( 204449 )  2024/08/23 15:59:31  
00

JAL・ANAの失敗、航空会社の「ホテル経営」はなぜ難しいのか? “放漫経営”と呼ばれた過去を検証する

Merkmal 8/23(金) 5:41 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/97590e718273170417b2647bcc04ce99fabb29c3

 

( 204450 )  2024/08/23 15:59:31  
00

JALとANAは1980年代以降、ホテル経営に参入し、国内外に展開したが、最終的に撤退した。

航空会社のホテル事業参入はシナジー効果が期待され、航空サービスでの技術やホスピタリティスキル、ブランドを活かすことが可能だった。

しかし、過大な投資や経営上の課題に直面し、JALやANAはホテル事業から撤退した。

航空会社が直接運営するホテルは巨額の買収費や改修費がかかることがあり、経営に影響を及ぼすため、多くの航空会社が傘下のホテルを手放すことになっている。

(要約)

( 204452 )  2024/08/23 15:59:31  
00

飛行機(画像:写真AC) 

 

 JALとANAは1980年代以降、相次いでホテル経営に参入し、国内外に展開を広げた。「ホテル日航」「ANAインターコンチネンタル」などのブランドが現在も残っている。しかし、これらのホテルの運営権はすでにJALやANAの手を離れている。では、なぜJALやANAはホテル経営に乗り出し、最終的に撤退することになったのか。 

 

【画像】マジ!? これがホテル・旅行業界の「平均年収」です(計10枚) 

 

 航空事業とホテル事業は、昔からシナジー効果(異なる要素や組織が相互に作用し合うことで、単独での効果や成果を上回る効果が生まれること)が高いとされてきた。航空会社の経営には、次の要素が不可欠である。 

 

・緊急時の避難計画など、安全性の確保 

・定時性の確保 

・予約やチェックインなどの運行や、地上・機内サービスに関わる専門技術と情報 

・顧客へのホスピタリティスキル 

・ブランドや評判の維持 

 

 これらのなかでも、予約に関わる技術・情報、ホスピタリティスキル、ブランドといった要素は、ホテル事業にもある程度応用できる。特に、海外旅行を特別な体験と感じる日本人観光客に対して、ホスピタリティスキルやブランドといったリピート率に影響する要素は、ホテル業界でも有効だとする研究は昔から存在している。 

 

欧州のイージージェットが展開する「イージーホテル(easyHotel)」のウェブサイト(画像:easyHotel) 

 

 航空会社の多角化戦略として、ホテル経営は古くから採用されてきた。 

 

 例えば、米国のパンアメリカン航空は1946年にインターコンチネンタルホテルグループを設立し、欧州、アジア、中東、アフリカに同社が運営するホテルを展開。国際線のチケットと一緒に販売してきた。 

 

 また、かつて大西洋線を中心に国際線を運航していたトランス・ワールド航空(2001年運行停止)は1967年にヒルトンインターナショナルを、ユナイテッド航空は1970年にウエスタンインターナショナルホテルを買収したこともある。 

 

 こうした米国の航空会社は、1980年代中頃までホテルブランドの設立や買収を進め、宿泊と航空券を組み合わせたビジネスモデルを展開していた。 

 

 欧州でも同様の戦略が取られており、エールフランスは1972年に「メリディアンホテル」を立ち上げた。このブランド名は東京にも存在していたため、多くの人になじみがあるだろう。しかし、1970年代後半から航空自由化の影響で、航空会社の経営はスリム化を目指し、ホテル事業は縮小傾向にあった。多くの航空会社がホテルを手放すことになった。 

 一方で、航空自由化で拡大した格安航空会社(LCC)のなかには、ホテル経営に乗り出す企業も存在する。欧州のイージージェットが展開する「イージーホテル(easyHotel)」や、マレーシアのエアアジアのグループ会社「チューンホテルズ(Tune Hotels)」がその代表例だ。 

 

 アジアでも、各地の航空会社がホテル事業に進出しており、特に経済規模が世界有数の日本や中国では、高級ホテルの買収などで注目を集める航空会社発祥のホテルチェーンが誕生している。 

 

 JALグループは1970(昭和45)年にホテル事業の子会社(日本航空開発、後のJALホテルズ)を設立し、本格的にホテル業に参入した。JALホテルグループは日本国内にとどまらず、欧米やアジアにも展開し、ニューヨークの高級ホテル「エセックスハウス」を買収するなどの攻勢を見せた。 

 

 一方、ANAグループもJALに遅れること3年の1973年にホテル事業を手がける子会社を設立し、1986年からは国際線展開に合わせてワシントンDC、シドニー、シンガポール、ハワイ、ウィーンなどに展開した。 

 

 中国の海南航空の親会社である海航集団は、2000年代から2010年代前半にかけて多くのホテルを傘下に持ち、一時は米国の大手ホテルチェーンであるラディソン・ホールディングスを子会社にするほどの規模を誇っていた。 

 

 

山崎豊子『沈まぬ太陽』(画像:新潮社) 

 

 JALとANAは1990年代以降、事業の縮小や経営権の譲渡に踏み切った。背景には、両社が過大な投資を行ったことが共通している。 

 

 特に、1980年代から1990年代にかけてのJALのホテル事業は、バブル景気の影響で資金的な余裕があったにもかかわらず、財務的には無理のある投資案件が多く、当時から“放漫経営”との批判が絶えなかった。 

 

 特に、前述のエセックスハウスのエピソードは、山崎豊子の小説『沈まぬ太陽』にも名前を変えて登場しており、多くの読者に知られているだろう。1984(昭和59)年に買収されたこのホテルの取得コストは 

 

「1億7500万ドル」(当時のレートで約200億円)に達し、 

 

「売却元であるマリオット社の言い値で購入したのではないか」 

 

という批判が当時の調査報告書に記載された。エセックスハウスは、その後の改修に1億ドル以上を要し、日本航空の経営を圧迫した結果、1999(平成11)年に売却されることになった。 

 

 JALグループはほかにも国内外に多くの大型ホテルを所有していたが、2000年までに約700億円の損失を抱えることになった。その後、ホテル資産の売却を進めて財務状態は改善したが、2010年には親会社のJALが経営破綻した。 

 

 この時点ではJALホテルズの経営がJAL全体に影響を与えることはなくなっていた。とはいえ、小説にも描かれるほど有名になった「放漫経営の過去」と決別するために、ホテルオークラに売却し、日本航空はホテル運用から撤退した。 

 

 一方、ANAも急激な海外展開が経営に大きな負担をかけ、2002年までにすべての海外ホテル事業から撤退した。国内でも2007年に13のホテル資産をモルガン・スタンレー証券に売却するなど、物件売却を進めた。また、2006年にはインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)と資本提携し、共同運営を行うなど、完全に撤退したわけではないが、経営の度合いは弱まっている。 

 

 このような過大な投資による撤退は日本に限らず、前述の中国の海航集団もホテル買収で巨額の負債を抱え、2021年に経営破綻した。 

 

 

オークラニッコーホテルマネジメントのウェブサイト(画像:オークラニッコーホテルマネジメント) 

 

 航空会社が直接運営するホテルは、急速な展開を試みると巨額の買収費や改修費がかかり、本体の経営に大きな影響を及ぼすことがある。そのため、多くの航空会社は傘下のホテルを手放すことになった。 

 

 しかし、航空会社が拠点を置く国や近隣の国で展開する場合、現地でのブランド力を生かして有名ホテルとして存続できる事例もある。 

 

 例えば、前述のホテル日航ブランドは、ホテルオークラによる買収から10年以上が経過してもなお、ブランドとして存続している。また、IHGが日本で展開しているホテルには、今でもANAの名前が入ったホテルが各地に存在している。さらに、かつて航空会社のブランドだったインターコンチネンタルやメリディアンも、運営元が変わりながらも世界中で営業を続けている。 

 

 地域で高級ホテルとしての認知度が高かったため、撤退後も別の運営会社が力を入れて運営している例は珍しくない。JAL時代に批判を浴びたエセックスハウスは現在、再びマリオットが運営しており、ニューヨークで最高級ホテルとして人気を集めている。 

 

飛行機(画像:写真AC) 

 

 ホテルと航空会社のビジネスモデルには、ホスピタリティや予約の面で多くの共通点があり、シナジー効果を発揮しやすい事業として展開されてきた。しかし、これらの事業を拡大するには多額の投資が必要となることが多く、長期的に成功した例はあまり多くない。 

 

 JALやANAも、世界中にホテルを広げようとするあまり、財務面を軽視して失敗した一例といえる。ただし、航空会社が生み出したホテルブランドは今なお多く残っており、そのブランド力は高いことが伺える。 

 

 今後、このブランド力を生かしながら持続的にホテルを運営できる航空会社が現れるのか、業界ウォッチャーとして注目したい。 

 

前林広樹(乗り物ライター) 

 

 

( 204451 )  2024/08/23 15:59:31  
00

- 航空会社のホテル事業は、バブル期に高級志向や華やかさを売りにしていたが、現在はその差別化が難しくなってきたようです。

(JALやANAのホテル) 

- ホテル業は競争が激しく、運営ノウハウが必要であり、運営者と所有者が別れていることが一般的です。

 

- 地方の老舗ホテルでも改修や閉鎖が相次いでいる現状があります。

 

- JALとANAのホテルは地方では高級な立ち位置で、結婚式や重要な会合に利用されるステータスのあるホテルとして位置づけられている。

 

- 航空会社系ホテルは、海外ではブランド力やサービス面で競争が激化し、日系ホテルの指定に依存する客層は減少傾向にある。

 

- ホテル経営は建物、運営、ブランドの分業が一般的であり、航空会社がホテル事業に参入する際の課題が多いと指摘されている。

 

- バブル時代には、航空会社のホテル経営が過剰投資となり、売却や撤退を余儀なくされるケースが多かったとされています。

 

- 航空会社系ホテルは、一時期は高級志向で利用されていましたが、現在のホテル事業のニーズや市場環境に合わず、運営が難しくなっているとの見方があります。

 

- 航空会社のホテル経営は、本業とホテル事業の間で優先順位や戦略の適切な配分が難しい部分があると指摘されています。

 

 

(まとめ)

( 204453 )  2024/08/23 15:59:31  
00

=+=+=+=+= 

ANAホテルのIHGグループへの売却は、リーマン危機直前で一番高値で売却できた好事例として紹介されることもあります。 

ただ、これはJAL/JAS統合で危機感をもったANAが本業の航空事業への集中と資金調達のために周辺事業を急いで売却したのが真相のようです。(ANAホテル自体は黒字でした。) 

 

JALは当時そのあたりの動きが遅く、売却は考えてはいたもののその前にリーマンショックで相場が暴落。破綻にいたったようです。 

 

=+=+=+=+= 

ホテル経営も、所有企業と運営企業は別と分業化しているところもありますね。 

それだけホテル経営は競争が厳しく、運営ノウハウが必要で、利用者の目が肥えてきたのでしょう。 

市場が成熟すると高級化と低価格化の二極分化しますが、ホテルも例外ではない。 

国内の老舗ホテルですら、苦戦を強いられて改修時期を迎えて廃業しています。 

JALもANAもホテルを何度か使ったことがありますが、隣室の話し声が聞こえたり、設備の古さを感じるなど、APAホテル以下のホテルもありました。 

特にJALは半公営企業のような会社で、ホテルは他の航空会社に対するプライドと、天下り先のために作られたのではないのかなと思っています。 

 

=+=+=+=+= 

JALとANAは経営がうまくいかなくなっても税金で助けてもらえる極めて特殊な企業。 

 

またコロナの時もそうだったが疫病、戦争、政治的紛争などの影響をモロに受ける業界でもある。 

 

普通に考えれば大手航空会社がリスクが高い同じ観光関連の投資から手を引いたのは賢明な判断だと思う。 

 

=+=+=+=+= 

金沢にはJALとANAホテルが駅前に向かい合ってますが、どちらも金沢人にとっての最高級ホテルという立ち位置です(でも序列はJALの方が少し上)。 

 

結婚式等お祝い事、接待や企業とか自治体の重要な会合催しなど、この二つのホテルで行うことがステータスみたいな意識はありますね。両者開業した90年代から今もずーっとこういった感じで続いてるので、地方の石川県ではうまくいってるのだと思います。 

 

=+=+=+=+= 

昔、ロッキード事件で名をはせた運輸高級官僚出身の若狭徳治氏がANAの社長になったとき、同社のフライトが行く都市には国内外問わずANAホテルを設けるとの方針を出していたと聞く。多くの旅行者にとってフライトとホテル選びは必ずしも一致しないということだろう。利用者側にとっては組み合わせて利用するメリットはあまりないのが実態だ。 

 

=+=+=+=+= 

JAL、ANAって名前がつくと良さそうな雰囲気を感じますが、実際は中の上 

悪いと感じたことはないですけど、値段もそれなりなので中途半端なのかも 

昔は選んでいましたが今はホテルの選択肢が多くて安く泊まる時、もう少し豪華に泊まる時と真ん中を選ばなくなった 

 

=+=+=+=+= 

もう20年近く前、翌日の早朝便に乗る為、その前泊として千歳の日航ホテルを利用しましたけど、冬の閑散期だったのもあってか利用客は自分の他は殆ど日航のパイロットかCAで、そんな彼らと同じマイクロバスに揺られて新千歳空港まで向かった思い出(まるで自分も出勤?している様な気分に) 

その時は1週間後に再び新千歳に戻るまでの間、ホテルの駐車場の隅に無料で車を停めたままにもさせて貰えて、個人的には有り難いと云うか、とても便利に利用させて貰えた反面、「ほぼ」自社職員の宿泊所として稼働している様な状況では、儲けなんて無かっただろうなあ…と、この記事を読みながら思い出しました 

 

=+=+=+=+= 

航空会社とは対照的に私鉄系ホテルが今でも多いのは、宿泊特化型のビジネスホテルだからです。 

あと、商業施設やマンションなど不動産開発も私鉄は上手くても、航空会社はノウハウが蓄積されていないと思います。 

 

=+=+=+=+= 

航空会社が多角化しようとすれば、ホテル事業を検討するのは、間違いじゃないと思うけど、それをオペレーションする人がいるのかどうかと、投資額をどのくらいに設定するかどうかじゃないかな。 今後もう一度チャレンジするかもね。 

 

=+=+=+=+= 

大阪や神戸の全日空ホテルは結構利用した。特に取り柄はないが無難に使えるのがよかった。サンフランシスコのホテルニッコーはウォシュレットのある部屋があるのが最高だった。海外であえて日系のホテルを使うことも無さそうには思うが歳とるとやっぱり何かと便利なのは日系のホテルである。利用者としては両方とも結構いいホテルだったと思うよ。 

 

 

=+=+=+=+= 

平成はじめに友人とゴルフ三昧のために、ホテルニッコーサイパンに泊まりました。テラスからの海と美し過ぎるサンセット。ゴルフから帰るとテニスコートでまた汗をかき、レストランも美味しく、下にはリクエストで好きな曲を弾いてくれるピアノマンがいるバーもあり、最高でした。あれから30数年、世界各国のホテルに泊まりましたがニッコーサイパンは私の中でも思い出深いホテルの一つでした。 

 

=+=+=+=+= 

日航ホテル系は海外含め90年代は高級感があったが、その後老朽化が目立ちやはり改修費用が厳しかったのだろう。海外は日航パリのように日本人専用のイメージが強く、時代共にその役割を終えていった。だが海外に残る旧日航ホテルは今でも日本食の提供などで安心感が強く、出張族には人気がある。 

国内中心だったANAのほうは沖縄のリゾート展開等でマイレッジメンバーの囲い込みも含めて効果があったのではないだろうか。石垣や宮古島のANAリゾートは非常にクオリティーが高かったと思うが、外資系の進出もあり競争が激化した。またAIRBNBなど個人旅行の宿泊多様化により双方一定の役割を終えたという印象がある。海外含めてマイレージ会員の提携で囲い込むぐらいで十分なのかもしれない。 

 

=+=+=+=+= 

駕籠かき屋さんが宿屋の経営に手を伸ばせば、もともと関連性が高いしスイスイうまく行きそうだ、と思っても、意外とそうは問屋が卸さない、このたぐいのことは昔から結構ありがちな話なように思う。 

泊まる客の立場からすると、宿泊と航空券が完全にセットになっててすごく得になる、(お金の割引だけでなく、ホテル予約とエアチケット予約が共にすごく手間が省けてラク、みたいな面が一番嬉しいわね)そういうシステムになってるんなら、JALやANAの系列ホテルにぜひ進んで泊まろう、と思うだろう。でもそうでないんなら別にメリットはないじゃん、と思うから、他のいろんな条件を比べていろんなホテルの選択肢の中から決めるだろう。要するに、航空キャリアがホテル運営やることの意味、アドバンテージが、利用客側にさほどうまく伝わらなかったんじゃないですか。 

 

=+=+=+=+= 

ホテル経営は空港から団体客の囲い込みが狙いで個人旅行主体となると難しくなるのは当然です。まだホテル資本が有るANAは航空券とホテルがセットものが有りますが、JALの破綻した原因は赤字地方路線とジャンボジェットではなく放漫なホテル経営や買収統廃合で複雑過ぎる人員構成。 

たらればですが、JASと統合した時に切るべき物を切っていれば破綻なんて無かった感じがします。 

 

=+=+=+=+= 

多角化経営成功させてる会社は 

結局その道のベテランを「社内」に入れて 

その人が舵取りしてるかどうかだと思う。 

(勿論それでも失敗するケースはあるけど) 

 

良く分からんけど金出して専門家雇えばいいんだろ 

位の感覚でやってきた会社は、大体失敗してる。 

 

多角化経営って要するに新しい分野へ進出する事で 

基本的には既存のノウハウが役に立たない 

非常に難しいチャレンジになる訳だから 

失敗したら自分が血を流す立場でやらないと上手くいかないと思う。 

コンサルいくら入れても、コンサルって血は一切流れないからね。 

 

「あそこに頼んだけどダメだった」なんて評判が出てもダメージないし。 

 

=+=+=+=+= 

昔のエピソードは知らないが、現代では航空会社とホテルの組み合わせは時代に合っていない様に思える。 

 

今でも宿泊と航空券のセットで旅行会社がツアーの様なプランを出しているが、決してお得では無く客のニーズに合っていない場合が多い。 

例えば、航空券+ビジネスホテルの組み合わせなど。 しかし観光で行くなら宿泊はビジネスより温泉ホテルに泊まりたい。 値段も大して変わらないし。 

 

それにホテル経営は資本が掛かる割には営業利益が少ない。 定期的にリニューアルも必要だしね。 

 

=+=+=+=+= 

今以上に既得権益で守られていたLCCがなかった頃と違い、民泊活用などの宿泊先の多様化、ネット予約による好条件での宿泊先検索、各種ポイント経済圏の充実によりマイル経済圏への囲い込みの困難化などの厳しい競争がある以上、本業以外で儲けるのは容易ではない。 

 

=+=+=+=+= 

銀座日航なんかはレトロで、立地も便利だったので、こっそり好きだったなぁ…など昔を思い出してしまいました。 

 

お台場のホテル日航がヒルトンになった時は驚きました。そして、その向かいの京急(メリディアンブランドだったかな)が、今度はグランドニッコーになった時に、さらに驚きました。 

 

航空系に由来を持つホテルの変遷は、昨今、目まぐるしいですね。 

 

=+=+=+=+= 

ホテルは、基本宿泊客よりも、催事でしょう、利益率の良いのが、そうなると飛行機会社が、いろいろな取引企業や個人の催事に関してのノウハウやコネクションがどうなのとは思いますから、その方法など、営業力に若干の問題ありではないのでしょうか。 

ホテルの建設場所など、どこも一等地ですから、その維持費なども莫大ですし、それなりに毎日行事がないと、何の魅力もないとなります。 

運営維持をしていくには、メインの航空旅客で精一杯というところでは、しかも航空旅行と宿泊のセットと言ってみても、利用者の7割はビジネスでしょう。 

宿泊旅費とか決まった金額しかないのですから、そんな高級ホテルに皆さんがみんな泊まりません。 

それではなかなま利益が出るホテルありませんから、撤退は利にかなっていると思えますが。 

 

=+=+=+=+= 

航空会社とホテル、理想的な組み合わせですが 

経営は全くの別物でしたね 

規制のかたまりの中で路線申請承認を中心に回す航空会社経営、激しい自由競争に晒され続けるホテル経営、 

JALとANAのブランドは高級ホテルという程ではないため、ブランド力が働かず、中途半端で特長も弱かった 

競争相手のホテルグループに比べて集客するキャンペーンや設備増強も出来ず、ロケーションも思った程便利ではなかった 

なかなか厳しい結果、ホテル経営からの撤退は正解だと思います 

 

 

=+=+=+=+= 

航空会社のホテルというか、日本のホテルチェーンでは結婚式場の運営や宴会需要に対応するための宴会部門が存在し、そのために調理部門やサービス部門が巨大であり、宴会需要が縮小する中、設備コストも人件費も大きな負担であったと思われます。 

 

=+=+=+=+= 

日本のインバウンド客急増は一時的流行ではなく、今後も拡大し定着して行く。 

理由は「リピーターが多い」が訪日観光客の特徴だからです。 

しかもアジア地域限定ではなく、世界各地で人気が高い。 

「一度来て満足」と「まだまだ行きたい所がある」がリピート理由。 

それだけ観光の質が高い。 

(食事や自然~エンタメも在るが、何よりも「安全安心な先進国」評価) 

 

ですから航空会社直営ホテルメリットも大きいのでは? 

JALやANAへの海外イメージも良いし、ツアー客囲い込みも可能。 

以前の「目指せ帝国やオークラ」を止めればですが(笑) 

(以前は宴会や結婚式がホテル収益源。だが今や宿泊高稼働率ですから、それで稼げる) 

 

=+=+=+=+= 

なんでもそうですけど、始めたことは規模を大きくした方が 

コストパフォーマンスがよくなるということがあって 

バブルに乗って増やしすぎて 

結局自分の首を絞めるはめに。 

 

航空会社系のいいところは 

人材教育がスチュワーデスと共有できることでしょうね。 

サービスやクレーム処理のノウハウが空とホテルで共有されるのは 

単にブランドだけではない本質的な価値かと。 

 

=+=+=+=+= 

昔は利益額をKPIにして経営するのが普通でしたからね。ちょっとでもシナジーがあって黒字なら手広くやってバンバン規模を拡大しましょう的な。 

資本効率や、記事にもあるように競争が激化しどんな業界でも業界専門知見・能力を常に高く保たなければならない現代社会で、片手間とは言わないが本業でないところで色々なビジネスを自前でやるのは中々難しいわな。 

 

=+=+=+=+= 

ホテル業は、所有者、経営者(人)、運営者(ブランド)の3つの分業です。※運営者とブランドが一致している場合や所有者と経営者が一致している場合等様々な形態があります。 

 

そのため、JALやANAは、運営者を行うにはブランド力やノウハウがなかったということです。 

 

現在のマリオットは、運営者に特化して大きなリスクを取らずにフィーを獲得していると思います。※当初は所有もしていたと思いますが、不動産は売却(オフバランス)をしていると思います。 

 

また、日本人だけであれば、なんとかブランドはあるかと思いますが、海外のホテル運営会社は、顧客の囲い込みがすごいので、太刀打ちでないと思います。 

 

マリオットのカードを持つような人はマリオット系列しか宿泊しないのではないでしょうか。 

 

要するに、他の日本企業と同様に世界で通用する「ブランド」になれなかったと言うことですね。 

 

=+=+=+=+= 

大昔の心斎橋のホテル日航はルームサービスもちゃんとした快適なホテルだったが、日本のホテルが価格競争の中でどんどんサービスを低下させていった結果、どのホテルも大差なくなり、埋没して行ったように思える。ただ、ロンドンの日航系ホテルは朝飯に北海サーモンの和定食があったので、これは同僚仲間内でも人気があった。 

 

なんというか、その頃はちゃんと旅をする人の利便性を意識して、サービスを提供していたとは思うのだが、そうしたことと経営とはまったく別なのだろう。事業として存続させるということの難しさだな。 

 

=+=+=+=+= 

コロナとの関係はどうなんでしょうね。記事ではあまり触れられていません。あの時は、本業以外で稼がないといけない状況だったわけです。カード事業なんかは若干ですが貢献したようですし、名前だけで運営は委託先ですが、ああいう非常事態を想定すると、他業種もやっておくというのは、それなりに大事なことかもしれません。 

 

=+=+=+=+= 

JALで故障での欠航になった時にJALホテルの宿泊券をもらって翌日便に変えました。さすがJALだなって言っていたものです。当日帰らないといけない人は無理だったでしょうが、ほんとさすがJALで、次もJALだなって言っていたものです。 

 

損して得をとれっていう長い目では無理なんでしょう。ホテルで儲ける必要はなくどう本業に貢献するのか・・・そういう視点では経営する余裕はなくなってきたんでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

JALはエセックスハウス、ANAはウィ一ンなどの定期航路路線が存在した。 

バブル期の勢いか、行き着く先には日系のホテルがあり安心感やサ一ビスを全面にアピールして打ち出したが、同時多発テロ以後の世界経済の不安定で次々に撤退、売却の繰り返し、今では海外にホテル展開をするより本業に力を注ぐようになった。 

しかし、売却したが不動産としての莫大な損失が大きく、オ一クラやIHGに助けを求めた結果だ。 

 

=+=+=+=+= 

JAL・ANAがホテル経営に乗り出した後、海外の高級外資系ホテルの日本進出が相次ぐ時代になりました。 

日本のホテル企業も、時代とともにサービス向上を行ってきました。ホテル業の底上げと高度化で、JAL・ANAがブランド力や高級感での差別化を図ることが難しくなってきたのではと思います。 

 

 

=+=+=+=+= 

ホテル経営はわからないが、利用者目線では空港から徒歩圏内に隣接してもらえば、多少高くても利用する。自分が海外に行く時は、市内より空港隣接のホテルを利用することが多いなあ。 

また、海外からのお客様を送迎するときも、手間が省ける。 

 

=+=+=+=+= 

印象に残っているのは,ANA万座ビーチリゾート,JAL奥間ビーチリゾートかな。国内旅行に関しては,JALパックのようなツアー団体旅行より,個人のニーズが重要視されて,旅慣れた旅行者が増えた事も大きな要因とは思う。餅は餅屋という諺もある。旅行客のニーズが細かく高くなってきているので,多角経営で成功するのは簡単では無くなってきている。 

 

=+=+=+=+= 

今年、ANAの成田に泊まった。IHGの会員でもあったので、ドリンクサービスと、無料でチェックアウト延長ができ、とても良かった。朝食バイキングは、さすが、というほどの種類と質だった。円安のおかげで、かなり良い値段で泊まれた。ホテル経営には失敗したのだろうが、アメリカのIHGホテルよりも数段よかった。また利用したいです。 

 

=+=+=+=+= 

記事にあるように航空会社のホテル経営は昔からチャレンジされて来たが、現在はその殆どが縮小されている。 

 

JAL・ANAのホテルも決して悪くは無かったが、航空会社として「ブランドイメージを高める為に高級ホテルとして売りたい」という希望と「自社のブランドイメージが浸透している日本人客だけでは高単価の客室を埋められない」という現実のギャップが埋められない。 

 

結果的に「過剰投資」と言われる事になり、世界的にブランドイメージが定着し、集客力のある大手ホテルチェーンに組み込んで貰う結果となる。 

 

親会社が自社のイメージに拘らず「出張者経費内で収まる価格帯」のホテル経営をしていれば、無難な経営が成り立ち「過剰投資」とは言われなかったのかも知れないが、そのコンセプトでは最初から航空会社がホテル業に進出する意味も無かったので、ある意味必然の結果と言える。 

 

=+=+=+=+= 

成功例もあるのだからマーケットの問題も大きいと思う。ホテル事業自体がゼネコンやフランチャイズ制とのコラボで世界中に収益物件としてばら撒かれ、バブル期前から金融商品化していた。 

こういう状態で資金力だけで言い値で投資をすると、金融環境が変われば途端にお荷物になってしまう。副業や投資で始めると短期の売り抜けが基本だが、看板も下ろせず現地でマネジメントするノウハウもなく抱え込んでしまったのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

空港ができるときに 航空会社は 協力金をもとめられ 不採算路線も運行せざる負えない状況では 純然たる飛行機会社での利益会社に出来なかった為 他の事業を模索するのは 当然である。ただ 急激な投資が企業経営を圧迫したことに反省を込め 今一度 新規事業として おこなってほしいものです。 

 

=+=+=+=+= 

航空会社のホテルはバブルの時に出来た高級志向のホテルだったと思う。この頃に電鉄経のホテルも沢山出来たけど軒並みダメになっている。 

 

今の時代はハイクラスなビジネスホテルが人気。宴会場完備の巨大施設よりゆったりできる宿泊中心のホテルじゃないとブランド化が難しい。 

 

航空会社はプライド高いから安売りしない。でも日本企業のホテルサービスじゃ世界に通用しなかったと言う現実もあったと思う 

 

=+=+=+=+= 

考えてみればホテル業の運営は厳しいのかもしれない 

これは別に航空会社の運営がどうのこうのというよりも、ホテル自体の数も多ければ日本のように宿泊特化で客室の狭いホテルが主流になっている事にある 

しかも昨日余った部屋があったからといって今日売れる訳じゃない 

今日の販売室数と単価が全てで自ずと収入の限界が見えてくる 

しかも完全に365日24時間稼働させて、それに対する人員や備品の支出がある訳だ 

毎日毎日何も問題がなく人気のホテルであればぼろ儲けだろうが、 

田舎のちょっとランクの高いホテルとかは厳しいんだろうな 

地元の客を取るのもいいが、本来は行き交う旅人を寝泊りさせる需要の方が大きいはずだし、外部からの地域の活性化を図るにはホテル等の拠点が必要不可欠 

コロナのような事が起きればばったばったと潰れていくし、建物なんかせいぜい30年程度しかもたないしな 

難しいんかなやっぱ 

 

=+=+=+=+= 

世界チェーン、インターコンチネンタルホテルズって、一時期西武セゾングループの系列子会社だった。そのセゾングループは空中分解。売却された子会社の方は今でも元気。同じような状況で、バック・トゥ・ザ・フューチャーやらのユニバーサル映画もパナソニックの子会社だった。パナソニックは存続してるけど。どちらも、どれだけの人が覚えているだろう。 

でも、フラッグキャリアにホテル経営が上手くいかなかったのは日本だけじゃなかったのね。子会社だったところが切り離されて上手くまわるということは、どうせ本業じゃないしっていうことだったのか。 

 

=+=+=+=+= 

ホテルもアパホテル、東横イン、東急ホテルズ、共立系ドーミイン、 

ワシントンホテル、さらに外資系とホテル選択枝がかなり広がっているから 

航空系列ホテルを利用するメリット、安心感みたいなのは特に感じられない。 

それに予約しやすさとかは、それほど違いはないと思う。 

航空系列ホテルの差別化が見えない現状ではなかなかホテル業界で生き残っていくのは難しいのでは。 

 

 

=+=+=+=+= 

ここ近年(コロナ期間~現在)だけで見るなら、海外ホテルでANA・JAL系ホテルへ宿泊する客は全く期待できない数字となってますね。つまり日本人目当ての海外ホテル商売は全然ダメ・・状態かと。 

 

その逆に、インバウンド客・主要観光地へ行く外国人は「世界的ブランドホテル系列」へが強い。単純に知名度の差ですね。記事のようにホテルブランドの方が周知・集客できる要素なんだと思う 

 

またこの10年で、パック・ツアー商品が大好きだった日本人も航空券・ホテルを別購入へが浸透。ブランド系ホテルが好きな人もいれば、比較サイトで安いホテルチョイスも容易になりましたね 

 

JTBやHISなど完全な旅行会社資本のホテルが無いように、航空会社も斡旋・系列扱いで十分なのでしょうね。またANAJALの利益の主幹は海外路線で日本市場はメインじゃないかな。日本の系列ホテルなんてオマケ程度の経営判断と思う 

 

=+=+=+=+= 

バブルの頃パリのホテルニッコーに宿泊しました 

見掛け倒しのお粗末な内装で、一晩中隣室の外国人カップルのH声が筒抜けで、いっしょに泊まった友人と苦笑いしたのを覚えてます 

でも海外では日系ホテルと言うだけで安心感はありました 

 

=+=+=+=+= 

記事としては、データが甘く検証するまでには至ってないですね。 

放漫経営はJALでしょうね。一方のANAのホテル事業はJALの後追いだったものの、リーマンショック直前にインターコンに高値で売却したので、そこは英断だったのでは? 

バブル崩壊後、ホテル経営は建物オーナーとホテルオペレーターが別々となることが主流となってきた経緯も触れる必要があるでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

国内だがJASと東急のホテルも資本関係から密接だった。しかし航空業界自体が巨大な装置産業であり、自身の努力だけで解決できないような業界。それと不動産業とは組み合わせが良くないのかもしれない。しかし旅を扱うのものには親しみやすく、人は引き寄せられがちだ。 

 

=+=+=+=+= 

以前、地元にJALホテルがあって家の改修工事に合わせて父親とツインの部屋に泊まった。真夏の事だったがホテルの部屋にはエアコンがあるのだが、どう言う訳か冷気が一つのベッドにはガンガン当たるがもう一つのベッドと部屋は効きが弱く蒸し暑いという状況だった。エアコンの温度を下げれば冷えすぎてその下のベッドは寝られない。かといってそのままては部屋が暑いという状態で泊まったがその日から父親も私も身体中が痒くなって別のホテルに移ることにした。カウンターで手続きしていると別の部屋に泊まってるらしきお客さんが「ことホテルはどうなってんだ!」と怒鳴っていた。それからしばらくしたらホテルの名前が変わっていた。 

 

=+=+=+=+= 

簡単に言えばホテル業は儲からないんですよね。経営母体と扱う金額の桁が違うというか…。経費と利益が釣り合わず、労働環境も賃金が安い割に重労働でブラックのイメージがつきやすい。かと言って宿泊特化のようなホテルでは母体ブランドが許さない。色々理由はあるとは思いますが、つまりはそういうことなのだと勝手に思っています 

 

=+=+=+=+= 

子どもの頃、JALが経営破綻したニュースを見て「有名な飛行機の会社なのに?」と不思議に思った。後に社会に出て、記事の中で紹介されている山崎豊子の沈まぬ太陽を読み、JALの放漫経営の実態を知り、「そりゃ経営破綻するわ」と思った。ホテル事業を別会社ではなく、本業でやっていくくらいの覚悟や厳しさがないと成り立たないでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

航空会社で働くのはステータス。でもCAが辞めてつく仕事はホテルが圧倒的に多い。空飛ぶウェートレスに嫌気がさしてという理由らしい。同じサービス業だけど名のあるホテルのオペレーションは半端ない。サービス業としてのステータスはやっぱりホテルなんだろう。エアーもステイもディスカウント合戦をしていた時代はどちらも投資に見合わなかったのでしょう。インバウンド効果で国内単価は上がるかもしれないけどいつまで続くやらです。海外で自国のホテルがあるとホットします。が、高くて泊まれない。名前だけ残すのは戦略なんでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

昔は航空会社のホテルは、高級さや華やかなさを売りにしていたが、今は余り航空会社の名前のホテルが格段に何かアドバンテージがある訳では無い。それよりも、航空券とセットで割引や空港直結専用バスなど搭乗者目線のホテルにして欲しい 

 

=+=+=+=+= 

パリとハノイの日航ホテル、ゴールドコーストのANAホテルに泊まったことがありますが、すでにいずれも名前が変わっていますからね。海外からしたらもう日本人は有望な顧客層ではなくなったのもあるんだろうね。 

 

 

=+=+=+=+= 

おそらく飛行機に乗って旅行・出張が憧れだった70年代からバブルで右肩上がりになっていった80年代だったからこそ「機内のサービスをホテルでも楽しめる」というイメージが有効に働き人気を集めたのかと思います。しかしバブル崩壊で顧客の収入が減ると、とにかく安いビジネスホテルへと客足は流れる。一方で格差拡大で富裕層が求める最高級のホテルが増えていく。JAL/ANAはどちらの路線にも属さない中途半端なエアポケットに入ってしまったと言えます。 

 

=+=+=+=+= 

北京にある新世紀飯店というホテルは全日空ホテルだった頃宿泊したことがあります。 

その後何故か日航ホテルになり、今は日航ホテルでもなくなりました。 

 

全日空ホテルから日航ホテルに変わったホテルは珍しいと思います。 

 

=+=+=+=+= 

ゆっくりよ。本来は。事業にかかわらず趣味においても 

いきなりフル装備は失敗の元。必要に応じてがベスト。 

何かをはじめる時にお金持ってる人に限って過剰装備で余計に混乱する。 

最初は一番質素な装備がベスト。すぐに物足らなくなって買換えることになるだろうけど結果的に一番傷が浅く末永くうまくいく。 

 

=+=+=+=+= 

私が宿泊したことがあるところでは、ANAホテルのサンフランシスコは一番中途半端だった気がする。 

確か買収後10年で売却。今はHyatt Regency。 

ワシントンDCに就航させたからといって、乗員宿泊のためによく買収した。まさにこの2つはバブル経済の象徴。 

 

=+=+=+=+= 

昭和の時代に流行った「多角化経営」という手法の失敗事例でしょ。 

アメリカの代表選手というか「多角化経営」が経営戦略における「勝ち方」となった実例であるGEの影響です。 

そのGEも今では多角化を放棄しているから、昔に流行った経営戦略で、結果としては強大な負債を抱える肥大化戦略だったことが分かっただけかな 

やはり得意分野でまずは成長しないとダメってことでしょ。 

それを示している実例だと思います 

そういう意味では「間違い」ではなく「失敗」ですね。 

「間違い」からは学べないけど「失敗」からは学べるでしょ。 

 

=+=+=+=+= 

この説明では何故航空会社がホテル経営に失敗してきたかの現象について例を挙げて説明されているがその本質についての説明がない。初期投資や改修費が大きいのはホテル資本が買収した場合も同じであるが成功しているのは何故なのか?つまり航空会社はホテル資本と経営・運営上何が異なるのか?世界の航空会社も一時は多数のホテルを所有していたのでマスメリットがないからと言う事ではなさそうである。一方、日本では鉄道会社が経営するホテルは長期にわたり経営が続けられている、東急、阪急、JR…等の鉄道会社は一部の例を除いて何故ホテル経営に失敗していないのか?鉄道会社は昔から鉄道だけでなく駅や沿線の不動産開発を展開しており不動産会社としての側面が強い、一方航空会社には長期的投資回収ノウハウが必要な不動産経営の経験が少なく旅客運送のノウハウしかないからではないか。餅は餅屋と言うことではないのか。 

 

=+=+=+=+= 

元々航空会社直営のホテルは少なかった、殆ど運営会社が別にあって看板だけという仕組みが多かった様に思う 

記事にある程、ホスピタリティも良かったとは思えなくて外資系になった時、その差を実感したものだった。 

 

=+=+=+=+= 

結局、ニューヨークの高級ホテル「エセックスハウス」のように、マリオットが上手く運営できて大きな利益を上げられているのに、日本企業が上手く運営できず大赤字で投げ売りしたのは、能力の差が大きいからだと思います。 

 

日本企業の多くは、新卒至上主義の企業ばかりです。つまり、素人同然の新卒入社の社員が数年ごとの定期的なジョブローテーションで、様々な関連性の無い担当業務を行うので、ホテル運営担当になった場合も素人同然の運営を行い破綻するのです。いくら予算をかけたところで、外資系企業のその道のプロにはかないません。 

 

日本企業も、外資系企業を見習って、もっとその道のプロというか経験者を中心に採用した方が良いと思います。新卒入社の社員は、あくまでもアシスタント的役割をすべきであり、プロパーと呼んで賞賛し主役にしている場合ではありません。 

 

=+=+=+=+= 

うわものが出来ても働く従業員不足や裏方の清掃などの職員も簡単には集まらない 

確かに一般ホテルや旅館よりかはネームバリューもあるのでそれなりには集まるだろうが確実にスムーズに動くだけの人を集めるのも限界に近いのもあるのではないでしょうか 

 

それなりの金額を出してもバイトや裏方が集まらなくなっている時代 

インバウンドが来るからいくらでもホテル作れば儲かるという事ではない 

 

=+=+=+=+= 

ホテル事業に失敗というより不動産で失敗したんじゃないかな。 

 

というのはおといて、ホテルの利用者からすると、それが日航とか全日空とかいうネーミングが付いてようがなかろうが、その地域に用があればそれなりのホテルに泊まるわけで、あえてJALやANA系列である必要がない。というか、生き残ってるインターナショナルチェーンってかなり少ないよね。こういった中途半端な高級志向は時代のニーズにマッチしてないんじゃないかな。 

 

 

=+=+=+=+= 

資本関係がなくなったのにJAL、ANAのブランドを使い続けるのは違和感がある。イメージ的に旧親会社(航空会社)、新たなホテル会社ともWin-Winだからかもしれないが、ホテルに不祥事があれば航空会社側もとばっちりを受けると思う。 

 

=+=+=+=+= 

ん?なんか新しい視点が加わっているのかと思いきや割とわかりきっていることばっかりだったかなと 

せっかくならLCC各社がなぜ新たにホテル事業に乗り出しているのか? 

ANAやJALの経営していた時代と経営コンセプトの違いは何なのか?というところまで言及してほしかった 

更に言えば、これから航空各社がホテル事業に参入する際のポイントなんかも入れて欲しかったなと思う 

 

=+=+=+=+= 

アナクラウンはどこに泊まっても乗務員さんたちにも遭遇するし、今だに一体感を感じる。朝食付きの宿泊で早朝チェックアウトのときには美味しいサンドウィッチを包んでくれるし、出張では優先して泊まります 

 

=+=+=+=+= 

昔はパイロットやスッチーの泊まるホテルを自社で確保したい側面もあったのでは。海外に行ったときにそれらの高級ホテルに入っていく制服姿の彼らを目撃したことがあるが、今はどうなのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

単なる個人的感覚なんですが… 

温泉地ではなく都会が目的地で地元老舗有名ホテルが無ければJAL/ANAホテル優先選択してました。 

そして当然に?JAL便利用ならJALホテルに、ANA便利用ならANAホテルに!(笑) 

 

コレも個人的感覚ですが拡大展開していた際には、就航無い都市にも開業は違和感でしかなかった。 

まあ就航地基準が基本と言う訳ではなく、空港有無関係なく需要見込めるエリアへの展開だったんでしょうね! 

 

いまでも資本関係なくても安心確実で優先順位高い選択肢です。 

個人的には固定観念で航空便と同一ブランド選択が今でも基本かな。 

最優先は地元資本の老舗施設ですが! 

 

=+=+=+=+= 

今のホテルは、 

高級路線:外資系、星野リゾート 

安価なビジホ:東横イン、スーパーホテル 

安価なファミリー向け:伊東園ホテル 

その中間:ドーミーインなどの共立系、アパ 

これらが台頭してるから、国内の航空系や老舗系(帝国、オークラ、オータニ、リーガ)、そしてプリンスなどの私鉄系はどのランクのホテルでも苦戦を強いられてる。 

かつてはきめ細かいサービス(ドアボーイやアメニティの充実)が売りだったが、それも簡素になり、フロントも夜間は無人のことが増えた。 

先の外資系や新興勢力にどう立ち向かい、生き残れるかカギであろう。 

 

=+=+=+=+= 

経営陣のゲームの結果こうなった。 

経営陣は堅実な人物が成り上がったはずなのに、どうして成り上がった時に博打を打ちたがるのかね?本業の方でのプチ投資、改善、労働者の環境改善そう言ったものに投資すること、それが最も堅実なのに。 

博打の責任を問うべきでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

1990年代にバブルが崩壊し、潰れた会社の中には、本業は黒字なのに。バブルで起こした副業が真っ赤かというのも結構あった。 

本業の経営が難しくなると、副業にその会社の最も優秀な人材や、それに見合ったお金が送り込まれなくなるんだろうな。 

wikiで調べると、欧州で割と有名だったスカンジナビア航空系のSASホテルも他社に売却している。スイスエアもホテルを持っていたと思うが、そもそも航空会社本体が潰れたし。 

 

=+=+=+=+= 

参画当時からファイブスターと銘打ったホテルだったがソフト面での貧弱さは否めずに多くの財界人から二流ホテルと位置づけされていた。 

それに経年変化に対応するノウハウも持ち合わせていないことも要因の一つだと考えられている。(世界の一流ホテルとは歴史が違う) 

 

=+=+=+=+= 

バブル崩壊で破綻したホテルなどいくらでもあるし、たまたまホテルが航空会社傘下だから関連付けているだけ。 

航空会社のホテル経営が厳しいのではなく、ホテル自体が景気に左右されすぎるからダメだった、というのが真相だと思う。 

特に航空業界を貶める必要はない。 

 

 

=+=+=+=+= 

大型ホテルの収益はイベントによるものが大で宿泊客が少なくてもイベント会場が埋まっていたらそれでOKという営業をしてました。コロナ禍の後旅行客は戻りましたがイベントはさっぱりのようです。結婚式も減ったしイベント会場の経費が赤字なのでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

若い時、ヨーロッパを2週間ほっつき歩いたことがあった。貧乏旅行の「歩き方」全盛の頃で、宿泊はB&Bやオステル中心。 

 旅の仲間たちと合流して、帰国前に宿泊したパリのニッコーホテルは久々の安堵と安らぎの場所でした。 

 

=+=+=+=+= 

海外に出張行くときはほとんどホリデイ・インを使っていたので、その流れで今もIHGグループのホテルにたまに静養に行ってるのだが、最近めちゃくちゃ高騰していて溜池山王のANAインターコンチネンタル東京なんて1人1泊5~6万するようになって、さすがにそこに行くのは今見合わせてる。 

 

=+=+=+=+= 

ホテル所有してますが、自己物件なので、たとえ利回りが悪い時があったとしても、なんだかんだ言って堅実な商売ですよ。問題なのは、航空会社と全く同じタイミングで好不況の影響を受けることです。多角経営をするなら、お互いを補完し合うビジネスを選ばなきゃいけない。そのあたりの見込みが甘かった,というのが真相でしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

高輪にあったホテルパシフィック東京は、 

メリディアン系列で、1990年代に数回宿泊して、 

当時はエールフランス航空のクルーの宿泊や、 

欧州からの宿泊客が多くて、とても雰囲気が好きでした。 

 

=+=+=+=+= 

航空関係者ではないけど、はたして失敗と言い切れるだろうか? 

就航先でステイの乗務員もいるから完全に無くす訳にもいかないだろうし、当然のことながらビジネスホテルとは格が全然違うし、シティーホテルで比較しても高級感は全然違う。 

 

=+=+=+=+= 

バブル時代にホテル部門を拡張したところは軒並み失敗している。 

JAL、ANAに限ったことではない。 

バブル後に増えたホテルはホテルというよりもinn系などのビジネスホテル。 

しかしいまは高級路線やちょっと上路線が増えてる。 

 

=+=+=+=+= 

基本的には多角経営は自分の本来のとこではないだけに色んな意味でノウハウやリスク回避などの考えは乏しいでしょうし。最初は物珍しさで人は来るけど、だんだんそれだけは飽きるし、ライバルは必ず出てくるもので。そして競争になる。まあどの分野でも似たものと思うけどね。 

 

=+=+=+=+= 

どのビジネスにも共通してる事だが、頭のよろしくない経営陣が豊富な資金に物を言わせて、他人任せで商売して儲けようとするからだよ。 

やっぱり、商売というものはトップが先頭を走らないとダメよ。 

机に座ってるだけでは失敗する。 

見栄と金欲を優先するから失敗するし、 

責任も取らないし、後々の言い訳なんて誰でも何とでも出来る。 

特に大手企業はその業務が破綻した頃には最初の責任者は居なくなってるからね。 

そこまで計算してるよ。 

 

=+=+=+=+= 

航空券+宿泊で囲い込む戦略だったんでしょうが、世の中は楽天トラベル等専門サイトがホテルも航空会社(LCC含む)も全て横並びで個人が予約するようになってきてますからね。 

 

 

=+=+=+=+= 

とは言っても、JALを冠するホテルの新築・改築は結構あるけどね 

最も、大家はデベロッパーで、運営をJALホテルズがする。みたいなことが多いけど。 

やはり、本業に余裕が無いと他業種は難しいよね 

ましてや運送関係と宿泊って、好況不況が同じ原因で起こるから、調子が悪くなると両方に同じ影響が出る為カバーしあえない 

 

=+=+=+=+= 

アークヒルズにあった旧全日空ホテルは、今はなき赤プリや旧センチュリーハイアットなどと並んでバブル期の象徴だった。 

当時30代以上の方々はレストラン等も含め、女性を誘う舞台装置として重宝した経験があるかも。 

とんねるずの石橋も当時は番組で盛んにホテル名を連呼していたっけ。 

 

=+=+=+=+= 

航空会社のホテル経営は正解と思ってたけど... 

特に地方やリゾート地においては、高級ホテルとして知名度もバツグンだし、 

地域№1であることも多い。何より信用できるという感覚が大きい。 

”放漫経営”はあったのかもしれないが、未来を手放すのはどうかとも思う。 

きっちり立て直せば、そのブランド力は健在と思うのだが。。 

(個人的見解) 

 

=+=+=+=+= 

JALは沈まぬ太陽に書かれていることがすべて。 

 

ANAは(国内に関してはIHGもだが)かゆいところに手が届かないホテルが多いかな。東京赤坂のインターコンチは古いけどいいホテル。ただしアクセスは悪い。大阪の淀屋橋も梅田から遠くはないが、至便ではないところが厳しい。神戸のクラウンプラザは新幹線直結だが、空港バスを使うと乗り換えが発生する。いろいろちょっとずつずれている感じがして使い勝手が悪い。 

 

ロンドンヒースロー空港内にIHG系が隣り合わせで2件あるが、ああなればそれなりの利便性が生じる。 

 

それにしても日系航空会社のホスピタリティやサービスの質を考えれば、人材をホテルにもっと使うことはできると思うんだけどな。 

これはJALの話ね。 

 

=+=+=+=+= 

乗務員の現地での宿泊対応をグループでになってるぐらいなのかも。海外でJALだからとか日系だからというイメージでいると、所詮、、、ということが多かった。よく考えてみたらどこの国籍を背負っていようが、海外渡航者にとってみれば、インバウンド対応しているかどうかなんですよね。 

 

=+=+=+=+= 

名前挙げて悪いけど、プリンスホテルなども80、90年代は憧れたけど、今は残骸みたいな・・・。料理も今一、物足りなく感じる。ユーザーのレベルが上がったのか、上から目線の扱い難い客が増えたこともホテル事業が今一美味しく感じられない要因かもしれない。 

 

=+=+=+=+= 

沖縄にもJALとかANAとかつくホテルがあったけど、やっぱり高級なイメージ、ブランド力は高かったと思う。両親の見栄もあり、なにせ私もJAL系のホテルで結婚式をあげました。 

 

=+=+=+=+= 

主要都市にJALやANAのホテルがお手軽価格であれば、チケットと共に取りやすいし、安心感がある。国内外の主要都市にあればなおよい。経営のプロならホテル業として成り立つはずなんだけど。難しいのではなく、放漫だっただけじゃないのか? 

 

=+=+=+=+= 

例えば最近はJRグループもホテルを経営してたりしますよね。 

あれもう少し鉄道と連携することできないもんですかね? 

例えば今だと18きっぷ1回分…は安すぎるにしても2回分で1泊できるとかなんかこうあると思うんですよ。 

 

=+=+=+=+= 

お金がありふれていたら、財布の紐が緩みがちになるのはわかる。そして、そういう人たちや企業に人々が金の無心に集まるのも仕方ない。 

結果、後で泣きを見るわけだが、喉元過ぎれば熱さを忘れるわけで、似たようなことがまた起きるだろう 

 

 

 
 

IMAGE