フリーアナウンサーの川口ゆりさんが男性の体臭に関するSNS投稿で物議をかもし、改めて謝罪するYouTubeチャンネルの生配信に登場した。

仕事が全てキャンセルされ無職になったこと、炎上後の苦しい日々を明かすとともに、今後の活動について悩んでいることを吐露。

投稿の影響で所属事務所から契約解除を言い渡され、世間の反応に悩みながらもアナウンサーとしての道を模索している様子が伝えられた。

（要約）

川口ゆりアナウンサー（@funifuniyuri）から 

　男性の体臭に対するSNS投稿が物議をかもしたフリーアナウンサー・川口ゆり（29）が17日、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-【公式】」の生配信に出演。自身の投稿について改めて謝罪し、真意を説明した。 

【写真】不適切な発言で謝罪した川口ゆりアナの公式X 

　川口は「元フリーアナウンサーという肩書で、現在は無職です」と自己紹介し、「Xの方で大炎上してしまいまして、その投稿をきっかけに所属していた事務所から契約解除というふうに言い渡されまして、この度無職になってしまいました」と自虐を交えて説明。 

　そして「この度は私の不用意な発言で多くの方を傷つけてしまったりというのは本当に反省してまして、きちんと自分の言葉でみなさんに謝りたいなと思い、ここにいるという形です」と騒動を改めて謝罪。「特に現場労働の仕事の方、建設業の方々を傷つけてしまった」とし、「本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。 

　騒動の影響で決まっていた数本の仕事は全てキャンセルになったといい、「収入のあては今のところないです」。「凄い落ち込んで」炎上後3～4日は何も食べることができず、眠ることもできない日々。「2日で6キロやせた」「この1週間の記憶、正直ないです」と明かした。 

　今後についてアナウンサーを続けたいとしつつも「ここまで世間の皆様からアナウンサーらしからぬ人と言われてますので、やりたいですがやってはいけないのかなと思ってます」と悩める心境を吐露。フリーアナウンサーのほかにイベントのプランナーとしても活動しているそうで「表には出ず裏方に行こうかなと思ってはいるものの、表で誰かとお話しをしたりという仕事が大好きなのでどうしようかなと」と話した。 

　川口は今月8日、X（旧ツイッター）で「自分で気づけない体臭（身近な女性は指摘しにくい）、日々の身体の調子は食生活や少しのケアでいくらでもよくできる」「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど。夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」（原文ママ、削除済み）と投稿。 

　この内容が物議をかもし、10日には所属事務所「VOICE」が「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と契約解消を発表した。