広島がＤｅＮＡを10-3で破り、ＤｅＮＡは走塁ミスで2連敗した。

九回にＤｅＮＡが1点を返したが、結局逆転ならず。

広島の三塁走者が飛び出した時、玉村が巧みなプレーで挟殺を決め、2試合連続の完投勝利を挙げた。

三浦監督の表情はやりきれなさがにじんでいた。

（要約）

　腕組みをして試合を見つめる三浦監督（撮影・市尻達拡） 

　「広島１０－３ＤｅＮＡ」（１２日、マツダスタジアム） 

　ＤｅＮＡがお粗末な走塁で２連敗を喫した。 

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　８点ビハインドの九回に桑原の左前適時打で１点を返し、なおも２死二、三塁と玉村を攻め立てた。ここで梶原の打球はマウンド前への緩い打球になったが、三塁走者の知野が三本間に飛び出し、二塁走者の桑原も三塁手前まで駆けていた。 

　捕球した玉村は一度、一塁に反転したが、間に合わないと判断すると、飛び出していた知野を挟殺プレーでアウトにし、２試合連続の完投勝利を挙げた。状況は７点差を追っていた場面だっただけに、三塁ベンチの三浦監督はなんともやりきれない表情を浮かべていた。