( 200419 )  2024/08/10 17:32:50  
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フワちゃん (C)ピンズバNEWS 

 

 8月8日夜、お笑いタレントのフワちゃん(年齢非公表)はX(旧ツイッター)に謝罪文を投稿。だが、それも奏功はしなかったようだ――。 

 

■【画像】フワちゃんのX謝罪文に芸能界からも怒り 「巻き添え被害」の炎上男女との“逆ドリカム”姿■ 

 

 ネット、SNSが大炎上となった騒動の発端はフワちゃんが8月4日、芸人のやす子(25)が投稿していた《やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす》というポストを引用し、不適切な投稿をしたことだった。 

 

 騒動を受けてフワちゃんは8日、Xに謝罪文の画像を掲載。やす子に直接謝罪したこと、ファンに対しての謝罪などをつづり、 

 

《投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました》 

 

 と、“暴言投稿”の経緯を説明。 

 

 自身の行為を深く反省していること、やす子や世間に対しての謝罪の意をもう一度強く強調してから、《ネット上の憶測でお名前が出てしまっている方々は、この件とは一切関係ありません》と憶測を否定。 

 

 最後に《なお、投稿当時、Aマッソの加納さんとトンツカタンの森本さんと旅行中でしたが、この2人は本件の投稿については関わっておりません》と、お笑いコンビ・Aマッソの加納(35)とお笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎(34)の名前を出したのだ。 

 

「今回の騒動で、フワちゃんが最初にXで謝罪コメントを出したのは4日夜11時41分でしたが、その数時間前にフワちゃんはインスタグラムのストーリーズ機能で加納さん、森本さんとバカンスを楽しんでいる様子を投稿していたため、“反省してないだろ”と荒れていました。 

 

 フワちゃんが8日の謝罪文で彼らの名前を出したのは、それを気遣ってのことだといいます。友だちへの配慮だったのでしょうが、逆に注目を集めてしまっていますよね……」(ワイドショー関係者) 

 

 

 フワちゃんの謝罪文に名前が出てきたことから加納、森本のXは荒れ始めている。 

 

《この件について説明いただけますでしょうか》 

《フワちゃん終わったけど最後っ屁で加納さん達をうまいこと巻き込みやがったなあこんな言い訳、キッパリ否定してやってください。一部のフワギャルは信じるとか言い出してますよ》 

《いつくらいまでダンマリ決める予定ですか?? 言い訳の打ち合わせでもしてるんですか? アンチコメント作成して遊んでいたは、無理ですよ!》 

 

 といった追及の声が、双方のXアカウントに寄せられているのだ。 

 

「フワちゃんが謝罪文で名前を出したことで、結果的に加納さんと森本さんは余計に注目されてしまったわけです。SNSの声にもありますが、フワちゃんが否定しても逆に、両者の関与を疑う声が出てしまっていますよね。そのため、両者のマネジメントサイドは今、フワちゃんに対してとても憤っていると聞こえてきていますね」(前出のワイドショー関係者) 

 

 また、フワちゃんが謝罪文で明かした暴言投稿の経緯は、常識的に考えるとかなり無理があるように思えるためツッコミが殺到している。 

 

《あんまりこういうこと言いたくないけど、シンプルに嘘くさい「これにアンチコメントがつくなら」という趣旨事体に無理がある》 

《アンチコメント選手権やってて間違えて投稿しちゃったってこと?かなり無理があるし素直に認めて謝罪すれば印象も違うのにね》 

 

 といった声が多く寄せられているが――芸能プロ関係者はこう言う。 

 

「フワちゃんの説明に偽りはないそうですよ。というのも、今回のスマホを使った“アンチコメント大喜利”のようなことをフワちゃんはかつてからやっていたそうです。近い芸人仲間ではそこそこ知られた話のようで、これまで“事故”が起きず騒ぎにならなかっただけで、この悪趣味なゲームをやるのは1度や2度ではなかったといいます。 

 

 もっとも、リアルに自分のXアカウントを使ってそんなゲームをしていたら遅かれ早かれ誤爆するのは想像できるし、やす子さん本人に送るつもりがない内輪ネタだったにしても、かなり悪趣味なゲームだったのは間違いないですよね。ですので、“故意ではないから”とフワちゃんを擁護することはできませんよね」 

 

 

 今回の騒動でフワちゃんは『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)の降板が9日に正式に発表されたほか、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)のレギュラー追放危機も報じられている。 

 

「今回の騒動が致命傷になった感もありますが、前々からフワちゃんは遅刻グセやたび重なる忘れ物、本番中の大あくびなど多くの“ヤラカシ”があり、世間的にも問題児タレントとして見られていた。 

 

 逆に言うと、そんなフワちゃんがテレビ界で重宝されて今日まで生き残ってこれたのは、やはり実力があったからなんです。フワちゃんは、スタジオ収録も一般人を相手にする外ロケも、両方高水準でこなせる高いタレント能力を持っていたと評価されていますね」(前出の芸能プロ関係者) 

 

 スタジオでは大物タレントにも積極的に絡み、ロケでは自撮り棒を片手に名所などを紹介したり、一般人と軽快にトークしたり――フワちゃんは、バラエティ番組で求められる2つの仕事をしっかりとできる稀有なタレントだったという。 

 

 最近の話題では、7月26日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)でアメリカのピクサー・アニメーションスタジオを訪れた際、同社でキャラクターデザインのチームリーダーを任されている社員に「アニメの絵を描いてよ!」と無茶ぶりし、快諾させたこともあった。 

 

 

 

「今回の騒動前から、業界内でもフワちゃんを嫌いな人は多かったですが、そういう人から見ても“あの人はムカつくけど、たぶん生き残るよね”と認めざるをえない実力者だったということです。 

 

 加えて、フワちゃんは考えなしのおバカキャラですが、同時に天性とも言える計算高さの持ち主でもあるともっぱら。というのも、“ウザ絡み”のイメージが強いですが、実は売れているタレントにしか絡んでいかず、売れていない人にはいっさい絡まないといいます。打算的に見えるしその通りでしょうが、売れっ子に絡んでいくというのは、話題になって次も番組に呼んでもらうための行動としては合理的で、とても戦略的です。 

 

 つまり世渡り上手なんですよね。だからこそ本物の問題児でありながら、ここまで上手く芸能界を生きてきたわけですが――やはり今回の件は厳しいですよね。 

 

 謝罪文も逆効果で、友だちの事務所も怒らせてしまったし、何より『オールナイトニッポン0』の降板が一番大きい。ニッポン放送が彼女のポテンシャルを信じて番組を任せていたことが、業界内でも大きかったんです。そのニッポン放送が騒動後すぐに“クビ”と判断したわけで、厳しいですが、もう業界には残れないと考えられていますね……」(前同) 

 

 これまで、素行の悪さや礼を欠いた先輩芸能人への態度は“炎上芸”として浸透していたところもあるフワちゃんだが、今回ばかりはそうはいかないようだ――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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