( 202364 )  2024/08/16 17:08:52  
00

夏休みによく話題になる「子どもの体験格差」、その拡大を防ぐ「経済支援」という方法

現代ビジネス 8/16(金) 7:40 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/914b846086b6c3acf3d869bdf87d6343828a0eea

 

( 202365 )  2024/08/16 17:08:52  
00

日本社会では、低所得家庭の子どもたちに「体験格差」が存在し、家庭の経済格差や保護者の収入が影響している。

解消のためには、直接的に子ども個人に支援をするか、事業者に補助をするかの二つの支援方針が考えられるが、個人補助をより重視する意見もある。

最近では、民間団体やNPOが子どもに直接経済支援を行い、子どもたちが自分の興味や希望に合わせた体験をできるようにしている例も増えてきている。

今後は、国や自治体が政策として「体験」の費用を補助する議論が必要であり、一部の自治体では、実証事業などを通じて子どもたちへの支援が始まっている。

低所得家庭の子どもたちが「体験」を通じて成長できるような取り組みが重要であると述べられている。

(要約)

( 202367 )  2024/08/16 17:08:52  
00

〔PHOTO〕iStock 

 

習い事や家族旅行は贅沢?子どもたちから何が奪われているのか? 

 

低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」、人気の水泳と音楽で生じる格差、近所のお祭りにすら格差がある……いまの日本社会にはどのような「体験格差」の現実があり、解消するために何ができるのか。 

 

【写真】子ども時代に「ディズニーランド」に行ったかどうか「意外すぎる格差」 

 

発売即5刷が決まった話題書『体験格差』では、日本初の全国調査からこの社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態に迫る。 

 

*本記事は今井悠介『体験格差』から抜粋・再編集したものです。 

 

これまでたびたび確認してきた通り、子どもの体験格差の核心には家庭間、保護者間の経済的な格差がある。そのため、低所得家庭の収入が上昇し、経済的な格差が縮まれば、子どもの体験格差にも影響があるだろう。 

 

そのうえで、子どもの「体験」に焦点を絞った経済的な支援には、大きく二つの方向性が考えられる。「子ども」(=個人)に対して直接的に支援するか、「担い手」(=事業者)に補助をすることで間接的に子どもを支援するかだ。いずれも大切な支援策だが、私としては、前者の個人補助をより拡充していくべきだと考えている。 

 

写真:現代ビジネス 

 

例えば行政が一定の基準で選んだ団体やプログラムに補助をする場合、それを通じて低所得家庭の子どもが利用できる「体験」の場は増えるだろう。それは良いことだ。 

 

しかし、補助の対象にならない「体験」の場については何も変わらない。依然として、保護者が自腹を切って子どもを通わせるか、あきらめるかを選ぶしかない。「担い手」への補助を通じた間接的な経済支援で広がる選択肢は、限定されたものにならざるを得ない。 

 

反対に、「子ども」(実質的には保護者)に対して直接的に補助をすれば、子ども自身が自分のやってみたい「体験」の場を選ぶことができる。習い事の月謝やプログラムの参加費などに柔軟に利用できる。 

 

問題の本質は、子どもが参加する「体験」を誰が選ぶかにある。低所得家庭の子どもにはこんな「体験」が良いはずだと「社会」の側が決めてしまうのか。それとも、「子ども」自身がやってみたいことを見つけていくのか。 

 

東北の被災地で私たちの支援を受け、地域の打楽器教室を選んで小学校5年生から高校卒業まで通い続けたある女性は、高校1年生の頃に次のように語っていた。 

 

5年間、打楽器を続けたことは、私の心の拠り所になったと思います。嫌なことがあっても、演奏に夢中になると、心が解放されて、またがんばろうという気持ちになれました。特にマリンバが大好きで、自分の気持ちを表現できる楽器だなあと思っています。これからも技術を磨き、更に色んな素敵な曲を演奏できるようになりたいです。 

 

最近では、「体験」に関わる各分野の非営利団体などの中からも、寄付金や民間の助成金を原資に、子どもに対して直接的に経済支援を行うケースが出てきている。 

 

認定NPO法人 love.fútbol Japan は、経済的困難を抱える子どもたちがサッカーを楽しめるよう年間約5万円の奨励金を提供し、サッカー用具の寄贈等も行っている。一般社団法人日本アウトドアネットワークでは、ひとり親家庭の子どもに対して、自然体験プログラムへの参加費の一部を支援する制度を開始した。 

 

私たちチャンス・フォー・チルドレンでも、低所得家庭の子どもたちが「体験」に利用できる奨学金(クーポン)の提供を2022年に開始した。クーポンを受け取ることが決まった子どもたちは、地域にあるいくつかの「体験」を試しながら、自分に合った「体験」を選び始めている。 

 

今後は、民間資金だけに頼らず、国や自治体の政策として「体験」の費用を補助していくかの議論が必要になる。 

 

例えば、すべての小学生に対して月に5000円(年間6万円)を補助した場合、必要な予算は3600億円ほどになる。全体の1割強に及ぶ相対的貧困家庭の小学生に限ればおよそ400億円だ。国が実施する高等学校の授業料無償化施策(高等学校等就学支援金制度)の令和6年度予算が約4000億円であることを考えると、決して実現不可能な金額ではない。 

 

実際に、行政による「体験」にかかる費用の支援は、自治体のレベルで少しずつ始まっている。 

 

長野県長野市では、主に「体験」に利用できる電子クーポンを市内に住むすべての小中学生に提供する実証事業が始まった。チャンス・フォー・チルドレンも協働している。クーポンは地域のスポーツや文化芸術、アウトドアなど811のプログラム(2024年1月時点)で利用でき、選ぶのはあくまで「子ども」の側だ。なお、現金給付ではなくクーポンが採用されているのは、政策の目的に沿って、資金の使途を子どもの「体験」や学びに限定しているからだ。 

 

本書の引用元『体験格差』では、「低所得家庭の子どもの約3人に1人が体験ゼロ」「人気の水泳と音楽で生じる格差」といったデータや10人の当事者インタビューなどから、体験格差の問題の構造を明かし、解消の打ち手を探る。 

 

今井 悠介(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事) 

 

 

( 202366 )  2024/08/16 17:08:52  
00

- 田舎で育った者の視点からは、田舎での自然体験や地域のイベントへの参加が楽しかったという思いが伝わる。

 

- 親や地域の活動性が、子供たちの体験に影響を与えるとの指摘がある。

 

- 地方と都市部、収入格差や家庭環境による体験格差の指摘がある。

 

- 貧困層の子供たちが不十分な食事をとっている現実や家庭の問題が取り上げられる。

 

- 親の使い方や子どもへの支援の在り方、補助金の使途に関する意見が対立している。

 

- 学校や教育機関における体験やイベントの提供、経済支援の在り方についての意見がある。

 

- 親の責任や社会全体での支援の在り方に関する意見が多く、多角的な議論がされている。

 

- 格差や貧困層支援に対する意見には、社会的な視点や個別事情、家庭状況による違いが反映されている。

 

- 児童の体験格差や経済格差についての、社会的問題や政策提言、個人的な体験などさまざまな視点が示されている。

 

 

(まとめ)

( 202368 )  2024/08/16 17:08:52  
00

=+=+=+=+= 

田舎で育った私ですが、都会の子のように色々な施設には行けなかったかもしれないけれど、夏休みになれば兄弟や近所の友達と毎日のように川に遊びに行ったり、地域のお祭りもあったし、お盆に親戚が集まれば庭でバーベキューや花火して、カブトムシ捕りに行ったり…あと地域の子ども会に入っていれば年に1〜2回はバス旅行があったり…田んぼもあるから田植えや稲刈りシーズンは出かけられなかったけれど今となってはあれもいい農業体験だったのかな。 

ある程度が自然と体験できたことだけれど、今は各家庭で色々考えたり体験させなきゃっていう義務のようになってしまったんですね。 

 

=+=+=+=+= 

こういう格差って、どこまでいってもあるものです。 

体験格差の線引きって人によって曖昧で、何がその人にとって良い体験か経験かなんて一概には言えませんよね。  

 

地方の普通の家庭は地方のお金持ち家庭を羨ましく思い、地方の家庭は都市部を羨ましく思い、都市部の中でも格差があり、また都市部のお金持ちの中でも格差がありと、他者と比較していてはいつまでも幸せになりません。 

 

ただあらゆる経験から学ぶように声掛けすることは、どんな親子でも出来るかなと思います。 

 

料理を体験すると、自立も出来るようになるし、こういう所が楽しいし、もれなく自分好みの美味しいものが食べられるし、割合の勉強にもなるね。など、その体験、経験の魅力、失敗から学ぶ声掛けを出来ればどんな事も糧になるのかなと感じます 

 

=+=+=+=+= 

昨夜、News23の「子どもの貧困」についての特集を観た。 

非正規雇用のシングルマザーと3人の子ども達の夏休み。 

子ども達は夏休み期間1日1食しか食べない。 

子ども達でウインナーとスクランブルエッグとご飯を用意して食べる。 

あとは1日中ゲームで過ごしている様子。 

母親は朝から仕事で夜7時半に帰宅。ご飯にふりかけで食事。 

 

非正規雇用なのに労働時間長いよね。 

長時間働けるなら正社員になって働いたらいいのに。 

児童扶養手当を受けていたら、各種手当+収入。 

卵とウインナーと米以外も買えるよね。 

せめて昼ごはん用にパンでも買っておいてあげたらいいのに。 

野菜もあればウインナーと一緒に炒める事出来るのに。 

 

いろいろツッコミどころ多くて呆れる、 

 

お金の使い方 

時間の使い方 

働き方 

見直す所があると思う。 

 

こんな生活している家族に更に支援を増やしても使い方が分からなんだって。 

 

=+=+=+=+= 

体験格差って経済的な事情も大きく影響するけど、親が活動的かどうかも大きい。 

 

私の友人は共働きでお金もあるけど、旅行は子供が小さくて覚えてないから行かない、公園は日焼けするからパパ任せ、動物園や水族館は子供の反応が薄いから1回行けば充分と言います。休日はダラダラしたいから、基本的に夫婦どちらかの実家に家族で押しかけご飯を食べるのが日常になってます。 

 

夏休みなんて無料で行けるイベントを行政や企業が色々企画してくれて、学校からのチラシで配られます。お金をかけて習い事しなくても、ワークショップに参加したり家族で海や川で遊んだり充分楽しいのに。 

 

=+=+=+=+= 

>「子ども」(実質的には保護者)に対して直接的に補助をすれば、子ども自身が自分のやってみたい「体験」の場を選ぶことができる。習い事の月謝やプログラムの参加費などに柔軟に利用できる。 

悪く考えればだけど、保護者に対して直接的に補助すれば、保護者が柔軟に自分の享楽などに消費してしまう可能性もある。身もふたもない言い方だけど貧困層の保護者のうち一定数(全員ではない)にはこういう人がいることも想定しなければいけないのでは 

 

=+=+=+=+= 

長野市の取り組みは高く評価できる。体験限定のクーポンである事、全ての子どもにクーポンが渡ること。 

前々から生活保護について現物支給、または用途を限定したクーポン形式で行うべきとの意見が根強い。それについてもクーポンを使用する際はマイナンバー確認をするべきと思うが。 

長野市は公園での児童の声を対するクレームにより公園を閉鎖したということで強い関心を呼んだ。しかしこんな子ども思いの施策を行っているとは知らなかった。素晴らしいと思う。 

公園の児童の声にクレームを入れた高齢男性もこの施策には拍手してくれるだろうか。 

 

=+=+=+=+= 

何もかも…というわけにはいきませんからね。 

食事に事欠く子がいるらしいから、支援の優先順位の一番はそこだろうし、次は給付型奨学金の充実とか 放課後を利用しての学力支援とか、ランドセルや制服など学用品の支援とか。 

体験は 今でも無料or安く利用できるものがたくさんあると思いますよ。 

 

=+=+=+=+= 

学校が林間学校、修学旅行、遠足、工場見学とか連れて行ってるし運動会や文化祭もある。これらの体験が十分経済支援じゃないの? 

収入低くて体験ができなくて格差が生まれてるの!だがら経済支援しろよ!!っていう人はやっぱり頭悪くて収入低いのかな?お金かけなくてできる体験いっぱいあるしお金持ちでもあえてしてない体験とかもあるだろう。 

ディズニーランドや海外旅行だけが体験じゃない。ちなみにうちはあえて子どもをディズニーランドに連れて行かない。地方住みで1人10万単位でかかるのでそのお金で別のことさせてやりたいから。 

 

=+=+=+=+= 

被災とかは別として。 

死別以外のシングルとかで「格差が!」ってのは仕方ないと思う。 

人それぞれ人生があってその中で親が離婚して格差がでる、って個人の都合だし個人の生き方。子供は関係ない、って訳にはならないよ。だって親子だから。 

親もそこまで考えて産み、生きる事をもっと考えたらと思う。 

ましてや子供は1、2年育てて終わりじゃない。何十年も育てる。 

経済支援は親もきちんと働いていても足りない人に渡したら良いかと。 

ちなみに。現金支給は親が使う人、多いけど。自分の周りはね。 

子供に使ってない。 

渡すならそこまできちんと管理したら? 

見えてないだけだよ。 

 

=+=+=+=+= 

資本主義社会に平等なんてありません。補助金出したところで、そのお金が親のパチンコ代や飲み代に消えるかもしれませんよ。田舎の貧乏家庭と都心部住みの金持ち家庭の子どもで差がつくのは当然。それを受け入れて頑張るしかないのです。 

 

 

=+=+=+=+= 

習い事や長期休みの間の体験のためにクーポンを出しても、結局送迎時間やそれに必要なものの準備の資金繰りで、低所得の家庭は体験に至らないケースが多そう。 

そもそも国の税金から貧困層の娯楽に当てるのはおかしいでしょ。 

高校無償化とは全く別の次元だと思います。 

それこそ不平等でしょう、貧困層にばかり税金を使うなんて。 

 

=+=+=+=+= 

体験格差はあってもそれが全てではない。 

それがきっかけで人生が変わる人もいればそれでも人生が変わらない人だっています。 

遅咲きの人生だっていいと思います。 

みんな同じ方向に向かう必要はない。 

 

=+=+=+=+= 

低所得家庭ばかりいつもいつも援助ってやっぱり納得いかない。死別とかならわかるが大抵は無計画なだけ。簡単に子供作ったり簡単に離婚してるだけ。 

普通に家庭構築、ましては高所得家庭ってやっぱり努力してるからどうしても支援したいなら平等にするべき 

 

=+=+=+=+= 

体験格差って全児童がデイズニーランド行ったり、ピアノや水泳の習い事できないと不幸っていう考え方が根底にあるのでは?しかも、親の勝手な思い込みや、見栄で。さらに、子供が思い通りにならないのは、自分の育て方でなくて、国の経済政策が悪いからって、責任転換しようとしてるのでは? 

子供の頃、夏休みにお金持ちの家の子は、旅行や別荘いってたけど、自分は毎日昆虫採取。無料のお習字教室や、塾に行かされたけど、苦痛でしかなく、途中で止めた。でも、6年生大学卒して国家資格取って仕事している。自分が惨めだと思ったことはない。 

 

=+=+=+=+= 

親の収入に関係なく、こどもの習い事、体験を無料化にすればいい。そもそも塾ってなに?行きたい学校に入りたければ、なぜ、学校ではなく塾に行かないといけない?!そこを変えないと何も変わらない。 

 

=+=+=+=+= 

習い事とかって月謝の問題だけじゃなく 

送り迎えとかそもそも物理的に通える距離に教室があるかとか 

格差があるのは当たり前だと思う。 

 

=+=+=+=+= 

この日本で体験格差とか言って。 

日本なんか休みの過ごし方がいろいろでいいですよー。 

 

西ヨーロッパのバカンス当たり前の国なんか、格差激しいよ。 

バカンス行くのがあたりまえ。 

どこに行くか行ったかでね、いろいろ。 

 

日本も、夏休みは旅行にいくものだ!行かない奴は恥ずかしい!という世の中だったら、それこそ格差と騒ぐでしょう。 

 

しかし何かと格差格差と騒ぐようになった。本当に貧乏国になったんだな。 

 

=+=+=+=+= 

そんなものは話題にならない。筆者は特別な環境にいるのだろう。 

しかも、金を出すのは誰か? 日本には打ち出の小槌はない。欧州は、みんな植民地(自治領と呼ばれている植民地)や地下資源を持っている。日本にはないし、この先もない。 

しかも、子供の体験は家庭内文化によって決まるので、外部からお金をかける理由がそもそもないのだ。誰のために体験格差という言葉を作ったのか、疑問でしかない。 

 

=+=+=+=+= 

すでに捕食者と非捕食者に体格が分化しつつある。最近はわしら世代と違い進学校の方が部活でも上位に来ている、工業高校、商業高校がんばれ! 

 

=+=+=+=+= 

社会で問題になっている、いわゆる貧困家庭の親は、教育や体験が貧困から抜け出せる道だとわかっていないから、どれだけ現金をばら撒いても同じ。 

貧困家庭の子供のって、たいがいゲームは持ってるんだよね。 

親が、それを与えときゃいいと思ってる。 

親が社会性に欠けてることも多くて、どこまでいっても子供の生活が好転することはない。 

貧困無限ループ 

 

 

=+=+=+=+= 

子どもには運動会でも、勉強でも順位をつけるな。とか偉そうな事言っときながら大人の格差には物言わず。 

そこそこ食って行ければいいわの時代に何を求めるのか? 

そういう教育してるからしょうがないわな。 

 

=+=+=+=+= 

考えてみれば、修学旅行なんかも「子どもの体験格差」を解消するという意味で始められたのかも知れないな 

 

=+=+=+=+= 

米国のように入試における選考基準になると格差社会も本格化するね。 

同時に2人以上産み育てると考える親が激減しそう。。、 

 

=+=+=+=+= 

その分公教育で対応してくくれればいいのに。塾に行けない人たちへの補講とか。 

 

=+=+=+=+= 

まずは親が必死になって頑張れよ 

 

=+=+=+=+= 

現代のネロ少年も、なんとかしてやってくれ。 

 

 

 
 

IMAGE