( 202497 )  2024/08/17 01:40:21  
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2025年大阪・関西万博に期待していますか 

 

産経新聞が109社から回答を得た企業アンケートでは、2025年大阪・関西万博の開幕まで約8カ月となる中、万博開催に「期待する」とした企業が7割超に上った。技術発展への貢献や日本の存在感の向上などを期待する回答が多くみられた。前売り入場券を購入するとした企業のうち約4割が従業員に配布するとした。 

 

【表で見る】大阪・関西万博の各種入場料 

 

万博は来年4~10月、大阪市の人工島・夢洲で開催。経済産業省は万博開催の経済波及効果を約2兆9000億円と試算し、経済発展につながることが期待されている。 

 

企業の間でも万博に「強く期待する」とする回答が39・4%、「ある程度期待できる」が34・9%と関心の高さがうかがえた。一方で、「あまり期待できない」は5・5%で、「全く期待できない」とした企業はなかった。ただ、無回答の12・8%と「わからない」の7・3%を合わせると約5分の1の企業が明確な回答を避けた。 

 

「期待する」とした企業に対し、期待していることについて複数回答で具体的に聞いたところ、「技術発展への貢献」が最多の60・5%で、「国際社会での日本の存在感向上」が59・3%、「景気浮揚」が58・0%と続いた。 

 

また、前売り入場券の購入については、用途に関しては「従業員に配布」が最多で36・7%、「取引先に配布」(30・3%)、「販売促進などのキャンペーンを通じて顧客に配布」(13・8%)、「学校など地域に配布」(8・3%)の順に多かった。一方で「購入しない」は11・0%だった。 

 

アンケートは7月10~30日に実施した。(井上浩平) 

 

 

 
 

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