厚生労働省は、7月29日から8月4日までの1週間に全国の約5千の医療機関から報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が6万5699人だったことを発表した。

1医療機関当たりの感染者数は13.29人で、前週比は0.91倍で減少した。

感染者数が増加したのは16道府県で、最も多かったのは佐賀、長崎、愛知、最も少なかったのは青森、北海道、東京などだった。

厚労省は感染状況を注視していく方針だとしている。

（要約）

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（米国立アレルギー感染症研究所提供） 

　厚生労働省は9日、全国約5千の定点医療機関から7月29日～8月4日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は6万5699人だったと発表した。1医療機関当たりの感染者数は13.29人。前週比0.91倍で約3カ月ぶりに減少した。厚労省担当者は「例年お盆明けに感染拡大する傾向にあり、感染状況を注視していきたい」と話している。 

【写真】新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」　投与で入院37％減 

　1医療機関当たりの感染者数が増加したのは16道県で、多かったのは佐賀27.82人、長崎21.34人、愛知20.10人。少なかったのは青森6.69人、北海道7.03人、東京7.26人など。