えない」。日本の核装備も無意味。敵側は数千発保有するし数発撃ち込まれてもひるまないのだから。 

 

 

・ロシアにも西側は自由に傾倒しすぎて腐敗した 

ので核兵器を使って浄化する必要があるみたいな 

意見があるようです 

グローバル化によって壊れた秩序を立て直す 

つまりスクラップ&ビルドを求めている 

英国の最近の暴動もその一環でしょう 

 

 

・トランプの4年間は、減税したのにインフレもなく、失業率も低く、戦争もなく、アメリカ国民にとって幸せな4年間だった。 

バイデンに代わり、戦争は始まり、高いインフレ、移民急増、治安は悪化。 

どちらがアメリカを滅ぼしてるのだろうか? 

バイデンは軍需産業に、トランプは国民に利益をもたらした。 

 

 

 

・中国共産党が崩壊して中華人民共和国が無くなっても“中国”は存続しますね 

では、トランプがアメリカ合衆国を壊したら、何が存続するんでしょう? 

北アメリカ大陸は引き続き存続、メキシコとカナダの間の土地に新しい理念の国家が建国されるんでしょうか 

そんなことになったら、日本国も崩壊するしかないですね 

 

 

・> 今の社会の正当性を否定すれば、古き良き時代に戻れる! 

 

なるほど。福音派が靡くわけだ。今のこの世が終われば信心深い自分たちは救われると。 

 

そうして経済的に恵まれない白人層が、もともと大金持ちの政党という側面が強い共和党、大富豪のトランプを応援するという。 

 

こりゃ話は通じないよな。 

 

 

・アメリカ国民自ラ何らかの形によりトランプ見たな人間を支持している以上は責任をもってもらいたい。世界は有形無形に多大な迷惑をこうむつているのが、合衆国国民はわからなのか。 

 

 

・支持者は、トランプの1期の時代の政策の何を評価しているのかを明らかにしたほうがいい。 

 

 

・バイデン政権はポリコレと犯罪と世界大戦しか生まなかった。それ継続したい奴がいるのかね。 

 

 

・真っ当に法が機能せずに 

既得権と資本が法を支配してしまったのが米の悲劇 

 

 

・個人主義の末路がアメリカでは? 

日本は跡を追っている。 

アメリカ至上主義も終わらせる必要がある。 

 

 

・>追い詰められた白人 

 

意味不明。 

 

単に平等になってるだけだと思いますよ。 

これまでの過去数100年が特権があっただけで、その特権がなくなる事を追い詰められると言う方がオカシイ。 

 

 

・〉 「幸せな国がドナルド・トランプを大統領に選んだりするものか。そんなことをするのは絶望した国だけだ」 

 

タッカー・カールソン、面白いな。 

 

 

・読むとヤフコメ民大好きそうな感じだけどそうでもないよね 

不思議だわ 

 

 

 

・面白い。その裏側の支配者はユダヤだろう。 

真の敵は隠れてる。 

 

 

・「自民党をぶっ壊せ」とか言って居た人を、思い出した。 

 

 

・私も不正選挙はあったと思うけど 

 

 

・ハリスなら、第三次世界大戦勃発だよ。 

 

 

・仕事面から考えると分かります、まだコンピュータが盛んでない時代は凡人でも普通の豊かな生活を送れました。70年代までは 

製造業も高度化してなくて、そんなに知識が要らない時代だった訳です。 

それが自動化などで取って代わるようになり一部の人に財が集中して、とんでもない格差が生まれたのがアメリカのが現状です。 

さて、次は人工知能の時代に入りますがどうなるか? 

このまま進めば高度な教育を受けた人も要らなくなりますよ。 

トランプ大統領に期待するのは、そんな未来をぶち壊して欲しいという願いでしょう。ローマ市民は異民族やら奴隷に仕事を任せて滅亡 

私が人工知能ならばとことん人類に楽させます。 

今回の大統領選挙での結果で人類の未来が決まるでしょう。 

大袈裟でなくて。 

ネットでトランプが人気なのが分かりました。 

そんな未来、皆んな嫌なんですよ。 

 

 

・繁栄から取り残され、見捨てられた人々の逆襲こそ、トランプ人気の本質だと評さねばなりません。 

 

概ねそのとおり。 

白人労働者層の中でもどちらかと言うと貧窮層に近い有権者が主にトランプを支持している。 

移民のせいで職を失ったとか、自分たちの生活が悪くなったという不満を引き受けて、非白人層を敵視、アメリカファーストを叫んで国際協調も無視、他国に対してタカリ、恫喝外交を展開したのがトランプ政権のやった事。 

 

果たしてそれでアメリカは良くなったのか? 

現実は真逆の結果を生んだだけにしか見えない。 

国民が対立する国が健全に発展する道理はない。 

アメリカの発展を支えてきたのは白人層だけではないはず。 

差別的思想を表に出してアメリカのリーダーが務まるはずはないし、トランプは失格。 

だから前回選挙で再選されなかった。 

今度もトランプは落選するでしょう。 

アメリカの有権者は2度も同じ過ちを犯す程愚かではない。 

 

 

・民主党は本来ならば弱者の味方なんだけど性的少数派や人種に配慮する政策は白人が逆差別を受けていると誤解させ、無意識のうちに鬱憤が溜まっていた 

 

そうした不満をトランプは選挙に利用して、衆愚政治を築き上げるのだけど 

 

わかりやすいのが小泉純一郎や文在寅で 

 

小泉純一郎は自民党をぶっ壊すといい、郵政民営化に反対する勢力を「敵対勢力」と呼び、自民党を分断させることで自民党に不満を持っていた有権者を取り囲む劇場型政治を作り上げ 

 

文在寅も徴用工、慰安婦を反日工作に利用して、ハッキリとした敵を作ることで韓国内で急進的に支持率を伸ばしていった 

 

トランプも黒人にアメリカ人らしくないと暴言を吐いたり、親パレスチナ、メキシコ移民、LGTBやマスメディア、中国、時にGAFAのようなハイテク企業にまで敵対勢力を作り、ガソリンを撒き散らかしている 

有権者が何を持って真理を見極めるのか良識が問われている。 

 

 

・左翼陣営によって精神を改造される恐怖というのは、現代のアメリカ社会を見ればよく解る 

今の若者は何とも思わないだろうが、80歳代の保守的なアメリカ人が人生を振り返れば、歎きと悲しみに覆われ「古き良きアメリカは完全に消滅してしまった」と落胆するはずだ 

1960年代以前のアメリカは信じられないほど敬虔な社会で「僕はゲイでぇぇ~す!!」なんて口が裂けても言えなかった。 

もし、息子が男の恋人なんか作ったら、大黒柱の父親は激怒し「男に惚れるとは何事だ ! 恥を知れ ! この馬鹿者が !!」と罵り、胸ぐらを摑んでぶん殴るだろう 

側でこの叱責を見ている母親だってショックのあまり気絶しそうだ。 

「私はこんな子に育てた覚えはないわよ !」と泣き崩れる姿が目に浮かぶじゃないか 

ところが21世紀のアメリカだと「ミー・トゥー運動」みたいに、「俺はゲイなんだ !」とか「私はレズビアンなのよ !」と平気で口にする 

 

 

・なるほどね。小泉、橋下のぶっ壊すって言葉に踊った日本人を思い出す。 

何がぶっ壊れ?何が残った? 

 

自民党の長年の悪意はさらに膨張し、大臣までもが天下りを利用し、その一部は未だに平然とご意見番かのように勘違いしたまま生きていやがる。 

その間にはアメリカ発の世界凶行であるリーマンショックもあったし。 

目先の数字は改善されても、実質賃金は下がり続けている。 

 

その中で、何十年にも渡る企業の不正も複数の会社で起きてきた。 

そんな経済状況が、経団連含む、企業上層部により故意に生み出されていたのなら、平民を喰いものにする仕組みを作りながら、さらには不正を見逃し、平民ら利用者の利益をわざと損なっていた企業の氾濫ってことでしょうに。 

 

先日からの株価の世界的乱高下も、詳細な分析、対処を行わないと、また同じようなことが起こり得るよ。 

パニックを利用して、誰かが利を得るなんてことも、犯罪者の常とう手段でしょ? 

 

 

・トランプの熱狂的な支持者は、新聞もテレビも、トランプを支持するメディア以外は一切目にしないし耳にしない。まあ、いわゆる狂信者が多いのだと思う。聞く耳を持たない狂信者であるからこそ、議事堂突入などという、狂気の行動が取れて、なおかつそれを正当化出来る。トランプの眼付は、まさしく狂人のそれだ。 

 

 

 

・トランプはアメリカ的なんですよ、ここは自分たちが開拓して作り上げた土地だという野卑で偏屈で凶暴なフロンティアスピリットが彼らのアメリカ、でアメリカの強さの源泉もそこだった。お上品なグローバリズムの世界を仕切っていてはアメリカは衰退する一方なので舵を切ろうとする流れと既存路線のぶつかり合い、愚かで攻撃的な貧乏人の親分のワンマンショーでは済まないでしょう。 

 

 

・それがトランプ信者の思想なら、彼らは根本的な見当違いをしている。 

トランプこそその格差社会を泳ぎ渡って、搾取するもののヒエラルキーのトップに君臨している利権の総元締めだろうに。 

アメリカが崩壊して一番困るのはトランプだ。自分の王国そのものがアメリカを食い物にして肥太ってきた白蟻の塚なのだから当たり前だ。 

にも関わらず、承認欲求と権力欲だけに目が眩んだ愚かな老人は、旗を振れば踊る蝗の群れを煽ることで再び権力を獲ようとしている。失敗すれば全てを失うが、それさえ見えていないのか。あるいは短い老い先の寿命を世界もろとも消費しつくす算段か。 

確かにダミアンだ。むしろ終末に現れる反キリストというところだろうか。神様が本当にいるならさっさと本物の息子を降臨させるべきだろう。もう遅い気もするが。 

 

 

・滅びと再生を望むのはアメリカの白人だけではないけどな。 

まあ日本人は大人しいから自覚してるかどうかはともかく粛々とサイレントテロして少子高齢化実行中。 

さいきんは無敵の人も増えてきたようだけど。 

 

 

・結果を受け入れないのはアメリカだと普通だよ 

格好つけて受け入れたゴアさんは勝ってたのに負けることになった 

白人と言うより追い詰められてるのはユダヤ系じゃない? 

面白いのは欧州で 

ユダヤ人が「移民を追い出せ!」と叫んでること 

「自分達の事?」って言われてた… 

 

 

・強い男トランプ 

弱い男バイデン 

そら、トランプがいいと思うけど 

劇薬で副作用も強烈 

強烈過ぎてアメリカが終わる可能性怖さを 

秘めてるね 

 

 

・白人であること以外に誇れるものがない、いわゆるプワーホワイトたちにとっては、鬱憤をはらせる候補なんだろうね。 

 

 

・馬鹿じゃなかろうか。 

移民が風紀を破壊し、LGBTがスポーツを破壊し、ポリコレが人々の生活を破壊する。 

それらにNOを突きつけたいに過ぎないということがわからないヤツの駄文に過ぎない。 

 

 

・日本が右傾化したのもそう言う事だろうか? 

 

確かにネトウヨと言われる連中が嫌韓嫌中と騒いでいる理由もそこなんだろうね 

 

 

・文章長いのは説得力が無い証拠 

文に魅力が無いと途中で読む気が薄れる 

 

 

・農梨ハリス推しの日米マスゴミを鵜呑みにしてる 

ヤフコメ民には理解できない内容ですね 

 

 

 

・日米ともビンボー人が国を亡ぼすのですね。あローマもそうだったわ。 

 

 

・文章にまとまりが無い。 

 

文章が下手くそ 

 

やり直し 

 

 

・まずメガネ政権を滅ぼそう、そこからスタート 

 

 

 

 
 

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