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「日本はポスト資本主義で再び世界の先進国になる」天才哲学者マルクス・ガブリエル氏語る日本のポテンシャル

東洋経済オンライン 8/21(水) 10:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/950fb8c5ab2b190a93eb6e634c40043246389605

 

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マルクス・ガブリエル氏が日本で新著を最初に出版した理由は、日本が多くの改革を実施できるユニークな立場にあり、特に倫理的なビジネス手法や労働倫理が安定した秩序によってもたらされていると感じたから。

彼は倫理資本主義による社会の変化を提案し、「いいことをして利益を得る」形式の投資や経済の重要性を説いている。

倫理資本主義を実現するためには、企業にCPO(最高哲学責任者)を置き、企業の社会的貢献に対する報酬制度を考案するべきだと主張している。

(要約)

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マルクス・ガブリエル氏が新著を日本でまず出版した理由とは?(写真:©Peter Baranowski) 

 

格差の拡大や富の集中、大量生産・消費による環境への負荷など、現在社会が抱える問題を「資本主義のせい」にする見方は少なくない。 

そんな中、ドイツのボン大学教授で哲学者のマルクス・ガブリエル氏は、ポスト資本主義は脱成長でも、新自由主義でもなく、“人も企業もいいことをして利益を得る”という「倫理資本主義」だと主張する。倫理資本主義で社会はどう変わるのか、著書『倫理資本主義の時代』を世界に先駆けて日本で上梓したガブリエル氏に聞いた。 

 

■日本は改革を実施できるユニークな立場にある 

 

 ――なぜ日本で最初に出版しようと?  

 

この10年間、頻繁に日本を訪れ、多くの哲学者やそのほかの分野の教授、そしてビジネス界のリーダーや政治家たちと交流してきた経験から、日本は多くの改革を実施できるユニークな立場にあると感じました。 

 

 例えば、「カイゼン」。これは倫理的なビジネスを行うための手法ですが、日本の労働倫理が単なる個人の精神的な鍛錬ではなく、非常に安定した秩序によってもたらされていることは、世界的によく知られています。 

 

 中間層は強力で、トリクルダウン効果も機能している。つまり、強い経済によって運営される社会民主主義が日本ではまだ維持されているのです。 ただ、他国同様、日本もさまざまな脅威にさらされている。 

 

 そこで、哲学から得た洞察と日本におけるビジネス慣行や思想を組み合わせれば、日本がポスト資本主義としての倫理資本主義の先進国になるのではないかと。 

 

 ――ただ、日本は変化に疎いというか、「変化を拒む国」だと思うのですが。 

 

もちろんすべての変化がいいわけではなく、社会的変化に対して慎重であることも理解できます。だからこそ、変革ではつねに最善の方法をとらなければいけない。そこで登場するのが倫理資本主義です。これは、“消費者も、生産者も、起業家も、経営者も、労働者階級も、誰もがいいことをして利益を得る”というシンプルなものです。 

 

 ――いいことをして利益を得る?  

 

 私たちは皆、いい睡眠を得たいし、同僚と良好な関係を維持して、いい環境で働きたい。そして平和と繁栄を望んでいる。企業がこれらに向けて貢献すれば、大きな利益を上げる可能性が高くなる。 

 

 

 もちろん、そこへ到達するには、個人の小さな決断1つひとつが、「いいことをしたい」という願望によって実行される必要があるし、それを個人、集団(家族)、組織(企業、社会)にスケールしていくことも必要です。 

 

■道徳的な消費を促す商品化があればいい 

 

 ――著書では、倫理資本主義において過剰な消費を抑制する必要性を述べていますが、現実にはなかなか難しいのではないでしょうか。 

 

 それは個人ではなく、企業側の問題ですね。私たちが消費する商品を生産するのは企業ですから。私の主張は、消費者個人が消費行動を道徳的にすべきということではなくて、サステナブルな企業がそうではない企業を経済的に凌駕するというイメージです。 

 

 具体例を挙げましょう。約9年前、私はチューリッヒにあるスイス最古のベジタリアンレストランに行きました。そこの料理は街のどのレストランよりおいしく、それを理由に再訪したくなりました。ベジタブルバーガーのような商品が競合の商品をクオリティで勝れば、顧客もいいほうを選ぶのです。 

 

 ――たんに環境保護や動物愛護のためではなくて。 

 

 それからもう1つ、価格の問題からサステナブルな商品を選びにくい人のために、購入しやすい製品を開発する必要もありますね。 

 

 ――そういった倫理資本主義を実現させている企業は。 

 

 ありますよ。1つは、気候変動に関する世界最大の情報プラットフォームであるスウェーデンのSNS「We Don’t Have Time」。これを立ち上げたイングマ・レンズホッグは、グレタ・トゥーンベリの有名な写真を撮った人物で、気候変動活動家です。 

 

 「We Don't Have Time」は、アメリカ中の市、あるいは州で決定権を持つ人たちに情報を提供し、例えばドナルド・トランプが石油業界に有利な政策を推し進めようとした時に、それに反する動きを促したりしています。 

 

■企業には「哲学責任者」が必要だ 

 

 ――ガブリエルさんは、「倫理資本主義を浸透させるには、各企業にCPO(Chief Philosophy Officer=最高哲学責任者)が必要」と提案しています。倫理資本主義においてCPOはどんな役目を果たすのでしょうか。 

 

 私自身、セールスフォースやロレアルのほか、多くの企業と仕事をしていて、その中には新進気鋭のドイツのAI企業もあります。(ガブリエル氏が教鞭を執る)ボン大学では州の経済省が後援する「認定人工知能」という倫理的基準に基づいてAI製品を認証するプロジェクトを行っていますが、このAI企業はこれを採用し、信じられないほどの成功を収めています。 

 

 

 採用している大規模言語モデル(LLM)は、ChatGPTと同じシステムですが、違うのはケルン市の行政データのみを使用しているところ。ネットからも隔離されているため、ChatGPTのような「幻覚」は見せないわけです。 

 

 例えば、「ある地域に保育施設を建設するための提案書を書いてほしい」とシステムに依頼すると、3分で3案を作ってくれる。そして最終的に私たちはそれらの案からいずれかを1つを選ぶ。これは生産性を向上するものであり、自動化するものではないので、誰も解雇されません。CPOは、ここでいうところの倫理的基準を作る際に使命を果たす、という感じです。 

 

 ――OpenAIからはCPOなど倫理コンサルティングの依頼はないですか?  

 

 来年、京都でサム・アルトマンCEOとは会う可能性か非常に高いとは思いますが……。言えるのはそれくらいです。 

 

 ――倫理資本主義の前提となるサステナビリティについては世代間で感度が違いそうです。 

 

 私は8月から京都哲学研究所の顧問として働いていますが、代表理事の1人であるNTTの澤田純会長は若くはないけれども、とても素晴らしく知的な方です。NTTは日本のトップレベルの哲学者、例えば京都大学の出口康夫教授(京都哲学研究所共同理事)とも協力しています。 

 

 このほか、経団連では多くのビジネスリーダーと話す機会がありましたが、サステナビリティへの理解をより深めたいという明確な意志を感じました。 

 

 ――どの企業もポーズではなく、SDGsには本気だと。 

 

 政治の道徳的ジレンマを解決するのはビジネス界にあるという認識が、浸透してきたと思います。利益を上げることは、不安定な環境ではできないからです。アメリカやフランスで見られるような政治的不安定の多くは経済的問題に起因しており、中産階級の下層にいる人々は、実際に購買力が低下しすぎている恐れがあります。 

 

 その解決は政治にはできない。富の再配分だけでは中間層の底上げは無理で、雇用を増やす必要があります。そのためには、余剰価値を生み出すSDGsに力を入れるしかないのです。 

 

■「いいことをした企業」には報酬を 

 

 ――では、投資家は倫理資本主義にどうかかわるべきでしょうか。 

 

 私は代替経済対策の分野で多くの仕事をしてきましたが、ブータンで1年間一緒に仕事をしたカルマ・ウラが考案した「国民総幸福指数」や、イギリスを代表する経済学者、デニス・スノワーの研究である代替経済指標やウェルビーイングの測定の指標を、企業に当てはめて(投資対象として)見ていくことを提案します。 

 

 

 一般的に多くの人は企業の負の部分について、その有害性に対して代償を支払わせるべきだと考えていますが、ポジティブな社会貢献について測定し、その企業に対価を支払うことだってできます。罪ではなく、社会的ウェルビーイングへの貢献に対する報酬制度を考案するのです。 

 

 ――報酬がカギなんですね。 

 

 例えば、ある企業が社会福祉にプラスの効果をもたらしたとしましょう。貧しい地域に雇用を創出し、人々を下級階級から中間階級に引き上げるような。それで人々はより環境にやさしいサステナブルな自動車を買うようになる。こうした循環を作った企業に対しては減税という措置があってもいい。 

 

 ――倫理的資本主義が実現した場合、富裕層を減らすことなく、貧困層を減らすことはできるのでしょうか。 

 

 私は、哲学者ジョン・ロールズの有名な考え「格差原理」を全面的に信じています。ロールズによると、経済的不平等は「富める者がより裕福になるという事実は、貧しい者も利益を得るという事実と相関することによってのみ正当化される」。 

 

 理想はその距離が少しでも縮まることで、いずれにしても、このように経済的水準が向上できれば、現代経済では理想的な形で富が蓄積されれば貧困層が減るのです。 

 

 昨年ドイツは日本を上回る第3の経済大国になりましたが、その一方で右傾化が進んでいます。その理由は、インフレに対して十分な補償がされなかったからというのと、もう1つ、ドイツはグリーンエコノミーを推進していますが、これにはコストがかかる。 

 

 そこがよく理解されておらず、不服に思う有権者が極右に移行しているのです。不平等が問題なのではなく、トリクルダウン効果が必要なのです。それを行うのは企業の責任であり、政治の責任ではありません。 

 

■「貧困を生み出す企業」を罰する?  

 

 ――著書では「貧困をなくすには、制度ではなく、貧困を禁止する法律が必要だ」とあります。 

 

 貧困を生み出す企業が「罰せられる」と想像してみてください。ヨーロッパでは、サプライチェーン法(サプライチェーン上における人権や環境基準が尊守されていることの確認の義務付け)が大きな議論になっています。 

 

 法律を設計するには優れた専門家の力が必要ですが、この法律を通じて企業の雇用状況をチェックでき、無責任な解雇を測定でき、直接的、あるいは、間接的に貧困を減らすことに貢献できます。 

 

 日本も貧困がどのように生じるのかを研究し、それを経済指標で測定し、貧困を生み出す原因になっている組織などへの刑罰を開発する。貧困を引き起こした企業には廃業のリスクもあるのです。もちろん、これにはきちんとした経済指標が必要です。 

 

倉沢 美左 :東洋経済 記者 

 

 

( 203896 )  2024/08/21 16:39:20  
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この会話の中では、以下のような傾向や論調が見受けられます: 

 

- AIの商業利用や新しい価値観の提唱など、未来に対する懸念や改革の必要性が議論されている。

 

- 米国型の経営や資本主義に対する批判があり、格差社会や資本主義の弊害に対する懸念が述べられている。

 

- 日本における倫理資本主義の可能性や日本の経済・社会の未来に関する意見が多く挙がっている。

 

- 政治や社会制度に対する批判や改革の必要性についての意見も見られる。

 

- 倫理的なビジネスや社会への貢献に関する提案や、労働倫理や所得格差に対する懸念も語られている。

 

 

(まとめ)

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=+=+=+=+= 

私は面白いと思います。このままの状態を続けてもAIの商業利用が進めば近く超格差社会へ突入し今のような治安も保てなくなる。なら、そうなってない今のうちに新しい価値観を提唱して変革を試みるのもありだと思います。やろうとしなければ何も起きない。 

 

=+=+=+=+= 

米国型の経営の結果が、経済成長しても分断が進み内戦の心配までされているトランプ現象だからね。とてもお手本とは思えないのに、相変わらず労働者や下請け企業を無視した強欲株主資本主義を標榜する経営者や専門家が本流を占めている。米国では下位5割が全資産の2%。上位1%が全資産の1/3の資産を保有。EUもギスギス社会になって極右が勢力を伸ばす。みんな余裕が無くなって寛容さが失われて行く。地球環境も、いよいよ後戻り出来ない臨界点を超えつつある。それでも経済成長最優先でこのまま進みますか、って話。 

 

=+=+=+=+= 

社会実験のような危ないことを日本の国レベルでいきなり実施したら危ないだけ。 

そういう経済特区を作って実験してみるのなら色々やってみるのも良いだろうけど、国を挙げて全面導入したら太陽光発電のように何十年も自然環境や経済にダメージを与えてしまう。 

いきなりの方針転換は太陽光発電で日本人は凝りている。 

 

国家予算を投入しないで横須賀とか堺とか落ち目の郊外の都市で経済特区を作って実験をしてみればいいんじゃないかな? 

 

=+=+=+=+= 

官民政の癒着構造が強くなっており、この先も変わらないとしたら貧富格差の超増大、社会的不公平感の増大と共に、日本も治安不安定になるだろうな。 

自分の身は自分で守るしかないと自警団も出現するだろうし、高級住宅街や高級マンションの周囲に高圧電線が張り巡らされ、警備員が常駐というシナリオになるね。 

選挙自体の意義も問われるだろうな。 

 

=+=+=+=+= 

上場企業が株主価値の最大化を追求することで資本主義に持続可能性が生まれる。上場企業というだけでいい人材が集まる。しかしこの40年、国内需要が頭打ちになった大企業は、株式を持ち合い人材を有効活用せず内部留保を蓄え続けた。海外投資が主になり外国の雇用創出に貢献する一方で、国内は搾取構造ができ農業建設運輸中小企業などで低賃金が定着し、低賃金労働者を財界が欲するという悪循環。低PBR状態を放置したらスマホの時代に乗り遅れるのも必然。低PBR改善要請やTOPIXの採用銘柄数削減などの改革により上場企業は本来の形に戻りつつある。市場から資金調達し事業を拡大し利益を得て、配当、自社株買い、設備投資、賃上げという形で社会に還元。円安により金が動き出した。人も動き雇用のミスマッチが解消されれば自然と生産性が上がっていく。円安を維持し国産品の競争力を上げることも大事。今の株高は経済復活の初動の可能性大 

 

=+=+=+=+= 

昔江戸時代で、日本の商人は三方良しを理想と上げていたけど、それに類する提唱かな。 

日本だけを見ていると少子高齢化で日本は衰退の途上にあると見えるが、世界を見渡しても今、少子高齢化が急速に進んでいて、2080年頃には世界の人口が減少に転じる試算がある。これまでの常識と異なるニューノーマルな(超低成長)経済状態へ世界中が向かっている中、考え方の転換が求められるだろう。 

 

=+=+=+=+= 

極端な資本主義は弊害が多い。 そう言っても極端な社会主義もダメ。 何事にも塩梅と言うものがあるので、民主主義と資本主義は相性が良い。弱者救済を行うには、社会保障制度の拡充が必要となる。 しかし、今の日本の社会保障制度は年金や医療制度の肥大化によって、国家予算の半分以上を占めようかと言う勢いで増えてる。 まずは既存の社会保障制度を改革して、肥大化を抑えないと、新たな社会保障制度を設ける事は無理です。 

 

=+=+=+=+= 

「倫理・資本主義」って、渋沢栄一の『論語と算盤(ソロバン)』の思想ですね。つまり『論語(倫理)と算盤(資本主義)』って感じ。しかもこれは、松下幸之助、稲盛哲夫などの、日本の経営思想の伝統として、ある程度定着している。これは日本人よりも来日した外国人の方がはっきり理解しているのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

中間層の多い社会民主主義が機能してたのは昔の話な。今はとっくに資産の分布は山型ではなく、ふたこぶ型になってて、平均値と中央値はどんどん離れてってる状況。 

倫理資本主義が世界中で明確にルール化され、それにみんなが従うようになれば日本は確かに世界のトップに返り咲く可能性もある。良い物がきちんと評価されて、経済格差も無くす方向に動くのなら日本人にはフィットするだろう。ただ、現実の世界は全く異なり、金融マネーゲームが経済を支配し、何の価値も生み出さないのに資本を持ってるものが無条件に資産を増やせる仕組みになってるから、まあ無理だよね。倫理がない連中が牛耳ってる以上、倫理資本主義になることはない。日本はこれからも買い叩かれるし、安売りさせられて長時間労働と極端に短い休暇で幸福度最底辺の国としてどんどん衰退していくだけ。しかもここに少子高齢化が乗っかるんだから無理よw 

 

=+=+=+=+= 

ガブリエル氏は良く日本にも来て、NHKにも露出が多く身近で優秀な哲学者。 

 

本当に「倫理資本主義」が実現可能なら世界は良くなると思うし、そうなって欲しいとは思いますが、やや理想主義的過ぎに見えます。更に、欧州らしいSDGs色が濃いのも気になります。 

 

あと、貧困を生み出す企業が「罰せられる」とかウェルビーイングへの貢献に対する報酬制度とかは、中国以上の管理社会を想起させる。 

 

かつての欧米主導の世界のままなら少し強引にこの様な方向づけも可能性があったかもしれませんが、グローバルサウスも台頭してきた混迷の現代では残念ながら哲学的観念論に止まるのかなあ。 

 

 

=+=+=+=+= 

その倫理的な資本主義が共産中国などの国家資本主義や米国のメリケンファーストに勝てるならそれが良いのだが、この数十年の推移を見てもそれは実現されない事が明白だろう。 

都合が悪くなれば土俵(ルール)すら変えるのが欧米の常、それを真似ているのが共産中国、それを支えているのは武力でありその根源は経済力、哲学的に正しくても現実的には無意味。 

 

=+=+=+=+= 

机上の空論。倫理的資本主義って呼び方を変えた社会主義的自由主義の亜種ですよ。これが成り立つためには国民が賢くならないといけない。 

日本人は能動的に政治参加をせず、政治家や既得権側が私利私欲のために法律や規制緩和をし続ける。こんな状態で倫理的なことが行われるとは思えない。 

 

マルクス・ガブリエル氏は賢い人物かもしれないが、日本がそんな状況にないことさえ分からないとはね。 

 

=+=+=+=+= 

具体的な考察を伴わない綺麗事からは何も生まれないことを歴然と示している記事。 

 貧困層に優しい企業や商売をどのように定義するのか、百円ショップやリサイクルショップは貧困層が安く物を買える機会を提供しているという意味では貧困層に優しいけど、そういう商売が成り立つためには低賃金労働がある。 

 事程左様に(ことほどさように)商売や企業にはいろいろな側面があるから、倫理的な企業には減税をしてあげようよ、みたいな単純な話にはならない。 

 

=+=+=+=+= 

ポスト資本主義といっても、資本主義がベースなのは変わりないでしょうし、 

氏の主張する倫理資本主義がどこまで現実的なのかわかりませんでした。 

そもそも流行りのSDGsとどこが違うんだろう? 

政府で強力に推進するとしたら、それはもう社会主義ですね。 

ぶっとんだアイデアでもいいから、投資家に投資したいと思わせるようなものがないと、難しいと思います。 

日本のポテンシャルとしては、文化資本は優位な部分があるので、これを売りにするくらいなのでしょうか。パイは小さいですけど。 

 

=+=+=+=+= 

日本の企業は東京に一極集中し過ぎています。地方に移転することは良いことだと思います。こういう動きにつながればよいですね。 

 

=+=+=+=+= 

人類全体にとっては、間違いなくその哲学の選択は正しいと思うが、古い考え方である強い資本主義に単純に勝てないと言う現実をどうクリアしていくのが課題だと思う。例だけ見るとちょっと弱い 

 

=+=+=+=+= 

カイゼンが出来んのが今のトヨタや。現場はモノ言えん。それはトヨタの会長も言ってるよ。ポスト資本主義の前提は、心理的安全性の確保や。それないとモノ言えん。 

家庭、学校、職場でもモノ言えん、心理的安全性の確保のない日本でポスト資本主義が生まれるとは思えんよ。 

日本でポスト資本主義が生まれるなら、世界ダントツ最下位のエンゲージメントは何や。終身雇用いう終身刑の作業にポスト資本主義はないよ。刑務所には倫理無いんや。ただモノ言えんだけや。モノ言ったら懲罰やな。兵庫県庁みたいなもんや。 

 

=+=+=+=+= 

政治レベルでは親米ポチで日本を売り渡しているが、民間レベルでは中間層が厚くまだまだ倫理観やポテンシャルは維持されている 

逆に言えば、民間がしっかりしているから社会が保たれているわけで、政治家がそれに寄りかかり甘い汁を吸っているのが現状であろう 

主権は我々国民にある 

自分たちの権力を維持することに汲々とする政治を辞めさせることが日本復活の鍵だ 

象徴天皇と日本国憲法のもと、我々が立ち上がるときだ 

 

=+=+=+=+= 

マルクス系の思想は日本ではウケが良いから、この天才哲学者も気分よく来日し、よく稼げるのでしょう。日本人が喜ぶような未来を描けば本は売れる、講演も増える、さらに稼げる。 

 

=+=+=+=+= 

悪いけど、実につまらない。 

まず、日本に一番必要なことは謙虚さを永遠に続けること。安全安心清潔、環境医療教育、食べ物も、長年世界の先進国ではなく、世界一なのだから。 

ドイツや多くの先進国から日本が学ぶべきことは移民政策の失敗。何故彼らはそこを多く語らないのかな? 

 

 

=+=+=+=+= 

環境保護や動物愛護は結構だが、化石燃料使わないことやベジタリアンが良いことだ、という趣旨だと、日本ではノーサンキューだね。 

まずそれらが「良いこと」なのかが甚だ疑問だからね、その議論で倫理資本主義とやらは行き詰まるね。「倫理的に」クジラはダメでキャベツは食べて良いなんて受けつけないよ、東アジア人は馬鹿じゃないんだよ。 

 

=+=+=+=+= 

勤勉性はあるが、創造性が無い。新たなリーダーが創造性を生み出せる仕組みを作るかがポイント。 

 

=+=+=+=+= 

>例えば、「カイゼン」。これは倫理的なビジネスを行うための手法ですが、日本の労働倫理が単なる個人の精神的な鍛錬ではなく、非常に安定した秩序によってもたらされていることは、世界的によく知られています。 

 

この辺で?となったので後は読まなかった 

 

=+=+=+=+= 

産地や品質の偽装。ピンハネや中抜きは常識。健康食品のように効果がないものを原価の何十倍も価格で売りつける。人出不足はやっつけ仕事でカバー。改善どころか手抜きが優先。天才哲学者は日本を知らない。 

 

=+=+=+=+= 

最近の学生は就職先を選ぶ時に、パーパスと呼ばれる理念を重視してるそう。この人が言う方向へ進むかも。 

 

=+=+=+=+= 

>日本も貧困がどのように生じるのかを研究し、それを経済指標で測定し、貧困を生み出す原因になっている組織などへの刑罰を開発する。 

 

その測定基準の設定や、刑罰を科すかどうかの判断は、企業献金をもらっている政治家がするんですよね?いつもの地獄の沙汰も何とやらになるだけですよ。 

 

=+=+=+=+= 

日本のGDPは今や中国の3割足らずである。 

なぜ日本経済がここまで落ち込んでしまったのか(?) 

財政出動しなかったからだ。ところがそんな事情を 

この男は何も分かっていない。倫理資本主義もないものだ。 

それでいてグローバリズムの合言葉「改革」を目標に掲げる愚かしさ。 

こんな男のどこが「天才」か、笑止千万だ。 

 

=+=+=+=+= 

褒めていただきありがとうございます。しかし 全く同意出来ません。 

もう以前の日本人と今の日本人は全くの別人種であり、倫理的哲学で経済に繋がる事はまず無いでしょう。 

思想と継続 思想と生活 思想と労働が一致していればいいのですが、日本人にはそのようなゆとりは無いですね。また情報が入って倫理観も破壊されています。 

 

=+=+=+=+= 

マルクス・ガブリエルは、自己アピールには優れた人だと思うが、 

注目を集めるために奇をてらっているところがあって、話の内容は「?」と思うことが結構多い。 

 

=+=+=+=+= 

> 中間層は強力で、トリクルダウン効果も機能している。 

 

ん? 

優秀な学者だと思っていましたが、肝心の現状認識を見誤っているような気がします。 

著書には関心があるので読んでみますが。 

 

 

=+=+=+=+= 

日本はポスト資本主義で先進国になるとは資本主義で負けるという意味でしょうか? 

清貧で立派な国を作る? 

理想はそうかもしれないが、外国人相手の風俗産業が盛んになっていますが? 

 

=+=+=+=+= 

強欲資本主義から倫理資本主義に切り替えが 

出来るとしたら日本からとなる? 

それとも共産資本主義が台頭するかな 

どっちにしても強欲資本主義の終焉は近い 

 

=+=+=+=+= 

「天才哲学者」って? 

哲学者に天才とかあること自体が理解できない。まあ本人が言っているのではないことは分かるが。どうせ天才好きで哲学者大好きの日本人相手に本を売ろうと言う魂胆が見え見え。 

 

=+=+=+=+= 

>>中間層は強力で、トリクルダウン効果も機能している。つまり、強い経済によって運営される社会民主主義が日本ではまだ維持されているのです。 

 

海外目線やと日本はまだトリクルダウンが機能してると思われてるんやな。よっぽど酷いんかね向こうは。まあアメリカ基準ならどこも機能してるかもしれんが笑 

 

=+=+=+=+= 

ベーシックインカムで生きてください 

 

って言う世の中になった時、なんとなく平和に淡々と生きられる自信はあるかな。。。 

 

もはや植物 

 

=+=+=+=+= 

特に目新しいものはないな。近江商人の三方よしとか、稲盛哲学みたいなもんじゃないの。 

 

=+=+=+=+= 

どこのHAGEが騙されるんだよ、日本みたいな衰退途上国、一党独裁、世界一税金の高い増税大国、ザイム教信者の多い国なんて永遠にムリ。タイタニックのごとく沈没していくだけ。 

 

=+=+=+=+= 

その前に現在の借金誘導型資本主義体制の破綻からの価値観の大変革が必要でしょう 

 

=+=+=+=+= 

日本を誉め殺ししているような…。 

 

=+=+=+=+= 

ただの詭弁だね 

 

 

=+=+=+=+= 

言ってる事は分かるけれど、民度=裕福 x K も確かだから今後外貨を稼ぐ見込みが少ない日本人はそんな高貴な考えで団結は出来ない。 

 

日本人の多くが海外の厳しさを肌で感じていないので日本は一度落ちる所まで落ちる気がします。かつて冷戦敗北でロシアが貧困の底に落ち中東にロシア人女性が大量に娼婦として出稼ぎに来ていた時代を思い浮かべます。 

 

=+=+=+=+= 

ベースがグローバリストの科学的根拠ゼロの詐欺主張ばかりだから全然信用出来んな。日本人の日本は最早奴◯化されてて成長しませんよ。彼の主張は日本企業とは名ばかりの外資に乗っ取られた先の話、グローバリスト達が日本を闊歩し日本人不在の経済圏だけ利用する世界。日本人は低賃金の奴隷でその1%の富裕層の世界には参加してません。 

 

=+=+=+=+= 

このモデルと最も相容れないものは自民党の下品な金権政治、企業利権癒着統治、それを支持する下品な投資家やネトウヨ、壺信者などですよ。それらのせいでかつて隆盛を極めた日本の中間層は壊滅しかかっています 

 

=+=+=+=+= 

やっと日本に世界が追いついてきたww。 

 

 

 
 

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