( 200079 )  2024/08/10 00:04:56  
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MBSニュース 

 

東京都の女性2人から「大阪のホテルで性的暴行を受けた」と刑事告訴されていた、サッカーの伊東純也選手について、大阪地検は「不起訴」としました。 

 

サッカー元日本代表・伊東純也選手(31)は今年1月に東京都の女性2人から、「去年6月に大阪市内のホテルで酩酊状態にさせられ、抵抗できない状態で性的暴行を受けた」などとして刑事告訴されました。 

 

これに伊東選手側は事実無根と反論。損害賠償を求める裁判を起こしたほか、虚偽告訴の疑いで女性2人を“逆告訴”していました。 

 

大阪府警は先月、伊東選手・女性2人をともに書類送検していましたが、大阪地検は伊東選手・女性2人のいずれも不起訴処分としたことを明らかにしました。地検は「嫌疑不十分」のためとしています。 

 

不起訴処分を受けて双方がコメントしました。 

 

伊東純也選手の代理人の弁護士は、9日に会見を開いて「日本代表に戻るという障害がなくなりましたので思う存分活躍していただいて」と不起訴処分を受け止めました。 

 

いっぽう、女性側の弁護士は「きわめて不相当な処分なので、速やかに検察審査会への申し立てをする予定です」とコメントしています。 

 

いっぽう、まだ続いている裁判もあります。 

 

伊東純也選手側は、今年2月に「スポンサー契約の終了で多大な損害が生じた」などとして、女性2人に約2億円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴しました。その後「移送」され東京地裁で審理が行われることになっています。 

 

さらに伊東選手側は、「虚偽の内容で名誉を傷つけられた」と主張して、週刊新潮の責任者ら3人と女性2人を名誉毀損などの罪で先月、東京地検に刑事告訴しています。 

 

 

 
 

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